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明日が有る、という幸せ
嗚呼、肉祭り!
グイグイくるお父様を無視して、職人さんに尋ねます。
「お父様の動きが激しくて太もも擦れを起こすのよね?
こう、焼く前のパン生地みたいなモチモチした素材って無いのかなぁって。
それで太ももの先端を包んだら、擦れを軽減できるかなぁって?」
アカシア君の据わってた目が通常に戻ってきましたわ!
私の話題の選択は正しかったようです!!
「あ、そう言うことを考えてたんですね!まぁ、お嬢様はお薬作る人ですし、傷口、気になりますよねぇ?
ほら、ニワトコ様、お嬢様に目茶苦茶心配されてますよ!もうちょっと控え目に動きましょうって!」
職人さんはバシバシお父様の背中を叩きます。
「なんか、これ以上快適な器具を作ったら、コレは怪我する前を越えるんじゃないか?やめといた方が良いんじゃないか?」
テン爺は真顔で職人さんに詰め寄ります。
「むしろ歩行器具じゃなくて、捕獲器具を作ってもらうべき?」
「アカシア?!!止めてくれ!」
腕を組んで真剣に言うアカシア君に対してお父様が焦ったように詰め寄ります。
「俺は今、人生で一番楽しいかもしれん!!もうちょっと遊びたい!!」
「「「本音ぇ!!!」」」
「ッハ!しまった!!!!」
お父様は慌ててお口を押さえていますが、
「ほほぉぉ?」
後ろから地を這うような声と冷気が押し寄せてきます。
「ア・ナ・タ?
ちょおーっと、お話しましょうか?
アカシア!!ニワトコを連れてきて!!」
「ハイ!母上!!!」
アカシア君が杖も歩行器具もポイポイ放り捨て、お父様を俵担ぎ、お母様の後ろをついていきます。
「「完全に怒らせたなぁー」」
職人さんとテン爺は苦笑いです。
「でも、アレは昔からほとんど血を流したことなどない。感染症や、傷口が膿む経験もないからな、太もも擦れを軽く考えている節がある。
ユーディリアお嬢様の薬があれば確かに大丈夫なんでしょうがなぁ…
それに頼りすぎるのも如何なものか。それに…」
テン爺の懸念ももっともです。
「ディの栄養剤ももうすぐ作れなくなりますよ」
お兄様がやって来て、私に軽くうなずきます。
「ディが作ってる栄養剤は、主様が魔獣暴走の為にって、特別に頂いた材料で作ってます。
その材料の供給は既にないので、使いきったら終わりです」
まぁ、確かに?新たな供給はされてませんわね?
「ああ、なるほど。道理でオカシナ性能な訳だ。もうないなら安心です。
どっかで誰かが聞き付けて、教会関連にでも目をつけられたら面倒ですからね」
テン爺がほっと息を吐きながら答えます。
「ええ、なので、もし誰かに聞かれたら、
〝魔獣暴走の前兆で魔の森に生えてた特殊な薬草で作った薬。魔獣暴走で魔の森が目茶苦茶になって、もう作れない〞
と答えてください。
しかもナマ物ですからね、1ヶ月程度で腐ります。砦に残ってる分も1ヶ月後には使用不可能になりますんで回収します」
「おおぅ…」
「ナマもの…腐った薬…違う効能になりそうじゃ…」
職人さんもテン爺も納得します。
お兄様、微妙なニュアンスで伝えます。1ヶ月程度に3ヶ月は入るんですかね?まぁ変な所に目をつけられるよりはさっさと回収するべきですわね!
「さぁ、肉祭りの相談です!!
父上を祭りの間、大人しくしさせておくには!!どうすれば良いですかね?!!」
お兄様、職人さんにグイグイ迫ります。
ええ、暗に〝お前が調子に乗せてないか?〞って言ってますわね!!
「お父様の動きが激しくて太もも擦れを起こすのよね?
こう、焼く前のパン生地みたいなモチモチした素材って無いのかなぁって。
それで太ももの先端を包んだら、擦れを軽減できるかなぁって?」
アカシア君の据わってた目が通常に戻ってきましたわ!
私の話題の選択は正しかったようです!!
「あ、そう言うことを考えてたんですね!まぁ、お嬢様はお薬作る人ですし、傷口、気になりますよねぇ?
ほら、ニワトコ様、お嬢様に目茶苦茶心配されてますよ!もうちょっと控え目に動きましょうって!」
職人さんはバシバシお父様の背中を叩きます。
「なんか、これ以上快適な器具を作ったら、コレは怪我する前を越えるんじゃないか?やめといた方が良いんじゃないか?」
テン爺は真顔で職人さんに詰め寄ります。
「むしろ歩行器具じゃなくて、捕獲器具を作ってもらうべき?」
「アカシア?!!止めてくれ!」
腕を組んで真剣に言うアカシア君に対してお父様が焦ったように詰め寄ります。
「俺は今、人生で一番楽しいかもしれん!!もうちょっと遊びたい!!」
「「「本音ぇ!!!」」」
「ッハ!しまった!!!!」
お父様は慌ててお口を押さえていますが、
「ほほぉぉ?」
後ろから地を這うような声と冷気が押し寄せてきます。
「ア・ナ・タ?
ちょおーっと、お話しましょうか?
アカシア!!ニワトコを連れてきて!!」
「ハイ!母上!!!」
アカシア君が杖も歩行器具もポイポイ放り捨て、お父様を俵担ぎ、お母様の後ろをついていきます。
「「完全に怒らせたなぁー」」
職人さんとテン爺は苦笑いです。
「でも、アレは昔からほとんど血を流したことなどない。感染症や、傷口が膿む経験もないからな、太もも擦れを軽く考えている節がある。
ユーディリアお嬢様の薬があれば確かに大丈夫なんでしょうがなぁ…
それに頼りすぎるのも如何なものか。それに…」
テン爺の懸念ももっともです。
「ディの栄養剤ももうすぐ作れなくなりますよ」
お兄様がやって来て、私に軽くうなずきます。
「ディが作ってる栄養剤は、主様が魔獣暴走の為にって、特別に頂いた材料で作ってます。
その材料の供給は既にないので、使いきったら終わりです」
まぁ、確かに?新たな供給はされてませんわね?
「ああ、なるほど。道理でオカシナ性能な訳だ。もうないなら安心です。
どっかで誰かが聞き付けて、教会関連にでも目をつけられたら面倒ですからね」
テン爺がほっと息を吐きながら答えます。
「ええ、なので、もし誰かに聞かれたら、
〝魔獣暴走の前兆で魔の森に生えてた特殊な薬草で作った薬。魔獣暴走で魔の森が目茶苦茶になって、もう作れない〞
と答えてください。
しかもナマ物ですからね、1ヶ月程度で腐ります。砦に残ってる分も1ヶ月後には使用不可能になりますんで回収します」
「おおぅ…」
「ナマもの…腐った薬…違う効能になりそうじゃ…」
職人さんもテン爺も納得します。
お兄様、微妙なニュアンスで伝えます。1ヶ月程度に3ヶ月は入るんですかね?まぁ変な所に目をつけられるよりはさっさと回収するべきですわね!
「さぁ、肉祭りの相談です!!
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ええ、暗に〝お前が調子に乗せてないか?〞って言ってますわね!!
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