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番外編
センバの騎士学園 23
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ギニタス視点
「すまん!!グーちゃんから落ちてしまった!」
エクリューシ様の上に落っこちたと思ったが、当たったのは旗の方だったようで、エクリューシ様は無事だった。
「ッチ」
エミリオ?今、舌打ちしたね?
「いやぁ、足が無くなったからな、今まで着けたことなかった鞍をグーちゃんにつけて試し飛行したら、思いの外、首が締まったらしくてな、振り落とされた」
ダーッハッハッハと笑う辺境伯様。それ、普通に笑い事じゃないですって。
「ちぃちぃうえぇぇぇ!だぁから無理だって言ったでしょう!グーちゃんに負担かけない!!」
アカシアが走って来たが、辺境伯様の心配じゃなくて、グリフォンの心配なの?
「皆様、お騒がせしましたね!父上は引き取りますから!どうぞ続けてください!」
ほら、行きますよ、って、普通に肩に荷物担ぎするの?
「どうやったら乗れるかなぁ」「だから、大人しくグーちゃんにハンモックを持たせる訓練をするべきですって!」「いやぁ、それも落とされそうだぞ?」「父上が騒ぐからでしょう!」「空の上だぞ?普段見れない獲物が目に入るんだぞ!」「空から狙ったって、回収どうするんですか!」
ギャーギャーと言い合いながら去っていく辺境伯親子。
…うん、仲が良いなぁ。
「えっと、今回の勝敗は無効としましょうか」
とことこと歩いてきたリア嬢が試合の無効を宣言する。
「ディ、ちなみにあと何分だった?」「8分です」「ッチ、さっさと破壊しとくんだったなぁ」
やっぱりエミリオ、遊んでたんだね…
そしてオージーは両手両膝をついて悔しがっている。
「もう少しで、もう少しで突破できたのに…」
「危なかった…」
イーリーは地べたに座り込んで安心しているし、ヨークも地面に寝そべって
「きっつー!」
と叫んでいる。
「私、何もしていない…」
うん、ナターリエじょ、あ、平民だから呼び捨てにしろって言われたんだ、彼女も無駄に落ち込んでる。
「でもなんとなく各自問題点や改善出来そうな所、気づけたのではなくて?それを克服してから、また挑戦すれば良いんじゃないかしら?
ね、ギーニー、一緒に魔法の可能性を探りましょう?」
フーティが私の手を取り言ってくる。うちのフーティ可愛いし、前向きなのが良いよなぁ。
「もちろん!リア嬢に言われたこと、試してみたいよね!出来るようになったら可能性広がるね!
エクリューシ様も強度上げたり、維持できる時間を伸ばす訓練必要ですよね!きっとあと8分は持たなかったですよね?」
逆にエクリューシ様的には助かったんじゃないかな?
多分、あと2~3分が限界だったように見えたし。
「う、うむ。8分は無理だったかもしれない。が、エミリオ、お前はどうなんだ?まだまだ続けられたのか?」
え?まだ認めてないの?
「は?なんならあと10個は足して1時間いけますけど?」
「お、おおぅ…そんなにか…」
おや、昔ならそんなの嘘だ、とか騒ぎそうでしたが、すこしは大人になりましたかね?
「エミリオ、私の訓練に付き合ってくれないだろうか?限界までプロテクトを維持し続ける間、攻撃をしていて欲しい」
「え?普通にイヤですけど?」「ぐふぉ」
エミリオ!とどめ刺すんだね!!
「貴方の訓練に喜んで付き合うオージー様が居るじゃないですか。
治安部隊なら、街中で魔法攻撃なんてそうそう受けねぇだろ。物理攻撃を受け続ける訓練の方が有意義じゃねぇの?なんなら、たまにナターリエからナイフ投げて貰えよ。不意打ちの狙撃にも対応出来るかの訓練に丁度良いじゃねぇか」
「エクリューシ様!いくらでもお付き合い致しますわ!」
オージーが、いきなりシュタっと現れてエクリューシ様の手を握ってる。びっくりするんだけど?!
「ヤりましょう!」
ナターリエ、今までの恨みをここで、とか、ナイフには痺れ薬を、とかぶつぶつ言ってない?
ってか、やるの意味が別になってない?ナイフなの?訓練だから小石とかにしないの?
えっと色んな意味で、本当に大丈夫?!
「すまん!!グーちゃんから落ちてしまった!」
エクリューシ様の上に落っこちたと思ったが、当たったのは旗の方だったようで、エクリューシ様は無事だった。
「ッチ」
エミリオ?今、舌打ちしたね?
「いやぁ、足が無くなったからな、今まで着けたことなかった鞍をグーちゃんにつけて試し飛行したら、思いの外、首が締まったらしくてな、振り落とされた」
ダーッハッハッハと笑う辺境伯様。それ、普通に笑い事じゃないですって。
「ちぃちぃうえぇぇぇ!だぁから無理だって言ったでしょう!グーちゃんに負担かけない!!」
アカシアが走って来たが、辺境伯様の心配じゃなくて、グリフォンの心配なの?
「皆様、お騒がせしましたね!父上は引き取りますから!どうぞ続けてください!」
ほら、行きますよ、って、普通に肩に荷物担ぎするの?
「どうやったら乗れるかなぁ」「だから、大人しくグーちゃんにハンモックを持たせる訓練をするべきですって!」「いやぁ、それも落とされそうだぞ?」「父上が騒ぐからでしょう!」「空の上だぞ?普段見れない獲物が目に入るんだぞ!」「空から狙ったって、回収どうするんですか!」
ギャーギャーと言い合いながら去っていく辺境伯親子。
…うん、仲が良いなぁ。
「えっと、今回の勝敗は無効としましょうか」
とことこと歩いてきたリア嬢が試合の無効を宣言する。
「ディ、ちなみにあと何分だった?」「8分です」「ッチ、さっさと破壊しとくんだったなぁ」
やっぱりエミリオ、遊んでたんだね…
そしてオージーは両手両膝をついて悔しがっている。
「もう少しで、もう少しで突破できたのに…」
「危なかった…」
イーリーは地べたに座り込んで安心しているし、ヨークも地面に寝そべって
「きっつー!」
と叫んでいる。
「私、何もしていない…」
うん、ナターリエじょ、あ、平民だから呼び捨てにしろって言われたんだ、彼女も無駄に落ち込んでる。
「でもなんとなく各自問題点や改善出来そうな所、気づけたのではなくて?それを克服してから、また挑戦すれば良いんじゃないかしら?
ね、ギーニー、一緒に魔法の可能性を探りましょう?」
フーティが私の手を取り言ってくる。うちのフーティ可愛いし、前向きなのが良いよなぁ。
「もちろん!リア嬢に言われたこと、試してみたいよね!出来るようになったら可能性広がるね!
エクリューシ様も強度上げたり、維持できる時間を伸ばす訓練必要ですよね!きっとあと8分は持たなかったですよね?」
逆にエクリューシ様的には助かったんじゃないかな?
多分、あと2~3分が限界だったように見えたし。
「う、うむ。8分は無理だったかもしれない。が、エミリオ、お前はどうなんだ?まだまだ続けられたのか?」
え?まだ認めてないの?
「は?なんならあと10個は足して1時間いけますけど?」
「お、おおぅ…そんなにか…」
おや、昔ならそんなの嘘だ、とか騒ぎそうでしたが、すこしは大人になりましたかね?
「エミリオ、私の訓練に付き合ってくれないだろうか?限界までプロテクトを維持し続ける間、攻撃をしていて欲しい」
「え?普通にイヤですけど?」「ぐふぉ」
エミリオ!とどめ刺すんだね!!
「貴方の訓練に喜んで付き合うオージー様が居るじゃないですか。
治安部隊なら、街中で魔法攻撃なんてそうそう受けねぇだろ。物理攻撃を受け続ける訓練の方が有意義じゃねぇの?なんなら、たまにナターリエからナイフ投げて貰えよ。不意打ちの狙撃にも対応出来るかの訓練に丁度良いじゃねぇか」
「エクリューシ様!いくらでもお付き合い致しますわ!」
オージーが、いきなりシュタっと現れてエクリューシ様の手を握ってる。びっくりするんだけど?!
「ヤりましょう!」
ナターリエ、今までの恨みをここで、とか、ナイフには痺れ薬を、とかぶつぶつ言ってない?
ってか、やるの意味が別になってない?ナイフなの?訓練だから小石とかにしないの?
えっと色んな意味で、本当に大丈夫?!
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