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外伝 センバは続く
私の行く道 13
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次の日には、司祭が子供達だけを連れてこい、という連絡があったそうだが、
りおじさまと狸親父のお二方が全力で阻止。
道中、子供達の演技を披露して、宗教国で大々的に御披露目すると宣伝しながら歩いて来たのが良いのか悪いのか。
御披露目は何時?実は噂を聞いてはるばるここまできた、というお貴族様、センバとお話出来たら良いな、という商人などなど、今、宗教国はかなりの人だかり、好景気にみまわれているそうで、
こんなに(金の成る木に成長した)子供達は是非とも神の名の元に活動してくれ、と、変に取り込もうとするのでなく、正式に勧誘までしてきたそうな。
もちろんお断りしましたが。
だって、皆、さっさとセンバに帰りたいんだもの。
なので、とっとと御披露目の準備始めてくださいよ、と言ったら、盛大な祭りとしようじゃないか、準備に半年必要だ、それまでゆるりと過ごされよ、なぁんてふざけたこと言い出して、りおじさまが激怒。
そりゃそうです。ちぃおばさまの出産に間に合わないじゃないですか。
宗教国の祭りなら、勝手にやれば?うちはセンバなんで帰ります、と啖呵を切って宿に帰ってきて、そのままソッコー帰り支度を始めたので、私達もひゃっほーっと大喜びで帰ろうと、扉を開けたら、宿の廊下で土下座する神官の皆さん。
えーー…
「流石、宗教国!下っ端に土下座までさせて、俺らを引き留めようとするわりに、上部の人間は謝罪にも出向かないのな!
んで?交渉の材料は?なにもなく?土下座までさせたんだから、全部条件飲めとか言わないよな?」
りおじさまが仁王立ちで、バチバチと静電気があっちこっちに飛び交っています。
りおじさま、風属性ですよね?パパと一緒で雷も出ると?
「あの!その!半年ではなく、5ヶ月後に、と!」
ガクブルの神官さんが顔を上げ、必死に言いつのっておりますが。
りおじさまは、神官達を立ち上がらせ、ぐいぐいと迫りながら話すので、神官達は、タジタジと後ろに下がっていきます。
「はぁぁぁああ?!いやだから、宗教国の祭りなら、半年後でも1年後でも勝手にやれ、っての!
なんか知らんが、センバの子供を!言祝ぐから、領主が金出してここまで連れてこい、って言うから!
こっちはわざわざ来てやったんだ、っつーの!!」
バーーーン!!
あ、お外に出ました。
「いいか、良く聞けよ!!
お前らの組織、センバを言祝ぐって自分で招待しといて、ここまでひとっつも!俺らセンバに金も、物資も、この国に入ってからの支援も!何もしてねぇんだよ?
なんで、俺らが自分の金でそんなにあんたらに媚びへつらわなくちゃいけないの?
最初の言祝ぐって話しがひとつも出ずに、ここにいろって言うばかり!
言祝ぐって、大聖堂で教皇に幸あれ、って言われたら終わるんじゃねぇの?
だからそれのお礼にセンバの子供達が演舞を披露する、それだけのことだろうが!
そもそもなんでセンバだけなの?それ以外はどうするのさ、ってことで国を代表した公爵家2家が一緒に来てくれたというのに、それもガン無視!
おかしいだろうが!
俺らセンバは、武神様を特に信仰してる。
ここは主神様を祀ってんだろ?
いいよもう、センバで細々と武神様への感謝を捧げるよ!俺らは帰る!!退いてくれ!!」
宿屋の前には人だかり。
ここにセンバが泊まっていると知れ渡っていたので、地味にこの宿の回りには常に人が多くいたのですが、りおじさまが、神官を怒鳴り付けながら出てきたのでさらに人が集まって来ています。
りおじさま、計算してやってますね?
明日には、噂が町中に広がるでしょう。
りおじさまと狸親父のお二方が全力で阻止。
道中、子供達の演技を披露して、宗教国で大々的に御披露目すると宣伝しながら歩いて来たのが良いのか悪いのか。
御披露目は何時?実は噂を聞いてはるばるここまできた、というお貴族様、センバとお話出来たら良いな、という商人などなど、今、宗教国はかなりの人だかり、好景気にみまわれているそうで、
こんなに(金の成る木に成長した)子供達は是非とも神の名の元に活動してくれ、と、変に取り込もうとするのでなく、正式に勧誘までしてきたそうな。
もちろんお断りしましたが。
だって、皆、さっさとセンバに帰りたいんだもの。
なので、とっとと御披露目の準備始めてくださいよ、と言ったら、盛大な祭りとしようじゃないか、準備に半年必要だ、それまでゆるりと過ごされよ、なぁんてふざけたこと言い出して、りおじさまが激怒。
そりゃそうです。ちぃおばさまの出産に間に合わないじゃないですか。
宗教国の祭りなら、勝手にやれば?うちはセンバなんで帰ります、と啖呵を切って宿に帰ってきて、そのままソッコー帰り支度を始めたので、私達もひゃっほーっと大喜びで帰ろうと、扉を開けたら、宿の廊下で土下座する神官の皆さん。
えーー…
「流石、宗教国!下っ端に土下座までさせて、俺らを引き留めようとするわりに、上部の人間は謝罪にも出向かないのな!
んで?交渉の材料は?なにもなく?土下座までさせたんだから、全部条件飲めとか言わないよな?」
りおじさまが仁王立ちで、バチバチと静電気があっちこっちに飛び交っています。
りおじさま、風属性ですよね?パパと一緒で雷も出ると?
「あの!その!半年ではなく、5ヶ月後に、と!」
ガクブルの神官さんが顔を上げ、必死に言いつのっておりますが。
りおじさまは、神官達を立ち上がらせ、ぐいぐいと迫りながら話すので、神官達は、タジタジと後ろに下がっていきます。
「はぁぁぁああ?!いやだから、宗教国の祭りなら、半年後でも1年後でも勝手にやれ、っての!
なんか知らんが、センバの子供を!言祝ぐから、領主が金出してここまで連れてこい、って言うから!
こっちはわざわざ来てやったんだ、っつーの!!」
バーーーン!!
あ、お外に出ました。
「いいか、良く聞けよ!!
お前らの組織、センバを言祝ぐって自分で招待しといて、ここまでひとっつも!俺らセンバに金も、物資も、この国に入ってからの支援も!何もしてねぇんだよ?
なんで、俺らが自分の金でそんなにあんたらに媚びへつらわなくちゃいけないの?
最初の言祝ぐって話しがひとつも出ずに、ここにいろって言うばかり!
言祝ぐって、大聖堂で教皇に幸あれ、って言われたら終わるんじゃねぇの?
だからそれのお礼にセンバの子供達が演舞を披露する、それだけのことだろうが!
そもそもなんでセンバだけなの?それ以外はどうするのさ、ってことで国を代表した公爵家2家が一緒に来てくれたというのに、それもガン無視!
おかしいだろうが!
俺らセンバは、武神様を特に信仰してる。
ここは主神様を祀ってんだろ?
いいよもう、センバで細々と武神様への感謝を捧げるよ!俺らは帰る!!退いてくれ!!」
宿屋の前には人だかり。
ここにセンバが泊まっていると知れ渡っていたので、地味にこの宿の回りには常に人が多くいたのですが、りおじさまが、神官を怒鳴り付けながら出てきたのでさらに人が集まって来ています。
りおじさま、計算してやってますね?
明日には、噂が町中に広がるでしょう。
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