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第38話 アルの秘密
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「なっ、なんだってぇ!?」
「ふおぉ!?」
驚きの余り、飲んでいたお茶を吹き出してしまう。
その隣で、アルも全く同じリアクションをしている。
昼下がりの俺の部屋。
女神ユーノから連絡があり、アルの秘密が分かったという。
俺は慌ててアルを呼び、自室で一緒に女神ユーノと対面していた。
『……と、言うことでアルちゃんはまだまだ成長期。
お胸はもっと大きくなるでしょう』
「もう終わったと思ってたのに……!」
感動に身体を震わせるアル。
一般的に獣人族の成長期は10~13歳といわれる。
同世代の少女に比べ魅力的なプロポーションをしているとはいえ、アルは背が低い。
スラリと長身なフェリシアと比べて気にしている節があった。
『あ、背はこのままです』
「がくっ」
無慈悲なユーノの宣告に打ちひしがれるアル。
ふむ……アルはこのままロ○巨乳になるのか。
最高だな?
「!! えへへ~♡」
一転、嬉しそうな笑顔を浮かべるアル。
インスタントに心を読むんじゃありません。
『……ま、そういう小ボケは置いといて』
「ボケなの!?」
『アルちゃんがなぜステータスが見え、わたしユーノすら知覚できるのか。
その秘密が分かったのですっ!』
いよいよ本題みたいだ。
『苦労したんですからね、本部の禁書庫も漁ったし』
それはありがたい。
後で何か甘味でも差し入れしてやろう。
どうやったら贈れるかは知らんけど。
『結論から言いましょう……アルちゃんは”勇者”です』
「……………は?」
「……………ふえ?」
ぽかんとする俺たちの前に、アルのステータスが展開される。
======
アルフィノーラ
LV31 ジュウジン
HP :473
MP :297
攻撃力 :301
防御力 :330
素早さ :257
魔力 :251
運の良さ:255
好感度 :999(対ジュンヤ、カンスト)
☆戦術リンク(ジュンヤ):8
E:マジックトンファー(攻撃力+45)
E:私立○○女学院制服(防御力+77)
E:スターローファー(かわいい)
魔法:ヒール、ジョウヒール、メガホノオ、メガコオリ、ヘビーフォグ
その他:14歳の誕生日をもって勇者として覚醒。魔王領域への侵入が可能になる。
☆notice 戦闘スキル熟練度:3を獲得しました
======
「「!?!?」」
そこに記されていたのは、驚きの情報だった。
*** ***
「いやいや、ちょっと待てよ……!!」
ステータスウィンドウに、目が釘付けとなる。
「!?!? ////@*@$%?」
隣で顔を真っ赤にし、腕をぶんぶん振り回してステータスを隠そうとしているアル。
彼女も驚いたのだろう。
『こっ、これがスーパー朴念仁!?』
ユーノのリアクションはよく分からないが、俺が釘付けになったのはステータスの一番下。
「本当に……勇者なのか?」
俺が知っているモンクエの知識。
ゲームの中盤で結婚イベントがあり、花嫁候補は勇者の血をひいた女性。
そこで生まれた子供は主人公の血と合わさり、現世に勇者として現れる。
この花嫁候補は2人おり、どちらを選ぶかファンの中で派閥があるという。
『解析しましたが、間違いないですね』
「そ、それでは……テンガが魔王の領域にあるデモンズホールに近づけたのは?」
フェリシアも驚きの表情を浮かべている。
”勇者”の事なので、彼女にも来てもらった。
今さら思い出したのだが、フェリシアはモンクエの”花嫁候補”の一人なのだ。
「アルが……いたからか?」
フェリシアの話では、本来なら魔王が出現すると魔王城へ近づけないように障壁が出来るらしい。
テンガはこの世界にはそんなものはなかった! と勘違いしてドヤっていたようなのだが。
改めて、昔見たモンクエリメイク版の開発者インタビューを思い出す。
魔王のハジ・マリーノ村襲撃で最初に殺されるアルフィノーラ。
彼女はプレーヤーキャラになる構想があった。
それならば、”勇者”としての力があっても不思議ではないのか?
「なんか……アルのせい?」
「そんなことない。
お前が生きてくれているお陰で、いい事がたくさんあったんだ」
不安そうに見上げてくるアルの頭を優しく撫でてやる。
アルの存在を知らなければ俺はハジ・マリーノ村に行かず、マリ姉と再会も出来なかった。
俺と紡いだ戦術リンクが、エルフの当主やフェリシアを助けた。
「全部、アルのお陰だ」
「ふにゅっ」
ぎゅっと抱きしめてやると、嬉しそうに抱き返してくれる。
このぬくもりを守れただけでも俺がこの世界に転生した甲斐があったと言える。
「なるほど……わたくしの遠戚に太古の勇者の血筋が残っていると聞いたことはありましたが。テンガが帝国のカミラ嬢に拘っていたのはこう言う事だったんですね」
カミラとは、もう一人の花嫁候補だ。
テンガの奴が好きそうな、妖艶な女性。
『と、言う事で……ジュンヤさんたちはもう魔王城へ向かうことが出来ます。
今のジュンヤさんのステータスなら、楽勝でしょう』
『……どうします?』
こちらをうかがうように見てくるユーノ。
転生者である俺に課された使命、魔王に脅かされるこの世界を救う事。
「そのことなんだが」
魔王を倒せば、元の世界に戻ってしまう。
俺はこの世界に残りたい……そんなことは可能なのか?
ダメもとでそうユーノに聞いてみたのだが……。
『え? それは大丈夫ですよ』
返ってきたのはやけに軽い返事だった。
「えぇ?」
思わず困惑する。
これが世界の理です~っ!
みたいな返事がくると思っていたのだ。
『いや~、やっぱり転生先が気にいっちゃう人もいますので。
だいぶ前に規約が変わりまして、選択権を与えることにしてるんです』
ぱああっ
ユーノの言葉と共に、1つの鍵が目の前に現れる。
『もし気が変わったのなら、このアイテムを使ってください。
魔王を倒した後なら、いつでも戻れますので。
ごめんなさい、鍵を渡しておかないとわたしの成果にならないので……』
仕事なのだから、仕方ないだろう。
俺は頷くと銀色の鍵を拾い上げ、自室の引き出しの一番奥にしまいこむ。
これを使うことは無いだろうけど。
「それはいいとして……もう一つ聞きたいんだが」
『なんでしょう?』
俺はアルのステータスウィンドウを指さす。
「!!!!」
なぜか鼻息を荒くしたアルが、キラキラとした眼差しで俺を見てくる。
「この”戦闘スキル熟練度:3を獲得しました”ってなんのことだ?」
どてっ
なぜかこけるアル。
『そ、そっち?』
「?? そりゃ気になるぞ?
戦闘スキル熟練度はリバサガの要素だしな」
戦術リンクは俺のスキルで、パートナーとしてアルが選ばれたに過ぎない。
リバサガのスキルを使えるのは俺だけのはずだが……。
『あ、ああ……ジュンヤさんを通じて他の世界とリンクを繋げてますので。
魂的に一番近いアルちゃんに影響が現れるのは必然かと』
『ほら、前にアルちゃんの診断結果を出してくれたじゃないですか。
アルちゃんが倒れたのはこの影響です。やっぱり体に影響は出てしまいますね』
「ふむ」
「えへへ~」
”魂的に一番近い”と言われたのが嬉しかったのだろう。
じゃれついてくるアルを優しく撫でながら俺は考える。
アルが強くなれるのはいい事だが、アルはまだ14歳。
ただでさえ勇者になったのだ。
体への負担は相当なモノだろう。
テンガの罠だったとはいえ、催淫の実を食べて血を吐いたこともあった。
それが今後も続くとなると……。
「なあユーノ、リバサガ世界とのリンク、切ることはできないのか?」
俺はそうユーノに申し出る。
『え? そ、そりゃできますけど……これ以上ランクアップしなくなりますよ?
アルちゃんへの負担も成長痛くらいで……致命的なモノでは』
「いや、駄目だ。
俺の都合でアルを苦しめるのはNGだ」
そんなのは少しでも嫌だ。
すでに俺はこの世界のステータス限界を超えて強くなっている。
もう充分だろう。
「ジュンヤ……♡」
笑顔のアルをガシガシと撫でてやる。
『いいんですね、戻せませんよ?』
「ああ、やってくれ」
確認するユーノに大きくうなずく。
『えいっ』
ユーノの掛け声と共に、身体の中で何かが外れた感覚。
これでいい。
本当の意味でこの世界の一員となれた。
その実感に、嬉しくなる俺なのだった。
「ふおぉ!?」
驚きの余り、飲んでいたお茶を吹き出してしまう。
その隣で、アルも全く同じリアクションをしている。
昼下がりの俺の部屋。
女神ユーノから連絡があり、アルの秘密が分かったという。
俺は慌ててアルを呼び、自室で一緒に女神ユーノと対面していた。
『……と、言うことでアルちゃんはまだまだ成長期。
お胸はもっと大きくなるでしょう』
「もう終わったと思ってたのに……!」
感動に身体を震わせるアル。
一般的に獣人族の成長期は10~13歳といわれる。
同世代の少女に比べ魅力的なプロポーションをしているとはいえ、アルは背が低い。
スラリと長身なフェリシアと比べて気にしている節があった。
『あ、背はこのままです』
「がくっ」
無慈悲なユーノの宣告に打ちひしがれるアル。
ふむ……アルはこのままロ○巨乳になるのか。
最高だな?
「!! えへへ~♡」
一転、嬉しそうな笑顔を浮かべるアル。
インスタントに心を読むんじゃありません。
『……ま、そういう小ボケは置いといて』
「ボケなの!?」
『アルちゃんがなぜステータスが見え、わたしユーノすら知覚できるのか。
その秘密が分かったのですっ!』
いよいよ本題みたいだ。
『苦労したんですからね、本部の禁書庫も漁ったし』
それはありがたい。
後で何か甘味でも差し入れしてやろう。
どうやったら贈れるかは知らんけど。
『結論から言いましょう……アルちゃんは”勇者”です』
「……………は?」
「……………ふえ?」
ぽかんとする俺たちの前に、アルのステータスが展開される。
======
アルフィノーラ
LV31 ジュウジン
HP :473
MP :297
攻撃力 :301
防御力 :330
素早さ :257
魔力 :251
運の良さ:255
好感度 :999(対ジュンヤ、カンスト)
☆戦術リンク(ジュンヤ):8
E:マジックトンファー(攻撃力+45)
E:私立○○女学院制服(防御力+77)
E:スターローファー(かわいい)
魔法:ヒール、ジョウヒール、メガホノオ、メガコオリ、ヘビーフォグ
その他:14歳の誕生日をもって勇者として覚醒。魔王領域への侵入が可能になる。
☆notice 戦闘スキル熟練度:3を獲得しました
======
「「!?!?」」
そこに記されていたのは、驚きの情報だった。
*** ***
「いやいや、ちょっと待てよ……!!」
ステータスウィンドウに、目が釘付けとなる。
「!?!? ////@*@$%?」
隣で顔を真っ赤にし、腕をぶんぶん振り回してステータスを隠そうとしているアル。
彼女も驚いたのだろう。
『こっ、これがスーパー朴念仁!?』
ユーノのリアクションはよく分からないが、俺が釘付けになったのはステータスの一番下。
「本当に……勇者なのか?」
俺が知っているモンクエの知識。
ゲームの中盤で結婚イベントがあり、花嫁候補は勇者の血をひいた女性。
そこで生まれた子供は主人公の血と合わさり、現世に勇者として現れる。
この花嫁候補は2人おり、どちらを選ぶかファンの中で派閥があるという。
『解析しましたが、間違いないですね』
「そ、それでは……テンガが魔王の領域にあるデモンズホールに近づけたのは?」
フェリシアも驚きの表情を浮かべている。
”勇者”の事なので、彼女にも来てもらった。
今さら思い出したのだが、フェリシアはモンクエの”花嫁候補”の一人なのだ。
「アルが……いたからか?」
フェリシアの話では、本来なら魔王が出現すると魔王城へ近づけないように障壁が出来るらしい。
テンガはこの世界にはそんなものはなかった! と勘違いしてドヤっていたようなのだが。
改めて、昔見たモンクエリメイク版の開発者インタビューを思い出す。
魔王のハジ・マリーノ村襲撃で最初に殺されるアルフィノーラ。
彼女はプレーヤーキャラになる構想があった。
それならば、”勇者”としての力があっても不思議ではないのか?
「なんか……アルのせい?」
「そんなことない。
お前が生きてくれているお陰で、いい事がたくさんあったんだ」
不安そうに見上げてくるアルの頭を優しく撫でてやる。
アルの存在を知らなければ俺はハジ・マリーノ村に行かず、マリ姉と再会も出来なかった。
俺と紡いだ戦術リンクが、エルフの当主やフェリシアを助けた。
「全部、アルのお陰だ」
「ふにゅっ」
ぎゅっと抱きしめてやると、嬉しそうに抱き返してくれる。
このぬくもりを守れただけでも俺がこの世界に転生した甲斐があったと言える。
「なるほど……わたくしの遠戚に太古の勇者の血筋が残っていると聞いたことはありましたが。テンガが帝国のカミラ嬢に拘っていたのはこう言う事だったんですね」
カミラとは、もう一人の花嫁候補だ。
テンガの奴が好きそうな、妖艶な女性。
『と、言う事で……ジュンヤさんたちはもう魔王城へ向かうことが出来ます。
今のジュンヤさんのステータスなら、楽勝でしょう』
『……どうします?』
こちらをうかがうように見てくるユーノ。
転生者である俺に課された使命、魔王に脅かされるこの世界を救う事。
「そのことなんだが」
魔王を倒せば、元の世界に戻ってしまう。
俺はこの世界に残りたい……そんなことは可能なのか?
ダメもとでそうユーノに聞いてみたのだが……。
『え? それは大丈夫ですよ』
返ってきたのはやけに軽い返事だった。
「えぇ?」
思わず困惑する。
これが世界の理です~っ!
みたいな返事がくると思っていたのだ。
『いや~、やっぱり転生先が気にいっちゃう人もいますので。
だいぶ前に規約が変わりまして、選択権を与えることにしてるんです』
ぱああっ
ユーノの言葉と共に、1つの鍵が目の前に現れる。
『もし気が変わったのなら、このアイテムを使ってください。
魔王を倒した後なら、いつでも戻れますので。
ごめんなさい、鍵を渡しておかないとわたしの成果にならないので……』
仕事なのだから、仕方ないだろう。
俺は頷くと銀色の鍵を拾い上げ、自室の引き出しの一番奥にしまいこむ。
これを使うことは無いだろうけど。
「それはいいとして……もう一つ聞きたいんだが」
『なんでしょう?』
俺はアルのステータスウィンドウを指さす。
「!!!!」
なぜか鼻息を荒くしたアルが、キラキラとした眼差しで俺を見てくる。
「この”戦闘スキル熟練度:3を獲得しました”ってなんのことだ?」
どてっ
なぜかこけるアル。
『そ、そっち?』
「?? そりゃ気になるぞ?
戦闘スキル熟練度はリバサガの要素だしな」
戦術リンクは俺のスキルで、パートナーとしてアルが選ばれたに過ぎない。
リバサガのスキルを使えるのは俺だけのはずだが……。
『あ、ああ……ジュンヤさんを通じて他の世界とリンクを繋げてますので。
魂的に一番近いアルちゃんに影響が現れるのは必然かと』
『ほら、前にアルちゃんの診断結果を出してくれたじゃないですか。
アルちゃんが倒れたのはこの影響です。やっぱり体に影響は出てしまいますね』
「ふむ」
「えへへ~」
”魂的に一番近い”と言われたのが嬉しかったのだろう。
じゃれついてくるアルを優しく撫でながら俺は考える。
アルが強くなれるのはいい事だが、アルはまだ14歳。
ただでさえ勇者になったのだ。
体への負担は相当なモノだろう。
テンガの罠だったとはいえ、催淫の実を食べて血を吐いたこともあった。
それが今後も続くとなると……。
「なあユーノ、リバサガ世界とのリンク、切ることはできないのか?」
俺はそうユーノに申し出る。
『え? そ、そりゃできますけど……これ以上ランクアップしなくなりますよ?
アルちゃんへの負担も成長痛くらいで……致命的なモノでは』
「いや、駄目だ。
俺の都合でアルを苦しめるのはNGだ」
そんなのは少しでも嫌だ。
すでに俺はこの世界のステータス限界を超えて強くなっている。
もう充分だろう。
「ジュンヤ……♡」
笑顔のアルをガシガシと撫でてやる。
『いいんですね、戻せませんよ?』
「ああ、やってくれ」
確認するユーノに大きくうなずく。
『えいっ』
ユーノの掛け声と共に、身体の中で何かが外れた感覚。
これでいい。
本当の意味でこの世界の一員となれた。
その実感に、嬉しくなる俺なのだった。
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