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センバでほのぼの?サバイバル
気分はももたろう
「あ、そいつです、休憩からずっと着いてくるヤツ」
チィちゃんがサンドイッチのクズをぱんぱん払いながら隣に来てくれます。
「全然敵意も害意もないんです。今もお座りしてるし。
リーパー、何がしたいかわかる?」
ち、チィちゃん、ずんずん近寄って大丈夫ですの?
「ヒン?ヒヒン」『コイツ?魔力欲しいんだって』
「リア様の?」
チィちゃんがそう言うと、巨大クマは立ち上がって「ガオガオ!」こっちに寄ってこようとします。
「ッヒ!!」
動物園で見た白くまくんよりデカイです。そりゃ思わず声も出るってもんです。
ドゴ!
クマにチィちゃんのボディーブローが入ります。
「ガフぅ」
クマはプルプルとお腹を抑えてうずくまります。
「リア様の魔力が欲しいのに、怖がらせたらダメだろう!ただでさえデカイのに!!
ちゃんと〝ちょうだい〞すれば優しいリア様ならくれるかもしれないだろ!!」
クマは、バッと顔を上げ手を前に出し「がお」と首をかしげます。
どうしましょう、ドでかいクマがちょっと可愛く見えて来ました。
「ヒン!ヒヒン!!」『ヤイコラ新人!順番守れや!!』
「ワンワン!!」
リーパーが前ろ足で地面を蹴って威嚇し、ロアも、たしったしっと強めに地面をお手の要領で叩いてます。
「ガ、ガオ…」
ちょっと前に出てたクマ、すごすごロアの一歩後ろに下がります。
するとロア、ジャンプしてクマの頭の上に着地、良い子良い子となでて、そのまま頭の上で「わん!」
え?力関係、クマはロアより下ですの?
ロアの10倍ぐらいの大きさのクマが?
「もしかしてロア、怖くないよ、って教えてくれてんじゃないの?」
「わんわん!!」
私の隣に来たお兄様の言葉に、ロアが嬉しそうに反応します。
「えっと、クマ?俺らの言葉通じてるんだよね?」
「がお」
「え?グーちゃんといい、コイツといい、魔の森の魔獣って、みんな言葉わかるの?」
「いや、特殊個体でしょう。
普通は襲って来るか逃げるかの2択で、様子を伺う、なんてしません」
気付けばライ様も私の隣に立ってます。
みんな、私を凝視してますわ。
「じゃぁ、クマさん?
私達これから果樹の主様の所に行くんですの。
他の魔獣が襲って来ないように一緒に来てくれるなら、ご褒美に魔力あげますわ?」
「ディ?!」
「んー、ロアがこんなに庇ってるので、悪い子じゃないんだと思いますの。
でもクマさん?
絶対に私の手、お口に入れないでくださいまし!歯が怖いんですの、歯が!」
「がうがう!」
クマさんがロアを頭にのせたまま何度もうなずくので、ロアに強烈なお手パンチを食らって、頭を抱えてます。
ロアもジャンプして降りてきます。
「じゃ、ロアから」
「ヒヒン?!」『ボクからじゃないの?!』
「あら、だって、この中じゃロアが一番長い付き合いですもの。どうぞ」
「わんわん!!」
ロアのお口の前に魔力玉を出すと美味しそうにぱっくんします。
「はい、リーパー」「ヒヒン♪」
「では、最後にクマさんです。
良いですか、絶対に手はお口に入れないでくださいまし!」
ちょっと、いや、だいぶビビりながらクマさんに近寄ります。
ユ~ディリアさん、ユディリアさん、
お腰につけた魔力団子ぉ 一口私にくださいな♪
あ~げましょう、あげましょう、
これから果樹の主様にぃ会いにいくのについてきて?
童謡も動揺して替え歌になるってもんです。
現実逃避です。
たった1人で野生の猿に近づけた、ももたろうの気持ちが、気持ちが、
わかりませんわ!!!
「どうしましょう、お兄様!頭でわかってても怖いですわ!!」
思わず振り返って叫んでしまいましたわ。
「どうしよう、こんな状況なのに涙目へっぴり腰でプルプルしてるディが可愛い」
お兄様、口元を抑えてプルプルしないで?!
「リア、オレの女神」
ライ様!拝まないでくださいまし!
「リア様、サイコー!」
チィちゃん!鼻血出しながら拳を天高く突き上げない!!
「わふぉぅ」「がう」「ヒヒン」『もうちょっと待ってろ、直に落ち着く』
リーパーが冷静なのが、なんかムカつきますわ!!
チィちゃんがサンドイッチのクズをぱんぱん払いながら隣に来てくれます。
「全然敵意も害意もないんです。今もお座りしてるし。
リーパー、何がしたいかわかる?」
ち、チィちゃん、ずんずん近寄って大丈夫ですの?
「ヒン?ヒヒン」『コイツ?魔力欲しいんだって』
「リア様の?」
チィちゃんがそう言うと、巨大クマは立ち上がって「ガオガオ!」こっちに寄ってこようとします。
「ッヒ!!」
動物園で見た白くまくんよりデカイです。そりゃ思わず声も出るってもんです。
ドゴ!
クマにチィちゃんのボディーブローが入ります。
「ガフぅ」
クマはプルプルとお腹を抑えてうずくまります。
「リア様の魔力が欲しいのに、怖がらせたらダメだろう!ただでさえデカイのに!!
ちゃんと〝ちょうだい〞すれば優しいリア様ならくれるかもしれないだろ!!」
クマは、バッと顔を上げ手を前に出し「がお」と首をかしげます。
どうしましょう、ドでかいクマがちょっと可愛く見えて来ました。
「ヒン!ヒヒン!!」『ヤイコラ新人!順番守れや!!』
「ワンワン!!」
リーパーが前ろ足で地面を蹴って威嚇し、ロアも、たしったしっと強めに地面をお手の要領で叩いてます。
「ガ、ガオ…」
ちょっと前に出てたクマ、すごすごロアの一歩後ろに下がります。
するとロア、ジャンプしてクマの頭の上に着地、良い子良い子となでて、そのまま頭の上で「わん!」
え?力関係、クマはロアより下ですの?
ロアの10倍ぐらいの大きさのクマが?
「もしかしてロア、怖くないよ、って教えてくれてんじゃないの?」
「わんわん!!」
私の隣に来たお兄様の言葉に、ロアが嬉しそうに反応します。
「えっと、クマ?俺らの言葉通じてるんだよね?」
「がお」
「え?グーちゃんといい、コイツといい、魔の森の魔獣って、みんな言葉わかるの?」
「いや、特殊個体でしょう。
普通は襲って来るか逃げるかの2択で、様子を伺う、なんてしません」
気付けばライ様も私の隣に立ってます。
みんな、私を凝視してますわ。
「じゃぁ、クマさん?
私達これから果樹の主様の所に行くんですの。
他の魔獣が襲って来ないように一緒に来てくれるなら、ご褒美に魔力あげますわ?」
「ディ?!」
「んー、ロアがこんなに庇ってるので、悪い子じゃないんだと思いますの。
でもクマさん?
絶対に私の手、お口に入れないでくださいまし!歯が怖いんですの、歯が!」
「がうがう!」
クマさんがロアを頭にのせたまま何度もうなずくので、ロアに強烈なお手パンチを食らって、頭を抱えてます。
ロアもジャンプして降りてきます。
「じゃ、ロアから」
「ヒヒン?!」『ボクからじゃないの?!』
「あら、だって、この中じゃロアが一番長い付き合いですもの。どうぞ」
「わんわん!!」
ロアのお口の前に魔力玉を出すと美味しそうにぱっくんします。
「はい、リーパー」「ヒヒン♪」
「では、最後にクマさんです。
良いですか、絶対に手はお口に入れないでくださいまし!」
ちょっと、いや、だいぶビビりながらクマさんに近寄ります。
ユ~ディリアさん、ユディリアさん、
お腰につけた魔力団子ぉ 一口私にくださいな♪
あ~げましょう、あげましょう、
これから果樹の主様にぃ会いにいくのについてきて?
童謡も動揺して替え歌になるってもんです。
現実逃避です。
たった1人で野生の猿に近づけた、ももたろうの気持ちが、気持ちが、
わかりませんわ!!!
「どうしましょう、お兄様!頭でわかってても怖いですわ!!」
思わず振り返って叫んでしまいましたわ。
「どうしよう、こんな状況なのに涙目へっぴり腰でプルプルしてるディが可愛い」
お兄様、口元を抑えてプルプルしないで?!
「リア、オレの女神」
ライ様!拝まないでくださいまし!
「リア様、サイコー!」
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