509 / 562
外伝 センバは続く
幕間 売られた喧嘩は倍値で買う
しおりを挟む
アレグロ視点
私の生涯の伴侶と決めたアルト司祭様。
第一回目の家族の肉祭りで告白してから、毎日孤児院に通い妻をしているわ!!うちの親も応援してくれている。
あれから4年!
私も14歳になって、大人の魅力も、魅力も…ック!
結婚出来るまで後4年、私という存在がアルト司祭様の日常に成るように日々努力をし続けるのみ!
武神様!オラに力を貸してくれ!
「アレグロ姉ちゃん。武神様は武の神様で、縁結びの神様じゃないよ?」
冷静にツッコむんじゃないわよ、孤児院イチの秀才が!
いいのよ、ここはセンバ、センバの守り神様に願うのが一番よ!
「っていうか、最近、司祭様、何か悩んでる感じしない?姉ちゃん、聞いてないの」
秀才くんも感じてた?そうなのよ、私は司祭様のお力になりたいのに!まだ子供だと隣に立たせてもらえないのがもどかしい。
あ"あ"あ"あ"!!早く大人にならないかしら!!
「じゃ、一緒に聞いてみようよ。僕も司祭様には感謝してるんだ。司祭様が来てから教えてくれる幅が広がって楽しいくなったもの!恩返ししなくっちゃ」
まぁそうね、今までの孤児院は、戦う術と、魔の森の生き方がメインだったわね。
まぁ、魔獣暴走が近いと言われていたのだからそれも仕方の無いことではあったけど。
魔獣暴走も無事に終わって、エミリオ様が子供の人生の選択肢を増やそうとしてくださってても、教える人間が今までいなかったものね。
そこに来たアルト司祭。
いやぁ、もう、私のアルト司祭の完璧なこと!
読み書き計算に始まり、歴史も面白く教えてくれて、それから商人の交渉術、嫌な人間のやり口、逆らえず流されたご自分の日々を赤裸々に、友人の話として誤魔化してはいたけれど、あれ、絶対自分の話よね。そんなことも子供達のこれからの教訓として伝えてくれる優しさ!
自分の黒歴史さえも、子供達の未来のためにと「姉ちゃん、妄想にふけってるとこ悪いんだけど、行かないなら置いてくよ?」
秀才くん、今行くわ!!
って、あら?
「ちょっと待って!誰か、馬で来てる!めっちゃ急いでる!」
「え、そうなの?よく分かったね?」
「私、耳が良いのよ!」
ほら来た!って、エミリオ様とシラヌイ様?イチイ様のご出産で、王都に行ったんじゃなかったの?
「ああ、アレグロとカツラ。アルト司祭は?」
「中に居るよ!呼んでくる?」
「いや、話がしたい。俺らが中に行くから馬を頼む」
「じゃ、僕、もう1人連れて来て馬のお世話するから、姉ちゃんは、先に行って司祭に伝えて来て、お茶の用意してて!」
「オッケー!」
お茶請け、なにかあったかなぁ?
コンコンコン
「お茶、お持ちしました」
司祭様の部屋に入ると、エミリオ様とシラヌイ様は難しい顔で、司祭様は頭を抱えていた。
「司祭様、どうしたんです?私、なにか出来ることないですか?」
お役に立ちたいのです!!
「ああ、アレグロありがとう。大丈夫だよ、エミリオ様も来てくださったからね。なんとかなる、なんとか…」
司祭様が弱々しい笑顔で答えてくれるけど、そうじゃないんだってば!
「司祭様!私はもちろんですけど、孤児院のみんなも司祭様が悩んでるの知ってるんですよ!
みぃんな、お役に立ちたいんです!司祭様の負担になってるのがイヤなんです!」
司祭様の隣に座って、司祭様の両手をギュット握る。
「そうですよぉ。みぃんな、不安なんです。なにか出来ることがあった方が嬉しいです」
ヒョイと扉から顔を出すカツラ。それに連れて年長の子達もヒョイヒョイと顔を出して、うんうんうなずく。
「注意喚起のため、物事が分かってる年長の子供達には話しておいた方が良いかもなぁ。
なぁ、お前達、自衛手段持ってるか?」
エミリオ様が入り口で固まっている子供達に声をかけると
「戦えるか、ってこと?
一応?それなりに?だって、アルト司祭様が来るまでは、魔獣暴走が近いからって、戦闘訓練が多かったし。自分達で野菜も作ってるから、鍬とかもあるよ!
シラヌイ様や、砦の人には負けるけど、多分、司祭様より強いよ!
何からチビ達を守ればいい?やってやるよ、なぁ!」
「「「おおぉぉ!!!」」」
みんな、扉の影から出てきて、拳を突き上げる。
うんうん、それでこそセンバ。
さぁさぁ司祭様、エミリオ様!
私達、何をやっつければいいのかしら!!
私の生涯の伴侶と決めたアルト司祭様。
第一回目の家族の肉祭りで告白してから、毎日孤児院に通い妻をしているわ!!うちの親も応援してくれている。
あれから4年!
私も14歳になって、大人の魅力も、魅力も…ック!
結婚出来るまで後4年、私という存在がアルト司祭様の日常に成るように日々努力をし続けるのみ!
武神様!オラに力を貸してくれ!
「アレグロ姉ちゃん。武神様は武の神様で、縁結びの神様じゃないよ?」
冷静にツッコむんじゃないわよ、孤児院イチの秀才が!
いいのよ、ここはセンバ、センバの守り神様に願うのが一番よ!
「っていうか、最近、司祭様、何か悩んでる感じしない?姉ちゃん、聞いてないの」
秀才くんも感じてた?そうなのよ、私は司祭様のお力になりたいのに!まだ子供だと隣に立たせてもらえないのがもどかしい。
あ"あ"あ"あ"!!早く大人にならないかしら!!
「じゃ、一緒に聞いてみようよ。僕も司祭様には感謝してるんだ。司祭様が来てから教えてくれる幅が広がって楽しいくなったもの!恩返ししなくっちゃ」
まぁそうね、今までの孤児院は、戦う術と、魔の森の生き方がメインだったわね。
まぁ、魔獣暴走が近いと言われていたのだからそれも仕方の無いことではあったけど。
魔獣暴走も無事に終わって、エミリオ様が子供の人生の選択肢を増やそうとしてくださってても、教える人間が今までいなかったものね。
そこに来たアルト司祭。
いやぁ、もう、私のアルト司祭の完璧なこと!
読み書き計算に始まり、歴史も面白く教えてくれて、それから商人の交渉術、嫌な人間のやり口、逆らえず流されたご自分の日々を赤裸々に、友人の話として誤魔化してはいたけれど、あれ、絶対自分の話よね。そんなことも子供達のこれからの教訓として伝えてくれる優しさ!
自分の黒歴史さえも、子供達の未来のためにと「姉ちゃん、妄想にふけってるとこ悪いんだけど、行かないなら置いてくよ?」
秀才くん、今行くわ!!
って、あら?
「ちょっと待って!誰か、馬で来てる!めっちゃ急いでる!」
「え、そうなの?よく分かったね?」
「私、耳が良いのよ!」
ほら来た!って、エミリオ様とシラヌイ様?イチイ様のご出産で、王都に行ったんじゃなかったの?
「ああ、アレグロとカツラ。アルト司祭は?」
「中に居るよ!呼んでくる?」
「いや、話がしたい。俺らが中に行くから馬を頼む」
「じゃ、僕、もう1人連れて来て馬のお世話するから、姉ちゃんは、先に行って司祭に伝えて来て、お茶の用意してて!」
「オッケー!」
お茶請け、なにかあったかなぁ?
コンコンコン
「お茶、お持ちしました」
司祭様の部屋に入ると、エミリオ様とシラヌイ様は難しい顔で、司祭様は頭を抱えていた。
「司祭様、どうしたんです?私、なにか出来ることないですか?」
お役に立ちたいのです!!
「ああ、アレグロありがとう。大丈夫だよ、エミリオ様も来てくださったからね。なんとかなる、なんとか…」
司祭様が弱々しい笑顔で答えてくれるけど、そうじゃないんだってば!
「司祭様!私はもちろんですけど、孤児院のみんなも司祭様が悩んでるの知ってるんですよ!
みぃんな、お役に立ちたいんです!司祭様の負担になってるのがイヤなんです!」
司祭様の隣に座って、司祭様の両手をギュット握る。
「そうですよぉ。みぃんな、不安なんです。なにか出来ることがあった方が嬉しいです」
ヒョイと扉から顔を出すカツラ。それに連れて年長の子達もヒョイヒョイと顔を出して、うんうんうなずく。
「注意喚起のため、物事が分かってる年長の子供達には話しておいた方が良いかもなぁ。
なぁ、お前達、自衛手段持ってるか?」
エミリオ様が入り口で固まっている子供達に声をかけると
「戦えるか、ってこと?
一応?それなりに?だって、アルト司祭様が来るまでは、魔獣暴走が近いからって、戦闘訓練が多かったし。自分達で野菜も作ってるから、鍬とかもあるよ!
シラヌイ様や、砦の人には負けるけど、多分、司祭様より強いよ!
何からチビ達を守ればいい?やってやるよ、なぁ!」
「「「おおぉぉ!!!」」」
みんな、扉の影から出てきて、拳を突き上げる。
うんうん、それでこそセンバ。
さぁさぁ司祭様、エミリオ様!
私達、何をやっつければいいのかしら!!
52
あなたにおすすめの小説
悪役令息に転生したけど、静かな老後を送りたい!
えながゆうき
ファンタジー
妹がやっていた乙女ゲームの世界に転生し、自分がゲームの中の悪役令息であり、魔王フラグ持ちであることに気がついたシリウス。しかし、乙女ゲームに興味がなかった事が仇となり、断片的にしかゲームの内容が分からない!わずかな記憶を頼りに魔王フラグをへし折って、静かな老後を送りたい!
剣と魔法のファンタジー世界で、精一杯、悪足搔きさせていただきます!
異世界転生した時に心を失くした私は貧民生まれです
ぐるぐる
ファンタジー
前世日本人の私は剣と魔法の世界に転生した。
転生した時に感情を欠落したのか、生まれた時から心が全く動かない。
前世の記憶を頼りに善悪等を判断。
貧民街の狭くて汚くて臭い家……家とはいえないほったて小屋に、生まれた時から住んでいる。
2人の兄と、私と、弟と母。
母親はいつも心ここにあらず、父親は所在不明。
ある日母親が死んで父親のへそくりを発見したことで、兄弟4人引っ越しを決意する。
前世の記憶と知識、魔法を駆使して少しずつでも確実にお金を貯めていく。
【長編・完結】私、12歳で死んだ。赤ちゃん還り?水魔法で救済じゃなくて、給水しますよー。
BBやっこ
ファンタジー
死因の毒殺は、意外とは言い切れない。だって貴族の後継者扱いだったから。けど、私はこの家の子ではないかもしれない。そこをつけいられて、親族と名乗る人達に好き勝手されていた。
辺境の地で魔物からの脅威に領地を守りながら、過ごした12年間。その生が終わった筈だったけど…雨。その日に辺境伯が連れて来た赤ん坊。「セリュートとでも名付けておけ」暫定後継者になった瞬間にいた、私は赤ちゃん??
私が、もう一度自分の人生を歩み始める物語。給水係と呼ばれる水魔法でお悩み解決?
【完結】私ですか?ただの令嬢です。
凛 伊緒
恋愛
死んで転生したら、大好きな乙女ゲーの世界の悪役令嬢だった!?
バッドエンドだらけの悪役令嬢。
しかし、
「悪さをしなければ、最悪な結末は回避出来るのでは!?」
そう考え、ただの令嬢として生きていくことを決意する。
運命を変えたい主人公の、バッドエンド回避の物語!
※完結済です。
※作者がシステムに不慣れかつ創作初心者な時に書いたものなので、温かく見守っていだければ幸いです……(。_。///)
※ご感想・ご指摘につきましては、近況ボードをお読みくださいませ。
《皆様のご愛読に、心からの感謝を申し上げますm(*_ _)m》
小さな貴族は色々最強!?
谷 優
ファンタジー
神様の手違いによって、別の世界の人間として生まれた清水 尊。
本来存在しない世界の異物を排除しようと見えざる者の手が働き、不運にも9歳という若さで息を引き取った。
神様はお詫びとして、記憶を持ったままの転生、そして加護を授けることを約束した。
その結果、異世界の貴族、侯爵家ウィリアム・ヴェスターとして生まれ変ることに。
転生先は優しい両親と、ちょっぴり愛の強い兄のいるとっても幸せな家庭であった。
魔法属性検査の日、ウィリアムは自分の属性に驚愕して__。
ウィリアムは、もふもふな友達と共に神様から貰った加護で皆を癒していく。
【完結】前世の不幸は神様のミスでした?異世界転生、条件通りなうえチート能力で幸せです
yun.
ファンタジー
~タイトル変更しました~
旧タイトルに、もどしました。
日本に生まれ、直後に捨てられた。養護施設に暮らし、中学卒業後働く。
まともな職もなく、日雇いでしのぐ毎日。
劣悪な環境。上司にののしられ、仲のいい友人はいない。
日々の衣食住にも困る。
幸せ?生まれてこのかた一度もない。
ついに、死んだ。現場で鉄パイプの下敷きに・・・
目覚めると、真っ白な世界。
目の前には神々しい人。
地球の神がサボった?だから幸せが1度もなかったと・・・
短編→長編に変更しました。
R4.6.20 完結しました。
長らくお読みいただき、ありがとうございました。
ぽっちゃり令嬢の異世界カフェ巡り~太っているからと婚約破棄されましたが番のモフモフ獣人がいるので貴方のことはどうでもいいです~
翡翠蓮
ファンタジー
幼い頃から王太子殿下の婚約者であることが決められ、厳しい教育を施されていたアイリス。王太子のアルヴィーンに初めて会ったとき、この世界が自分の読んでいた恋愛小説の中で、自分は主人公をいじめる悪役令嬢だということに気づく。自分が追放されないようにアルヴィーンと愛を育もうとするが、殿下のことを好きになれず、さらに自宅の料理長が作る料理が大量で、残さず食べろと両親に言われているうちにぶくぶくと太ってしまう。その上、両親はアルヴィーン以外の情報をアイリスに入れてほしくないがために、アイリスが学園以外の外を歩くことを禁止していた。そして十八歳の冬、小説と同じ時期に婚約破棄される。婚約破棄の理由は、アルヴィーンの『運命の番』である兎獣人、ミリアと出会ったから、そして……豚のように太っているから。「豚のような女と婚約するつもりはない」そう言われ学園を追い出され家も追い出されたが、アイリスは内心大喜びだった。これで……一人で外に出ることができて、異世界のカフェを巡ることができる!?しかも、泣きながらやっていた王太子妃教育もない!?カフェ巡りを繰り返しているうちに、『運命の番』である狼獣人の騎士団副団長に出会って……
[完]本好き元地味令嬢〜婚約破棄に浮かれていたら王太子妃になりました〜
桐生桜月姫
恋愛
シャーロット侯爵令嬢は地味で大人しいが、勉強・魔法がパーフェクトでいつも1番、それが婚約破棄されるまでの彼女の周りからの評価だった。
だが、婚約破棄されて現れた本来の彼女は輝かんばかりの銀髪にアメジストの瞳を持つ超絶美人な行動過激派だった⁉︎
本が大好きな彼女は婚約破棄後に国立図書館の司書になるがそこで待っていたのは幼馴染である王太子からの溺愛⁉︎
〜これはシャーロットの婚約破棄から始まる波瀾万丈の人生を綴った物語である〜
夕方6時に毎日予約更新です。
1話あたり超短いです。
毎日ちょこちょこ読みたい人向けです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる