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chapter.5
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しおりを挟む天虎と一旦分かれ買い物に戻ったライノとブランシュは、冒険者用の装備品を売っている店舗を見つけて入った。
『わあ!本当に冒険者さんが着てる服だ!』
あらゆる武器はもちろん防具の鎧やローブも扱っている店内を見渡してテンションが爆上がりするブランシュ。
むしろ衣装屋に入った時よりも興味津々だ。
こんなに喜ぶなら天虎神が居る時にした方が良かったか。
ブランシュが戦う訳じゃないけれど、一応遠征に出るのだから身の安全を守る装備を揃えた方がいいだろうと思って、『汚れていい衣装=訓練着』も買える装備屋にしたけれど。
「いらっしゃい。ゆっくり見ていって」
「ありがとうございます」
カウンターに座っていたのは老齢の女性店員。
ニュースペーパーを読んでいたようで、モノクルを少し下げてこちらを確認してから声をかけられた。
「先にブランシュの訓練着を揃えようか」
『うん!』
帝都の装備屋は子供用の武器防具も扱っている。
ここも例外なく扱っていて、それなりに品数も多い。
市場をやっているからか今はちょうど私たちしか居ないし、ブランシュも落ちついて選べるだろう。
「どのトップスにする?」
『うーん』
正直この辺りは市場の装備屋でも買えるけれど、物がいいのは圧倒的に店舗を構えている装備屋。
『あ、これがいい』
「カッターシャツ?これだと頭から被るだけで着れるカットソーと違ってボタンを留めることになるけどいい?」
『うん』
ブランシュが選んだのはカッターシャツ。
着替えが楽なカットソーを選ぶものと思えば。
「この色でいいの?女の子が好きそうな色もあるよ?」
『この色がいい。ルイお兄さんの髪と目の色』
たしかに。
赤いカッターシャツを見て納得するライノ。
ワンピースを選んだ時も私の髪や瞳の色と言っていたけれど、ブランシュの好みの色というよりも誰かを連想させる色を選んでいるのだろうか。
「下はどうする?」
『これ』
「スカートじゃなくていいの?」
『うん。ディアちゃんも天虎さんから魔法を教わる時はいつもこういうのを穿いてるから』
それを聞いてブランシュがカッターシャツと黒いキュロットを選んだ理由を察したライノ。
貴族女性も訓練の際はパンツルック。
乗馬の際に着るような服装が主流だから、ブランシュにとって女性用の訓練着=クラウディアが着てる訓練着なのだと。
貴族の場合は体裁があるから例え訓練であろうと身なりに気遣うけれど、庶民の訓練着は男女問わず楽なカットソーと脱ぎ穿きし易いオーバーサイズのパンツが主流。
『次に教えに行く時に私もディアちゃんみたいな服装で行ったら驚いてくれるかな』
これは一式揃わないとガッカリされる。
モジモジするブランシュを見てそれを察したライノ。
貴族は訓練着も靴もフルオーダーで作っているんだよ、とは言えない。
「野営は一泊の予定だけど、雨に降られた時や汚れた時にも着替えられるようもう一枚ずつ選んでおいて。私は店主にブランシュの脚に合う靴があるかを聞いてくるから」
『分かった』
学生だった頃に庶民の生徒は『どうせすぐに汚れたり破れたりするんだから』という理由で安いものを纏め買いしていたし、私も今は体裁を気にする必要がないから市場ではその感覚で纏め買いしたけれど、まさかブランシュの中の『汚れてもいい衣装』が貴族の着る訓練着のイメージだったとは。
「子供用のロングブーツは扱っていますか?」
「あの子が履くのかい?」
「はい」
真剣に選んでいるのを確認してカウンターに行き女性店主に声をかける。
「貴族さんかな?」
「友人が。同じ服装がいいようで」
「ああ。お友達とお揃いがいいんだね」
冒険者以外で庶民の女性はロングブーツを履かないなら、子供のブランシュが履くと聞いて貴族かと思うのも分かる。
普段はフルオーダーの貴族でも急遽必要になった時や予備の分では賄いきれなかった時には既製品を買うから。
「ロングブーツは少し値が張るよ?」
「構いません。初めて言った欲しいものくらいは買い揃えてあげたいので」
愛娘が欲しがる物なら天虎神も値段は気にしないだろう。
あまりにも高かった時は私がプレゼントしてもいい。
友人のクラウディアとお揃いがいいと思っているのなら何としても買い揃えてあげたい。
「どれ、確認してみようかね」
「お願いします」
フフと笑った店主はニュースペーパーを畳んでゆっくり立ち上がると奥に入って行った。
『ライノお兄さん。これにする』
『もう決まったの?』
『うん。天虎さんと私の白。どう?変かな』
『いや。似合うよ』
ブランシュが選んだのは白のカッターシャツ。
先ほど選んだカッターシャツの色違い。
『下は?』
『さっきと同じ黒にする。地面に座ったりするから汚れるだろうし。頑固な汚れだと洗っても綺麗に落ちない』
『そうだね。汚れることが前提の訓練着には向かない』
さすが普段から洗濯をしているだけある。
ブランシュが言うように白は汚れが目立つし、洗っても綺麗に落ちない時があるから、特に汚れ易いボトムスの方は白などの汚れが目立つ色を避ける人が殆ど。
今回は天虎神が居るからブランシュが汚れるようなことはしないだろうけれど。
「待たせたね。うちにあるロングブーツでお嬢さんでも履けそうなのはこの二つ。試しに履いてみてご覧」
「ブランシュ。確認させて貰おう」
『うん』
買うことを決めた白のカッターシャツを持ってきたブランシュからそれを受け取る。
「おやおや。目が悪いから顔まで見えなかったけど、随分と愛らしいお嬢さんだね。髪も肌も真っ白でお目目も金色で何とも神々しい。まるで精霊さまみたいだ」
近くに来て漸く顔が見えたようで、店主はブランシュを見て驚いたように言う。
『あ、ありがとう』
恥ずかしそうにライノの後ろに隠れるブランシュ。
「すみません。ブランシュは声での会話が出来ません。わざと返事をしない訳ではないのでお目こぼしを」
自分の後ろに半分隠れているブランシュの頭を撫でながら店主に説明する。
無視していると誤解されてブランシュを悪く思われるのは嫌だからそうしていると天虎神が言っていたから。
『ごめんなさい』
この距離なら見えるようだから、メモに書いたそれをすぐに見せて口もゆっくり動かし謝罪したブランシュ。
「謝るようなことじゃないだろうに。大丈夫だよ、私は文字が読めるから伝わってる。子供が気を遣うんじゃないよ」
そう言って笑った女性店主にブランシュも笑顔になる。
怯える様子もないし、懐の深い女性店主で良かった。
「やっぱり。下のサイズはキツいみたいだね」
試しに履かせて貰うと二足とも少し大きかったから下のサイズも出して来てくれた女性店主は、指先に余裕がないことを確認して溜息をつく。
「オーダーメイドの靴屋ならお嬢さんの足にピッタリな靴を作れるけど、既製品だとこれが限界だね」
既製品はサイズが決まっているからこれが限界。
たまたまそのサイズが足のサイズにピッタリということでもない限り、入るもの(キツくないもの)を選ぶことになる。
「靴屋で買うかい?」
「この後出掛けることになって急遽買い揃えているので」
「ああ、そうなんだ」
「最初に出して貰ったこちらの二足をください」
「二足とも?」
「はい。履き替えられるように」
オーダーメイドだと日数がかかる。
すぐ履く訳じゃないなら靴屋で作って貰った方がいいけど、今買い揃えているのはこのあと行く遠征で着るもの。
だから少し大きめだった二足を買うことにした。
「他にも買いたいのでここに置かせて貰えますか?」
「構わないよ。お出掛けに間に合うならゆっくり見て」
「ありがとうございます」
行きは天虎神の神聖魔法を使って討伐対象の居る近くまで行くと話していたから、出発はブランシュが楽しみにしている野営の準備が出来る時間帯に行けば問題ない。
ブランシュが選んだカッターシャツと黒いキュロットもカウンターの端に置かせて貰って、次は自分の装備を選ぶ。
森を出る時は依頼を受ける予定ではなかったから神剣しか持ってきていない上にA級の魔物と戦うとなれば、自分の命を護るための装備を一式揃える必要がある。
ライノの装備は女性店主の息子にバトンタッチ。
老齢の店主はもう店番として居るだけで、冒険者に武器や装備を作るのは父親から跡を継いだ息子がやっているらしい。
「このくらいか?動き難くないか確認してみろ」
「はい」
背後に立ってハーネスタイプの片胸防具のベルトの調整をしてくれた店主の息子から言われて、両腕を上げたり下げたり回したりと動かして確認する。
「あれ?少しキツい」
「やっぱそうか。魔法が中心って言ってた割にはしっかり鍛えられた筋肉質な身体をしてるからな」
戦う時は剣が三割、魔法が七割くらいだから、以前から装備は軽量化された物を選んで購入していた。
今回も要の心臓を護る片胸防具だけ質の高いものを買って後は軽さ重視と思って選んだけれど、以前はそれで良かったはずの位置での調整だと締め付けられていて動き難く感じる。
「最近になって筋肉質になったというか。多少の変化は感じていたものの、実際に防具を付けてみて実感しました」
「軍にでも入ったか?」
「いえ。弟子入りして鍛えて貰っています」
「防具を着けるまで実感がなかったとか、軍人なみの過酷な訓練でも受けてそうだな」
豪快に笑う店主の息子に苦笑するライノ。
就寝前に魔力を使い果たす寸前まで魔法を使い続ける以外は天虎から繰り返し基礎値を上げる訓練を受けていることで、自分が思っていたより肉体も鍛えられていたようだ。
以前の身体に合わせて作ったロングベストなどの防具はもう合わないだろう。
「ショートブーツとショルダーホルスターもお願いします。ナイフや回復薬をすぐ取り出せるようにしたいので」
「はいよ。ナイフは持ってるのか?」
「はい。このレッグホルスターに入れてあります」
黒と白のカッターシャツを二枚ずつ、ドローストリングパンツも黒を二枚、薄手の黒と赤のフードマントを一枚ずつ。
片胸防具の他にも、攻撃にも使えるナイフやポーションをすぐに取り出せるようショルダーホルスターも。
この店で揃えるものはこのくらいか。
A級の魔物を一人で狩ることになっているから、買い忘れがないか慎重に確認するライノ。
装備さえ揃えばあとはポーション類を買うだけ。
『ライノお兄さん。私もそれ欲しい』
「ん?ショルダーホルスターが欲しいの?」
『私もナイフ入れる。ポシェットが汚れないように』
ライノの衣装をクイッと幾度か引っ張り店主の息子が持っているショルダーホルスターを指さすブランシュ。
私と二人ならまだしも天虎神が居てブランシュがナイフを使う状況にはならないだろうし、ポシェットが汚れるような状況にもならない気がするけれど……。
「兄ちゃんの真似したいんだろ。俺の妹も子供の頃はよく兄ちゃんや姉ちゃんと同じのがいいって駄々こねてた」
「馬鹿か。二人は兄妹じゃないだろうに」
「え?違うのか?」
「この子は師匠の娘です」
「ああ、そういやぁ弟子入りしてるって言ってたな。随分と面倒見がいいから兄妹だと思ってた」
「全く似てないだろうに」
「養子を迎える家もあるだろ?」
どうやら店主の息子に兄妹と思われていたらしく驚かれ、傍目から見ても兄妹に見えるなら『優しいお兄さん』の立場はまだまだ抜け出せそうにないなとライノは苦笑した。
「分かった。ブランシュの分も買うよ。このあとポーションも買いに行くからそれを入れよう」
『うん!ありがとう!』
ニコニコ笑顔のブランシュ。
綺麗な装飾品や可愛らしい衣装は自分から欲しがらないのに冒険者が使うような装備品には興味津々で欲しがるとか、さすが天虎神の娘というか。
「お嬢ちゃんはこっちの小さいのがいいんじゃないか?これなら父ちゃんや弟子の兄ちゃんに留めて貰わなくても自分でパチンと留められるし、色も弟子の兄ちゃんと同じ黒だし、ここにナイフやポーションも入れられる」
両腕を通してこの部分のベルトをお胸の下でパチン。
本当にこれなら自分でも簡単に付けられる!
子供の冒険者用のショルダーホルスターを試しに付けさせてくれた店主の息子にブランシュはこくこくと頷く。
「こっちにするか?」
『うん!教えてくれてありがとう!』
「どういたしまして」
メモにお礼を書いて店主の息子に見せるブランシュ。
ギルドには五歳から登録できるから(十歳までは街中の依頼しか受けられないけれど)、年齢より幼く見えるブランシュでも一人の冒険者として扱ってくれるいい職人だ。
「支払いはギルドカードでお願いします」
「はいよ」
自分の物とブランシュの物を買い揃えて支払い。
クラウディアとお揃いの訓練着がよほど嬉しいのか、カウンターの上に置かれている自分の訓練着をワクワクした目で見ているブランシュにくすりと笑いつつレッグホルスターから出したギルドカードを魔道具に翳す。
「ん?Bランクの冒険者だったのか」
「はい」
「そりゃ値切らないはずだ」
「え?値切る人が多いということですか?」
「まあな。若い冒険者は金がない奴も多いから」
だから自分にも値切られると思っていたと。
店主の息子から苦笑されたライノも苦笑で返す。
普段はうちで雇用している武器防具職人の店で購入するから知らなかった。
「このあと出掛けるって言ってたね」
「はい。帝都には買い物に来たんですが、師匠がよく行くジェム亭の主人が出した依頼を受けることになって」
「ジェム亭の?それは助かるよ」
「ご存知でしたか」
「うちも世話になってるからね。この歳になると店が終わって食事を作るのが億劫な時があるんだよ。二日前に行った時に依頼を出す話をしてたから、きっとそれだろ?」
女性店主や家族もジェム亭に食事に行くようで、主人から依頼を出す話も聞いていたからすぐに分かったようだ。
「このまま行くなら着替えてくかい?」
「いいんですか?」
「構わないよ。今は他に客が居ないし。主人が市場で販売してるからここは閉めても良かったんだけど、それだと困る冒険者も居るだろうからね」
市場でも出店しているのに開けているのは冒険者のため。
冒険者の生存率を左右する武器防具を販売している店の店主だけある。
「ではお言葉に甘えて」
『ありがとう!』
着替えられる場所を貸してくれることを聞いてメモに書いたそれを見せながらパクパクと口を動かしたブランシュを見て、女性店主はフフと笑みを零した。
精霊を連れたまま試着室に入ったライノは先に白のカッターシャツとドローストリングパンツに着替え、その上に片胸防具とショルダーホルスターを装備し、一度外した剣帯を腰に、右脚にアイテムバッグのレッグホルスターを付け直し、最後にショートブーツを履く。
よし、キツくないな。
既製品の装備品は初めてだから少し不安だったけれど、腕を動かしたり屈伸して確認してみても窮屈さは感じない。
「どうだ?サイズは?」
「問題ありません」
試着室の外から聞こえた店主の息子に答えながら薄手のフードマントを羽織り、肩に乗り直した黒鷹の精霊を連れ姿見で全身を確認してから試着室を出た。
『わあ。ライノお兄さんカッコイイ』
見たことのある王子様ルックでも庶民風普段着でもゆるっとした訓練着でもないその姿を見て拍手するブランシュ。
カットソーとオーバーサイズのパンツというゆるっとした服装から戦闘服に着替え防具も装備して剣を携えたライノの姿はまさしくギルドで見かける冒険者。
あくまで今日のライノは。
貴族として依頼を受ける時の戦闘服は、ロングベスト+ロングブーツや、ベストスーツ+ローブスーツ+ロングブーツなどだから、ブランシュが思う冒険者の服装とは違うけれど。
「ブランシュも似合ってるよ」
『そ、そうかな。嬉しい』
本当に可愛い。
普段着やドレスの時も可愛いけど訓練着の時も可愛い。
汚れてもいいカットソーとパンツを買うつもりが、カッターシャツとキュロットとロングブーツという戦闘服を兼ねた貴族女子仕様の訓練着になったけれど、可愛いものは可愛い。
「ショルダーホルスターを付けても苦しくない?」
『大丈夫。ベルトの長さを調節したから』
「そうなんだ。良かった」
初めて着るカッターシャツやキュロットやロングブーツや装備品を自分で着替えたり付けたり出来るか気になったけれど、そこはあらゆる物語を渡っていた頃に得た知識で分かったのか、直してあげる必要はなさそうだ。
「あれもこれもとお手数をおかけしました」
「いいんだよ。暇だったんだから」
「たくさん買ってくれてありがとな」
「こちらこそ。安心して依頼に出られます」
買った訓練着だけでなく着替えた衣装や靴も袋に入れてくれた女性店主と店主の息子に深々と頭を下げたライノ。
ブランシュも先に『ありがとう』と書いたメモを見せると深々と頭を下げる。
「気を付けて行くんだぞ」
「命が最優先だからね」
「はい。無事に戻ります」
手を振る二人にもう一度頭を下げて装備屋を出た。
『次はお薬のお店に行くんだよね?』
『そう。店を教えて貰ったから』
手を繋いで歩きながら念話で会話する二人。
市場で見かけた出店は安さ重視だったのか質があまり良くなかったから、品揃えがよくて冒険者の出入りも多い店舗型の薬屋を教えて貰った。
『天虎さん時間がかかってるね』
『心配?』
『うん。仲間の子たちは治ったかなって』
ああ、そっち。
危険な貧民街に行った天虎神の心配じゃなく、あの子たちの仲間が治ったのかが心配なのか。
まあ私もヒトが神の天虎神をどうこう出来る訳がないと思っているけれど。
『大丈夫だよ。天虎神は熱病で命を落とす寸前だった私の弟妹を救ってくださった方だからね。ブランシュより年下の子供たちに案内して貰っているから時間がかかってるだけで、治療自体はすぐに終わって戻ってくると思うよ』
天虎神に治せないのならもう誰も治せない。
神聖魔法の治癒はもちろん、聖者や聖女が使う回復魔法すら今時代のそれとは桁違いの効果があるのだから。
『そうだよね。天虎さんは凄いもの』
『ああ。だから安心して薬を買いに行こう。ポーションは冒険者にとって重要なものだから、しっかり教えるよ』
『よろしくお願いします』
ふふと笑ったブランシュにライノも微笑む。
心の中では『実力差も分からず天虎神に喧嘩を売るような死にたがりがいませんように』と思いながら。
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