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第三章
21話
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外に出ると、玲央は両手を頭上に伸ばして、大きく伸びをしていた。
「ん~……やっぱりタクシー便利だよね~あ、栞季くん、なんか見たいものとか行きたいとこある?」
「……特にこれってのはないけど」
そう答えながらも、俺は周囲を見渡す。デパートに家電量販店、カフェに居酒屋、色んな種類の店が並ぶ駅前のロータリーは、平日とは思えない賑わいを見せていた。
その視線の先をなぞるように、玲央もあたりをぐるりと見渡す。けれど、すぐに俺の方へ顔を戻し、少しだけ口元を緩めた。
「じゃあさ~、俺の買い物付き合って?」
「……いいけど、何買うの」
そう返すと、玲央は嬉しそうに目を細めて、軽く手を振った。
「こっち~」
質問には答えず、そう言って歩き出す玲央の背中を追いかけると、駅ビル直結のデパートに着いた。ついこの間、姉ちゃんに付き合わされたばかりの場所だ。
照明の眩しいデパートの入口をくぐれば、化粧品売り場特有の香りときらびやかなディスプレイに囲まれていく。リップ、スキンケア、アイシャドウ……ズラリと並ぶ化粧品。
男ふたりでこのフロアを歩くのは、どうにも落ち着かない。こいつ、メイクとかするやつだっけ?そんな疑問がよぎった瞬間、玲央が立ち止まった。
目の前には、海外ブランドの香水がずらりと並ぶ一角。黒を基調にした落ち着いた装飾のカウンターの前で、玲央が振り返る。
「ここで~す!」
「香水?」
「そう!まぁ、買いたいのはディフューザーのリフィルなんだけどね~」
そう言いながら、玲央は少し店内を見渡して「えっとね……あれ!」とケースに飾られているディフューザーを指差す。
「店員さんに在庫あるか聞いてくるね、栞季くん気になるのあったら見てて~」
「わかった……」
玲央が店員に話しかけに行くのを見送りながら、俺は棚に並ぶ香水のボトルを眺めた。香水好きの姉ちゃんは、おそらくここの香水もいくつか持っていることだろう。昔、『気分で香水変えるのめっちゃいいから!栞季もいくつか買ってみなよ~』と言われたことを思い出す。
背中越しに、玲央と店員とのやりとりを聞きながら、俺は並べられた香水に何気なく手を伸ばしかけて、すぐに引っ込める。触れていいのかすらわからない。
「そちらはテスターですので、ご自由にお試しくださいね!」
不意に横から声がかかり、振り向くと、ブランドロゴ入りの制服を着たスタッフがにこやかに立っていた。
「あ、すみません……」
「いえいえ、何か気になる香りはございましたか?」
俺は一瞬だけ視線を泳がせたあと、すぐに棚の一角へ目を向ける。そこには、さっきからなんとなく気になっていた小ぶりなボトルが数本並んでいた。
「……これ、ってどんな香りなんですか?」
そう言って指を差すと、店員さんはすぐに察してくれたようで、頷いてテスター用のムエットに香水を2プッシュほど吹きかけた。
「こちらは、一番人気の香りですね。洋梨と鈴蘭の爽やかで柔らかい香りの後に、ムスクのウッディな香りへと変化します。どうぞ……」
そう言って手渡されたムエットをそっと鼻先に近づけてみる。確かに、爽やかな香りがする。なんか、これ……
「いい匂い……なんか、柔軟剤ぽい?」
「……!そうなんです!このさっぱりとしながらもお花の香りがする感じが、季節やシーン問わず使用できると人気でございます。もし、甘めな香りがお嫌いでなければ、こちらもおすすめです!まぁ、私の個人的な香りなんですが……」
ぱぱっと次のムエットを手渡される。この店員さんの仕草や話し方で香水好きなんだろうなというのがヒシヒシと伝わってくる。
「……ありがとうございます」
戸惑いながらも、差し出された二つ目のムエットを手に取って嗅いでみる。さっきのより少し甘さが強くて、でもきつくはない。まろやかというか、優しい感じがする。
「こちらは、バニラとベルガモットをベースにした香りでして、先ほどのよりも甘めではございますが、ふわっとした印象が残るので、肌馴染みもいいかと……」
「へぇ、嫌いじゃないかも……」
俺がぽつりとそう漏らすと、店員はにっこりと微笑んで頷く。
「ありがとうございます!こちらにたくさん試香紙のご用意はございますので、気になるものがございましたらお試しくださいね!手首などお肌にお試しいただいても構いませんので!」
「ありがとうございます、じゃあ、これ試してみてもいいですか?」
俺が手に持っているムエットを軽く掲げてそう言うと、店員は「もちろんです!」と笑顔で頷いた。けれど、その直後、どこか申し訳なさそうに口元に手を添えて視線を逸らす。
「……?」
「……でも、私のおすすめのものでいいんですか……?こんなこと申し上げるのもどうかと思うんですが、もっと他にも色んな香りがございますよ?もっとさっぱりしたシトラス系や、ムスク系なども試されてからの方が……」
丁寧な口調ながら、少しだけ不安げな視線を向けてくる。
「俺、この香りけっこう好きです。だから、これ試してみたいなって」
そう答えて、俺は軽く微笑み手首を差し出す。店員は目を丸くしたあと、ぱっと表情を明るくして頷いた。
「……かしこまりました!」
店員は笑顔で軽く会釈をし、俺の手首に向かってシュッとひと吹きする。香りがふわりと立ち昇る。俺はそっと手首を鼻先に近づけようとした、その瞬間だった。
ふいに、肩に重たいものが乗っかってきた。
「なんか気になるのあったの?」
耳元に落ちてきた声に、心臓が跳ねた。
肩に回されたのは玲央の腕。すぐ隣に立って、俺を覗き込むような体勢のまま、涼しい顔で俺の手首を見つめている。
「お、お前、びっくりした……」
「試してたんだ?……ふ~ん、いい匂いじゃん!」
俺の手首を軽く取って、自分の鼻先に近づけた玲央が、意味ありげに目を細めて言う。咄嗟に手を引っ込めようとするが、玲央の指が緩く絡んだまま離さない。
「……で、買うの?」
「迷ってる。ってお前はもう買ってきたのか?」
「うん!今、準備中~」
そう言って、玲央はパッと俺の手首から指を離す。軽くなった手を引き戻しながら、ちらと横を見やると、俺を接客してくれていた店員の姿はいつの間にか見えなくなっていた。もしかして玲央が来たから、空気を読んで席を外してくれたのかもと思い、なんとなく申し訳ない気がした。
「それお気に入り?」
「うん、一番人気のもよかったんだけど、これいいなって」
「ふーん……」
玲央は、俺の言葉を反芻するように小さく呟くと、棚に並ぶ香水ボトルを一瞥してから、また俺のほうに目を向けてきた。
「その匂いどれ?」
「えっと、たぶんこれ」
俺が指差したボトルを、玲央はすっと手に取る。手慣れた仕草でキャップを外し、近くにあったムエットを手にとり香水を一吹きした。ムエットを鼻先に近づけて目を細め、満足そうに頷く。
「……うん、これだね。なるほど」
「お前も好き?この匂い」
なんてことない問いかけのつもりだったのに、玲央は手にしていたムエットから視線を外し、まっすぐ俺を見つめてきた。
「うん。好きだよ」
「……っ!」
玲央はさらりとそう言ってのける。変に意識してしまったせいで、言葉が喉に引っかかる。なんて返せばいいかわからないまま、視線を逸らしかけたその時だった。
「お待たせいたしました」
玲央と話していたスタッフが紙袋を手にこちらへ向かってくる。俺は咄嗟に一歩引いて、接客の空気に助けられるようにそちらへ意識を向けた。
「こちら、ディフューザーのリフィルでございます。それと……」
スタッフは一瞬こちらを見て、少し小声で続けた。
「先ほど、他のスタッフからお連れ様へお渡しするよう申し送りがありまして……こちら、お試しいただいた香水と、一番人気の香水のテスターでございます。よろしければお持ちください」
そう言って、可愛らしいサイズのスプレータイプのミニボトルを二つ、小さな巾着袋に入れて差し出してくる。
「えっ……あ、ありがとうございます」
思わず受け取ってから、ちらりと玲央を見やると、奴はにこにこしながらこっちを見ていた。
「気に入ってくださったようでしたので。ご自宅でゆっくりお試しいただければと思います。お客様にも同じものをご用意しております。袋にお入れしてありますので」
そう言って、店員さんは丁寧に頭を下げる。玲央は「ありがとうございます」と満足げに返しながら袋を受け取り、俺のほうへと一歩近づいた。
「よかったね~。また今度一緒に来ようね」
「ん、さすがに一人じゃ心細いから……」
そんなやりとりをしながら、俺たちは香水店をあとにする。なんとなく並んで歩きながら、俺たちは駅直結のショッピングモールへと足を向ける。
「ん~……やっぱりタクシー便利だよね~あ、栞季くん、なんか見たいものとか行きたいとこある?」
「……特にこれってのはないけど」
そう答えながらも、俺は周囲を見渡す。デパートに家電量販店、カフェに居酒屋、色んな種類の店が並ぶ駅前のロータリーは、平日とは思えない賑わいを見せていた。
その視線の先をなぞるように、玲央もあたりをぐるりと見渡す。けれど、すぐに俺の方へ顔を戻し、少しだけ口元を緩めた。
「じゃあさ~、俺の買い物付き合って?」
「……いいけど、何買うの」
そう返すと、玲央は嬉しそうに目を細めて、軽く手を振った。
「こっち~」
質問には答えず、そう言って歩き出す玲央の背中を追いかけると、駅ビル直結のデパートに着いた。ついこの間、姉ちゃんに付き合わされたばかりの場所だ。
照明の眩しいデパートの入口をくぐれば、化粧品売り場特有の香りときらびやかなディスプレイに囲まれていく。リップ、スキンケア、アイシャドウ……ズラリと並ぶ化粧品。
男ふたりでこのフロアを歩くのは、どうにも落ち着かない。こいつ、メイクとかするやつだっけ?そんな疑問がよぎった瞬間、玲央が立ち止まった。
目の前には、海外ブランドの香水がずらりと並ぶ一角。黒を基調にした落ち着いた装飾のカウンターの前で、玲央が振り返る。
「ここで~す!」
「香水?」
「そう!まぁ、買いたいのはディフューザーのリフィルなんだけどね~」
そう言いながら、玲央は少し店内を見渡して「えっとね……あれ!」とケースに飾られているディフューザーを指差す。
「店員さんに在庫あるか聞いてくるね、栞季くん気になるのあったら見てて~」
「わかった……」
玲央が店員に話しかけに行くのを見送りながら、俺は棚に並ぶ香水のボトルを眺めた。香水好きの姉ちゃんは、おそらくここの香水もいくつか持っていることだろう。昔、『気分で香水変えるのめっちゃいいから!栞季もいくつか買ってみなよ~』と言われたことを思い出す。
背中越しに、玲央と店員とのやりとりを聞きながら、俺は並べられた香水に何気なく手を伸ばしかけて、すぐに引っ込める。触れていいのかすらわからない。
「そちらはテスターですので、ご自由にお試しくださいね!」
不意に横から声がかかり、振り向くと、ブランドロゴ入りの制服を着たスタッフがにこやかに立っていた。
「あ、すみません……」
「いえいえ、何か気になる香りはございましたか?」
俺は一瞬だけ視線を泳がせたあと、すぐに棚の一角へ目を向ける。そこには、さっきからなんとなく気になっていた小ぶりなボトルが数本並んでいた。
「……これ、ってどんな香りなんですか?」
そう言って指を差すと、店員さんはすぐに察してくれたようで、頷いてテスター用のムエットに香水を2プッシュほど吹きかけた。
「こちらは、一番人気の香りですね。洋梨と鈴蘭の爽やかで柔らかい香りの後に、ムスクのウッディな香りへと変化します。どうぞ……」
そう言って手渡されたムエットをそっと鼻先に近づけてみる。確かに、爽やかな香りがする。なんか、これ……
「いい匂い……なんか、柔軟剤ぽい?」
「……!そうなんです!このさっぱりとしながらもお花の香りがする感じが、季節やシーン問わず使用できると人気でございます。もし、甘めな香りがお嫌いでなければ、こちらもおすすめです!まぁ、私の個人的な香りなんですが……」
ぱぱっと次のムエットを手渡される。この店員さんの仕草や話し方で香水好きなんだろうなというのがヒシヒシと伝わってくる。
「……ありがとうございます」
戸惑いながらも、差し出された二つ目のムエットを手に取って嗅いでみる。さっきのより少し甘さが強くて、でもきつくはない。まろやかというか、優しい感じがする。
「こちらは、バニラとベルガモットをベースにした香りでして、先ほどのよりも甘めではございますが、ふわっとした印象が残るので、肌馴染みもいいかと……」
「へぇ、嫌いじゃないかも……」
俺がぽつりとそう漏らすと、店員はにっこりと微笑んで頷く。
「ありがとうございます!こちらにたくさん試香紙のご用意はございますので、気になるものがございましたらお試しくださいね!手首などお肌にお試しいただいても構いませんので!」
「ありがとうございます、じゃあ、これ試してみてもいいですか?」
俺が手に持っているムエットを軽く掲げてそう言うと、店員は「もちろんです!」と笑顔で頷いた。けれど、その直後、どこか申し訳なさそうに口元に手を添えて視線を逸らす。
「……?」
「……でも、私のおすすめのものでいいんですか……?こんなこと申し上げるのもどうかと思うんですが、もっと他にも色んな香りがございますよ?もっとさっぱりしたシトラス系や、ムスク系なども試されてからの方が……」
丁寧な口調ながら、少しだけ不安げな視線を向けてくる。
「俺、この香りけっこう好きです。だから、これ試してみたいなって」
そう答えて、俺は軽く微笑み手首を差し出す。店員は目を丸くしたあと、ぱっと表情を明るくして頷いた。
「……かしこまりました!」
店員は笑顔で軽く会釈をし、俺の手首に向かってシュッとひと吹きする。香りがふわりと立ち昇る。俺はそっと手首を鼻先に近づけようとした、その瞬間だった。
ふいに、肩に重たいものが乗っかってきた。
「なんか気になるのあったの?」
耳元に落ちてきた声に、心臓が跳ねた。
肩に回されたのは玲央の腕。すぐ隣に立って、俺を覗き込むような体勢のまま、涼しい顔で俺の手首を見つめている。
「お、お前、びっくりした……」
「試してたんだ?……ふ~ん、いい匂いじゃん!」
俺の手首を軽く取って、自分の鼻先に近づけた玲央が、意味ありげに目を細めて言う。咄嗟に手を引っ込めようとするが、玲央の指が緩く絡んだまま離さない。
「……で、買うの?」
「迷ってる。ってお前はもう買ってきたのか?」
「うん!今、準備中~」
そう言って、玲央はパッと俺の手首から指を離す。軽くなった手を引き戻しながら、ちらと横を見やると、俺を接客してくれていた店員の姿はいつの間にか見えなくなっていた。もしかして玲央が来たから、空気を読んで席を外してくれたのかもと思い、なんとなく申し訳ない気がした。
「それお気に入り?」
「うん、一番人気のもよかったんだけど、これいいなって」
「ふーん……」
玲央は、俺の言葉を反芻するように小さく呟くと、棚に並ぶ香水ボトルを一瞥してから、また俺のほうに目を向けてきた。
「その匂いどれ?」
「えっと、たぶんこれ」
俺が指差したボトルを、玲央はすっと手に取る。手慣れた仕草でキャップを外し、近くにあったムエットを手にとり香水を一吹きした。ムエットを鼻先に近づけて目を細め、満足そうに頷く。
「……うん、これだね。なるほど」
「お前も好き?この匂い」
なんてことない問いかけのつもりだったのに、玲央は手にしていたムエットから視線を外し、まっすぐ俺を見つめてきた。
「うん。好きだよ」
「……っ!」
玲央はさらりとそう言ってのける。変に意識してしまったせいで、言葉が喉に引っかかる。なんて返せばいいかわからないまま、視線を逸らしかけたその時だった。
「お待たせいたしました」
玲央と話していたスタッフが紙袋を手にこちらへ向かってくる。俺は咄嗟に一歩引いて、接客の空気に助けられるようにそちらへ意識を向けた。
「こちら、ディフューザーのリフィルでございます。それと……」
スタッフは一瞬こちらを見て、少し小声で続けた。
「先ほど、他のスタッフからお連れ様へお渡しするよう申し送りがありまして……こちら、お試しいただいた香水と、一番人気の香水のテスターでございます。よろしければお持ちください」
そう言って、可愛らしいサイズのスプレータイプのミニボトルを二つ、小さな巾着袋に入れて差し出してくる。
「えっ……あ、ありがとうございます」
思わず受け取ってから、ちらりと玲央を見やると、奴はにこにこしながらこっちを見ていた。
「気に入ってくださったようでしたので。ご自宅でゆっくりお試しいただければと思います。お客様にも同じものをご用意しております。袋にお入れしてありますので」
そう言って、店員さんは丁寧に頭を下げる。玲央は「ありがとうございます」と満足げに返しながら袋を受け取り、俺のほうへと一歩近づいた。
「よかったね~。また今度一緒に来ようね」
「ん、さすがに一人じゃ心細いから……」
そんなやりとりをしながら、俺たちは香水店をあとにする。なんとなく並んで歩きながら、俺たちは駅直結のショッピングモールへと足を向ける。
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こちらこそ、いつもお読みいただいてありがとうございます!
三角関係のはずが、最近は栞季くんと玲央くんしか書けてないので、これからちゃんと依織くんも出していきます😭😭
手を伸ばして から
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まで2回同じ文章書かれてますよ
コピペミスってましたね、修正しました!
ご指摘ありがとうございます!
玲央濡れた頬
になってましたが
玲央の濡れた頬 では?
ご指摘ありがとうございます!
修正完了しております!