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明日が有る、という幸せ
目覚め
「イチイ様が起き上がりました!!」
そう言って飛び込んで来たのはナターリエ。
「姉上えぇえぇぇ!!!」
真っ先に飛び出して行ったアカシア君。
「ライ様じゃなく?」
「ハイッ!」
「お兄様には?」
「ミツバが向かいました!」
「セリ!!」
「ハイッ!!」
勢い良く返事をしたセリ、私とナターリエを左右の肩に座らせて、
「掴まってください!!」
言うが早いか駆け出します。
私とナターリエはお互いセリの頭を挟んで抱き合います。
ナターリエは「うわぉう!」と叫んでいます。なんか、楽しげです。
扉が開けっぱなしの部屋に飛び込み
「チィちゃん!!!」
叫んでセリに下ろしてもらい、駆け寄ります。
お母様に抱きつかれていたチィちゃんがこっちを振り返り
「リア様!!!!」
お母様ごと抱き締めます。
そこに切羽詰まった声が。
「嬉しいのはわかります、私も抱きつきたい!!
ですが姉上!!まっぱです!!!」
「「え??」」
地団駄を踏むアカシア君の叫びに、私とお母様がようやくチィちゃんを離して見ると。
あ。
風呂桶の中に沈めてる時は素っ裸でしたわ。
「ミツバ!タオルと羽織るものを!!」
お母様の叫びと同時に
「イチイぃぃぃぃ!!!」
お兄様が飛び込んで来ました。
「お兄様!ステイ!!チィちゃんがまっぱです!!」
「うぉい?!!」
お兄様が勢いそのままクルっと回転して部屋から出ていきますが、
「え?今さら?」
という声が聞こえますが、
ええ、風呂桶の中でまっぱ見てますけどね、乙女心をわかって!!!
その時後ろで、ざばっという音が聞こえました。
振り返るとライ様も起き上がっています。
「シラヌイ様!!まっぱですからね!!立っちゃダメ!!!」
「ッ!!!」
アカシア君の心の叫びに反応して真っ赤になるライ様。
「ハジカミかケヤキは居る?!シラヌイにタオルと羽織るものを!!」
お母様が指示を出します。
「感動の対面のはずが、羞恥の対面に変わってしまったわ?!」
お母様のおっしゃる通り。
…ええ、用意しておくべきでしたわ。
ケヤキが
「用意が整いました」
と、廊下で待っていた私達を招き入れると
「リオ様!!」
「リア!!」
声が聞こえた瞬間温かいものに包まれ、宙に浮いてましたわ。
「リアリアリアリアリア…」
首に頭をうずめてずっと名前を言い続けるライ様。ちょっと念仏みたいでしてよ?
でも私も腕を背中に回して抱き締め返します。
「約束通り生きて帰って来てくれてありがとうございます!
やっと、やっと言えますわ!!おかえりなさい!!」
「ッ!ああ、遅くなってすまん。ただいま」
ライ様が下ろしてくれた時でした。
「イチイは!!イチイはリオ様と一緒に生きるのです!!」
「ああ、もちろんだ。こっちも約束通り、恋愛小説ごっこでもなんでもしてやる」
お兄様がチィちゃんをお姫様抱っこして、額にキスをしました。
「うっひょー!!!」
あ、チィちゃん、白目剥いて気絶しましたわ。
「あ…」
「リオ君!!いきなり刺激が強すぎるわ!!」
「姉上もシラヌイ様も、私と母上を置いてきぼりですか?!!!」
お母様とアカシア君の叫びにシラヌイ様が
「ご心配をおかけしました。
アカシア、お前の祈り、栄養剤から沢山伝わった、ありがとう」
私の手は離さずに、お母様とアカシア君を抱き締めます。
「もう!もう!本当です!!めちゃくちゃ心配したんです!!」
泣きながら、ぼすぼすライ様を叩くアカシア君と
「生きて帰って来てくれありがとう。あ、でも…」
涙目のお母様はライ様の顔を撫でます。
そこに
「おーーい、起きたようじゃの。確認するぞぃ」
ふよふよとオムツ様が飛んで来ました。
「なんじゃ、イチイはまだちゃんと起きとらんのか?
じゃ、シラヌイからじゃな、って、顔みてすぐわかるやつかい」
そう、ライ様は片目が潰れて、開いていませんでした。
そう言って飛び込んで来たのはナターリエ。
「姉上えぇえぇぇ!!!」
真っ先に飛び出して行ったアカシア君。
「ライ様じゃなく?」
「ハイッ!」
「お兄様には?」
「ミツバが向かいました!」
「セリ!!」
「ハイッ!!」
勢い良く返事をしたセリ、私とナターリエを左右の肩に座らせて、
「掴まってください!!」
言うが早いか駆け出します。
私とナターリエはお互いセリの頭を挟んで抱き合います。
ナターリエは「うわぉう!」と叫んでいます。なんか、楽しげです。
扉が開けっぱなしの部屋に飛び込み
「チィちゃん!!!」
叫んでセリに下ろしてもらい、駆け寄ります。
お母様に抱きつかれていたチィちゃんがこっちを振り返り
「リア様!!!!」
お母様ごと抱き締めます。
そこに切羽詰まった声が。
「嬉しいのはわかります、私も抱きつきたい!!
ですが姉上!!まっぱです!!!」
「「え??」」
地団駄を踏むアカシア君の叫びに、私とお母様がようやくチィちゃんを離して見ると。
あ。
風呂桶の中に沈めてる時は素っ裸でしたわ。
「ミツバ!タオルと羽織るものを!!」
お母様の叫びと同時に
「イチイぃぃぃぃ!!!」
お兄様が飛び込んで来ました。
「お兄様!ステイ!!チィちゃんがまっぱです!!」
「うぉい?!!」
お兄様が勢いそのままクルっと回転して部屋から出ていきますが、
「え?今さら?」
という声が聞こえますが、
ええ、風呂桶の中でまっぱ見てますけどね、乙女心をわかって!!!
その時後ろで、ざばっという音が聞こえました。
振り返るとライ様も起き上がっています。
「シラヌイ様!!まっぱですからね!!立っちゃダメ!!!」
「ッ!!!」
アカシア君の心の叫びに反応して真っ赤になるライ様。
「ハジカミかケヤキは居る?!シラヌイにタオルと羽織るものを!!」
お母様が指示を出します。
「感動の対面のはずが、羞恥の対面に変わってしまったわ?!」
お母様のおっしゃる通り。
…ええ、用意しておくべきでしたわ。
ケヤキが
「用意が整いました」
と、廊下で待っていた私達を招き入れると
「リオ様!!」
「リア!!」
声が聞こえた瞬間温かいものに包まれ、宙に浮いてましたわ。
「リアリアリアリアリア…」
首に頭をうずめてずっと名前を言い続けるライ様。ちょっと念仏みたいでしてよ?
でも私も腕を背中に回して抱き締め返します。
「約束通り生きて帰って来てくれてありがとうございます!
やっと、やっと言えますわ!!おかえりなさい!!」
「ッ!ああ、遅くなってすまん。ただいま」
ライ様が下ろしてくれた時でした。
「イチイは!!イチイはリオ様と一緒に生きるのです!!」
「ああ、もちろんだ。こっちも約束通り、恋愛小説ごっこでもなんでもしてやる」
お兄様がチィちゃんをお姫様抱っこして、額にキスをしました。
「うっひょー!!!」
あ、チィちゃん、白目剥いて気絶しましたわ。
「あ…」
「リオ君!!いきなり刺激が強すぎるわ!!」
「姉上もシラヌイ様も、私と母上を置いてきぼりですか?!!!」
お母様とアカシア君の叫びにシラヌイ様が
「ご心配をおかけしました。
アカシア、お前の祈り、栄養剤から沢山伝わった、ありがとう」
私の手は離さずに、お母様とアカシア君を抱き締めます。
「もう!もう!本当です!!めちゃくちゃ心配したんです!!」
泣きながら、ぼすぼすライ様を叩くアカシア君と
「生きて帰って来てくれありがとう。あ、でも…」
涙目のお母様はライ様の顔を撫でます。
そこに
「おーーい、起きたようじゃの。確認するぞぃ」
ふよふよとオムツ様が飛んで来ました。
「なんじゃ、イチイはまだちゃんと起きとらんのか?
じゃ、シラヌイからじゃな、って、顔みてすぐわかるやつかい」
そう、ライ様は片目が潰れて、開いていませんでした。
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