《完結》当て馬悪役令息のツッコミ属性が強すぎて、物語の仕事を全くしないんですが?!

犬丸大福

文字の大きさ
459 / 562
番外編

センバの騎士学園 21

しおりを挟む
オージー視点

「じゃぁ、組分けをしましょうか。
エクリューシ様チームは、フーティを守る。フーティは旗を支えて、これを20分守り切ったら勝ちですわ。
フーティの警備の確認も兼ねて、ギーニー様、イーリー、あとシュタイン様はエクリューシ様チームに。

オージーチームは、フーティの旗を奪うか破壊すれば勝ちですわ。
お兄様、ヨーク様、ナターリエがオージーチームに。

では作戦会議なさいます?10分後に始めますわ!」

リアが号令をかける。

「じゃぁ、皆よろしくな?ただの勝負でもヘドロに負けたくないんだよなー。
ああ、ごめんね、オージー様。どうにも嫌悪感が残っててさぁ」
リオ様が私に謝ってくれますが

「いえいえ、お気になさらず。双子様が、あのエクリューシ様を許して好意的に見られても困りますので!」
ええ、リアが恋のライバルなんて目も当てられません!

「うん、それはないから安心して?アレを引き取れるのは君しか居ないから。もう、ここだけでなく、王都に居る公爵様達もそう思ってるから。
んじゃ、作戦だけど、
オージー様、君が一番体術に長けてるから、陽動をお願いして良いかな?
あと、ヨークは、土壁を何個も作ってから、オージーに合流、シュタインとどのくらいヤり合える?
俺は土壁に隠れながら竜巻を出して目隠し兼ヘドロの結界へ攻撃、ナターリエはその合間を縫って旗を狙撃!
あとは臨機応変に」
リオ様が作戦を立ててくれます。部下の能力を把握して使いこなす、見習わなくてはいけませんね。

「10分経ちました!エクリューシチームは訓練場の真ん中から、オージーチームは訓練場入り口から始めます!!
では、私は訓練場の外で見守りますので。
チィちゃんとライ様も壁際に立って全体を把握してくださいね。

では、始め!!」

リアの号令で一斉に動き出します。

「真ん中は全方位守らなきゃいけなくなります、壁際に移動します!」
流石現役護衛、シュタイン様が指示を出しますが、フフフ、フーティの足の遅さを考えてませんね?

「ヨーク!土壁で行く手を遮れ!」

「僕、自分から2メートル位離れたところまでにしか作れないよ!!」

「そう来たか…竜巻で撹乱する!オージー様、陽動お願いします!」「ハイ!」

「ヨークは出来るだけ近づきながら土壁作って!ナターリエついていけ!」「「ハイ!」」

「キャーお兄様!カッコいい!!」「リオ様ステキです!!」「ぐぬぬぬ、私もリアに褒められたい…」
なんか外野から声がかかって、エミリオ様にこやかに手を振ってるけど、
うんまぁ、エミリオ様が居れば勝ったも同然では?!

「くっそー、参謀強ぇな!!
イーリー!オージー様を任せた!「もちろん!」
俺はこれ以上土壁を作らせないようにヨーク様をシメる!「え、シメるって聞こえたんだけど?!」
ギーニー様はフーティ様を守りながらなるべく壁際まで移動してください!「フーティ、行こう!」「ええ!」
チクショー、こんなときまで桃色してんじゃねぇよ!
エクリューシ様は移動しながら3人を囲んだプロテクト展開してください!「お、おぅ!わたしが最終防衛だな!任せろ!」
胸張って威張る前に動きやがれ!!」「「「ハイ!!」」」

シュタイン様が指示を出してますが、なんでしょう、緊張感ないですね?そしてヨークに向かって行きます。

ヨーク、ここが頑張り所ですよ!ナターリエをまずどっかに逃がしなさい?

って、あっちの心配してる場合じゃないです!
「オージー!!本気でやり合おう!!」
「ええ、遠慮はしません!全てはエクリューシ様とのあんなことやこんなことのために!!」
「え?オージー、アレになにさせる気なの?!」
「ふ、フフフ…」
「なんか、人間として止めなきゃダメな気がしてきた?!」


いいえ!私は誰にも止められないのです!
しおりを挟む
感想 68

あなたにおすすめの小説

悪役令息に転生したけど、静かな老後を送りたい!

えながゆうき
ファンタジー
 妹がやっていた乙女ゲームの世界に転生し、自分がゲームの中の悪役令息であり、魔王フラグ持ちであることに気がついたシリウス。しかし、乙女ゲームに興味がなかった事が仇となり、断片的にしかゲームの内容が分からない!わずかな記憶を頼りに魔王フラグをへし折って、静かな老後を送りたい!  剣と魔法のファンタジー世界で、精一杯、悪足搔きさせていただきます!

積みかけアラフォーOL、公爵令嬢に転生したのでやりたいことをやって好きに生きる!

ぽらいと
ファンタジー
アラフォー、バツ2派遣OLが公爵令嬢に転生したので、やりたいことを好きなようにやって過ごす、というほのぼの系の話。 悪役等は一切出てこない、優しい世界のお話です。

小さな貴族は色々最強!?

谷 優
ファンタジー
神様の手違いによって、別の世界の人間として生まれた清水 尊。 本来存在しない世界の異物を排除しようと見えざる者の手が働き、不運にも9歳という若さで息を引き取った。 神様はお詫びとして、記憶を持ったままの転生、そして加護を授けることを約束した。 その結果、異世界の貴族、侯爵家ウィリアム・ヴェスターとして生まれ変ることに。 転生先は優しい両親と、ちょっぴり愛の強い兄のいるとっても幸せな家庭であった。 魔法属性検査の日、ウィリアムは自分の属性に驚愕して__。 ウィリアムは、もふもふな友達と共に神様から貰った加護で皆を癒していく。

異世界転生した時に心を失くした私は貧民生まれです

ぐるぐる
ファンタジー
前世日本人の私は剣と魔法の世界に転生した。 転生した時に感情を欠落したのか、生まれた時から心が全く動かない。 前世の記憶を頼りに善悪等を判断。 貧民街の狭くて汚くて臭い家……家とはいえないほったて小屋に、生まれた時から住んでいる。 2人の兄と、私と、弟と母。 母親はいつも心ここにあらず、父親は所在不明。 ある日母親が死んで父親のへそくりを発見したことで、兄弟4人引っ越しを決意する。 前世の記憶と知識、魔法を駆使して少しずつでも確実にお金を貯めていく。

【長編・完結】私、12歳で死んだ。赤ちゃん還り?水魔法で救済じゃなくて、給水しますよー。

BBやっこ
ファンタジー
死因の毒殺は、意外とは言い切れない。だって貴族の後継者扱いだったから。けど、私はこの家の子ではないかもしれない。そこをつけいられて、親族と名乗る人達に好き勝手されていた。 辺境の地で魔物からの脅威に領地を守りながら、過ごした12年間。その生が終わった筈だったけど…雨。その日に辺境伯が連れて来た赤ん坊。「セリュートとでも名付けておけ」暫定後継者になった瞬間にいた、私は赤ちゃん?? 私が、もう一度自分の人生を歩み始める物語。給水係と呼ばれる水魔法でお悩み解決?

オバサンが転生しましたが何も持ってないので何もできません!

みさちぃ
恋愛
50歳近くのおばさんが異世界転生した! 転生したら普通チートじゃない?何もありませんがっ!! 前世で苦しい思いをしたのでもう一人で生きて行こうかと思います。 とにかく目指すは自由気ままなスローライフ。 森で調合師して暮らすこと! ひとまず読み漁った小説に沿って悪役令嬢から国外追放を目指しますが… 無理そうです…… 更に隣で笑う幼なじみが気になります… 完結済みです。 なろう様にも掲載しています。 副題に*がついているものはアルファポリス様のみになります。 エピローグで完結です。 番外編になります。 ※完結設定してしまい新しい話が追加できませんので、以後番外編載せる場合は別に設けるかなろう様のみになります。

ひ弱な竜人 ~周りより弱い身体に転生して、たまに面倒くさい事にも出会うけど家族・仲間・植物に囲まれて二度目の人生を楽しんでます~

白黒 キリン
ファンタジー
前世で重度の病人だった少年が、普人と変わらないくらい貧弱な身体に生まれた竜人族の少年ヤーウェルトとして転生する。ひたすらにマイペースに前世で諦めていたささやかな幸せを噛み締め、面倒くさい奴に絡まれたら鋼の精神力と図太い神経と植物の力を借りて圧倒し、面倒事に巻き込まれたら頼れる家族や仲間と植物の力を借りて撃破して、時に周囲を振り回しながら生きていく。 タイトルロゴは美風慶伍 様作で副題無し版です。 小説家になろうでも公開しています。 https://ncode.syosetu.com/n5715cb/ カクヨムでも公開してします。 https://kakuyomu.jp/works/1177354054887026500 ●現状あれこれ ・2021/02/21 完結 ・2020/12/16 累計1000000ポイント達成 ・2020/12/15 300話達成 ・2020/10/05 お気に入り700達成 ・2020/09/02 累計ポイント900000達成 ・2020/04/26 累計ポイント800000達成 ・2019/11/16 累計ポイント700000達成 ・2019/10/12 200話達成 ・2019/08/25 お気に入り登録者数600達成 ・2019/06/08 累計ポイント600000達成 ・2019/04/20 累計ポイント550000達成 ・2019/02/14 累計ポイント500000達成 ・2019/02/04 ブックマーク500達成

公女様は愛されたいと願うのやめました。~態度を変えた途端、家族が溺愛してくるのはなぜですか?~

谷 優
恋愛
公爵家の末娘として生まれた幼いティアナ。 お屋敷で働いている使用人に虐げられ『公爵家の汚点』と呼ばれる始末。 お父様やお兄様は私に関心がないみたい。 ただ、愛されたいと願った。 そんな中、夢の中の本を読むと自分の正体が明らかに。 ◆恋愛要素は前半はありませんが、後半になるにつれて発展していきますのでご了承ください。

処理中です...