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学園へ
報告された内容は
朝イチで報告を持ってきてくれたセリ。
「至急とは言ったけど、こんなに急いでしてくれたのね、ありがとう。
ミツバもナターリエも大丈夫かしら?」
「お気になさらず。こちらです」
目を通して、一緒に登校する際に、お兄様に報告しましょう。
えーっと?
まず、ナターリエにエクリューシ殿下に会った事があるか確認。
特徴を話して、ようやく思い出した所によると、エクリューシ殿下に会ったのは、屋敷に入ってから、わりとすぐ。
お屋敷が落ち着かない感じの時で、ミツバもアンのお手伝いがあると朝からいなかった記憶がある、ということから、私達の母親のお葬式直後ぐらいではないか、とのこと。
で、部屋で大人しくミツバに読んでみろと渡された絵本を見ようと思ったら、ギャリクソンが迎えに来て連れていかれた先で、着飾られ、挨拶の仕方を叩き込まれた。
ただ、そこが何処なのか自分にはわからない、と。
で、一応の挨拶の合格を貰ったら、父親と一緒に馬車に乗せられ、きらびやかな場所に連れていかれた。
そこで、髪がキラキラした子供に引き合わされ、教えられた挨拶をした。
するとイロイロ言ってた気がするけど「庶子は、挨拶もまともには出来ないのだな」と、言われたのだけは覚えている。
いきなり朝から連れ出されて、文字通り、挨拶を叩き込まれたのに、出来てない、と言われて悲しくて泣きそうになったら「貴族は感情を出すな」とまた怒られて涙は出たけど、声は頑張って上げなかった。
それだけが印象に残っていて、あとは覚えていない、とのこと。
ミツバの記憶をたどると、母親の葬儀のあと、アンを手伝って、葬儀に参列された方の整理などをしてナターリエをほっといた事がある。そのころナターリエは何日間か熱を出した事があるから、もしやその時じゃないか、ということだ。
ギャリクソンめ。
そんなバタバタしてた時なら、連れ出せると、案の定、出来てしまったと。
ってか、そんな絶賛喪中の最中にお茶会の招待なんて受けるんじゃないわよ。
排泄物父親もなにしてんのよ。
一般常識の欠片もないんかい。
なんて、朝から大人のやり口に頭痛が痛いと言っちゃうわ。
きっとお兄様への報告も似たような感じなのでしょうね。
そのあと、お兄様と一緒に教室へ行く道すがら、
「ディ、おはよう、報告来た?」
「お兄様、おはようございます、ええ、来ましたわ」
はぁーと二人揃ってため息です。
「「ギャリクソン許すまじ…」」
そりゃ声も揃うってもんですわ。
「我が家の評判、何処まで落とせば気が済むんだろう?」
お兄様が頭を抱えます。
「本来、出来る人間なのですわよね?ギャリクソン」
「一応、出来る人間だから、優秀な使用人たちを掻い潜れてるんだろう。
そんで、やろうとしてることが、クソ親父を返り咲きさせようとしてるとか、その上で余計墓穴を掘ってる、というか。
クソ親父がマトモじゃないんだから、アレを何かに関わらせたら破綻すると、
何故いまだに理解しないんだ?
やっぱ、ダメじゃねぇ?」
「恋愛したらポンコツになる人間とか、いますわよね?」
「ブフォ。
え、何?クソ親父と老害の愛情物語、って需要ないわ!!」
あれ、なんとかずラブってあったような?
男前なら良かっ…、あら?うちの父親、めっちゃ美形でしたわよ?
貴腐人に需要、あるかしら?
「ディ?なんか変なこと考えてない?!」
「いやー、そういう性的嗜好の方も居るのではないかと?」
「え?ギャリクソンってそっち系?!ハジカミ、調べとく?」
「イ・ヤ・で・す!!
何が悲しくて老害の性的嗜好なんて調べなきゃいけないんっすか!!断固拒否です!!!」
「あ、うん、ごめん、報告貰うのこっちだったわ。確かにヤダ」
「嫌がらせで、書類に混ぜるのアリかも?!」
「「絶対ヤメテ!!」」
ハジカミ、いたずらしそうで怖いわ。
「至急とは言ったけど、こんなに急いでしてくれたのね、ありがとう。
ミツバもナターリエも大丈夫かしら?」
「お気になさらず。こちらです」
目を通して、一緒に登校する際に、お兄様に報告しましょう。
えーっと?
まず、ナターリエにエクリューシ殿下に会った事があるか確認。
特徴を話して、ようやく思い出した所によると、エクリューシ殿下に会ったのは、屋敷に入ってから、わりとすぐ。
お屋敷が落ち着かない感じの時で、ミツバもアンのお手伝いがあると朝からいなかった記憶がある、ということから、私達の母親のお葬式直後ぐらいではないか、とのこと。
で、部屋で大人しくミツバに読んでみろと渡された絵本を見ようと思ったら、ギャリクソンが迎えに来て連れていかれた先で、着飾られ、挨拶の仕方を叩き込まれた。
ただ、そこが何処なのか自分にはわからない、と。
で、一応の挨拶の合格を貰ったら、父親と一緒に馬車に乗せられ、きらびやかな場所に連れていかれた。
そこで、髪がキラキラした子供に引き合わされ、教えられた挨拶をした。
するとイロイロ言ってた気がするけど「庶子は、挨拶もまともには出来ないのだな」と、言われたのだけは覚えている。
いきなり朝から連れ出されて、文字通り、挨拶を叩き込まれたのに、出来てない、と言われて悲しくて泣きそうになったら「貴族は感情を出すな」とまた怒られて涙は出たけど、声は頑張って上げなかった。
それだけが印象に残っていて、あとは覚えていない、とのこと。
ミツバの記憶をたどると、母親の葬儀のあと、アンを手伝って、葬儀に参列された方の整理などをしてナターリエをほっといた事がある。そのころナターリエは何日間か熱を出した事があるから、もしやその時じゃないか、ということだ。
ギャリクソンめ。
そんなバタバタしてた時なら、連れ出せると、案の定、出来てしまったと。
ってか、そんな絶賛喪中の最中にお茶会の招待なんて受けるんじゃないわよ。
排泄物父親もなにしてんのよ。
一般常識の欠片もないんかい。
なんて、朝から大人のやり口に頭痛が痛いと言っちゃうわ。
きっとお兄様への報告も似たような感じなのでしょうね。
そのあと、お兄様と一緒に教室へ行く道すがら、
「ディ、おはよう、報告来た?」
「お兄様、おはようございます、ええ、来ましたわ」
はぁーと二人揃ってため息です。
「「ギャリクソン許すまじ…」」
そりゃ声も揃うってもんですわ。
「我が家の評判、何処まで落とせば気が済むんだろう?」
お兄様が頭を抱えます。
「本来、出来る人間なのですわよね?ギャリクソン」
「一応、出来る人間だから、優秀な使用人たちを掻い潜れてるんだろう。
そんで、やろうとしてることが、クソ親父を返り咲きさせようとしてるとか、その上で余計墓穴を掘ってる、というか。
クソ親父がマトモじゃないんだから、アレを何かに関わらせたら破綻すると、
何故いまだに理解しないんだ?
やっぱ、ダメじゃねぇ?」
「恋愛したらポンコツになる人間とか、いますわよね?」
「ブフォ。
え、何?クソ親父と老害の愛情物語、って需要ないわ!!」
あれ、なんとかずラブってあったような?
男前なら良かっ…、あら?うちの父親、めっちゃ美形でしたわよ?
貴腐人に需要、あるかしら?
「ディ?なんか変なこと考えてない?!」
「いやー、そういう性的嗜好の方も居るのではないかと?」
「え?ギャリクソンってそっち系?!ハジカミ、調べとく?」
「イ・ヤ・で・す!!
何が悲しくて老害の性的嗜好なんて調べなきゃいけないんっすか!!断固拒否です!!!」
「あ、うん、ごめん、報告貰うのこっちだったわ。確かにヤダ」
「嫌がらせで、書類に混ぜるのアリかも?!」
「「絶対ヤメテ!!」」
ハジカミ、いたずらしそうで怖いわ。
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