《完結》当て馬悪役令息のツッコミ属性が強すぎて、物語の仕事を全くしないんですが?!

犬丸大福

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外伝 センバは続く

わたちのゆくみち 13

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いちばにつきました。

よーくさまがさきにおりて、だっこしてくれて、そのままあるいていきます。

「あれ?アンジュちゃん、王都の市場は初めてじゃない?
少しは楽しんでも良いと思うんだよねー。アンジュちゃんが見てみたいもの、ある?」
「よーくさまとなら、どこへでも!」
「うん、2歳児なのに言動が恋する乙女だね?!女の子って、ここまでおませさんだっけ?」
「こいするおちょめ!よーくさまはすきですか?」
「いやいやいや、恋する乙女が好きっておかしくない?横恋慕する男みたいじゃん?!」
「にゃるほど、では、よーくさまの、こにょみのじょせいは?」
「こにょみ?女性だから、ああ、好きなタイプってこと?
いやー、参ったな。正直言うとさぁ、僕、末っ子だから、頼れる自立した女性が良いと思ってたんだよねー」
「わかりまちた!じりちゅですね!あんじゅはいまから、じぶんのあちであるきます!よーくさまのおてを、わじゅらちぇてまいまちた!」
おろしてもらうように、ジタバタとしてみました。

「待って待って、なんて言ったの?抱っこ嫌になった?歩きたくなった?うぉぅ!殺気?!」
よーくさまは、ぎゅっとだきしめ、あたりをきょろきょろします。
うん、これは ぱぱのさっきですね。

あ、ちぃおばさまをまんなかに りおじさまとままが よりそってあるいてます。
すると、りおじさまのまりょくが ふわっとひろがって、あ、しちみやいちみ、はじかみが、かけていきました。

わるいひと、みつかった?

「ん?まぁいいや。アンジュちゃんは可愛いものとか好き?」
「あい!」
「じゃぁ、雑貨屋さんに入ってみようか。髪飾りとかお手軽だけど可愛いの、売ってる所あるんだよねー」
そういって、よーくさまは おみせにはいりました。
あ、せりもはいってきた。
いきおいよく、わさびはかけてった。

「んーアンジュちゃんは綺麗な黒髪だからなー、淡い色のリボン似合いそうだねー」
よーくさまが、よーくさまが!わたちのかみにリボンをあててくれていりゅッ!!!

「どっちかっていったら、水色が似合うかな?白もいいかなー」
「ちいろ!ちいろはありましゅか?!」
よーくさまのおいろでしゅ!

「ちいろ?!え?!血の色?!深紅が好きだったの?ごめん、真逆の色を進めてたわ!赤系ね!」
「違います、黄色です。黄色」
「うわぁ?!なになになになに?!耳元で何かが囁いたんだけど?!」
よーくさまはのけぞって、おもいっきりまわりを けいかいしますが、せりが、まちがいを ていせいしただけです。
さしゅがめいどのかがみ、しゅっと けはいをけしました!

「え、何もない?黄色って聞こえた気がしたんだけど、なんだったの?」
「ちいろでしゅ、ち・い・ろ!」
「もしかして、黄色?!血の色じゃなくて?!」
おおきくうなずきます。

「…もしかして、誰かいる?」
「しぇりでしゅ」
「シェリー?アンジュちゃんの専属メイド的な?なら、まぁいいか。良いのか?護衛だから良いのか」
なんか、むりに なっとくしました?

「よし、じゃぁ、水色と白と黄色のリボン買おう!宝石とかじゃないけど許してね!」
かほうにしましゅ!!

「はい、アンジュちゃんにプレゼント!使ってくれたら嬉しいよ!」
「ふぉぉぉぉーーーーー!!かほうにします!!」
おみせをでて、きれいにつつまれたふくろを よーくさまがわたしてくれました。もったいにゃくてつかえませんッ!!!

「いや、使って?」
もったいにゃーーい!!

「アンジュちゃんがこのリボンつけてるの、見たいなー?」
「わかりまちた、まいにちつかいましゅ!!」
「変わり身、はやッ!」
「よーくさまのごようぼうには、かんぺきにこたえたいのです!」
「2歳で、すでに愛が重い?!」
「ちぇんばですかりゃ!!」
「まぁでも、あと5年もしたら、オジサンなんて、って飽きるだろうから、それまでアンジュちゃんを可愛がる権利を貰ったと思おう!
いやでも、ある日突然、オジサン臭いとか言われたら、立ち直れないかもしれない…」
とおいめをする、よーくさま。


もしや、
よーくさまは、ちぇんばのあいを りかいしてましぇんね?!
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