343 / 563
チィちゃん、夢のキラキラ学園生活
幕間 小さな恋の物語(黒歴史)
ヨーク視点
食堂ですっころんで以来、エリカ嬢はシラヌイ様の強さに興味が有るみたい。
うんうん、確かにあれはカッコいいもんなぁ。
「勇者の再来様はとてもお強いんですもの、その方が聖女であるワタクシの護衛について頂けたら、どれほど心強い事でしょう!
しかも、聖女の護衛など大変名誉な事でしょう?」
ああ、確かに、聖女様の護衛だもんね!シラヌイ様がエリカ嬢の護衛についたらすっごく頼りになるかも!
「第一王子殿下の近衛も断っているんですよ?今さら名誉など、アレは欲しがらないですわ。
ユーディリア嬢がシラヌイの唯一なのです。
勇者の再来とその唯一の関係にちょっかいをかけると、滅びますわよ?」
フーティ、そこまでエリカ嬢を脅さなくてもいいんじゃないかな?
「え、でも、ワタクシとお話したら考えが変わる事もありましょう?今日の放課後、自ら打診して参りますわ!」
「…忠告は致しましたわよ?」
フーティとイーリーが顔を見合わせて首を横に振っている。
うーん、協力してあげたらいいのに。
「では、私も口添えしようじゃないか!王族の言葉は無視しないだろう。ヨーク、お前も共にせよ」
「あ、分かりました」
そこで放課後、一緒にセンバのお屋敷に行くことにしたんだけど、
馬車乗場で、エリカ嬢が倒れてる?!
「エリカ!!大丈夫か?怪我はないか?一度医務室で見て貰おう!護衛!エリカを頼む!」
「シラヌイ様にお声がけしようとしたら、お隣にいた…」
「んな?!双子か?双子が邪魔したのか?」
殿下が駆け寄って護衛さんが抱き起こしたけど、え?エミリオ君たちが邪険にしたの?そうまでしてシラヌイ様取られたくないかぁ、まぁ、そうだよなぁ。
そして、センバのお屋敷についたら、あ、そっか、先触れもなくお邪魔しちゃったね。
でも、聖女と殿下だよ?普通、最優先で対応に当たらないかな?
なんて思ってたら、
らんらんらーーん らんらんらーーん にゃんにゃがにゃんにゃん…
空からキラキラと何か降ってきた?!
え?!天使様?!!!あれ、偽聖玉の剣の時もこんな感じだったかも?!
なんて思ってたらエリカ嬢が
「もしかして、聖女の私を見に来たのかしら?!
きっとそうだわ!!加護とか祝福とか、くれるんじゃないかしら!!!
んもう、退いて!!天使が私に会いに来たのよ!!天使の所に行かなくちゃ!!」
「そうか!よし、行こう!!」
殿下が使用人押し退けて入っちゃったよ。うん、まぁ、僕も行くけどさ。
「オイ天使、何処だ!!」「殿下、ちょっと待って!エリカ嬢が追い…」「キャァ!」
そっから衝撃が走って、目の前は真っ暗になった。
「クッソ!!駄女神じゃ!またやらかしおって!!ワシは戻る!」
「ヨーク様、戻せませんの?」
「恋は盲目じゃ!自分で気付かねば無理じゃ!」
恋は盲目?僕を戻す?
そんな声がして意識は浮上した。ちょっと目を開けると、ソファに寝ていた。
ちょっとぼーっとしてるし、状況を確認しよう。
「ヒィィィィ!!!なんじゃコヤツ!!気味が悪い!!
何故にオマエのような輩が聖属性を使えるのじゃ?!」
え?天使様が聖女を拒否してる?
「えぇい!!ワシに魅了モドキなど効くはずなかろう!!離すのじゃ!!」
は?魅了モドキ???
「肉食女子筆頭と言われているフレアグラフ伯爵令嬢だって、お兄様に粉をかけるためにチィちゃんに当て付けたり、唯一を公言しているライ様に言い寄ったり、ましてや突撃したりなんて、しないですよ?」
「ああ、アレを見ても目が覚めてないもんなぁ」
「そうなんですの。中身や行動を見ても、まだ聖女サマに侍っているんですのよ?
それってつまり、」
「「結局、顔かぁ…」」
僕、顔だけでエリカ嬢に侍ってるって、思われてる?!!
双子がめっちゃ残念そうにしてるんだけど?!
ちょっと待って、顔だけじゃなくて、エリカ嬢は聖女様だから尊くて、品位があって、たおやか、で…?
あれ?
天使様に全力拒否される聖女ってナニ?
品位がある人間は殿下にしなだれかかるか?
唯一の居るセンバを護衛になんて欲するか?
おやぁ??
「オマエ、女神のツバ付いとるじゃろ!!」
いやいやいやいや、女神のツバって!!ばっちくない?!
「違うっつーの。努力もしとらんヤツがそんな大層なもんになれるわけなかろうに」
努力?あ、確かに、何か努力してる所見たことないかも?
「ああ、女神の愛し子だなんて、世界中のいい男が私に愛を捧げるわね」
えええ?!いい男を侍らせるための愛し子だと思ってる?!
って、殿下起こして、僕、置いてったよね?!眼中にナイね!!!どうしよう、僕、いつ起き上がればいい?!
「そうそう、あのピンク、本当に聖女じゃないんですよね?」
「違うわ!!聖女の称号は今は何処にも誰にも出とらん」
聖女じゃないの?!!!なんで聖女って言ってるの?!!!
ってか、エミリオ君達、普通に天使としゃべってるけど、お友達なの?いいの?
天使と友達って、こっちの2人の方がよっぽど尊いんじゃないか?!
どうしよう!そんな人達に残念って思われてる?!友達じゃなくなるかも?!あれ?どうしよう、すでに手遅れ?!
「あのーーーー…」
うん!完全にイロイロ目覚めたから!!あのエリカ嬢はナイから!!
絶対に天使と君達がお友達だなんてしゃべらないから!!
だからお願い!君達も僕の黒歴史を言いふらさないでくれ!!
食堂ですっころんで以来、エリカ嬢はシラヌイ様の強さに興味が有るみたい。
うんうん、確かにあれはカッコいいもんなぁ。
「勇者の再来様はとてもお強いんですもの、その方が聖女であるワタクシの護衛について頂けたら、どれほど心強い事でしょう!
しかも、聖女の護衛など大変名誉な事でしょう?」
ああ、確かに、聖女様の護衛だもんね!シラヌイ様がエリカ嬢の護衛についたらすっごく頼りになるかも!
「第一王子殿下の近衛も断っているんですよ?今さら名誉など、アレは欲しがらないですわ。
ユーディリア嬢がシラヌイの唯一なのです。
勇者の再来とその唯一の関係にちょっかいをかけると、滅びますわよ?」
フーティ、そこまでエリカ嬢を脅さなくてもいいんじゃないかな?
「え、でも、ワタクシとお話したら考えが変わる事もありましょう?今日の放課後、自ら打診して参りますわ!」
「…忠告は致しましたわよ?」
フーティとイーリーが顔を見合わせて首を横に振っている。
うーん、協力してあげたらいいのに。
「では、私も口添えしようじゃないか!王族の言葉は無視しないだろう。ヨーク、お前も共にせよ」
「あ、分かりました」
そこで放課後、一緒にセンバのお屋敷に行くことにしたんだけど、
馬車乗場で、エリカ嬢が倒れてる?!
「エリカ!!大丈夫か?怪我はないか?一度医務室で見て貰おう!護衛!エリカを頼む!」
「シラヌイ様にお声がけしようとしたら、お隣にいた…」
「んな?!双子か?双子が邪魔したのか?」
殿下が駆け寄って護衛さんが抱き起こしたけど、え?エミリオ君たちが邪険にしたの?そうまでしてシラヌイ様取られたくないかぁ、まぁ、そうだよなぁ。
そして、センバのお屋敷についたら、あ、そっか、先触れもなくお邪魔しちゃったね。
でも、聖女と殿下だよ?普通、最優先で対応に当たらないかな?
なんて思ってたら、
らんらんらーーん らんらんらーーん にゃんにゃがにゃんにゃん…
空からキラキラと何か降ってきた?!
え?!天使様?!!!あれ、偽聖玉の剣の時もこんな感じだったかも?!
なんて思ってたらエリカ嬢が
「もしかして、聖女の私を見に来たのかしら?!
きっとそうだわ!!加護とか祝福とか、くれるんじゃないかしら!!!
んもう、退いて!!天使が私に会いに来たのよ!!天使の所に行かなくちゃ!!」
「そうか!よし、行こう!!」
殿下が使用人押し退けて入っちゃったよ。うん、まぁ、僕も行くけどさ。
「オイ天使、何処だ!!」「殿下、ちょっと待って!エリカ嬢が追い…」「キャァ!」
そっから衝撃が走って、目の前は真っ暗になった。
「クッソ!!駄女神じゃ!またやらかしおって!!ワシは戻る!」
「ヨーク様、戻せませんの?」
「恋は盲目じゃ!自分で気付かねば無理じゃ!」
恋は盲目?僕を戻す?
そんな声がして意識は浮上した。ちょっと目を開けると、ソファに寝ていた。
ちょっとぼーっとしてるし、状況を確認しよう。
「ヒィィィィ!!!なんじゃコヤツ!!気味が悪い!!
何故にオマエのような輩が聖属性を使えるのじゃ?!」
え?天使様が聖女を拒否してる?
「えぇい!!ワシに魅了モドキなど効くはずなかろう!!離すのじゃ!!」
は?魅了モドキ???
「肉食女子筆頭と言われているフレアグラフ伯爵令嬢だって、お兄様に粉をかけるためにチィちゃんに当て付けたり、唯一を公言しているライ様に言い寄ったり、ましてや突撃したりなんて、しないですよ?」
「ああ、アレを見ても目が覚めてないもんなぁ」
「そうなんですの。中身や行動を見ても、まだ聖女サマに侍っているんですのよ?
それってつまり、」
「「結局、顔かぁ…」」
僕、顔だけでエリカ嬢に侍ってるって、思われてる?!!
双子がめっちゃ残念そうにしてるんだけど?!
ちょっと待って、顔だけじゃなくて、エリカ嬢は聖女様だから尊くて、品位があって、たおやか、で…?
あれ?
天使様に全力拒否される聖女ってナニ?
品位がある人間は殿下にしなだれかかるか?
唯一の居るセンバを護衛になんて欲するか?
おやぁ??
「オマエ、女神のツバ付いとるじゃろ!!」
いやいやいやいや、女神のツバって!!ばっちくない?!
「違うっつーの。努力もしとらんヤツがそんな大層なもんになれるわけなかろうに」
努力?あ、確かに、何か努力してる所見たことないかも?
「ああ、女神の愛し子だなんて、世界中のいい男が私に愛を捧げるわね」
えええ?!いい男を侍らせるための愛し子だと思ってる?!
って、殿下起こして、僕、置いてったよね?!眼中にナイね!!!どうしよう、僕、いつ起き上がればいい?!
「そうそう、あのピンク、本当に聖女じゃないんですよね?」
「違うわ!!聖女の称号は今は何処にも誰にも出とらん」
聖女じゃないの?!!!なんで聖女って言ってるの?!!!
ってか、エミリオ君達、普通に天使としゃべってるけど、お友達なの?いいの?
天使と友達って、こっちの2人の方がよっぽど尊いんじゃないか?!
どうしよう!そんな人達に残念って思われてる?!友達じゃなくなるかも?!あれ?どうしよう、すでに手遅れ?!
「あのーーーー…」
うん!完全にイロイロ目覚めたから!!あのエリカ嬢はナイから!!
絶対に天使と君達がお友達だなんてしゃべらないから!!
だからお願い!君達も僕の黒歴史を言いふらさないでくれ!!
あなたにおすすめの小説
ぽっちゃり令嬢の異世界カフェ巡り~太っているからと婚約破棄されましたが番のモフモフ獣人がいるので貴方のことはどうでもいいです~
翡翠蓮
ファンタジー
幼い頃から王太子殿下の婚約者であることが決められ、厳しい教育を施されていたアイリス。王太子のアルヴィーンに初めて会ったとき、この世界が自分の読んでいた恋愛小説の中で、自分は主人公をいじめる悪役令嬢だということに気づく。自分が追放されないようにアルヴィーンと愛を育もうとするが、殿下のことを好きになれず、さらに自宅の料理長が作る料理が大量で、残さず食べろと両親に言われているうちにぶくぶくと太ってしまう。その上、両親はアルヴィーン以外の情報をアイリスに入れてほしくないがために、アイリスが学園以外の外を歩くことを禁止していた。そして十八歳の冬、小説と同じ時期に婚約破棄される。婚約破棄の理由は、アルヴィーンの『運命の番』である兎獣人、ミリアと出会ったから、そして……豚のように太っているから。「豚のような女と婚約するつもりはない」そう言われ学園を追い出され家も追い出されたが、アイリスは内心大喜びだった。これで……一人で外に出ることができて、異世界のカフェを巡ることができる!?しかも、泣きながらやっていた王太子妃教育もない!?カフェ巡りを繰り返しているうちに、『運命の番』である狼獣人の騎士団副団長に出会って……
転生令嬢の食いしん坊万罪!
ねこたま本店
ファンタジー
訳も分からないまま命を落とし、訳の分からない神様の手によって、別の世界の公爵令嬢・プリムローズとして転生した、美味しい物好きな元ヤンアラサー女は、自分に無関心なバカ父が後妻に迎えた、典型的なシンデレラ系継母と、我が儘で性格の悪い妹にイビられたり、事故物件王太子の中継ぎ婚約者にされたりつつも、しぶとく図太く生きていた。
そんなある日、プリムローズは王侯貴族の子女が6~10歳の間に受ける『スキル鑑定の儀』の際、邪悪とされる大罪系スキルの所有者であると判定されてしまう。
プリムローズはその日のうちに、同じ判定を受けた唯一の友人、美少女と見まごうばかりの気弱な第二王子・リトス共々捕えられた挙句、国境近くの山中に捨てられてしまうのだった。
しかし、中身が元ヤンアラサー女の図太い少女は諦めない。
プリムローズは時に気弱な友の手を引き、時に引いたその手を勢い余ってブン回しながらも、邪悪と断じられたスキルを駆使して生き残りを図っていく。
これは、図太くて口の悪い、ちょっと(?)食いしん坊な転生令嬢が、自分なりの幸せを自分の力で掴み取るまでの物語。
こちらの作品は、2023年12月28日から、カクヨム様でも掲載を開始しました。
今後、カクヨム様掲載用にほんのちょっとだけ内容を手直しし、1話ごとの文章量を増やす事でトータルの話数を減らした改訂版を、1日に2回のペースで投稿していく予定です。多量の加筆修正はしておりませんが、もしよろしければ、カクヨム版の方もご笑覧下さい。
※作者が適当にでっち上げた、完全ご都合主義的世界です。細かいツッコミはご遠慮頂ければ幸いです。もし、目に余るような誤字脱字を発見された際には、コメント欄などで優しく教えてやって下さい。
※検討の結果、「ざまぁ要素あり」タグを追加しました。
【完結】前世の不幸は神様のミスでした?異世界転生、条件通りなうえチート能力で幸せです
yun.
ファンタジー
~タイトル変更しました~
旧タイトルに、もどしました。
日本に生まれ、直後に捨てられた。養護施設に暮らし、中学卒業後働く。
まともな職もなく、日雇いでしのぐ毎日。
劣悪な環境。上司にののしられ、仲のいい友人はいない。
日々の衣食住にも困る。
幸せ?生まれてこのかた一度もない。
ついに、死んだ。現場で鉄パイプの下敷きに・・・
目覚めると、真っ白な世界。
目の前には神々しい人。
地球の神がサボった?だから幸せが1度もなかったと・・・
短編→長編に変更しました。
R4.6.20 完結しました。
長らくお読みいただき、ありがとうございました。
無能だとクビになったメイドですが、今は王宮で筆頭メイドをしています
如月ぐるぐる
恋愛
「お前の様な役立たずは首だ! さっさと出て行け!」
何年も仕えていた男爵家を追い出され、途方に暮れるシルヴィア。
しかし街の人々はシルビアを優しく受け入れ、宿屋で住み込みで働く事になる。
様々な理由により職を転々とするが、ある日、男爵家は爵位剥奪となり、近隣の子爵家の代理人が統治する事になる。
この地域に詳しく、元男爵家に仕えていた事もあり、代理人がシルヴィアに協力を求めて来たのだが……
男爵メイドから王宮筆頭メイドになるシルビアの物語が、今始まった。
【完結】貧乏令嬢の野草による領地改革
うみの渚
ファンタジー
八歳の時に木から落ちて頭を打った衝撃で、前世の記憶が蘇った主人公。
優しい家族に恵まれたが、家はとても貧乏だった。
家族のためにと、前世の記憶を頼りに寂れた領地を皆に支えられて徐々に発展させていく。
主人公は、魔法・知識チートは持っていません。
加筆修正しました。
お手に取って頂けたら嬉しいです。
昭和生まれお局様は、異世界転生いたしましたとさ
蒼あかり
ファンタジー
局田舞子(つぼたまいこ)43歳、独身。
とある事故をきっかけに、彼女は異世界へと転生することになった。
どうしてこんなことになったのか、訳もわからぬままに彼女は異世界に一人放り込まれ、辛い日々を過ごしながら苦悩する毎日......。
など送ることもなく、なんとなく順応しながら、それなりの日々を送って行くのでありました。
そんな彼女の異世界生活と、ほんの少しのラブロマンスっぽい何かを織り交ぜながらすすむ、そんな彼女の生活を覗いてみませんか?
毎日投稿はできないと思います。気長に更新をお待ちください。
侯爵令嬢に転生したからには、何がなんでも生き抜きたいと思います!
珂里
ファンタジー
侯爵令嬢に生まれた私。
3歳のある日、湖で溺れて前世の記憶を思い出す。
高校に入学した翌日、川で溺れていた子供を助けようとして逆に私が溺れてしまった。
これからハッピーライフを満喫しようと思っていたのに!!
転生したからには、2度目の人生何がなんでも生き抜いて、楽しみたいと思います!!!
いきなり異世界って理不尽だ!
みーか
ファンタジー
三田 陽菜25歳。会社に行こうと家を出たら、足元が消えて、気付けば異世界へ。
自称神様の作った機械のシステムエラーで地球には帰れない。地球の物は何でも魔力と交換できるようにしてもらい、異世界で居心地良く暮らしていきます!