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015 会話成立!
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難しい質問だが、素直に答えるしか無いという結論に達した。
「敵視しないと思います。そもそもドラゴンは人を殺さないので」
「殺さない?! どういう事だ? ドラゴンの元に行って帰ってこなかったという話は多いぞ?!」
「負けた人間は罰として、装備を全部没収するそうです。
なので帰り道で獣やモンスターに襲われたのではないでしょうか?」
「それはドラゴンが言ったのか?」
「はい」
「それを真実だと納得したのは何故だ?」
「山のような戦利品を持ってたので」
「それを死体から剥ぎ取ったとは思わないのか?」
むむっ?!
そう言われると、確かにあり得る話だ。
「……いや、違いますね」
「何故だ?」
「まず装備に傷が無い事。血等もついていませんし。
後、別の事でドラゴンが言ってたんですけど『自分は大きいから細かい作業は出来ない』と」
「……なるほど。殺したのなら傷や血が付いているだろうし、細かい作業が出来ないから剥ぎ取れないと。
しかし長い年月放置していたのなら死体も風化するから可能じゃないか?」
「装備が経年劣化していないので、それも無いかと」
「ふ~む。信じられない話だな」
「ちなみに今自分が着ている鎧も、その内の一つです」
「何っ?!」
そう言うと俺をマジマジと見出す師団長。イヤン。
「そこに脱いだ上半身用の鎧があるから、そっち見て下さいよ!」
「って事は、持っていた剣もか?」
「そうです。あっ、でもそれは俺が使ったので傷や血がついてますよ」
「どれだけあった?」
「バカみたいにあります。あっ、思い出した。ドラゴンに頼まれてるんですよ」
「何をだ?」
「『全部返すから受け取れ』です。どうしましょう? 死んだ人とかも居ますよね?」
「居るだろうな。この国の者で無い者も居るだろう」
「そうですよね。どうするのが良いですか?」
師団長は腕を組んで悩みだした。
俺としては、ここで全部引き取って欲しい。
その代わりに服を下さい。
長い沈黙の後、師団長さんは口を開いた。
「……それらはどうやって運搬するのだ?
ドラゴンが持ってくるのか? それとも取りに行かなくてはいけないのか?」
「全部持たされましたんで、持ってますよ?」
「……は? どうやって運んだ? どこに置いている?」
「え~と、収納魔法で、収納してます」
「…………お前、魔法と言えば許されると思ってないだろうな?」
そんなラノベのような事は思ってないです!
「ドラゴンに習ったんですって!」
「習ったからと覚えられるのか?!」
「た、多分」
「……ドラゴンは誰にでも教えてくれるのか?」
「判りません」
「……行くのは危険か。君は教えられるのか?」
「習ったようになら教えられますね」
「…………ふむ。君に提案がある。聞くかね?」
なんとなく何を言うかは判る。
俺はラノベの主人公のようにニブくないのだ。
「ここに逗留し、我々に魔法を教える。
その代わり、君の身分証を作ろう。給料も先払いで出そう。その金で服を買えば良い。どうだ?」
大体想像通りの展開。
断る理由は……無いな。
って言うか、逆に俺が色々知れると思う!
ビバ! ブラボー! ヒャッホー!
「よろしくお願いします!!」
「あっ、質問攻めは許さないからな?」
うぐっ!
釘を差された。
な、な~に、大丈夫さ。
魔法を教える時に、少しづつ色々な事を聞き出せば良いのだ。
俺の知識欲が爆発する時が来た!
「住処だが、空き部屋が無くてな。牢屋と村の宿屋、どっちがいい?」
「意味無い二択! 宿屋に決まってるじゃないですか!」
「判った。なら宿屋代は給料から引いておく」
「た、タダじゃないんですか……?」
「いくらかは補填してやるが、タダな訳無いだろ? 生活するのに必要な物も安く売ってやるぞ。買うか?」
「……はい」
お、俺の給料が減っていく……。
「敵視しないと思います。そもそもドラゴンは人を殺さないので」
「殺さない?! どういう事だ? ドラゴンの元に行って帰ってこなかったという話は多いぞ?!」
「負けた人間は罰として、装備を全部没収するそうです。
なので帰り道で獣やモンスターに襲われたのではないでしょうか?」
「それはドラゴンが言ったのか?」
「はい」
「それを真実だと納得したのは何故だ?」
「山のような戦利品を持ってたので」
「それを死体から剥ぎ取ったとは思わないのか?」
むむっ?!
そう言われると、確かにあり得る話だ。
「……いや、違いますね」
「何故だ?」
「まず装備に傷が無い事。血等もついていませんし。
後、別の事でドラゴンが言ってたんですけど『自分は大きいから細かい作業は出来ない』と」
「……なるほど。殺したのなら傷や血が付いているだろうし、細かい作業が出来ないから剥ぎ取れないと。
しかし長い年月放置していたのなら死体も風化するから可能じゃないか?」
「装備が経年劣化していないので、それも無いかと」
「ふ~む。信じられない話だな」
「ちなみに今自分が着ている鎧も、その内の一つです」
「何っ?!」
そう言うと俺をマジマジと見出す師団長。イヤン。
「そこに脱いだ上半身用の鎧があるから、そっち見て下さいよ!」
「って事は、持っていた剣もか?」
「そうです。あっ、でもそれは俺が使ったので傷や血がついてますよ」
「どれだけあった?」
「バカみたいにあります。あっ、思い出した。ドラゴンに頼まれてるんですよ」
「何をだ?」
「『全部返すから受け取れ』です。どうしましょう? 死んだ人とかも居ますよね?」
「居るだろうな。この国の者で無い者も居るだろう」
「そうですよね。どうするのが良いですか?」
師団長は腕を組んで悩みだした。
俺としては、ここで全部引き取って欲しい。
その代わりに服を下さい。
長い沈黙の後、師団長さんは口を開いた。
「……それらはどうやって運搬するのだ?
ドラゴンが持ってくるのか? それとも取りに行かなくてはいけないのか?」
「全部持たされましたんで、持ってますよ?」
「……は? どうやって運んだ? どこに置いている?」
「え~と、収納魔法で、収納してます」
「…………お前、魔法と言えば許されると思ってないだろうな?」
そんなラノベのような事は思ってないです!
「ドラゴンに習ったんですって!」
「習ったからと覚えられるのか?!」
「た、多分」
「……ドラゴンは誰にでも教えてくれるのか?」
「判りません」
「……行くのは危険か。君は教えられるのか?」
「習ったようになら教えられますね」
「…………ふむ。君に提案がある。聞くかね?」
なんとなく何を言うかは判る。
俺はラノベの主人公のようにニブくないのだ。
「ここに逗留し、我々に魔法を教える。
その代わり、君の身分証を作ろう。給料も先払いで出そう。その金で服を買えば良い。どうだ?」
大体想像通りの展開。
断る理由は……無いな。
って言うか、逆に俺が色々知れると思う!
ビバ! ブラボー! ヒャッホー!
「よろしくお願いします!!」
「あっ、質問攻めは許さないからな?」
うぐっ!
釘を差された。
な、な~に、大丈夫さ。
魔法を教える時に、少しづつ色々な事を聞き出せば良いのだ。
俺の知識欲が爆発する時が来た!
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「意味無い二択! 宿屋に決まってるじゃないですか!」
「判った。なら宿屋代は給料から引いておく」
「た、タダじゃないんですか……?」
「いくらかは補填してやるが、タダな訳無いだろ? 生活するのに必要な物も安く売ってやるぞ。買うか?」
「……はい」
お、俺の給料が減っていく……。
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