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道中、ばぁちゃん無双。いえ、孫もです
飛んで火に入る
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「せ、精霊遣いったって、ドワーフみたいなアレだろ?最初は火種を出すだけ、火を大きくするのはドワーフ自身で、その火を維持するってやつだろ?
つまり、最初の攻撃さえ防げば良いんだ!大人数で囲っちまえば対応出来ねぇだろ?
ほら、やっぱ組織力には敵うはずねぇ!!」
あ、チリチリが勢いを盛り返した。
「ドワーフの精霊ってのはそうなのかい?」
「さ、さぁ?流石にドワーフの鍛冶の仕方までは。それに、私共は精霊様が見えませんので…フエゴに聞いておきましょうか?」
ばぁちゃんとタチバナさんは互いに首を捻ってる。
「まぁ、いいや。来たヤツラは捻り潰す。アジトが分かれば更地にする。それだけさね」
ばぁちゃんが殲滅思考に舵を切っちゃったじゃないか!
「ばぁちゃん!ここ、借り物!すり潰しちゃダメだよ?」
ばぁちゃんの袖を引いて注意をしたんだけど
「ユズリハぼっちゃん!捻り潰すより酷くなっております!」
タチバナさんに止められた。
「まぁ、一応、お客様にお貸しするゲストハウスでは有りますが、飛んで来る害虫は駆除一択です。なので、敷地内でお願いいたしますが、方法や届け出は大事です。
それでは私、ちょっと報告に行って参りますので、オロシとカヤを置いて行きます。邪魔にはならないと思いますので、どうぞ存分にお使いください。では!!」
そう言って、タチバナさんは飛んで行った。
「あぁ、なるほど、敷地内ね…」
ばぁちゃんが凶悪な顔になっちゃったよ、もう。
って、そんな事をしていたら
「なぁんか、うちの者が世話になってるって聞いたんだがなぁ?」
なんとなんと!
絵に描いたようなガラの悪い猿のお兄さん達が白昼堂々やって来た!!
僕達子供組は思わずぽっかーんとお口を開けて見入ってしまった。
「ッハ!アレのことかい?」
ばぁちゃんが腕を組んでバカにしたように鼻で笑い、庭の端っこを顎で指す。
そこには、8個並んで首だけ出して埋まってる強盗達。
「あぁ?」
サングラスをずらして凝視するガラの悪いお猿さん達。
一応、まだ柵の外側にいるから、柵から身を乗り出して見てるお猿さんもいる。
なんで見えにくいサングラスしてるのかなぁ?戦うのに不利じゃないの?
「見栄えだよ、見栄え。見かけ倒しの典型例だね!」
ばぁちゃんが僕に説明してくれると
「テメェこのアマ!」「女子供だから手ぇ出さねぇとでも思ってやがるのか?!」「って、アイツら頭だけ出して埋まってるじゃねぇか?!」「テメェら、ただじゃおかねぇぞ!!」
「やっちまえ!!」
「「「「おおおぉぉぉ!!!!」」」」
先頭にいた一番ガタイの良いお猿さんの掛け声で、一斉に柵を飛び越えて来る仲間達。
それと同時にオロシさんとカヤさんが僕達の前に踊り出て、その肩をリーとウェルが蹴って飛び出ると
「へぶぉらぁ」「ぐふぉぅ」
先頭のお猿さんの顔面にリーがキックを、一番高く飛んでたお猿さんのお腹にウェルがパンチを繰り出してた。
「松雪!!」「わびすけ!」「「ワン!」」
残りの、大口開けて向かってきたお猿さん達の顔面は、うちのもふもふ達が水球に閉じ込め、驚愕の表情に変わってた。
「一瞬で終わりましたね?」
「俺、護衛の自信失くなってきたわー」
腰に手を当て小首をかしげるカヤさんと、額に手を当て天を仰ぐオロシさんの足元には
もともと埋まってた強盗達と対面するように
前歯が3本ないお猿さんを筆頭に、白目剥いて気絶してる10個のお猿さんの首が並んで生えている。
「飛んで火に入る夏の虫、ってヤツだよ!」
ばぁちゃんが新入りの頭を順番に足で小突いている。
それを見た、元々の強盗達の顔色は非常に悪い。
うん。合計18個になったね。これ、まだ増えるの?
つまり、最初の攻撃さえ防げば良いんだ!大人数で囲っちまえば対応出来ねぇだろ?
ほら、やっぱ組織力には敵うはずねぇ!!」
あ、チリチリが勢いを盛り返した。
「ドワーフの精霊ってのはそうなのかい?」
「さ、さぁ?流石にドワーフの鍛冶の仕方までは。それに、私共は精霊様が見えませんので…フエゴに聞いておきましょうか?」
ばぁちゃんとタチバナさんは互いに首を捻ってる。
「まぁ、いいや。来たヤツラは捻り潰す。アジトが分かれば更地にする。それだけさね」
ばぁちゃんが殲滅思考に舵を切っちゃったじゃないか!
「ばぁちゃん!ここ、借り物!すり潰しちゃダメだよ?」
ばぁちゃんの袖を引いて注意をしたんだけど
「ユズリハぼっちゃん!捻り潰すより酷くなっております!」
タチバナさんに止められた。
「まぁ、一応、お客様にお貸しするゲストハウスでは有りますが、飛んで来る害虫は駆除一択です。なので、敷地内でお願いいたしますが、方法や届け出は大事です。
それでは私、ちょっと報告に行って参りますので、オロシとカヤを置いて行きます。邪魔にはならないと思いますので、どうぞ存分にお使いください。では!!」
そう言って、タチバナさんは飛んで行った。
「あぁ、なるほど、敷地内ね…」
ばぁちゃんが凶悪な顔になっちゃったよ、もう。
って、そんな事をしていたら
「なぁんか、うちの者が世話になってるって聞いたんだがなぁ?」
なんとなんと!
絵に描いたようなガラの悪い猿のお兄さん達が白昼堂々やって来た!!
僕達子供組は思わずぽっかーんとお口を開けて見入ってしまった。
「ッハ!アレのことかい?」
ばぁちゃんが腕を組んでバカにしたように鼻で笑い、庭の端っこを顎で指す。
そこには、8個並んで首だけ出して埋まってる強盗達。
「あぁ?」
サングラスをずらして凝視するガラの悪いお猿さん達。
一応、まだ柵の外側にいるから、柵から身を乗り出して見てるお猿さんもいる。
なんで見えにくいサングラスしてるのかなぁ?戦うのに不利じゃないの?
「見栄えだよ、見栄え。見かけ倒しの典型例だね!」
ばぁちゃんが僕に説明してくれると
「テメェこのアマ!」「女子供だから手ぇ出さねぇとでも思ってやがるのか?!」「って、アイツら頭だけ出して埋まってるじゃねぇか?!」「テメェら、ただじゃおかねぇぞ!!」
「やっちまえ!!」
「「「「おおおぉぉぉ!!!!」」」」
先頭にいた一番ガタイの良いお猿さんの掛け声で、一斉に柵を飛び越えて来る仲間達。
それと同時にオロシさんとカヤさんが僕達の前に踊り出て、その肩をリーとウェルが蹴って飛び出ると
「へぶぉらぁ」「ぐふぉぅ」
先頭のお猿さんの顔面にリーがキックを、一番高く飛んでたお猿さんのお腹にウェルがパンチを繰り出してた。
「松雪!!」「わびすけ!」「「ワン!」」
残りの、大口開けて向かってきたお猿さん達の顔面は、うちのもふもふ達が水球に閉じ込め、驚愕の表情に変わってた。
「一瞬で終わりましたね?」
「俺、護衛の自信失くなってきたわー」
腰に手を当て小首をかしげるカヤさんと、額に手を当て天を仰ぐオロシさんの足元には
もともと埋まってた強盗達と対面するように
前歯が3本ないお猿さんを筆頭に、白目剥いて気絶してる10個のお猿さんの首が並んで生えている。
「飛んで火に入る夏の虫、ってヤツだよ!」
ばぁちゃんが新入りの頭を順番に足で小突いている。
それを見た、元々の強盗達の顔色は非常に悪い。
うん。合計18個になったね。これ、まだ増えるの?
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