馬鹿でもいいよ

人間無味

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馬鹿でもいいよ

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 いつも憂愁なあの子の心が活況した幸せで満ち満ちていることも、僕は馬鹿だから気付かない。

 いつも笑顔なあの子の心が傷んだ慟哭で限界だということも、僕は馬鹿だから気付かない。

 それに気付かないフリを続ける僕にも、僕は馬鹿だから気付かない。

 知れば知るほど無知になるなら僕は、馬鹿でもいいよ。
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