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番外編
シチミの報告書~王都では~
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王都のセンバのお屋敷が平民街に近かったんで、少々気になったかと思い報告します。
まず、セバスやアンを始めとした使用人は全員無事、その家族にも被害はないんでご安心を。
センバ商会の従業員には平民がいたんで、被害に合った者もいましたが、ゴタゴタに巻き込まれる前にヒサギ様が、家族共々全て面倒見るから、王都から引き払うように、と通知したんで、センバやレイク支店他、希望の支店に移動させました。センバの王都支店は一時撤退、土地の権利も放棄、落ち着いたら新たに土地を取得して出店するからオカマイナク、と、さっさと立ち退きましたわ。
何かあれば、アイシア公爵家やライド公爵家がパイプになってそっから商品を卸すことになってますね。
平民達、危なくてしゃーないんで。
で、どうなったかというと。
話し合いで解決を見ないんで。
土地を所有していた者には抽選で割り当てました。もう運に任せろ。モッテルやつは引き当てる。
文句があるなら土地は没収。もう知らん。
と、なりまして。
横柄だ!ってそれでも騒ぐ平民には
「当たり前だろ?こちとらお貴族サマじゃ、横柄が通常なんだよ。今までは、家を失くした平民がちょっと可哀相だと優しくすりゃ付け上がりやがって、テメェラ何様のつもりじゃ?ああん?」
と、フレア公爵様がキレまして、火を吹きそう、それこそ阿鼻叫喚になりそうだったんで、
慌てたアイシア公爵様が一番ウルサイ人間を氷漬の標本にしまして、
「私達は今まで君達が話し合いで解決できると、理性をもって応じると思って待っていたんだよ。
それがどうだ、自分の欲望ばかりで、家を失くした同じ立場の人間同士で尊重することも、自分達が住む町の今後を考える事もしない。
もう、力を持った我々貴族が管理するしかなかろう?」
と、ペチペチと氷を叩きながら冷たい目線で説得しましたよ。
ええ、大人しく抽選に応じ始めました。
人身御供になったヤツも生きてますよ、はい。凍傷で指2本なくなりましたけど。
次に建設ですけど。
あんまりうるさい住民には、大地のクエイト公爵家、土のバストン侯爵家で、土の家を無償で提供しました。
すぐ住めます。
大人しく順番を待つという人間には、これも抽選で番号札を引いてもらい、その順番で建設してます。
なんで、あっちゃこっちゃで、お店も住宅もばらばらで、町としてめちゃめちゃ効率悪いんですけどね、自分達が声高に叫んだ公平性の結果です。
ちなみに、クエイト家やバストン家で建てた家ですけど。
そこの土地の土を使って建てるんで、他の家より低くなるんですよねー。
そんでこの間、大雨降りまして。
これがまた、おもいっきり床上浸水ですわー。
普通の家が欲しいと言われても、建設順番はもう決まってるんで、その後に、で良いなら承ります、って、強気に出てかまわないと業者に言ってあるんで、何を言おうが、まぁ、あと5年はその家でしょうね。
ギャーギャー騒いでましたけど、自分の選択の結果だ、っつーの。
そんなこんなはありますが、町は作られ始めています。
以上、報告を終わります。
まず、セバスやアンを始めとした使用人は全員無事、その家族にも被害はないんでご安心を。
センバ商会の従業員には平民がいたんで、被害に合った者もいましたが、ゴタゴタに巻き込まれる前にヒサギ様が、家族共々全て面倒見るから、王都から引き払うように、と通知したんで、センバやレイク支店他、希望の支店に移動させました。センバの王都支店は一時撤退、土地の権利も放棄、落ち着いたら新たに土地を取得して出店するからオカマイナク、と、さっさと立ち退きましたわ。
何かあれば、アイシア公爵家やライド公爵家がパイプになってそっから商品を卸すことになってますね。
平民達、危なくてしゃーないんで。
で、どうなったかというと。
話し合いで解決を見ないんで。
土地を所有していた者には抽選で割り当てました。もう運に任せろ。モッテルやつは引き当てる。
文句があるなら土地は没収。もう知らん。
と、なりまして。
横柄だ!ってそれでも騒ぐ平民には
「当たり前だろ?こちとらお貴族サマじゃ、横柄が通常なんだよ。今までは、家を失くした平民がちょっと可哀相だと優しくすりゃ付け上がりやがって、テメェラ何様のつもりじゃ?ああん?」
と、フレア公爵様がキレまして、火を吹きそう、それこそ阿鼻叫喚になりそうだったんで、
慌てたアイシア公爵様が一番ウルサイ人間を氷漬の標本にしまして、
「私達は今まで君達が話し合いで解決できると、理性をもって応じると思って待っていたんだよ。
それがどうだ、自分の欲望ばかりで、家を失くした同じ立場の人間同士で尊重することも、自分達が住む町の今後を考える事もしない。
もう、力を持った我々貴族が管理するしかなかろう?」
と、ペチペチと氷を叩きながら冷たい目線で説得しましたよ。
ええ、大人しく抽選に応じ始めました。
人身御供になったヤツも生きてますよ、はい。凍傷で指2本なくなりましたけど。
次に建設ですけど。
あんまりうるさい住民には、大地のクエイト公爵家、土のバストン侯爵家で、土の家を無償で提供しました。
すぐ住めます。
大人しく順番を待つという人間には、これも抽選で番号札を引いてもらい、その順番で建設してます。
なんで、あっちゃこっちゃで、お店も住宅もばらばらで、町としてめちゃめちゃ効率悪いんですけどね、自分達が声高に叫んだ公平性の結果です。
ちなみに、クエイト家やバストン家で建てた家ですけど。
そこの土地の土を使って建てるんで、他の家より低くなるんですよねー。
そんでこの間、大雨降りまして。
これがまた、おもいっきり床上浸水ですわー。
普通の家が欲しいと言われても、建設順番はもう決まってるんで、その後に、で良いなら承ります、って、強気に出てかまわないと業者に言ってあるんで、何を言おうが、まぁ、あと5年はその家でしょうね。
ギャーギャー騒いでましたけど、自分の選択の結果だ、っつーの。
そんなこんなはありますが、町は作られ始めています。
以上、報告を終わります。
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