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chapter.5
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しおりを挟む懸賞金を受け取り(ライノが)漸く全てが片付いたあと、森の中の狩場の近くまで移動して野営で一泊。
既に天虎は目的の魔物を見つけていたもののそれは言わず、一日で様々な騒動が重なって疲れていたライノが万全の状態で戦えるよう野営をすることにした。
『こうかな?』
「ああ。上手に出来てるよ」
『良かった』
ライノを手伝ってテントを組むブランシュ。
昨晩の野営は他の人も居て時間をかけることが出来なかったから、今日は組み方を教えてもらって手伝っているところ。
『光さんたちも手伝ってくれてありがとう』
ブランシュの周りに集まっている妖精たち。
ニコニコ笑顔で御礼を言うブランシュに返事をしているのかチカチカと光って見せたり、フワフワと上下左右に飛び回って見せたり。
神々から愛される清浄の祝い子。
妖精姫や神の子という御大層なあの呼び名が真に相応しいのはブランシュだなと思うライノ。
天虎の森の妖精や精霊が特別なのではなく、この森でも変わらずブランシュの周りに集まってきている。
「狩ってきたぞ」
『お帰りなさい』
「お帰りなさいませ」
テントを組み終えて焚き火の準備をしようかと話しているタイミングで戻ってきた天虎。
インベントリに入れていた肉や魚などの食材は昨晩の野営で乗客たちに提供したから、ひと狩り行っていた。
「これで足りるか?」
『充分だよ。備蓄用じゃないから』
「むしろ三人分には多いかと」
天虎が狩ってきた魔物を見て苦笑するライノ。
大猪が二頭と鳥が五羽。
今日の昼食と夕食と明日の朝食の三食分と考えても食べ切れる量ではない。
『よし。傷む前に解体しないとね』
「もうテントは組み終えたのか」
『うん。光さんたちも手伝ってくれたから。魔物避けも撒いたし、ライノお兄さんに教わりながらテントも組んだよ』
ライノや妖精や精霊と手分けをして野営地の周りに魔物避けを撒いたし、テントも組み終えている。
「そうか。仕事が早いな」
ブランシュの頭を撫でる天虎。
この森の妖精たちも主神の加護を授かっている清らかな魂を辿って集まってきたか。
「焚き火の支度は私がやろう」
『ありがとう。お願いします』
「じゃあ私は解体を手伝うよ」
『うん。ありがとう』
野営はみんなで協力して。
昨晩の野営でそのことを学んだブランシュは、天虎とライノに素直に甘えた。
「大猪の毛皮はどうする?」
『え?食べられないよ?』
「いや、売れるけどどうするってこと」
『え?売れるの?』
ああ、普段は解体して売らないから知らないのか。
天虎がギルドに持ち込む時は解体せずそのままインベントリに入れて運んでいるし、自分たちで食べる分を解体した時も可食部以外は天虎が火魔法で焼却しているから。
「天虎の森に居る魔物のように高価ではないけど、大猪の毛皮も綺麗に解体すればギルドで買い取ってくれる。贈り物を買うお金の足しになるよう綺麗に解体して売ろうか」
『うん!そうする!』
キラキラ目を輝かせるブランシュ。
傷薬の他にも自分で稼げる手段があったと。
「思えば報酬に毛皮というのもあったな」
「はい。魔物によって異なりますが、肉以外の皮や骨も加工をすれば防具や衣類や家具などに使えますから」
「魔物によって?」
「内臓も食べられる魔物の場合はその部分にも値段がついて買い取ってくれますが、内臓が食べられない魔物の場合は廃棄になるので買い取ってもらえませんよね?それと同じく毛皮や骨も加工すれば使えるかどうかで決まります」
「ほう」
食べられるか、使えるか。
魔物によって買い取れる部分も変わる。
「ピムが事細かに説明するのはそれでか」
「冒険者にとっては死活問題ですから」
「なるほど」
お金に執着心のない天虎神は『時間の無駄だから合計額だけでいいのに』という気分なのだろうけれど、依頼料と販売料で生計を立てている冒険者には少しの差も死活問題。
本来なら値が付くはずの部分のお金を払ってくれてないというミスでもあれば揉めることになる。
「そのまま持ち込むと合計額から解体料を引かれますが、今回は素材として持ち込むので解体料もかかりません。それをブランシュの稼ぎということにすればいいかと」
「そうしよう。解体なら普段からやっているからな」
解体で危険なのは包丁で手を切ってしまうこと。
ただその危険は普段から料理をしているブランシュには付き纏うもので、本人も充分注意をしている。
傷薬を少年に売る他にもブランシュ自身で稼げる手段があるというなら止める理由もない。
「じゃあ早速始めようか」
『うん!教えてくれてありがとう!』
「どういたしまして」
まるで兄妹だな。
そう思って苦笑する天虎。
恋心を抱いている少年からすれば複雑な心境だろうが、ブランシュの方は少年のことを実の兄のように慕っている。
ヒトの身体と接触することを嫌悪する少年。
ヒトに恐怖心を持つブランシュ。
抱く感情は嫌悪感と恐怖心という違いはあれど、幼い頃に辛い経験をしたからこそヒトを手放しに信用することが難しくなってしまった二人。
こればかりは回復をかけたところで意味はなく辛い記憶を消してやるくらいしか手段がないけれど、そこまでせずとも二人は少しずつ自分たちの足で前に進んでいる。
だから、二人がもう自分たちではどうにもならないと絶望して立ち止まるまでは見守るのみ。
昼過ぎから始めた野営もあっという間に夜。
夜鳥が鳴く森の中、湯船にのんびり浸かる三人。
「まさか野営中にも入浴できるとは」
「野営だろうがブランシュが好きな風呂は外せない」
天虎作の木の風呂。
一般的に野営と言えば川の冷たい水や湧水で身体を拭くくらいが精々だし、仮に魔法でお湯を出せる人がいてもわざわざ湯船を作って風呂に浸かるなどしない。
ただ、神の天虎が居れば別。
溺愛する娘のためなら湯船や風呂桶や椅子だって作るし、その湯船から溢れるほどのお湯だって出す。
信心深い人が見れば『神になんということをさせているのか』と激怒しそうだけれど、天虎神からすれば娘のために率先してしていることだし、娘のブランシュからすれば父親が優しさでしてくれていることというだけの感覚。
『大きなお風呂を作ってくれてありがとう。綺麗なお月さまやお星さまを見ながら三人でお風呂に入れて嬉しい』
ニコニコのブランシュの頭に口付ける天虎。
いつもはライノだけ時間をずらして別に入っているけれど、今日は一緒だから嬉しい。
『服を着て入ったのは初めてだけど』
「肌着を着るならと少年が譲らなかったからな」
『うん。でもそれもいつもと違って楽しい』
肌着を摘んで笑うブランシュに苦笑するライノ。
十歳の子供とは言え女性には違いないし、ライノにとっては恋心を抱いている相手でもあるのだから、人目もはばからず裸で風呂に入ろうとしたブランシュを全力で止めた。
転生前(物語を渡っていた頃)の知識はあっても、そういうところに恥じらいがないところはしっかり子供。
いや、蔓のタマゴから出てまだ一年足らずのブランシュのその手の知識は同い年の子供以下。
普通のヒトの子と同じように成長しながら学んでいけるよう、その手の知識は主神があえて消したのだろうと思っている。
ライノとしてもその方が助かる。
大人びたブランシュの為人に恋心を抱いたと言っても、実年齢が十歳の子とどうこうという気はさらさらない。
まだ自分も未成年の未熟者だからこそ、これからブランシュに相応しい男になっていけたらと思っている段階。
大人の顔と子供の顔を持つブランシュ。
これから数年をかけて成長することで、今はまだチグハグに思えるそれが年相応になる日が来るんだろう。
入浴後は少しティータイムを楽しんで就寝時間。
『これだけで虫が来なくなるの?』
「うん。魔物避けと違って命に関わるものじゃないから使わない人も居るけど、虫に刺されて酷い目に遭う」
『酷い目?』
「刺された部分が痛くなったり痒くなったり」
『そういう意味の酷い目かあ』
テントに出入りする場所の左右に虫除けを置きながらライノに聞いたブランシュは納得する。
『あれ?私、まだ虫に刺されたことないかも』
「一度も?」
『うん。森で虫を見たことがない』
「……そう言えば私も湖で見かけたことがないな」
刺す虫や噛む虫が居ることは知識にあるけれど、森で暮らしていても刺されるどころか見たこともない。
ライノも同じく、どこでも見かけるような虫も湖では一度も見かけたことがないことに気付いた。
「当然だ。私が居るからな」
『「え?」』
「神聖力を纏う神の私に近づく虫は居ない」
『そ、そうなの?』
「ああ。私の方から近付くことは出来るが、虫の方から私に近づくことは出来ない。神聖力にあてられて死ぬ」
だから天虎の住処の湖では一度も虫を見たことがなかったのかと納得したブランシュとライノ。
あれだけ木が生い茂っているのだから昆虫くらいは居ても良さそうなのに、それすらも居ない。
「天虎神から近付いた場合は死なないのですか」
「私が神聖力を抑えるからな」
「ああ。だから大丈夫なんですね」
常に神聖力というものを纏っているから虫の方から近付けば死んでしまうけれど、天虎から近付く時は意識して神聖力を抑えるようにしているから死なずに済むということ。
『つまり虫除けは不要ということでは』
【要らないが?】
今まさしくブランシュが虫除けを設置したばかりだから、念話で直接聞いたライノに天虎はキッパリ。
【ブランシュがヒトの子の常識を学び経験する機会だからやらせているが、虫除けどころか魔物避けも不要だ。眠る際には私が辺り一帯に神聖結界をはるからな】
それを聞いて眉間を押さえるライノ。
そうだ。天虎神はそういう人(神)だった。
虫一匹だろうと溺愛する娘に近づかせるはずもない。
『ライノお兄さん、頭が痛いの?』
「いや、甘くみていた自分を悔いていただけだ」
『?』
天虎神の親バカ具合を甘くみていた。
娘のためなら国やヒトを滅ぼすことも厭わない天虎神の親バカ加減を。
「まあ、私もブランシュが安全なのは歓迎だ」
『え?』
ブランシュに万が一のこともないようにと普段の野営より気を配ったことが無駄だったということだけれど、それも未来のブランシュの知識や体験として役に立つならよしとしよう。
「そろそろ寝よう。明日も早いのだから」
『うん。今日はライノお兄さんも一緒に寝る?』
「私は起きて火の番を」
「必要ない。魔物も来ない。寝ろ」
ブランシュを抱っこした腕とは反対の腕で軽々とライノを荷物のように抱えた天虎。
「明日のことを考えて落ち着かないのだろうが、寝不足になってまともに戦えないのでは大怪我をする」
そう話しながら神聖魔法で地面に綿花を咲かせた天虎は魔法で摘むとテントの中に運び入れた。
「生きて帰りたければしっかり眠れ」
大量に敷き詰めた弾力のあるふかふかの綿花のクッションの上にライノを放り投げた天虎。
綿花に埋もれながら雑に扱われたことに不満そうな顔をしているライノの姿を見てブランシュはくすくす笑う。
『今日はライノお兄さんも一緒で嬉しい。いつもと違うことをするのってこんなにワクワクするんだね』
野営もお風呂も寝るのも一緒。
天虎さんとライノお兄さんと一緒にいつもと違うことをしていることにワクワクする。
「ブランシュが満足なら私も満足だ」
以前までは森から出ることすら怯えていたブランシュが光の一族と出会い森を出て帝都に行く決心をした日から始まり、今では森の外での経験を楽しめるようになった。
それは主神や天虎も望んでいたこと。
迷子だった清らかな魂が今世ではヒトとしてヒトらしく生きてくれることが主神と天虎の望み。
綿花の上に布を敷いて川の字で眠りについた三人。
ワクワクして最初はなかなか寝付けなかったブランシュも昨日と今日で疲れが溜まっていたのか、ぐっすり夢の中。
「やはり眠れないのか」
「あ。起こしてしまいましたか?」
「まだ寝ていなかっただけだ」
起こさないようそっとテントを出て、一人で剣を握り素振りをしていたライノに声をかけた天虎。
「明日のことを考えていたのか?」
「今更になって少し緊張してきて」
A級の魔物と単独で戦うのは初めて。
依頼を受けはしたものの、やはり緊張はする。
「最近は鍛錬をしてくたくたの状態で眠る生活をしていたのに昨日と今日は出来ていなかったので、身体が鈍ったままA級の魔物と戦うことになる不安もあったのかもしれません」
寝る前に素振りをしたり魔力が尽きる寸前まで魔法を使うことが日常になっていたから、たった二日なのに『身体を動かさなかったから鈍っていそう』と思って寝付けなかった。
A級の魔物と戦うとなれば死もちらつく。
「それなら眠れるよう手合わせしてやろう」
「音をたてるとブランシュが起きてしまうかと」
「聞こえないよう音を遮断すればいいだけだ」
テントにも結界を張った天虎。
このくらいのこと、神の天虎には容易い。
「疲れるまで思う存分身体を動かして眠れ。余計なことを考える余裕がなくなるように」
冷静に見えてもやはりまだ経験の浅い若者らしさも残っているのかと思いつつ、インベントリから黒剣を出して握った天虎は、そう言ってふと笑った。
静かな夜の森に響く剣の音。
あくまでも手合わせだから避けずに全て受け止めてくれる天虎に向かっていくライノ。
軽く流されても諦めず仕掛けるライノは真剣だ。
少年が森で暮らし始めて一月半ほど。
僅かな月日で随分と腕を上げたな。
ライノの剣を受け止めながらそう思う天虎。
大精霊の愛し子と言われるクアドルプルの加護と神の目を授かっているだけに元から才能のある少年ではあったけれど、魔法だけにとどまらず剣の上達も早い。
神の私と比べれば当然実力に天と地の差はあっても、このまま怠けず鍛えればヒトの子の中では屈指の傑物になるだろう。
「明日の結果次第で魔眼を鍛える訓練に入る」
「え?」
「基礎を鍛える今までの訓練も続けるがな」
ほんの一瞬気を抜いたライノの剣を弾いて胸倉を掴み地面に押し倒した天虎は、ニヤリと口元を歪める。
「森で暮らし始めた当初は魔眼を鍛えられるようになるまで何年かかるかと思っていたが、テネブルや闇の精霊の手助けがあったとは言え神の目を開眼できる程度には魔力量も増えている。そろそろ始めてもいいだろう」
弱体化した今のヒトの子が魔眼を鍛えるとなると、まずは全ての能力値を上げるための基礎訓練が必須。
だから魔眼を鍛えられるだけの強い肉体や精神力や能力値に至るまで何年かかるかと思っていたけれど、この少年なら基礎訓練を続けながら魔眼を鍛えても問題ないだろうと判断した。
「魔眼を扱えるようになったら次は神の目だ。お前の場合は魔眼に聖印が刻まれた神の目なのだから、自分で開眼できるようになれば強化された魔眼の力を使えるようになる」
少年の神の目は魔眼。
神の目を開眼することで魔力量や魔法の威力が跳ね上がるのと同じく、魔眼を持つ者にしか使えない特殊な能力の威力も当然跳ね上がる。
「たとえ使えるようになっても使いこなせるようになるのは先の話だがな。開眼した魔眼を使いこなすにはまだ全てが足りていないのだから、肉体はもちろん精神も鍛える必要がある。私の訓練についてこられるかはお前次第だ」
天虎の話を聞いて胸が騒ぐライノ。
魔眼を持って生まれたことで厄介な体質に悩まされることになったというのに、魔眼のことを教わった今となっては鍛えられることに胸が躍るのだから薄情なものだ。
「天虎神の合格をもらえるよう尽力します」
力強い目で答えたライノに天虎はくすりと笑う。
ついひと月半ほど前に魔眼のことを教えた時には人生を諦めたような目をしていたというのに、今は期待に胸を躍らせていることが伝わってきて。
「さあ、続きをやるぞ。まだ足りないだろう?」
「お願いします!」
やる気があるヒトの子を鍛えるのは悪くない。
ブランシュとの出会いをきっかけに他のヒトの子とも関わるようになってそう思えるようになった天虎も、ライノが変化したことに物申せる立場ではない。
「魔法も使って構わないぞ?結界を張ったテントの中や野営地の外には届かないからな。星の誕生から存在している私の魔力を吸った魔結晶を使って神剣を作ってやったのだから、剣でも魔法でも存分に使って仕掛けてくるといい」
「はい!」
再び夜の森に響き始めた剣の音。
初めて単独でA級の魔物と戦うことへの緊張はもう天虎と手合わせすることの緊張感に変わっているライノ。
明日戦う魔物よりも遥かに強い神の天虎と手合わせしているのだから、一瞬の隙でも見逃してはくれない。
天虎の狙い通り今のライノにはもう余計なことを考えるほどの余裕がない。
目の前の天虎に対して『どうすれば一発だけでも当てられるのか』と戦い方を考えることに集中している。
それでいい。
A級の魔物如きを恐れることはない。
極度の緊張は普段ならできる動きや判断を鈍らせる。
毎日誰が鍛えてやっていると思っているのか。
剣や魔法で懸命に戦っても軽くあしらわれて悔しいけれど、それでも天虎神との手合わせは楽しい。
今の自分には、いや、生涯勝てることのない相手だとは分かっていても、予想もつかない戦い方をする天虎神の動きを目で追うことも楽しいし、どうすれば当てられるか考えながら戦うことも楽しい。
私にはまだまだ学べることがある。
本来なら交わる機会のない神という存在から直接学ぶ機会を与えられている私は恵まれている。
ブランシュを守れる強い男になるために、天虎神から一つでも多くの技術を学んでみせる。
全て吹っ切れたように戦うことに集中して速度が上がったライノに天虎はくすりと笑う。
無自覚にも魔眼の力を引き出している少年が天賦の才を持って生まれた特別なヒトの子というのは間違いない。
その後もライノが力を出し切って地面に倒れるまで二人の手合わせは続いた。
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