《完結》当て馬悪役令息のツッコミ属性が強すぎて、物語の仕事を全くしないんですが?!

犬丸大福

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センバでほのぼの?サバイバル

センバにとって、寝込むは瀕死

お父様が地べたに正座させられています。

ええ、馬車を壊した襲撃犯ですから。

アカシア君は、えぐえぐとお母様に抱きついて離れません。
ああ、お母様のお胸付近が涙と鼻水で残念なことに。

「アナタ?馬車が壊れたわ?イチイやサンショウ達はまだいいとして。
この疲れきった双子達と私に、ここから城まで歩けと?」

「ならば、俺が抱えて行こう!」

「疲れきってるんです!
アナタに抱えられてたら!急に走り出してびっくりしたり、振り落とされないようにしがみついたり、緊張しっぱなしじゃないの!!」

「あとで壊れた馬車は回収に来るんで、私の乗った馬、馬車を引いてた馬2頭をワサビとニワトコ様でそれぞれお一人づつ相乗りして帰るのがよろしいかと」
サンショウが取りなしています。

「あ、じゃあ、イチイはフーちゃんに乗って帰ります!フーちゃぁん!!」
チィちゃんが叫ぶと、「ピッキーー!」と甲高い鳴き声が聞こえてブワサっとフーちゃんがやって来ました。

あら?システムが○斗雲ですの?

ぽかーんと見てる間にチィちゃんは
「フーちゃん、お城までお願い」「ピキ♪」
フーちゃんは、ガシっとチィちゃんの肩を鉤爪でつかみ、チィちゃんはフーちゃんの足をこれまたガシっと掴み
宙ぶらりんで飛んで行きます。

「イチイ…。それは、乗る、じゃない、連れ去られる、だ…」
「獲物状態だったわね?」
「お、俺はグーちゃんの背中にちゃんと乗ってるぞ?」
「姉上、カッコいい!!」
お兄様、お母様は呆れ顔、お父様は焦ったように、アカシア君だけはキラキラと、チィちゃんの飛んでった方を見つめます。

「えっと、もしフーちゃんが了承してくれるなら、
足にブランコ繋いで空の移動出来るかしら?」

一反も○んの方が楽でしょうに、鬼太○が、カラスめっちゃ繋いで空飛ぶアレ。フーちゃん、してくれるかな? 

「いや、怖いって!!」
「虫とかぶつかって、思わず手を離したら、終わりよ?」
「お、いいな!」
「リア姉さま、てんさいですか?!」
センバと非センバの反応が真っ二つでちょっと笑います。
ええ、きっとセンバはヤルでしょう、たぶん。

そんなこんなでお城に到着、温泉に入って、お母様の「疲れてるの!!」の一喝で、お肉祭りは明日に延期。
軽く食事をしたら、本当に一瞬で寝てしまいました。

そしてそのまま、熱を出し。

1週間ほど寝込みました。

なんと、私だけじゃなくお兄様もお母様も3日ほど寝込んだそうで。

そりゃあもう、チィちゃんが「お前らのせいで!リオリア様がとてもツラそう!!王族許すまじ」と、王都を襲撃しそうな勢いだったのを、お父様が全力で止めたそうです。

やっと元気になった時、
チィちゃんが泣きながらタックルしてきて、
「グワッフゥ」と淑女にあるまじき声を出して倒れ込んでしまいましたの。
次は肋骨骨折で寝込みそうでしたわ。

うん、そのお気持ちは嬉しいけど、手加減して?

お母様に拳骨を貰って、お兄様に「ハウス!」って言われて、チィちゃん号泣でしたわ。

「ディ?大丈夫?身体はツラい所ない?食べたい物とかある?」

「はい、ご心配おかけしました。やっと、やっと、料理長のビーフシチューが食べたいのです!!!」

「よく覚えてたね?!ってか、そんな重いもの?!まずは果物から始めよう?」

「そうね、いきなり重いものだと吐いちゃうわ」「それはもったいない!」

「いや、食べ物大事だけどね、うん、そんな優しい子で嬉しいけど。
貴女の身体を第一に考えてね?」

「リア様!したいことありますか?!」

「乗馬はどうなったのかしら?」

「そう言えば、一緒に馬を見に行こうって言ってたわね。2人の気に入った馬が良いんじゃない?って。
もうちょっと体力が戻ったら皆で行きましょうね」「「「ハイ」」」

「あああ、良かったですぅ!リア様がこのまま目覚めないんじゃないかとぉ!!
儚いのは、怖いですぅぅ!!!」

え、私、そんなに危ない状態だった?

「いや、普通に風邪だが?」



ですよね?!!
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