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王よ、それは犯罪です。
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朝起きたらダンジョン司令官の撃破メッセージが多く届いていた。
転移にて送り出したホムンクルスとゲリラその他のユニットは頑張っているようだ。
頑張れ!そのまま、ダンジョンを滅亡させるんだ!
なるべくコストのかからない自滅で頼むぞ!
そんなわけで報酬として手に入れたガチャコイン。
だが今ガチャを回す気にはなれない。忘れそうになるが現在ダンジョンフェスが開催中。この期間中はダンジョン攻略に役立つアイテムが入手できる確率が上がるのだが、正直もうそんなアイテムは必要ない。
ダンジョンはもうすぐ攻略できるのだから。
今後の、何か有用なフェスの際にこのコインを使ってまとめてまわそうと思う。
…いやそもそも、ダンジョンフェス中なのにダンジョンに役立つアイテムってそんなに出てないよな?
今日のログインボーナスは超巨大構造物確定ガチャコイン。
惑星を手に入れたことでガチャから排出されるアイテムが一部アンロックされた。そのうちの一つ、超巨大構造物。
今まで出た中で最も巨大なものはおそらく俺たちが拠点として使っているホテル。
これ以上の大きさのものができるのだろうか。
ガタンッ
R『駅』
線路と線路で繋がれる。人の乗り降り、物資の積み替えのために使われる。
大阪の梅田駅、東京の新宿駅は大迷宮と呼ばれるほどに複雑で多くの人々が迷子になるほど。
その全貌をしる人間は存在しない。
この二つの駅は日夜終わらない拡張工事を続けている。
現代人は駅の複雑な構造、乗り換え、列車の遅延に混雑などに翻弄される。
特に何も起きなかった。
ホムンクルスに周囲を調査させても新しい発見はない。またか。
その後、天体観測班のホムンクルスが空に浮かぶ巨大な構造物を発見した。
撮影した画像には、この惑星の遥か彼方、ずっとずっと上に構造物が静止していた。
それはまるで一つの都市。
光沢のない漆黒の鋼鉄城は多くの構造物がパズルのように組み合って構成され、長いビルや宇宙船が出入りするための大きな出入口などが確認できる。
さらにステーション全体はまるで未来のネオン街のように多くの誘導灯やホログラム、照明で輝き、ホログラムには未知の言語で何らかの商品や企業の広告が展開されており、サイバーパンクを思わせる。
そして数多くのホログラム広告の中で、最も大きな広告にはこう映し出されてあった。
『 YAMADA SPACE STATION』
あぁ、駅って宇宙ステーションの駅か。いやあ、胸が高鳴るな。
で、どうやって行くんだ?
宇宙空間に行くことが可能と思われる星間戦闘機ハミングバードは操縦方法がわからないため放置。
マッドサイエンティストの中に、宇宙空間でも活動可能な人型ロボットを所持した奴がいた。
単独での大気圏突破能力はないので、ロケットの製造が急がれる。
それでは、今日の無料ガチャ!
ガタンッ
UC『自動車レンタルサービス』
特定の商品やサービスを一定期間、一時的に利用するためのサービス。必要な期間だけ使用料金を支払って利用することができます。
レンタルサービスは様々な業界で提供されており、車や家具、イベント用の衣装からスタッフまで、多種多様な物を借りることができる、便利なサービスだ。
出現したのは、緑色の柵で囲まれた駐車場だった。地面はコンクリートで綺麗に舗装されており、車の駐車場所を区切るために白い塗料で塗られている。止められる車の台数は丁度50台。
車や発券機、照明などは置かれておらず、あるのはガソリンスタンドに設置されてあるような給油機1つ。
鑑定!
●自動車レンタルサービス
給油機のディスプレイから借りたい車を選択すると、希望した車が出現します。
その後は給油するガソリンの量を選択、料金を支払うと給油が可能です。このレンタルサービスで借りた車はこの給油機で入れたガソリンでしか動きませんので注意してください。
車は使用後駐車場に戻し24時間経過するか、車を動かさずに24時間放置すると転移機能が働き、サービス会社の保管場所に転移します。
早速ディスプレイを操作に、一体どんな車を借りることができるか調べて見る。
うーん、選べるのは普通の、プライベート用の普通四輪車ばかりだな。軽トラやバス、消防車に警察車両はなさそうだ。
俺はとりあえず高そうな車高の低いスリムなスポーツカーを選択してみる。
すると給油機のすぐ横に黒いスポーツカーが出現した。金持ちが乗っていそうな、左ハンドルの外国車。
車のナンバープレートは『わ』から始まる。
『わ』から始まるのはレンタカーだけだ。
さて、これから給油して乗り回してみるか。辺り一面土の地面だけど大丈夫かな?
そうしてディスプレイを見る。
一リットル 300ソフィア銀貨。
日本式のプレートナンバーなのに、通貨が日本円じゃない。
これは正攻法で使うことは無理だな。
調査の結果、この車には魔法技術で一部機能が動いているらしい。
例えば自動車を24時間放置すると駐車場へ転移する機能、この給油機で入れたガソリンでしか動くことができない機能や現在位置を知らせる機能など。
俺は魔法に特化したホムンクルスにこの魔法を解除させる。
取引で手に入れたガソリンを車に給油し、エンジン点火。アクセルを踏み、車が動くことを確認する。
よし、これでこの車は俺のものだ。レンタルサービス会社はこの車を回収する手段を失った。
車を呼び出しては魔法を破壊、これで車が無限に手に入るぞ。
この動作を繰り返すこと30回。
次はどんな車を貰おうかなと、俺は車を貰おうと給油機のディスプレイを操作するが、画面をいくら触れても動くことはない。
何度もディスプレイを押すが車が出現することはなかった。強く押してもびくともしない。
しばらくすると給油機から機械音声が流れた。
『治安悪化によりこの地域でのサービスは終了しました』
失礼な。
この山田ドラゴンガチャ王国の治安はすごく良いのに。犯罪者ゼロだぞ。
転移にて送り出したホムンクルスとゲリラその他のユニットは頑張っているようだ。
頑張れ!そのまま、ダンジョンを滅亡させるんだ!
なるべくコストのかからない自滅で頼むぞ!
そんなわけで報酬として手に入れたガチャコイン。
だが今ガチャを回す気にはなれない。忘れそうになるが現在ダンジョンフェスが開催中。この期間中はダンジョン攻略に役立つアイテムが入手できる確率が上がるのだが、正直もうそんなアイテムは必要ない。
ダンジョンはもうすぐ攻略できるのだから。
今後の、何か有用なフェスの際にこのコインを使ってまとめてまわそうと思う。
…いやそもそも、ダンジョンフェス中なのにダンジョンに役立つアイテムってそんなに出てないよな?
今日のログインボーナスは超巨大構造物確定ガチャコイン。
惑星を手に入れたことでガチャから排出されるアイテムが一部アンロックされた。そのうちの一つ、超巨大構造物。
今まで出た中で最も巨大なものはおそらく俺たちが拠点として使っているホテル。
これ以上の大きさのものができるのだろうか。
ガタンッ
R『駅』
線路と線路で繋がれる。人の乗り降り、物資の積み替えのために使われる。
大阪の梅田駅、東京の新宿駅は大迷宮と呼ばれるほどに複雑で多くの人々が迷子になるほど。
その全貌をしる人間は存在しない。
この二つの駅は日夜終わらない拡張工事を続けている。
現代人は駅の複雑な構造、乗り換え、列車の遅延に混雑などに翻弄される。
特に何も起きなかった。
ホムンクルスに周囲を調査させても新しい発見はない。またか。
その後、天体観測班のホムンクルスが空に浮かぶ巨大な構造物を発見した。
撮影した画像には、この惑星の遥か彼方、ずっとずっと上に構造物が静止していた。
それはまるで一つの都市。
光沢のない漆黒の鋼鉄城は多くの構造物がパズルのように組み合って構成され、長いビルや宇宙船が出入りするための大きな出入口などが確認できる。
さらにステーション全体はまるで未来のネオン街のように多くの誘導灯やホログラム、照明で輝き、ホログラムには未知の言語で何らかの商品や企業の広告が展開されており、サイバーパンクを思わせる。
そして数多くのホログラム広告の中で、最も大きな広告にはこう映し出されてあった。
『 YAMADA SPACE STATION』
あぁ、駅って宇宙ステーションの駅か。いやあ、胸が高鳴るな。
で、どうやって行くんだ?
宇宙空間に行くことが可能と思われる星間戦闘機ハミングバードは操縦方法がわからないため放置。
マッドサイエンティストの中に、宇宙空間でも活動可能な人型ロボットを所持した奴がいた。
単独での大気圏突破能力はないので、ロケットの製造が急がれる。
それでは、今日の無料ガチャ!
ガタンッ
UC『自動車レンタルサービス』
特定の商品やサービスを一定期間、一時的に利用するためのサービス。必要な期間だけ使用料金を支払って利用することができます。
レンタルサービスは様々な業界で提供されており、車や家具、イベント用の衣装からスタッフまで、多種多様な物を借りることができる、便利なサービスだ。
出現したのは、緑色の柵で囲まれた駐車場だった。地面はコンクリートで綺麗に舗装されており、車の駐車場所を区切るために白い塗料で塗られている。止められる車の台数は丁度50台。
車や発券機、照明などは置かれておらず、あるのはガソリンスタンドに設置されてあるような給油機1つ。
鑑定!
●自動車レンタルサービス
給油機のディスプレイから借りたい車を選択すると、希望した車が出現します。
その後は給油するガソリンの量を選択、料金を支払うと給油が可能です。このレンタルサービスで借りた車はこの給油機で入れたガソリンでしか動きませんので注意してください。
車は使用後駐車場に戻し24時間経過するか、車を動かさずに24時間放置すると転移機能が働き、サービス会社の保管場所に転移します。
早速ディスプレイを操作に、一体どんな車を借りることができるか調べて見る。
うーん、選べるのは普通の、プライベート用の普通四輪車ばかりだな。軽トラやバス、消防車に警察車両はなさそうだ。
俺はとりあえず高そうな車高の低いスリムなスポーツカーを選択してみる。
すると給油機のすぐ横に黒いスポーツカーが出現した。金持ちが乗っていそうな、左ハンドルの外国車。
車のナンバープレートは『わ』から始まる。
『わ』から始まるのはレンタカーだけだ。
さて、これから給油して乗り回してみるか。辺り一面土の地面だけど大丈夫かな?
そうしてディスプレイを見る。
一リットル 300ソフィア銀貨。
日本式のプレートナンバーなのに、通貨が日本円じゃない。
これは正攻法で使うことは無理だな。
調査の結果、この車には魔法技術で一部機能が動いているらしい。
例えば自動車を24時間放置すると駐車場へ転移する機能、この給油機で入れたガソリンでしか動くことができない機能や現在位置を知らせる機能など。
俺は魔法に特化したホムンクルスにこの魔法を解除させる。
取引で手に入れたガソリンを車に給油し、エンジン点火。アクセルを踏み、車が動くことを確認する。
よし、これでこの車は俺のものだ。レンタルサービス会社はこの車を回収する手段を失った。
車を呼び出しては魔法を破壊、これで車が無限に手に入るぞ。
この動作を繰り返すこと30回。
次はどんな車を貰おうかなと、俺は車を貰おうと給油機のディスプレイを操作するが、画面をいくら触れても動くことはない。
何度もディスプレイを押すが車が出現することはなかった。強く押してもびくともしない。
しばらくすると給油機から機械音声が流れた。
『治安悪化によりこの地域でのサービスは終了しました』
失礼な。
この山田ドラゴンガチャ王国の治安はすごく良いのに。犯罪者ゼロだぞ。
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