もふもふ至上主義ですが、なにか?

犬丸大福

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道中、ばぁちゃん無双。いえ、孫もです

箱の中身はすごいのか?

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「ヴァン、きっちりしっかり始末してきたかい?」
ばぁちゃんが言うと

「おぅ!岩の間に挟めて、上から魔力結晶乗っけてきたぞ!」
ふんす、と胸を張るヴァン。

「よしよし、飛翼人には関わらないのが一番だ。
さぁ、皆揃ってウェルの宝箱を開けようじゃないか!!」
「「「「おおぉぉ!!!」」」」
全員揃ってウェルの宝箱を開けることに。

「よし、いっくぞ!こい、俺の宝物!」

「「「タマゴ?!!」」」

開けた宝物の中、鶏よりも大きな卵が1つ。

「何で海で殻付きのタマゴなんだい?亀、にしちゃデカすぎるし?
よし、こういう時の!スキル・査定!!」
ばぁちゃんが、さっき習得したスキルを発動する。

「…は?
何か記号があって読めない部分があるね?
でも鴉の卵。魔力にてふ化。最低販売価格不明、だってさ。何で海で鴉?せめてカモメ?
ウェルが頑張って魔力を注ぎな、と言いたいところだが、ダンジョンで魔力切れはやばい。肌身離さず持っているだけにして、ダンジョンを出てから本格的に魔力注入だ。良いね?」「ハイ!」

ばぁちゃんの言い付けに元気良く答えるウェル。

「ブルーメ様!大きめの布を下さい!腹に巻いておきたいんだ!」
「あ、もみじが見つけた布があるよ?」
「ユズリハ、それはもったいないからおやめ!シャツにくるんで袖で腹に結わえときな!」
ばぁちゃんに言われて、さっき収納ペンダントと一緒に受け取った自分のシャツを取り出すウェル。
僕とリーと一緒に、包み方や結び方をあーでもないこーでもないと試行錯誤していると

「ところでヴァン、この宝箱は何処にあったか覚えてるかい?」

「忘れた!が、1つは海底火山で見つけたぞ?それかもしれんな!」

「海底火山…火の鳥ってことはあるかねぇ?まぁなんにせよふ化すりゃわかる。それまでのお楽しみだね!
よし、一晩寝たらダンジョン脱出するよ!」
ばぁちゃんが僕達に声をかける。

けど、僕達はそれどころじゃない。

「ばぁちゃん!出来ないよ!割れそうで怖いよ!!」
「あぁん?」
僕達は砂の上にシャツを広げてその上にタマゴをのせて、ばぁちゃんを見上げる。

「んじゃ、とりあえず、タマゴをそのシャツで包みな。ユズリハが小さい時に使ってたポシェットがある。
その中に入れて、ポシェットをつけてから服を着る。
刀ホルダーや胸当てを付けりゃ固定もされるだろう。

さぁ、飯を食って寝るよ!

って、そういや、リーパーどこ行きやがった?!!」

全員でキョロキョロすると、ザッザッザッザと音がしたのでそっちを見ると、リーパーが戻ってきている。

「リーパー!何かあったかい?!」
ばぁちゃんが声をかけると

「ヒヒン!」『暇だから一周出来るもんかと走ってきた。出来ねぇな!』


うん、皆マイペースだね!
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