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外伝 センバは続く
私の行く道 21
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「武神様だぁ!」「やっぱ武神様の筋肉サイコー!」「カッコいい!」
「「「「マッスル!!」」」」
うちの子達がミノムシ神官達を放り投げ、武神様をマッスルポーズで出迎えます。
「マッスル!!」
「「「「いぇーーーーーい!!!」」」」
武神様もマッスルポーズを返してくれたので子供達は大盛り上がりですが、教皇様を含め観客達も、ぽっかーーんとそのやり取りを見ています。
「武の!!センバの子達が可愛いからってお前達だけで盛り上がるんじゃない!
んもう、センバの子達も武のが好きすぎる。もう、見てよこの武の筋肉、ツヤっツヤ!!信仰心が筋肉で見てわかるなんて、武のとセンバの関係性だけだからね!」
知識神様が、ポーズを取る武神様の上腕二頭筋をペチペチ叩きます。
武神様も上腕二頭筋を見せつけるようなポーズを取り直します。子供達もそれに倣います。うん、確かにあの筋肉サイコー。
「もう、センバの子達と武のマッスルポーズ合戦は置いといて」
「いや、止めさせなさいよ、アンタがここで一番の権威でしょうが」
りおじさまが、知識神様にすかさずツッコミます。
「それを言うなら子供達をエミリオが止めなさいよ。武のは、子供達が好きすぎて甘くなるんだから」
ぷんぷん、と、両手を腰に当てて怒ってますよポーズを取る知識神様。
「ハイハイ。
子供達!!これから知識神様のお話があるから、キチンと整列して聞きなさい!」
「「「「ハーイ!!!」」」」
りおじさまの声掛けに、子供達は元気よく返事をして、武神様に手を振った後、私を抱っこするヨーク様の後ろに横一列で並び、姿勢よく立ってます。
「はい、良く出来ました。
センバの子達は素直でいいねぇ。武のが気に入るのがわかる」
うんうん、と満足そうにうなずく知識神様は続けます。
「さぁて、皆、センバと武の関係性はわかったかな?
センバに不用意に手を出すと、武のが怒り狂うからね?こんな書類をぶちまけて罪を白日に晒す、なぁんて私のような優しい天罰じゃすまないよ?物理的に灰塵に帰すからね!
そして教皇、君の心意気は、知識神であるこの私が買おう。
確かにね、君の信仰心は本物だけど、ちょっと視野が狭いかな。あと、性善説に寄っちゃってたからねぇ。
今、人間不信真っ只中だもんね、信じて任せていい人間がわからなくなってるよね。
そんな君に、そして、教会を、神官を信じて良いのかわからなくなった世の人間に、神の奇跡を見せてあげよう!
そぉれ♪」
知識神様が手を一振すると、キラキラした光が降り注ぎます。
「宗教国だけじゃなく、この大陸の教会にも同じ光が降り注いだよ。
これはね!
悪い事に関わってた神官は、赤ちゃん言葉しかしゃべれなくなってるから!」
「「「「「は?????」」」」」
ええ、会場全体の心が一つになりましたとも。
「試しに、そこのミノムシの1人の口をきけるようにしてみてよ」
知識神様に言われたワサビがミノムシ神官の口を塞いでたものをはずすと
「ちちきじんちゃま、いっちゃいにゃにを言うんでちゅか!」
「「「「ブッフォ!!」」」」
ええ、オジサンが、赤ちゃん言葉!!言うんでちゅか、って、ちゅかって言った!!
「うちょだ、しょんにゃ、こんにゃくちゅじょく」
「「「「グッファ!!」」」」
「ぷくくっ、相変わらず性格悪いな…」
会場が、笑っちゃいけないと思いつつ吹き出し、りおじさまは、知識神様に納得の表情をしています。
「ぐっふふ、で、ですが、黙っていればわからないのでは?」
教皇様も笑っちゃダメだと、気合いで耐えて、知識神様に質問します。
「大丈夫、大丈夫。質問には必ず答えるようになってるから。
しゃべらない、なぁんて人間程度の気合いで神の業に逆らえると思わないでね!
あと、この効果は1ヶ月で切れるから、その間で片付けちゃって!
さぁ教皇くん、忙しくなるよ!死なないように、祝福してあげるからね、頑張って!!」
知識神様は、教皇様の頭をヨシヨシと撫でてあげています。
「ジィさんに、過労死前提の仕事させんなよ…」
りおじさまがボソっとつぶやくのを、知識神様はニッコリ笑顔で封じます。
そんなりおじさまの言葉も聞こえない教皇様は、膝をつき両手を合わせ、涙を流して知識神様を見上げています。
「うんうん。君も素直な良い子だ。
さぁ、人間達の罪は人間達に裁いて貰って。
神を冒涜した罰は別に与えようね!
お前達は、死んでも神の身許に来れると思うな。死は救済にならない」
それまでの笑顔から、スンっと真顔でミノムシ神官達に言葉を向ける知識神様。
ミノムシ神官達は、真っ白な顔になりガタガタと震え出しました。
それを見て満足した知識神様。
「さぁ、武の。私達は帰ろうか!
主神は忙しいけど、我々はちゃんと見てるし、真摯な祈りは届いてるよ!
己に恥じない生き方をしなさい!」
らんらんらーん らんらんらーん にゃんにゃがにゃんにゃん…
笑顔で手を振る知識神様と、マッスルポーズで天に登っていく武神様に、その回りをパタパタ飛んでるオムツ天使様。
会場全体が膝をつき、神様達が登っていくのを見守ります。
そういえば、オムツ天使様は今回、なんの出番もなかったですね!
「「「「マッスル!!」」」」
うちの子達がミノムシ神官達を放り投げ、武神様をマッスルポーズで出迎えます。
「マッスル!!」
「「「「いぇーーーーーい!!!」」」」
武神様もマッスルポーズを返してくれたので子供達は大盛り上がりですが、教皇様を含め観客達も、ぽっかーーんとそのやり取りを見ています。
「武の!!センバの子達が可愛いからってお前達だけで盛り上がるんじゃない!
んもう、センバの子達も武のが好きすぎる。もう、見てよこの武の筋肉、ツヤっツヤ!!信仰心が筋肉で見てわかるなんて、武のとセンバの関係性だけだからね!」
知識神様が、ポーズを取る武神様の上腕二頭筋をペチペチ叩きます。
武神様も上腕二頭筋を見せつけるようなポーズを取り直します。子供達もそれに倣います。うん、確かにあの筋肉サイコー。
「もう、センバの子達と武のマッスルポーズ合戦は置いといて」
「いや、止めさせなさいよ、アンタがここで一番の権威でしょうが」
りおじさまが、知識神様にすかさずツッコミます。
「それを言うなら子供達をエミリオが止めなさいよ。武のは、子供達が好きすぎて甘くなるんだから」
ぷんぷん、と、両手を腰に当てて怒ってますよポーズを取る知識神様。
「ハイハイ。
子供達!!これから知識神様のお話があるから、キチンと整列して聞きなさい!」
「「「「ハーイ!!!」」」」
りおじさまの声掛けに、子供達は元気よく返事をして、武神様に手を振った後、私を抱っこするヨーク様の後ろに横一列で並び、姿勢よく立ってます。
「はい、良く出来ました。
センバの子達は素直でいいねぇ。武のが気に入るのがわかる」
うんうん、と満足そうにうなずく知識神様は続けます。
「さぁて、皆、センバと武の関係性はわかったかな?
センバに不用意に手を出すと、武のが怒り狂うからね?こんな書類をぶちまけて罪を白日に晒す、なぁんて私のような優しい天罰じゃすまないよ?物理的に灰塵に帰すからね!
そして教皇、君の心意気は、知識神であるこの私が買おう。
確かにね、君の信仰心は本物だけど、ちょっと視野が狭いかな。あと、性善説に寄っちゃってたからねぇ。
今、人間不信真っ只中だもんね、信じて任せていい人間がわからなくなってるよね。
そんな君に、そして、教会を、神官を信じて良いのかわからなくなった世の人間に、神の奇跡を見せてあげよう!
そぉれ♪」
知識神様が手を一振すると、キラキラした光が降り注ぎます。
「宗教国だけじゃなく、この大陸の教会にも同じ光が降り注いだよ。
これはね!
悪い事に関わってた神官は、赤ちゃん言葉しかしゃべれなくなってるから!」
「「「「「は?????」」」」」
ええ、会場全体の心が一つになりましたとも。
「試しに、そこのミノムシの1人の口をきけるようにしてみてよ」
知識神様に言われたワサビがミノムシ神官の口を塞いでたものをはずすと
「ちちきじんちゃま、いっちゃいにゃにを言うんでちゅか!」
「「「「ブッフォ!!」」」」
ええ、オジサンが、赤ちゃん言葉!!言うんでちゅか、って、ちゅかって言った!!
「うちょだ、しょんにゃ、こんにゃくちゅじょく」
「「「「グッファ!!」」」」
「ぷくくっ、相変わらず性格悪いな…」
会場が、笑っちゃいけないと思いつつ吹き出し、りおじさまは、知識神様に納得の表情をしています。
「ぐっふふ、で、ですが、黙っていればわからないのでは?」
教皇様も笑っちゃダメだと、気合いで耐えて、知識神様に質問します。
「大丈夫、大丈夫。質問には必ず答えるようになってるから。
しゃべらない、なぁんて人間程度の気合いで神の業に逆らえると思わないでね!
あと、この効果は1ヶ月で切れるから、その間で片付けちゃって!
さぁ教皇くん、忙しくなるよ!死なないように、祝福してあげるからね、頑張って!!」
知識神様は、教皇様の頭をヨシヨシと撫でてあげています。
「ジィさんに、過労死前提の仕事させんなよ…」
りおじさまがボソっとつぶやくのを、知識神様はニッコリ笑顔で封じます。
そんなりおじさまの言葉も聞こえない教皇様は、膝をつき両手を合わせ、涙を流して知識神様を見上げています。
「うんうん。君も素直な良い子だ。
さぁ、人間達の罪は人間達に裁いて貰って。
神を冒涜した罰は別に与えようね!
お前達は、死んでも神の身許に来れると思うな。死は救済にならない」
それまでの笑顔から、スンっと真顔でミノムシ神官達に言葉を向ける知識神様。
ミノムシ神官達は、真っ白な顔になりガタガタと震え出しました。
それを見て満足した知識神様。
「さぁ、武の。私達は帰ろうか!
主神は忙しいけど、我々はちゃんと見てるし、真摯な祈りは届いてるよ!
己に恥じない生き方をしなさい!」
らんらんらーん らんらんらーん にゃんにゃがにゃんにゃん…
笑顔で手を振る知識神様と、マッスルポーズで天に登っていく武神様に、その回りをパタパタ飛んでるオムツ天使様。
会場全体が膝をつき、神様達が登っていくのを見守ります。
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