異世界で快適な生活するのに自重なんかしてられないだろ?

お子様

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第4章 色々解決したい

133 ホムラが悪いんだ!

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突然の事に驚く、俺とマグロ。
どうしたものかと考える間もなく、マグロが暴れだした。
そりゃそうでしょ。あっちからすれば不審者登場だもん。

そしてどうなったか。
はい、食われました。
ドラゴンって名のヤツって、俺を食うのが決まりなのかよ!
そんなに美味しそうに見えますか?!

前回と同じように上半身を食われてるので、前回と同じように口内攻撃です。
でも今回は定規に著作権マークを書く暇が無かった。
ではどうするか。強引な策を取る!

よく具現化するのでクマのページが開きやすくなっているので、暗い中で開く。
まだ手に持ってた火種の入った瓶の明かりを頼りに、著作権マークを書いてクマを具現化!
そうです! この狭い口の中にクマを具現化作戦!
おら、破裂してしまえ!

って思ったら、ぎゅうぎゅう詰めになりましたとさ。
意外に伸縮性のある口だな! ハムスターか!
ついでにクマ達からは非難するような視線が突き刺さる。
ここは声を大にして言う。

「俺が悪いんじゃない! ホムラが悪いんだ!!」

「でも具現化したのアンタじゃん」「もうちょっと考えようよ」「生臭い!」という視線を感じる。
良いからどうにか打開してくれ!

1頭は喉に張り付き手足を突っ張って飲み込まれないようにした。
1頭は口内をその爪で引き裂いている。
1頭は上半身だけ食われてる俺を引っ張ってくれた。
いや、押し出してくれても良いんだよ?

中に入れられた俺は、「早く定規を頑丈にしなさいよ」という視線の言う通りにする。
するとクマにリレーされて、喉の奥へ運ばれた……。
俺を消化器官に送り込むな!

しょうがないので、そこで定規を使って暴れる。
周囲を切って切って切って切りまくる!

しばらくやってるとマグロの動きが無くなった。
どうやら倒したようだ。
まぁ内臓をぐちゃぐちゃにされたら死ぬよな。

クマが足を持って引っ張ってくれる。
どうやら助け出してくれるようだ。
でもね、内臓を攻撃するのはクマでも良かったんじゃない?
俺よりも的確に攻撃しそうだけど?

1頭が重量挙げのような格好でマグロの口を開ける。
うん、やっぱり倒したようだ。閉じようとする力が働いてないもんな。
クマ達と這い出すと、そこには満面の笑みを浮かべたホムラの姿が。

「やったな!」
「はははは、別の意味でホムラもやったな!」

絶対に許さん。
ホムラを捕縛してマグロを目の前で食ってやるからな、覚えてろよ。
その前に抱きついてやろう。
お前も体液と血液まみれにしてやるぜ!
あっ、気づかれて逃げられた。

「キョウヤさん!!」

ホムラを追いかけてたら、冒険者パーティーがやってきた。
俺の惨状とマグロを見て驚いている。

「も、もしかして、というか見たら判りますけど……倒したんですか?」
「ええ。倒したというか、食われたというか……」
「そ、そうですか。あっ! 体は大丈夫ですか?!」
「はい、無事です。ほら絶対防御がありますから」
「そこまでの防御力が本当にあるんですね……」
「ええ。それで、このマグ、ドラゴンですけど、どうします? ここで分解して半分持って行きますか?」
「えっ?! いえいえ! 倒したのはキョウヤさんなので、全てキョウヤさんの物ですよ!!」
「いや、倒したのは偶然ですし、立案したのはそちらなので、分け前をするのは当然でしょう?」
「いえいえ」
「いえいえ」

押し問答をする事になったが、なんとか解決した。
ドラゴンを価値を計算してもらい、その1/20を俺が現金で払うという事で決着。
少ないと思ったが、税金を考えればそんな事は無いと言われたので納得する事に。
税金事情を知らないので、そう言われれば納得するしかない。

まぁ、そもそもの話、このマグロは売らずに食うつもりだけどね。

しかし、このデカさ。袋に入るかなぁ?
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