《完結》当て馬悪役令息のツッコミ属性が強すぎて、物語の仕事を全くしないんですが?!

犬丸大福

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番外編

センバの騎士学園 20

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オージーヌ視点


ふ、不覚でした…

まさか、まさか、エクリューシ様に攻撃力の適性が無いなんて!!

言われてみれば、受け身は上手いのです。
ただ、受けて、その手で攻撃する、が、出来ないのです。
何処に攻撃するのか迷ってるのかな?だから一瞬動きが止まるのかな?だから、考える前に身体が動くまで馴れさせるしかないと思っていたのですが。
そもそも攻撃するという前提が無いのなら、どうして良いかわからず、身体がすくむのでしょう。
そりゃ吹っ飛ばされるわけです。
馴れ以前の問題です。

リア様のご助言に従い、エクリューシ様の身体能力を強化する事、守りに特化する訓練を開始したら、
メキメキと頭角を現しました。

「エクリューシ様!!そうです、私が必ず助けに行きますので、それまで耐える訓練です!
まずは10分から行きましょう!」
「うむ!私の魔法の本領発揮だな!」
「はい!行きますよ!はい、エクリューシ様のスゴいとこ見てみたい!それ!一気!一気に回りをプロテクト!」
「おぅ!それ!見ろ!」

エクリューシ様が自身の周りにプロテクトを張ります。

「見えません!けど、剣で叩いてみますね!」
「よし、来い!」

ガキン、と剣が弾かれました。

「キャーーー!エクリューシ様!素晴らしいです!これが10分続いたらもっとスゴいです!悪の組織から要人を救出出来ます!」
「ハッハッハ!!よし来た任せろ!!私が守る!!」

フフフ、エクリューシ様自体にはまだ触れられませんが、私がこのプロテクトを壊したら渾身の一撃をエクリューシ様のお腹に…

「…なんか、イキイキしてきたな?」
あら、エミリオ様達が見学に来ました。

「ええ、出来る事がわかって楽しいみたいよ?リアのおかげね」
フーティ、その通り!でも、エクリューシ様の事は、私が気づきたかった!

「いえいえ、役割分担って大事ですのよ?だって私には出来ない事が多いですから。なら出来る事を探してお兄様のお役に立った方が良いでしょう?」
「さすが俺のディ、天使!」
「リアリア!私がリアに出来る事はなんだろう?!」
「ライ様の攻撃力はいつでも期待していますわよ?」
「リア様、イチイは?イチイは?!」
「チィちゃんはもうそのままで、ありのままの姿でいいです」
なんか、お母さんかな?

「でも、治安部隊に入るなら、必ずしも1対1になるとは限らないものね?
オージーの攻撃に馴れてきたら、複数人からの攻撃にも耐えられるようにしないとね?」
フーティ?!私とエクリューシ様の2人の至福の時間を邪魔する気?!

「あー、じゃぁ、ゲームにしたら、良いのでは?」

「「「ゲーム?!」」」

リア様、今度はなんですか?!

「はい。エクリューシ様チームとオージーチーム。
この場合、オージーチームが襲撃者で、エクリューシ様が宝物を守るんです。
制限時間は20分。
奪えばオージーの勝ち。守り切ったらエクリューシ様の勝ち。
勝者は敗者になんでもお願いを言える、で、どうですか?」

「「「面白そうね!!」」」

「ライ様とチィちゃんはダメですよ?貴方達が入ったら、ただの2人の勝負になりますから。
審判で、致命傷になりそうな時と、時間が来たら間に入って止めてください。
私は時間を計る係をしますわ。どうですか?」


ふ、フフフフフ。
なんでも言うことを聞かせられる?ステキだわ!勝ちは貰ったわ!!!
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