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これぞ悪役?シスコン無双
幕間 堕ちた剣
ホネマント目線
目的を達成して、カッコよく立ち去ったボク。
あの救助した子、ボクに惚れちゃうかもな!
「エミリオ、ボクはもうちょっとこの中を探ってくる」
「お前、1人で戻って来れるのか?」
「バカにするなよ!瘴気はボクのフィールドさ♪」
「おおぅ、そうか。気をつけて行ってこいよ?」
魔物を心配して、気をつけて、なんて声をかけるエミリオ、相変わらず良いヤツだ。
でも、ボクもよっぽどお人好しだよな。
なぁ、オマエノ コウカイハ ナンダッタ?
…
……
………
「お嬢様!!お嬢様はもう十分に頑張っておられます!!
もう、もう、あんな殿下のために無理をなさらないでくださいませ!!」
「だめよ、リオン。殿下の事を、あんな、なんて言っては。
私は大丈夫よ。もう少し、もう少し頑張れるわ。
聖玉の剣に殿下が選ばれて、魔物討伐に勤しんでおられる殿下をお支えするのが婚約者である私の勤めですもの。
魔物討伐も順調に進んでいる今、このまま平定してしまいたいと思うお気持ちも分かるもの」
「ですが!!」
「大丈夫、もうすぐ、きっともう少しで討伐の旅も終わるはず。
ありがとう。貴方が私の味方だから、やってこれたわ」
「お嬢様……」
「私は大丈夫、きっともうすぐよ、ね?」
「私は最後までお嬢様にお仕えします」
「ウフフ、最後じゃないわ、これからも、よ?」
「はい、はい!もちろんでございます、お嬢様!!」
…
……
………
「お嬢様!おひとりでなど!!」
「でも、殿下が大事なお話があると言うんですもの。
だれにも聞かせられないから、1人で来いと」
「ですが!」
「大丈夫、きっとやっと目覚めて下さったのよ。行ってくるわ」
…
……
………
「殿下!!なぜですか?!」
「うるさいな、もう決定したんだよ、リディアンヌとの婚約は破棄。
お前みたいな悪女は処刑してもいいけど、ま、国外追放っていう温情に感謝して?」
「悪女?処刑?!どういう事ですか?!
私が一体何をしたと言うのですか?!」
「だからぁ、討伐の旅の間、ずっと公金横領してたでしょう?
使い道のわからない、とんでもない金額が動いてたじゃない?
お前がお金の管理してたんだから、お前しか居ないっつーの。
侯爵家に請求しといたから。お前を追放して、ちゃんと払ってくれたら、家は残してやるって。
オレってなんて優しいんだろうね?!」
「なんという事を…
それは、貴方が!行く先々で女性に手っ…!」
「それ以上言う?王族を脅迫だなんて、不敬罪だなぁ?
リディが悪いんだよ?オレの言うこと聞かないんだもん。
オレ、聖玉の剣に選ばれたの?わかる?英雄なワケ。
黙って身体差し出せっての。リディが拒否するから、先々で見繕うしかないんじゃん?
キチンと自分を差し出しとけば、余計な金も手間もかからずに済んだワケ。
ほら、リディのせいでしょう?
ああ、最後に味見しておこうか」
「お嬢様!!」「リオンッ?!」
「殿下!なぜ、お嬢様に剣を向けておられるのです?!」
「オイオイオイオイ、1人で来い、つったのに、約束破ったわけ?」
「私が独断で追いかけたのです!!」
「前々からオマエも気に入らなかったんだよなぁ。
うちのお嬢様、うちのお嬢様って。オマエのじゃなくてオレのだ、っつーの。
あ、お嬢様命のお前の前で犯してやろう。
動くなよ?それ以上動いたらお前の大事なお嬢様がサクっといっちゃうかもよ?」
「聖玉の剣で人を傷つけるなど!
貴方は!王族で全て持っている!
聖玉の剣にも選ばれている!
来年にはお嬢様とのご結婚も控えていた!!
なぜですか!!
全て持っている貴方が、これ以上、何を望むと!!」
「うるさいな。
なんでオマエごときの言う事聞かなきゃいけないの?
オレ英雄なわけ。なにしても許されるの」
「そんなわけな…」「リオン!!」「ッ?!!!」
「オイオイオイオイ、自分から剣の前に飛び出して来る?
あーあ、オマエが生意気なせいで、オレの気に触ったから襲われて、リディが庇った。
オマエのせいだな」
「お、じょ、おじょ、う、お嬢さまあああぁぁぁぁぁあ"あ"あ"あ"あ"」
「えええええ?!
瘴気噴き出してきたよ!コイツ魔王なの?
アッハ!!成り立てなんて楽勝じゃぁん♪
死ねよ!!!!」
「ゴフッ」
「アッハ!!!一突きで、血吐きやがるの?
なんでリディをかばってんの?もう死んでるのに?魔王のくせに?
アッハ!!さっすが魔王になってもお嬢様命だなんて、ヘドが出る!!さっさとくたばれ!!」
「感謝するぞ、クズ。
清らかな乙女と人の心のままの他称魔王が倒れたぞ?
オマエはこれで、満足か?
これで、剣は堕ちてきた。ふ、ふふ、フフフ」
「ああ?何か声が?まぁ、いいや。
魔王討ち取ったぞ!!英雄である、このオレ様がな!!!」
…
……
………
おい!!誰だこのクズ!!!
最ッ低だな!!!
そりゃ後悔してもしたりないわな!!
オマエ、この王家に怨みあるのか?!
ボクのエミリオも今の王家嫌いなんだよなぁ。
でもさ、第三王子殿下は素直なバカってだけで、クズじゃない気がするんだよ。
まぁ、めちゃめちゃ流されやすいけどな?
怨み晴らすなら、本当のクズだけにしておけよ?
え?
えーーー!!
本当のクズだけにしとけって。
双子は良いヤツなんだよ、本当に!!
一緒に見に行くか?
オマエも見たら納得するって!!!
あれ?え、ボクも?!
目的を達成して、カッコよく立ち去ったボク。
あの救助した子、ボクに惚れちゃうかもな!
「エミリオ、ボクはもうちょっとこの中を探ってくる」
「お前、1人で戻って来れるのか?」
「バカにするなよ!瘴気はボクのフィールドさ♪」
「おおぅ、そうか。気をつけて行ってこいよ?」
魔物を心配して、気をつけて、なんて声をかけるエミリオ、相変わらず良いヤツだ。
でも、ボクもよっぽどお人好しだよな。
なぁ、オマエノ コウカイハ ナンダッタ?
…
……
………
「お嬢様!!お嬢様はもう十分に頑張っておられます!!
もう、もう、あんな殿下のために無理をなさらないでくださいませ!!」
「だめよ、リオン。殿下の事を、あんな、なんて言っては。
私は大丈夫よ。もう少し、もう少し頑張れるわ。
聖玉の剣に殿下が選ばれて、魔物討伐に勤しんでおられる殿下をお支えするのが婚約者である私の勤めですもの。
魔物討伐も順調に進んでいる今、このまま平定してしまいたいと思うお気持ちも分かるもの」
「ですが!!」
「大丈夫、もうすぐ、きっともう少しで討伐の旅も終わるはず。
ありがとう。貴方が私の味方だから、やってこれたわ」
「お嬢様……」
「私は大丈夫、きっともうすぐよ、ね?」
「私は最後までお嬢様にお仕えします」
「ウフフ、最後じゃないわ、これからも、よ?」
「はい、はい!もちろんでございます、お嬢様!!」
…
……
………
「お嬢様!おひとりでなど!!」
「でも、殿下が大事なお話があると言うんですもの。
だれにも聞かせられないから、1人で来いと」
「ですが!」
「大丈夫、きっとやっと目覚めて下さったのよ。行ってくるわ」
…
……
………
「殿下!!なぜですか?!」
「うるさいな、もう決定したんだよ、リディアンヌとの婚約は破棄。
お前みたいな悪女は処刑してもいいけど、ま、国外追放っていう温情に感謝して?」
「悪女?処刑?!どういう事ですか?!
私が一体何をしたと言うのですか?!」
「だからぁ、討伐の旅の間、ずっと公金横領してたでしょう?
使い道のわからない、とんでもない金額が動いてたじゃない?
お前がお金の管理してたんだから、お前しか居ないっつーの。
侯爵家に請求しといたから。お前を追放して、ちゃんと払ってくれたら、家は残してやるって。
オレってなんて優しいんだろうね?!」
「なんという事を…
それは、貴方が!行く先々で女性に手っ…!」
「それ以上言う?王族を脅迫だなんて、不敬罪だなぁ?
リディが悪いんだよ?オレの言うこと聞かないんだもん。
オレ、聖玉の剣に選ばれたの?わかる?英雄なワケ。
黙って身体差し出せっての。リディが拒否するから、先々で見繕うしかないんじゃん?
キチンと自分を差し出しとけば、余計な金も手間もかからずに済んだワケ。
ほら、リディのせいでしょう?
ああ、最後に味見しておこうか」
「お嬢様!!」「リオンッ?!」
「殿下!なぜ、お嬢様に剣を向けておられるのです?!」
「オイオイオイオイ、1人で来い、つったのに、約束破ったわけ?」
「私が独断で追いかけたのです!!」
「前々からオマエも気に入らなかったんだよなぁ。
うちのお嬢様、うちのお嬢様って。オマエのじゃなくてオレのだ、っつーの。
あ、お嬢様命のお前の前で犯してやろう。
動くなよ?それ以上動いたらお前の大事なお嬢様がサクっといっちゃうかもよ?」
「聖玉の剣で人を傷つけるなど!
貴方は!王族で全て持っている!
聖玉の剣にも選ばれている!
来年にはお嬢様とのご結婚も控えていた!!
なぜですか!!
全て持っている貴方が、これ以上、何を望むと!!」
「うるさいな。
なんでオマエごときの言う事聞かなきゃいけないの?
オレ英雄なわけ。なにしても許されるの」
「そんなわけな…」「リオン!!」「ッ?!!!」
「オイオイオイオイ、自分から剣の前に飛び出して来る?
あーあ、オマエが生意気なせいで、オレの気に触ったから襲われて、リディが庇った。
オマエのせいだな」
「お、じょ、おじょ、う、お嬢さまあああぁぁぁぁぁあ"あ"あ"あ"あ"」
「えええええ?!
瘴気噴き出してきたよ!コイツ魔王なの?
アッハ!!成り立てなんて楽勝じゃぁん♪
死ねよ!!!!」
「ゴフッ」
「アッハ!!!一突きで、血吐きやがるの?
なんでリディをかばってんの?もう死んでるのに?魔王のくせに?
アッハ!!さっすが魔王になってもお嬢様命だなんて、ヘドが出る!!さっさとくたばれ!!」
「感謝するぞ、クズ。
清らかな乙女と人の心のままの他称魔王が倒れたぞ?
オマエはこれで、満足か?
これで、剣は堕ちてきた。ふ、ふふ、フフフ」
「ああ?何か声が?まぁ、いいや。
魔王討ち取ったぞ!!英雄である、このオレ様がな!!!」
…
……
………
おい!!誰だこのクズ!!!
最ッ低だな!!!
そりゃ後悔してもしたりないわな!!
オマエ、この王家に怨みあるのか?!
ボクのエミリオも今の王家嫌いなんだよなぁ。
でもさ、第三王子殿下は素直なバカってだけで、クズじゃない気がするんだよ。
まぁ、めちゃめちゃ流されやすいけどな?
怨み晴らすなら、本当のクズだけにしておけよ?
え?
えーーー!!
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