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溺愛に、振り回される?振り回す?
打倒、神?
ダイブしてきた犬は、まっすぐ私に飛びかかって来たように見えたらしく、お兄様が、風魔法で叩き落とした。
「オイコラ、犬、俺の大事なディに飛びかかるなんて良い度胸してるな?」
お兄様が俺呼びになってる。激オコですわ。ウィンドカッター発射待ち、じゃなくて、しまってくださいまし。
叩き落とされた犬は、四つ足ピーンとそのまま風圧で地面に押し付けられている。
白いふわっふわの仔犬。
ぶっとい足は大きくなる証拠、あ、グレートピレニーズだ!!
「お兄様!ふわっふわ、もっふもっふしたいです!!」
「ダメだよ、ディ。最初の躾が肝心だよ?ってか、辺境伯様の飼ってる犬?
辺境伯様、躾がなってないです。うちの大事なディに、何しくさってくれてやがるんですか?
って、あ、ご令嬢はどうなった?」
と、お兄様と二人同時にご令嬢を振り返って見れば
辺境伯様に抱っこされたご令嬢、意識はあったらしく、こちらをガン見していたが、私達が振り返った途端
「とぅとぉい!!」
と一言叫んで意識を手放した。
「えぇ……どうすればいいんですの?顔を向けちゃダメですの?」
「…慣れてもらうしかないんじゃない?
ってか、僕と婚約したら、死ぬんじゃない?」
そう言って、二人で夫人に顔を向けると、
「どぉぉして、こういう所でセンバの無駄に高い適応能力、発揮しないのかしら!」
扇を自分の手のひらに、ぱしんぱしんと打ち付けている。
「昨日もそうだったが、30分も経てば目覚めるだろう。
中に入って、ソファに寝かせよう。
さ、皆も中に入って、ちょっと話し合おうじゃないか」
辺境伯様がご令嬢を抱っこして立ち上がる。
「その前に、この駄犬、辺境伯様の飼い犬です?躾がなってないんですけど?」
そう言ってお兄様はちょっと圧を強めたのか、ワンちゃんが、ぐふぉと声を漏らした。
って、お兄様、ワンちゃんずっと地面に張り付けた状態にしっぱなしでしたの?!
「おおぅ?!お守り様?!何がどうしてそうなった?!
そのお守り様を放してやってくれないか?」
「「お守り様?……って、何ですか?」」
「それも一緒に説明しよう。ケヤキ!お守り様を回収して綺麗にしてくれ!!」
辺境伯様が執事に指示を出し、私達はお屋敷に入る事にした。
夫人の膝枕でご令嬢をソファに寝かせ、その隣に座りたさそうにしている辺境伯様をまるっと無視したメイドが辺境伯様を一人掛けの上座の椅子に誘導する。
私達は夫人達と向かいのソファに座り、お茶が用意された。
「ひとまず、落ち着いたか。
いやぁ、どっからどう話して良いものか。
まぁ、最初から順番に話すと、昨日のパーティーでイチイが倒れただろう?
昨日はイチイがテン爺にも会いたいと言っていたからな、屋敷にはテン爺も居たのだよ。
それでテン爺に診て貰ったのだが、鼻血だ、何か興奮したのか?と言うじゃないか。
しばらく寝てれば目覚める、というので、寝かせて、さぁパーティーの後始末をどうしよう、と話してたら、
いきなりどぉんと音がして、何だ?!と思ったら、イチイが起きてベランダから外に飛び出して地面に着地した音だった。
2階に寝かせてたんだけどなぁ」
「「…は??」」
「で、屋敷の外に出ようとするから、とりあえず捕まえて、話を聞くと、
〝私は天使様達を見た。もう、私はあの天使様達の下僕になる、教会に行けば神に会えるのなら、天使様にも会えるはず。そのためならばいくらでも祈れる!この際神様はほっといて、そうよ、神様を倒してあの天使達を神様に祭り上げる。止めないでくれ、教会に行って、神様を倒してくる〞とか言い出すし、なんかもう、最後は、〝打倒、神!〞とか叫んで、また逃げようとするし、しょうがないから、俺に勝てないのに、神様になんて勝てないだろう、と言ったら〝女にはやらねばならない時があるのです!パパ、お覚悟を!〞って、襲いかかってくるから、とりあえず、訓練場に連れてって、訓練場でイチイの相手をしていたら、俺の女神に氷漬けにされて、明日まで待て、と言われて、やって来たのがお前達だな」
「……は??」
「いちいち全部にツッコミを入れても良いんでしょうか?
ダメですよね?
夫人、解説をお願いします」
……お兄様、冷静ですね?
「オイコラ、犬、俺の大事なディに飛びかかるなんて良い度胸してるな?」
お兄様が俺呼びになってる。激オコですわ。ウィンドカッター発射待ち、じゃなくて、しまってくださいまし。
叩き落とされた犬は、四つ足ピーンとそのまま風圧で地面に押し付けられている。
白いふわっふわの仔犬。
ぶっとい足は大きくなる証拠、あ、グレートピレニーズだ!!
「お兄様!ふわっふわ、もっふもっふしたいです!!」
「ダメだよ、ディ。最初の躾が肝心だよ?ってか、辺境伯様の飼ってる犬?
辺境伯様、躾がなってないです。うちの大事なディに、何しくさってくれてやがるんですか?
って、あ、ご令嬢はどうなった?」
と、お兄様と二人同時にご令嬢を振り返って見れば
辺境伯様に抱っこされたご令嬢、意識はあったらしく、こちらをガン見していたが、私達が振り返った途端
「とぅとぉい!!」
と一言叫んで意識を手放した。
「えぇ……どうすればいいんですの?顔を向けちゃダメですの?」
「…慣れてもらうしかないんじゃない?
ってか、僕と婚約したら、死ぬんじゃない?」
そう言って、二人で夫人に顔を向けると、
「どぉぉして、こういう所でセンバの無駄に高い適応能力、発揮しないのかしら!」
扇を自分の手のひらに、ぱしんぱしんと打ち付けている。
「昨日もそうだったが、30分も経てば目覚めるだろう。
中に入って、ソファに寝かせよう。
さ、皆も中に入って、ちょっと話し合おうじゃないか」
辺境伯様がご令嬢を抱っこして立ち上がる。
「その前に、この駄犬、辺境伯様の飼い犬です?躾がなってないんですけど?」
そう言ってお兄様はちょっと圧を強めたのか、ワンちゃんが、ぐふぉと声を漏らした。
って、お兄様、ワンちゃんずっと地面に張り付けた状態にしっぱなしでしたの?!
「おおぅ?!お守り様?!何がどうしてそうなった?!
そのお守り様を放してやってくれないか?」
「「お守り様?……って、何ですか?」」
「それも一緒に説明しよう。ケヤキ!お守り様を回収して綺麗にしてくれ!!」
辺境伯様が執事に指示を出し、私達はお屋敷に入る事にした。
夫人の膝枕でご令嬢をソファに寝かせ、その隣に座りたさそうにしている辺境伯様をまるっと無視したメイドが辺境伯様を一人掛けの上座の椅子に誘導する。
私達は夫人達と向かいのソファに座り、お茶が用意された。
「ひとまず、落ち着いたか。
いやぁ、どっからどう話して良いものか。
まぁ、最初から順番に話すと、昨日のパーティーでイチイが倒れただろう?
昨日はイチイがテン爺にも会いたいと言っていたからな、屋敷にはテン爺も居たのだよ。
それでテン爺に診て貰ったのだが、鼻血だ、何か興奮したのか?と言うじゃないか。
しばらく寝てれば目覚める、というので、寝かせて、さぁパーティーの後始末をどうしよう、と話してたら、
いきなりどぉんと音がして、何だ?!と思ったら、イチイが起きてベランダから外に飛び出して地面に着地した音だった。
2階に寝かせてたんだけどなぁ」
「「…は??」」
「で、屋敷の外に出ようとするから、とりあえず捕まえて、話を聞くと、
〝私は天使様達を見た。もう、私はあの天使様達の下僕になる、教会に行けば神に会えるのなら、天使様にも会えるはず。そのためならばいくらでも祈れる!この際神様はほっといて、そうよ、神様を倒してあの天使達を神様に祭り上げる。止めないでくれ、教会に行って、神様を倒してくる〞とか言い出すし、なんかもう、最後は、〝打倒、神!〞とか叫んで、また逃げようとするし、しょうがないから、俺に勝てないのに、神様になんて勝てないだろう、と言ったら〝女にはやらねばならない時があるのです!パパ、お覚悟を!〞って、襲いかかってくるから、とりあえず、訓練場に連れてって、訓練場でイチイの相手をしていたら、俺の女神に氷漬けにされて、明日まで待て、と言われて、やって来たのがお前達だな」
「……は??」
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夫人、解説をお願いします」
……お兄様、冷静ですね?
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