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外伝 センバは続く
私の行く道 11
身綺麗にしてから夕食を、ということになり、私の身柄は黒い笑顔のアンに引き渡されました。
流石のセリもアンの黒いオーラにビビりながら3歩後ろをついてきます。
部屋につくまでビクビクしていましたが、部屋に入り、扉を閉めた瞬間
「ご無事でようございましたッ」
アンは、私をぎゅっと抱き締めたまま、膝から崩れ落ちました。
怒られるより、堪えました。
「アン、心配かけてごめんなさい」
素直にその言葉が出ました。
「本当でございます。ユーディリア奥様の結婚に伴いセンバで暮らして4年、驚きの連続、〝センバの常識は非常識〞に慣れたと思っておりましたが、
ええ、慣れてはいけないという事を実感いたしました。
ええ、外から見た常識人が必要だということが、よぉっくわかりましたとも!
センバに太刀打ちなど出来ませんが、アルト司祭様とも共同戦線を張りますとも!ええ、彼は同士です。なんならセバスも巻き込みますとも。今後、命に代えましても無茶は止めさせていただきます!」
アンが涙目で強く宣言します。
「あ、セバスさんが出張ったら、ハジカミがそっち側に…」
ボソっとセリがつぶやくと
「ほほぅ、良い事を聞きました!絶対にセバスも巻き込みます!ええ、きっと報告には事欠かない事でしょう!この件だけで、私、3日はセバスに愚痴れますもの!」
「と、とりあえずアン、夕食に間に合うように身支度して欲しぃなぁ、なんて…」
さっきの涙はどこへやら、握り拳のアンにタジタジになった私は、話題をそらします。
「ああ、ヨーク様と夕食を共にすると約束されてましたね」
セリ、ナイスアシスト!
「確かに。エミリオ様や公爵様達をお待たせするわけには参りません。超特急で準備させていただきます!セリ!」
「ハイ!」
アンとセリの、急いでるのにとても丁寧、という離れ技に、ウトウトしてしまいました。
が。
「お嬢様、ヨーク様がお迎えに来て下さいましたよ」
そんなアンの声にぱっちりと目が覚め、
「ヨーク様!!」
扉までひとっ飛びして、ぶち開けます。
「うぇぇい?!」
扉の前に立っていたヨーク様が、のけ反って飛び退きます。
反射神経の良いヨーク様、好き!
「アンジュちゃん、疲れてるって聞いたんだけど、大丈夫?考えたらアンジュちゃん、まだ幼児だもん、疲れるよねぇ?」
「抱っこ!」「あ、はいはい」
両手を広げるとすぐに抱っこしてくれるヨーク様、好き!
「まぁ、夕食は取るべきだし、食堂に行こうか。エミリオ達も待ってるし、食べたらすぐに休もうね」
調整役をしながらも私を気遣ってくれるヨーク様、好き!
食堂では、パパや、りおじさまに公爵様、護衛の皆さんや子供達、それぞれが固まって座っています。子供達は既に食事を始めています。
おおぅ、私が一番遅かったようです。
「アンジュ!」
パパが両手を広げてこっちに来いアピールをしていますが、ヨーク様と一緒に食事をする約束です!離れません!
「うん、アンジュちゃん、足で僕にしがみつくの止めようね?隣に座ろうか?」
えええ?!ヨーク様のお膝の上で、あーんして食べさせあいっこじゃないんですか?!
「アンジュちゃん、それは僕がシラヌイ様から殺されそうだから止めようね?」
パパ!私のご褒美は?!
「アンジュ、今日は皆疲れてるから、さくさく食べて早く休もうね?」
ぬぅ、りおじさまにそう言われると、それもそうです。
アンに手伝って貰いながら食べてる間に、公爵様達と、りおじさまが話しています。
「シラヌイ殿に聞いた道も教えて、盗賊達も捕まるだろう。あとは警備隊に丸投げだ。しかしまぁ、誘拐が多いな?」
「ええ、王都でも頻発してましたし、なんなんでしょうね?まぁ、俺達はさっさと宗教国に行って帰って、アンジュの誕生日を祝って、イチイの出産に備えて、さっさとセンバに帰りますんで、公爵方が勝手にやってください」
「相変わらず、つれないなぁ」
「君が手を貸してくれたら、一瞬で終わりそうだけどなぁ」
「俺が大事なのはセンバですから。センバに火の粉がかかるなら、全力で!火の元から潰しますけど」
「「ああ、文字通り潰れるな!」」
「こんな小さなお嬢様の前で、何っていうお話をされてるんですか!!」
「「「…すまん」」」
アン最強説が浮上してきました。
流石のセリもアンの黒いオーラにビビりながら3歩後ろをついてきます。
部屋につくまでビクビクしていましたが、部屋に入り、扉を閉めた瞬間
「ご無事でようございましたッ」
アンは、私をぎゅっと抱き締めたまま、膝から崩れ落ちました。
怒られるより、堪えました。
「アン、心配かけてごめんなさい」
素直にその言葉が出ました。
「本当でございます。ユーディリア奥様の結婚に伴いセンバで暮らして4年、驚きの連続、〝センバの常識は非常識〞に慣れたと思っておりましたが、
ええ、慣れてはいけないという事を実感いたしました。
ええ、外から見た常識人が必要だということが、よぉっくわかりましたとも!
センバに太刀打ちなど出来ませんが、アルト司祭様とも共同戦線を張りますとも!ええ、彼は同士です。なんならセバスも巻き込みますとも。今後、命に代えましても無茶は止めさせていただきます!」
アンが涙目で強く宣言します。
「あ、セバスさんが出張ったら、ハジカミがそっち側に…」
ボソっとセリがつぶやくと
「ほほぅ、良い事を聞きました!絶対にセバスも巻き込みます!ええ、きっと報告には事欠かない事でしょう!この件だけで、私、3日はセバスに愚痴れますもの!」
「と、とりあえずアン、夕食に間に合うように身支度して欲しぃなぁ、なんて…」
さっきの涙はどこへやら、握り拳のアンにタジタジになった私は、話題をそらします。
「ああ、ヨーク様と夕食を共にすると約束されてましたね」
セリ、ナイスアシスト!
「確かに。エミリオ様や公爵様達をお待たせするわけには参りません。超特急で準備させていただきます!セリ!」
「ハイ!」
アンとセリの、急いでるのにとても丁寧、という離れ技に、ウトウトしてしまいました。
が。
「お嬢様、ヨーク様がお迎えに来て下さいましたよ」
そんなアンの声にぱっちりと目が覚め、
「ヨーク様!!」
扉までひとっ飛びして、ぶち開けます。
「うぇぇい?!」
扉の前に立っていたヨーク様が、のけ反って飛び退きます。
反射神経の良いヨーク様、好き!
「アンジュちゃん、疲れてるって聞いたんだけど、大丈夫?考えたらアンジュちゃん、まだ幼児だもん、疲れるよねぇ?」
「抱っこ!」「あ、はいはい」
両手を広げるとすぐに抱っこしてくれるヨーク様、好き!
「まぁ、夕食は取るべきだし、食堂に行こうか。エミリオ達も待ってるし、食べたらすぐに休もうね」
調整役をしながらも私を気遣ってくれるヨーク様、好き!
食堂では、パパや、りおじさまに公爵様、護衛の皆さんや子供達、それぞれが固まって座っています。子供達は既に食事を始めています。
おおぅ、私が一番遅かったようです。
「アンジュ!」
パパが両手を広げてこっちに来いアピールをしていますが、ヨーク様と一緒に食事をする約束です!離れません!
「うん、アンジュちゃん、足で僕にしがみつくの止めようね?隣に座ろうか?」
えええ?!ヨーク様のお膝の上で、あーんして食べさせあいっこじゃないんですか?!
「アンジュちゃん、それは僕がシラヌイ様から殺されそうだから止めようね?」
パパ!私のご褒美は?!
「アンジュ、今日は皆疲れてるから、さくさく食べて早く休もうね?」
ぬぅ、りおじさまにそう言われると、それもそうです。
アンに手伝って貰いながら食べてる間に、公爵様達と、りおじさまが話しています。
「シラヌイ殿に聞いた道も教えて、盗賊達も捕まるだろう。あとは警備隊に丸投げだ。しかしまぁ、誘拐が多いな?」
「ええ、王都でも頻発してましたし、なんなんでしょうね?まぁ、俺達はさっさと宗教国に行って帰って、アンジュの誕生日を祝って、イチイの出産に備えて、さっさとセンバに帰りますんで、公爵方が勝手にやってください」
「相変わらず、つれないなぁ」
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「俺が大事なのはセンバですから。センバに火の粉がかかるなら、全力で!火の元から潰しますけど」
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「こんな小さなお嬢様の前で、何っていうお話をされてるんですか!!」
「「「…すまん」」」
アン最強説が浮上してきました。
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