異世界で猫に拾われたので

REON

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chapter.5

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『ライノお兄さん、起きて。朝ですよ』
「ん……もう?」

ベッドの中でモゾリと動いたライノ。
天虎が育てた綿花を敷き詰めライノのために用意したそのベッドや枕の寝心地は心地よく、シーツとして上に敷いている布も毎日ブランシュが洗ってくれていてよい香りがする。

「おはよう、ブランシュ」
『おはよう。今日は珍しくお寝坊さんだね』

身体を起こしたライノは挨拶をして軽く背伸びをする。
ライノは天虎やブランシュとは別の木の樹洞じゅどうで寝起きしていていつもは自分で起きて来るけれど、珍しく寝坊しているのか今日は起きて来なかったからブランシュが起こしに来た。

「寝る前の鍛錬から戻ったあと弟妹に手紙を書いてて」
『ああ、そうなんだ』

天虎が渡したアクアの結晶の魔道具を使ってユハナ公から天虎へ連絡が入り、母の葬儀や埋葬も済み弟妹も本邸に暮らし始めたことを聞いて手紙を書いた。

「……大丈夫だよ」

様子を伺っていることに気付いたライノは目元の布を外し、予想通りベッドの隣にしゃがんで心配そうに自分を見ていたブランシュにくすりと笑って頭を撫でる。
夫人との間に起きたことや、葬儀や埋葬にも参列せず最期まで関わることを避けたことを知っているブランシュは、父からの報告を聞いた今の私の心理状態が心配なのだろう。

「今日は帝都へ行くからついでに弟妹へ手紙を送ろうと思って書いただけ。二人は私と夫人に何があったのか知らないから、葬儀や埋葬に行けなかったことを詫びるために」

ちなみにブランシュも、私が乳母ナニーやマルタ夫人からというのがどういうことなのかは分かっていない。
その手の知識がなく話を聞いても理解できなかったようで、ただ『薬を飲まされたり嫌なことをされた』としか。

そこは転生前の知識がなくて良かったと思う。
まだ十歳のブランシュは知らなくていいこと。
公爵家の嫡男として生まれた私は十歳になる前からその手の教育を受けていたから知識として知っていたけれど。

「それより起きて顔を洗わないと。朝から帝都に行くと話していたのに天虎神をお待たせしてしまう」
『慌てなくて大丈夫。ミルクを貰いに行ってるから』
「ミルク?いつも飲んでるあれ?」
『うん。昨日の晩御飯に使ってなくなったから』

昨晩のメニューはホワイトシチュー。
料理に使って残り少なくなったから、森の奥にいる牛に似た魔物(バッファロー)のところまで貰いに行っている。

「あのミルク、街で買ってるんじゃないのか」
『違うよ?ミルクを出す魔物さんから貰ってるの』

まさか魔物のミルクだったとは。
知らずに飲んでいたライノは今更ながら驚く。

『ヒトが牧場で育ててるのは乳牛だけど、森の奥に居るのは身体の大きな黒い魔物さん。角も大きいの』
「私が知るミルクよりも味が濃いとは思っていたけど、魔物のミルクだとは思わなかった」

恐らくヒトの食生活には出回っていないもの。
天虎の森の奥深部はヒトにとって未開の地だから。
そこに生息する魔物と聞けば絶対に戦いたくない。

『はい、これ。天虎さんの魔法はもうかかってる』
「ありがとう。顔を洗ってから巻くよ」
『うん』

話しながらブランシュがポシェットから出したのは魔眼を封印する魔法がかかった布。
起きたら渡すよう天虎から預かっていた。

『じゃあ私も支度するね』
「ああ。起こしに来てくれてありがとう」
『どういたしまして。慌てなくていいからね』

ニコニコと笑ったブランシュは樹洞から出て行った。

「……可愛いな、今日も」

ブランシュが出て行ったあと独り言を呟くライノ。
いつも私が朝起きて樹洞を出ると、いい香りのする朝食を準備しながら『おはよう』と明るい声で迎えてくれる。
今日は初めて寝坊してしまったけれど、起こしに来てくれた上に寝起き早々ブランシュの顔も見れて得した気分。
まるで新婚夫婦のような

「いやまだ十歳の子供っ」

自分で自分に言い聞かせるライノ。
転生者は年齢よりも大人びているとは言うけれど、ストーリーテラーとして物語を渡っていた頃の知識があるブランシュにもやはり子供らしくない部分が多々あって、一緒に居るとまだ十歳の子供だということを忘れてしまう時がある。

「あと数年もすればあの姿になるのか……」

大人になったブランシュの姿が頭をよぎり、それを掻き消すようにライノは勢いよく布団を捲るとベッドから降りる。
これ以上は天虎神から殺されそうだと苦笑して。


ライノの苦悩など知ったことではないブランシュは精霊樹の樹洞に戻って服を選ぶ。

あれ?お洋服が少し小さくなったかも。

薬草と交換で光の一族から貰った衣装のワンピースを着たブランシュは姿鏡の前で確認してふと気付く。

少しは成長したかな?

鏡に背中を向け腰のリボンを結びながら思うブランシュ。
蔦から出たばかりの頃に比べたらというだけで、十歳の子に合わせた衣装でもまだ大きいけれど。

早く大人にならないかなぁ。
大人になれば天虎さんと狩りに行けるのに。

早く大人になりたい理由はそれ。
多少は魔法や精霊魔法を使えるようになって湖から少し離れた場所まで連れて行ってくれるようになったけれど、森の奥まで食材を狩りに行く時は変わらず留守番だから。

『ブランシュ』
『はーい』
『支度中にすまない。タオルを借りていい?』
『あ!忘れてた!』

樹洞の外から念話で聞こえて来たのはライノの声。
昨日洗って畳んだものをまだ渡していなかったことを思い出したブランシュは急いでライノの着替えやタオルが入った籠を持って出る。

『ごめんなさい!渡し忘れちゃった!』
「いや、私も忘れてたから」

いつもは夜に受け取り寝室に運ぶけれど、昨晩はライノもユハナ公からの伝言の件で天虎と話をしていて忘れていた。

「いつもありがとう。子供のブランシュに私の分まで洗濯させてごめん」

籠を受け取りながら謝るライノにブランシュはぷくっと頬を膨らませる。

『ライノお兄さんもまだ未成年だもの』
「ん?」
『ライノお兄さんもまだ子供だよ』
「まあ」

年齢で言えばまだ未成年の今は子供で間違いないけれど。

「もしかして子供と言ったことを怒ってる?」
『だってライノお兄さんも子供だもの。それでもお家に居た時はお父さんの代理をしたりお仕事してたでしょ?一緒に暮らし始めてからも私や天虎さんのお手伝いをしてくれてるし』
「それはするよ。お世話になってるんだから」

籠を隣に置き自分の前にしゃがんで目を合わせたライノに、掴んだスカートをモジモジしながら話すブランシュ。

『私はライノお兄さんみたいに難しいお仕事は出来ないし、まだライノお兄さんみたいに強くないから狩りにも連れて行って貰えないけど、家事なら出来るもの』
「うん?」

子供なのはライノも同じ。
五歳しか変わらず同じ未成年なのに、ライノは大人のように背も高ければ大人に混ざって難しい話もするし、大人と同じ仕事をしたり天虎から狩りにも連れて行って貰える。
ライノのそういうところが凄いなと思うし、自分も頑張ろうと思うけれど、まだ子供なのに大人から信頼されていて頼られることもあるのが少し羨ましいし、少し悔しい。

『ここでは家事が私の役目なの。私もまだ子供だけどお料理やお洗濯ならできるもの。子供でもお洗濯できるのに、私がしたくてしてるのに、ごめんって謝られるのはイヤ』

最後まで話を聞いたライノは苦笑する。
自分が鍛錬に一日の殆どを費やしている間に洗濯や食事の支度をしてくれていることをありがたいと思っているし、手間を増やさせて申し訳ないと思っているから謝ったけれど、どうやらブランシュにはそれが余計な謝罪だったようだ、と。

「つまり、同じ未成年子供の私が色々としているように、自分にも出来るよってことかな?」
『うん』

なんだその可愛らしい負けん気は。
そういうところはしっかり十歳の子供だと思わされる。

「そうか。私が悪かった。お言葉に甘えて、これからもブランシュの無理のない程度にお願いしてもいいかな」
『もちろん!』

少し俯いていた顔を上げてぱあと明るい表情で自分を見たブランシュの頭を撫でるライノ。
これからは『子供なのに申し訳ない』というような感情は自分の胸の中だけで思うようにしようと教訓にして。

「じゃあ顔を洗ってくるよ」
『私も一緒に行っていい?』
「構わないけど」

珍しいなと首を傾げつつライノが籠を持つと、隣に並んだブランシュはライノのシャツを少し摘んでニコニコ見上げる。

いや、可愛い。

籠を持つ手についつい力が入るライノ。
十五歳ののライノからすれば、初恋の相手の可愛らしい行動の破壊力は抜群。

『籠、一緒に持つよ』
「一人で運べるよ?軽いし」
『持ちたい』

ああ、一緒に何かをしたいのか。
誰かに頼られたい時期とも言える。
それに気付いたライノはくすりと笑う。

「それじゃあ一緒に運んで貰おうかな」
『うん!』

これはますますという立場に落ち着いてしまいそうだけれど、心を許してくれているから一緒に行動したいと思ってくれていることを考えると無下にできない。

「先に顔を洗いに行くつもりだけど重くない?」
『うん。ライノお兄さんも重くない?』
「大丈夫だよ」

ライノは左手で、ブランシュは右手で籠の持ち手を掴んで、天虎が作った木の浴槽がある小屋に向かう。
以前は顔を洗うのも沐浴も湖だったけれど、光の一族の屋敷でヒトの子の家にあるものを学んだ天虎は森に戻ったあと、お湯に浸かれる浴槽と目隠しになる小屋を作った。

ライノが洗面台の前で顔を洗って歯磨きをする間、ブランシュは籠から出したタオルを持って待機。
終わったらすぐに渡そうと行動をジッと見て待っているのが可愛らしい。

同じ行動でも人が変わればこうも違うのだな。
幼い頃をふと思い出したライノは苦笑する。

乳母ナニーの仕事は子供の世話だから、うちでも私が幼い内は乳母ナニーが今のブランシュのようにタオルを持ち洗顔や歯磨きが終わるまで傍で待機していたけれど、品定めをするように身体を上から下まで舐めるように見られていた。

乳母ナニーが子供の様子を見ている理由は、しっかり顔を洗っているかや磨き残しがないかを確認するためだろう。
ただ、私の乳母ナニーはそうではなかった。

あの頃はまだ無垢な子供だったから身体を見ている理由が分からなかったけれど、鏡越しながら私の身体をジロジロと見ている乳母ナニーのその視線を確認しては不快に思っていた。
しっかり顔を洗っているかや磨き残しがないかを確認するなら見るのは顔で、まだ寝衣姿のままの身体ではない。

『終わった?』
「ああ」
『タオルどうぞ』
「ありがとう」

ニコニコと笑って私にタオルを渡すブランシュ。
どのような心境の変化なのか分からないけれど、恐らく今のブランシュは弟の世話をやきたい姉のようなもの。
タオルを持って傍で待機するという同じ行動でも乳母ナニーとは違って、私の世話をしたいというだけ。

「今日もブランシュは可愛いね。衣装も似合ってるよ」
『これも贈り物の衣装なの。ディアちゃんのお母さんがお店に行って選んでくれたんだって。私も気に入ってる』

ああ、伝わらない。
私が言いたかったのは今日のブランシュも可愛いということだったのに。

そう思いながら顔を拭いてライノはフッと笑う。
今はまだ、ソレイユ一族が大好きだと伝わるその嬉しそうな笑顔が見れただけで満足しようと。

【起きたか】
『あ、天虎さん。お帰りなさい』
【ただいま、ブランシュ】

魔法を使って開いた扉から顔だけ覗かせた天虎。
満面の笑みで駆け寄ったブランシュは神獣の姿の天虎の顔にモフっと抱き着く。

「お帰りなさいませ」
【ただいま。まだ支度中か】
「すぐに済ませます」
【ミルクを食糧庫にしまいに行くから慌てなくていい。昨晩も話したように朝食は帝都で摂ろう】
「はい」

体躯が大きい神獣の姿では小屋の扉を通れず、顔だけ中に入れて話す天虎にライノはクスッと笑って答える。
ヒトの姿でも扉の上枠に頭をぶつけていたけれど、神獣の姿だと顔しか入らないのだなと思いながら。

【ああ、そうだ。街に着くまで目は隠すな】
「え?」
【隠すな】
「はい」

理由は分からないけれど、隠すなと言うなら。
鍛錬の内容を決めるのは天虎だから。

【行こう、ブランシュ】
『うん、あ。籠を運ぶから待って』
【籠?】
「後は一人で運ぶから大丈夫だよ。食糧庫の管理はブランシュの役目なんだから、自分の仕事をしておいで」

籠を一緒に運んでいたことを思い出して天虎に待つよう言ったブランシュの頭を撫でながら話すライノ。

「手伝ってくれてありがとう。助かったよ」
『どういたしまして』

嬉しそうに笑顔で言ったブランシュにライノも釣られて笑顔を浮かべた。


天虎とブランシュは食糧庫へ。
ライノは寝床の樹洞に戻って着替え。
支度を済ませて天虎のワープで帝都に向かった。

『天虎さん、今日は自分で歩く』
【構わないが、珍しいな】

路地裏についてすぐ天虎に抱っこされていたブランシュは地面に降ろして貰うと、いつものように封印がかかった布を目元に巻くライノの隣に行って衣装を掴む。

『湖ではもう歩けてるけど街は分からないでしょ?手を繋いで歩かないと危ない』

ひと月ほどかけて湖の配置は完全に覚えて問題なく生活できているけれど、帝都に来るのは初めて。
森の中と違って多くの人が歩いているし、最初の頃のようによろよろ歩いていたら人にも物にもぶつかってしまう。

「私を心配してくれてるのか」
『怪我をしたら大変だから。ヒトが前から歩いて来たり転んだりぶつかったりする距離に物があったら教える』

目が見えないから表情は分からないけれど、心配されていることは十分に伝わったライノはブランシュの頭を撫でる。

【ヒトや物の場所は分かるはずだ】
『え?』
【今日渡した布は魔眼を完全には封じていない。私の言う鍛錬をひと月以上欠かさず繰り返してきた今の少年なら、視覚以外の五感で気配を、魔眼でヒトの形や物の形を察知できる】

天虎も無意味な鍛錬をさせていた訳ではない。
試しに足元へ魚を置いたら気付いたように、本来そこにはないものでも察知できるようになっている。
そのうえ今日はヒトの子が多く障害物も多い帝都に来ることが決まっていたから、どこに何があるか見えるよう魔眼の封印を甘くしてある。

『そうなの?』
「ああ。しっかり見えてる訳ではないけど」

いつものように目を閉じ布を巻いてみて気付いた。
目で見る時と違ってヒトの顔や着ている衣装は分からないし、置かれている物が何なのかは分からないけれど、少なくともそのでヒトか物かくらいの判断はできる。
天虎神が街に行くまで目は隠すなと言ったのはこれが理由だったのだろう。

「自分では魔眼を使っているつもりはないのですが」
【そうだろうな。今まで無自覚に魔眼を使っていたのだから。形を見る程度の簡単なことはわざわざ意識して使わずとも出来るくらいには魔眼が鍛えられていたということだ】

目が見える時は使う必要がないから気付かなかっただけ。
目が見えない環境を作ることで無自覚にもという行動に魔眼を使っている。

【だからいつもは魔眼を完全に封じてある。視覚以外を鍛える為には形だけであろうと見えては意味がないからな】
「そうだったのですか」

神から鍛えて貰うというのはこういうことか。
確かに目を隠しても形が見えることを知っていたらそれに頼って視覚以外の五感を鍛えることは出来なかっただろう。
魔眼の能力に詳しく、私の実力も把握した上で、その時の私に合わせた鍛錬の内容にしてくれている。

【私の封印がなくとも魔眼を使わずにいられる訓練をする必要があるが、今はまだ視覚以外の五感を鍛えるのが先だ。魔力量も以前より増えている今のお前なら数日そのままでも魔力が尽きることなく生活できるだろうが、魔眼を使わずとも生活できるようになれば無駄な魔力を使わず済む】
「はい。今後もご教授願います」

天虎神と出会えて良かった。
心からそう思うライノ。
自分が魔眼というものを持って生まれたことも知らず魅了体質に悩まされていた時は『人生は苦行だ』と思っていたのに、今は魔眼の能力を知ることが楽しみになっている。

『私が今何をしてるか分かる?』
「私の前に来て小さく手を振ってる」
『本当に見えてる!魔眼って凄いんだね!』

小さな手でパチパチ拍手をするブランシュ。
残念ながら輪郭でしか分からないけれど、その行動も念話で聞こえる驚く声も可愛い。

【魔眼はその名の通りに特化した力。ヒトの子の形や物の形のように目で見える単純なものはもちろん、ヒトの子が胸の内に秘めた感情のような目には見えないものも。魔眼と共に視覚以外の五感を鍛えておくことで、相手の鼓動の数や息遣い一つでも嘘や悪意を暴くことが出来るようになる】
『わあ。そんなに便利な能力なんだ?』
【そこまで出来るようになるかは少年次第だがな】

確かに鍛えれば便利な力ではある。
ただ、そこまで鍛えるのは並大抵のことではない。
ヒトの子にとってはまさしくの鍛錬になる。

【テネブルの精霊よ。我が声に答え姿を現せ】

空からふわりと飛んで来た黒鷹はライノの肩に降りる。

【命じられずとも少年の肩に乗るか】
『ライノお兄さんが好きなんだね』
【好き……まあそうとも言うな】

好きなのは少年の魔力だろうが。
ただ、闇の精霊が餌としてその魔力に惹かれる程度には少年の実力が上がったことは間違いない。

【魔眼を完全には封じていないから連れておけ】
「はい。闇の精霊、また手数をかけるがよろしく頼む」

身体を撫でたライノに黒鷹は軽く頭をつついて応えた。

【少年は一人で歩けるが、どうする?】

おいでと両手を出して聞いた天虎にブランシュはフフと笑うと両手を伸ばして抱っこされる。

【残念だな。ブランシュと手を繋いで歩けずに】
「そうですね。せっかくの機会でしたのに」

勝ち誇るような物言いにぷっと笑うライノ。
親バカな天虎神はブランシュのことになると大人気ない。
まるでヒトのようで面白いけれど。

【よし、食事に行こう】
『うん!お腹が空いた!』
「お供いたします」

そう話して三人は歩き出した。
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