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chapter.1
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しおりを挟む天虎が魔法で湖の傍に作ったのは大きな木の台。
その上にインベントリから出した大精霊の恵みを置く。
手分けして火の支度をしていた一族は、台から零れ落ちるほどのその量に今更ながら驚く。
「この量をお二人で確認するのですか?大精霊山の物はヒトの手には入らない物ですので知識面ではお役にたてませんが、仕分けるくらいであれば私どももお手伝いします」
再度石を組んでいた少年もあまりの量に手を止め天虎と子供のところへ行って声をかける。
【まあ見ていろ。森の妖精たちよ、呼応せよ】
天虎が呼ぶと集まってきた光の玉。
精霊樹の上や森の中や湖の中から次々と現れる妖精たちに一族は驚きの声をあげる。
「もしや妖精に協力を頼むのですか?」
【ああ。祝い子の手伝いとあらば喜んで集まる】
子供の周りに群がる妖精たち。
その数の多さで子供の姿が見えなくなるほど。
「真の妖精姫とは祝い子さまのことですね」
そう呟き苦笑した少年に天虎はくすりと笑う。
【三匹の妖精から気に入られた隣国の王女が妖精姫や神の子と呼ばれて持て囃されていることは知っている】
「天虎さまのお耳にも届いているとは」
【ヒトの子は数が居ればいいのかと呆れただけだがな】
天虎からすればくだらない話。
それで喜び褒め称えるヒトの子を滑稽に思う。
【生まれたばかりの幼い妖精から気に入られた王女が神の子と呼ばれて持て囃されるのならば、今後ヒトの子は幼子とお前を神と呼んで平伏さねばならなくなる】
そう言って天虎は鼻で笑う。
「ディアと私に?なぜですか?」
【連れた妖精の格が違うからだ。幼子を気に入った光の妖精で数百年。お前に贈られた闇の精霊に至っては数千年の長き刻を生きている。生まれたばかりの妖精とでは能力の桁が違う。三匹集まろうともお前たちの妖精や精霊には敵わない】
長く生きている妖精は能力も高い。
妖精姫と呼ばれる王女が連れている幼い妖精たちは、幼子の妖精が指先を動かせば消し去れる程度のかよわい存在。
少年の精霊に至っては近付くことも出来ないだろう。
「そのように崇高な精霊を私が賜ってもよろしかったのでしょうか。ディアは妖精から気に入られて着いてきてくれることになりましたが、闇の大精霊さまのご好意で賜っただけの私が精霊を連れて行けば強要になってしまうのでは」
それを聞いた天虎は笑う。
【精霊を贈られたとなれば大抵のヒトの子は諸手を挙げて喜ぶだろうに、お前が気にするのは精霊の意思なのだな】
「賜ったことは光栄ですし嬉しいとも思っておりますが、だからと言って不本意なことを強要したくはありません」
妖精や精霊にも好き嫌いの感情がある。
少年もそのくらいのことは知っているから、大精霊から言われて断れず自分に着いて行くしかない状況になっているのではないかと心配だった。
【妖精もだが、精霊は特にヒトを選ぶ。例えテネブルが贈ろうと、気に入らなければ疾うに姿を消している。大人しく肩に乗っているということはお前を気に入ったということだ】
「……そうなのか?断れなくてじゃないのか?」
少年が精霊の前に指を出すとその指に飛び移る。
「共に居るのが私でもいいのか?」
バサッと羽根を広げたものの指から逃げる様子のない精霊を見た少年はホッとして「よろしく」と笑みを浮かべた。
【お前たち。愛でるのは終わりだ。手伝ってくれ】
天虎が言うと子供に夢中になっていた妖精たちは一斉に大精霊の恵みに群がる。
『天虎さん見て見て。光さんから綺麗なお花を貰ったよ』
【そうか。それは良かったな】
妖精たちが離れて姿が見えた子供の両手には白い花。
抱えているそれを見せる子供は嬉しそう。
「その花はノーブルでは」
【知っているのか】
「母が好きな花でして。ヒトの間では高貴と名付けられている白薔薇なのですが、自生数が少なく発見が困難なため滅多に出回りません。私も図鑑で見ただけで実物は初めてです」
貴族夫人や令嬢が好む花。
希少価値が高く値段も高価でプロポーズに使われるほど。
それを子供が両手で抱えているのだから、何もかもがヒトの常識からは外れていると思わされる。
「こうして飾っては?」
子供の前に跪いた少年は両手に抱えられた花を一輪とって茎に棘がないことを確認してから子供の耳にかける。
【可愛いではないか。よく似合っている】
天虎に褒められた子供は眩いほどの満面の笑み。
それはそれは嬉しそうに。
『お礼にお兄さんにもあげるね』
真似て少年の耳にかける子供。
一応少年は男性で、花の飾りをつけるのは……という感覚は子供にはない。
『うん。とっても似合ってる』
「ありがとうございます。祝い子さま」
子供の笑みに釣られて笑みを零す少年。
お礼を言われた子供も嬉しそう。
【まだ早い】
『え?お礼する時間が決まってるの?』
【そうではない】
そんな天虎と子供の会話で少年は素のままに笑う。
この二人のやり取りは面白い。
一方で、火の支度をしながらも様子を伺う一族は。
「ヴァルめ。あれほど私たちに怯えていた祝い子さまの懐へどのようにして入れたのか。距離感がただ事ではない」
「我が息子ながら将来が末恐ろしい」
初老の男性と青年の会話で執事は軽く咳払いする。
「お兄さまだけ狡いです。私も祝い子さまへこれをお渡ししたいですが、怖がらせないよう我慢しているのに」
少女がポーチから出したのは髪飾り。
自分で渡したいのが本心だけれど、近付けば怖がらせてしまうと思い後で天虎へ託すつもりだったのに、兄は平然と傍に居て嫌がられてもいないのだから羨ましくて仕方がない。
「そうですね。ヴァルを呼びましょう」
「いや、天虎さまの元に居るのに呼ぶ訳には」
「私たちの方から近寄っては怖がらせてしまうでしょうから。せめてディアの髪飾りだけは渡して貰えないかと」
天虎は一族が崇める神。
神と居る時に呼ぶなど考えられないこと。
孫や青年の妻の気持ちはわかるもののどうしたものかと初老の男性は腕を組んで悩む。
「おや?ヴァルフレードさまが」
執事の声で顔を向けた一族の元に向かってくる少年。
手には花を抱えている。
「母上」
「どうし……ノーブル?」
歩いてきた少年が抱えていた花は白薔薇のノーブル。
一輪手に入れるだけでも大変だというのに数十本。
ついついそちらに目が行ってしまうのも当然のこと。
「母上に。祝い子さまがくださいました」
「わ、私に?」
「母が好きな花だと話したら御礼にと。可愛い衣装をありがとうと申されておりました」
青年の妻が熱心に衣装の話をしていたのを子供も大樹の裏で聞いていたから、可愛い衣装を選んでくれたお礼に。
「こんなにも沢山のノーブルをいただけませんわ」
「集めた妖精や天虎さまもあげていいと申しておりました。受け取れないとお返しする勇気は私にはありません」
「……たしかにそうですね」
もう一度持って戻らせる勇気は青年の妻にもない。
お礼としてくれた物を受け取らず返す方が失礼になる。
「とても綺麗」
怖々ながらも白薔薇の花束を受け取った青年の妻は、美しいその花を見て表情を綻ばせる。
「父上との思い出が詰まった花ですからね」
「お、おい。それは」
少年の一言に慌てる青年と照れる青年の妻。
青年がまだ独身だった頃、冒険に出て漸く一輪手に入れたノーブルを持ってプロポーズをしたという経緯がある。
そんな甘酸っぱい昔話を持ち出されて恥ずかしがる二人に初老の男性は楽しそうに笑った。
「その花はありがたく頂戴するとして、ヴァル」
「はい」
「祝い子さまと親しげな様子に見えたが、どのようにしてお近づきになれたんだ?私たちに怯えていたというのに」
気になっていたそれを早速聞く初老の男性。
「最初は私にも怯えておられました。ただ、私の虹彩の色が天虎さまの虹彩の色と同じだと申されて。それだけです」
「色?そのようなことであのように親しく?」
「祝い子さまには天虎さまが全てなのだと思います」
天虎と同じ色の虹彩をしているから。
自分たちにはそのようなことでも子供には違う。
子供が少し警戒心を緩めてくれた理由が、自分の行動や言葉で気を許してくれた訳ではなく、偶然にも天虎と同じ虹彩色をしていたからだということは少年も分かっていた。
「天虎さまが他の虹彩色をしていたら警戒心を緩めてくれなかったでしょう。同じヒトではなく天虎さまが全てになるほど、ヒトが祝い子さまにしたことは罪深いことです」
一族と子供の間には一切の接点がない。
祝い子が生まれていたことさえも知らなかった。
ただ、自分たちも子供を捨てた親と同じヒトであり、伝承を信じて祝い子を祝福の子と呪い子に分け考えていたのだから、もし傍に呪い子が居たらどうしていたか分からない。
「祝い子さまは声が出ないそうです。天虎さまが私どもと話す時にお使いの念話という能力でお声をお聞かせくださいましたが、とても純粋で愛らしい方です。声の出ない理由は声帯の病なのかもしれませんが、もしかしたら心に負った深い傷のせいかもしれないと思うと胸が痛いです」
辛そうに胸元を押さえる少年に一族は口を結ぶ。
ヒトが祝い子にしたことは罪深いこと。
その言葉に胸が痛んだ。
「お兄さま。これを祝い子さまに」
「ああ、お渡しすると言っていたね」
「私は瞳の色が違うので祝い子さまを怯えさせてしまうと思います。どうかお兄さまからお渡しください」
少年の話を聞き少女から自分で渡したい気持ちは消えた。
むしろ自分が近寄っては怯えさせてしまうから絶対に近寄ってはならないという気持ちに。
「分かった。今回のこれは私がお渡ししよう。ただ、祝い子さまは私たちがヒトだから警戒しているだけで、少なくとも嫌われてはいないと思うんだ。そうでなければ食事に誘ってくださらなかったと思うから。少しづつ距離を近付ければきっと祝い子さまもディアが優しい子だと分かってくださる」
髪飾りを受け取った少年は少女の頭を撫でる。
「私、祝い子さまとお友達になりたいのです」
「祝い子さまと?」
「分不相応な過ぎた願いだということは分かっておりますわ。でも私はいつの日か祝い子さまとお友達になれるよう、少しづつ私のことを知っていただこうと思います」
妹の意思の強い瞳に少年は微笑む。
「そうだね。ディアが今の気持ちを忘れず行動すればきっと願いは叶うよ。私もディアの願いが叶うように祈ろう」
祈りをこめて額に口付けた少年に少女は満面の笑み。
仲のいい兄妹を一族はただ静かに見守っていた。
少年が花を渡しに行ったあと、子供は妖精が種類ごとに分けてくれた食材を確認する。
『これはほうれん草。これはレタス』
【ほうれん草?レタス?】
『私の記憶にあるお野菜の名前』
【前世の記憶か】
初めて見るものばかりのはずなのに迷いなく分けていく子供に感心する天虎。
『でも、私が知ってる物に似てる別の物なんだと思う』
【そうだろうな。そもそも名前などないだろう】
『え?ないの?』
【ヒトの子が知る物にはヒトの子が付けた名があるが、これらは大精霊の山の恵み。ヒトの子は大精霊の山には入れないのだから、知らない物に名付けようがない。稀に大精霊が気に入った物に名付けることはあるが、殆どの物に名はない】
『そうなんだ』
大精霊も自分が気に入った物には名前をつけることがあるものの、そうでない物に対しては無頓着。
子供に渡したこれも、自分の住処になった〝生命が食べられる草や実〟という感覚でしかないだろう。
『じゃあ何て呼べばいいんだろ』
【好きに呼ぶといい。転生前の記憶にある名で呼ぶも新しく名付けるもお前の自由だ。お前への贈り物なのだから】
『それなら記憶にある名前で呼ぶね』
【ああ】
子供にあげた物を子供がどう呼ぼうが自由。
大精霊にとって肝心なのは贈り物の名をどう呼ぶかではなく、自分の山の恵みを喜んでくれるかどうかだろう。
『わあ。玉ねぎまである』
【その球根はやめておけ】
『知ってるの?』
【以前アクアから悪戯で食べさせられたことがある。臭いし辛いしで、とてもではないが食べられたものではない】
そんな話を聞いて子供は笑う。
『生のまま丸ごと齧ったんだね。火を通すと辛くない』
【本来はそのまま食べるものではないのか?】
『生でも食べられる。薄切りにして水にさらすの』
【……そうか】
『バーベキューで良かった。焼いてあげるね』
【…………】
よほど嫌な記憶として残っているのか、珍しく無言になる天虎に子供はまた楽しそうに笑った。
「祝い子さま。少しお時間よろしいでしょうか」
青年の妻に花束を持って行った少年が戻ってきて声をかけるとその場に跪く。
「母より祝い子さまへ、ありがとうございますと伝言を言付かってまいりました。枯れないようアイテムボックスに仕舞って帰り屋敷に飾るそうです。とても喜んでおりました」
『良かった。喜んでくれて』
喜んでくれたことに喜ぶ子供を見て天虎と少年は和む。
屈託の無い純粋な笑顔が愛らしい。
「それとこれを妹のディアより預かってまいりました」
少年が開いた白いハンカチの中には花の形をした髪飾り。
キラキラと輝く緑と赤の石が埋め込まれている。
「こちらを祝い子さまへお渡ししてほしいと」
『私に?』
「衣装は幾つかお持ちいたしましたが、自分と同じ歳の子ならばこういった装飾品も喜んでくださるのではないかと」
『とっても可愛い』
天虎が誰かから預かったという衣装を毎日洗って着てるだけの子供でも、衣装や装飾品を見て可愛いと思う感情はある。
欲しがるかといえばまた別の話だけれど。
「これは妹が八歳の誕生日に作って貰った宝物です」
『た、宝物!?そんな大切な物を受け取れない!』
「宝物だからこそ差し上げたかったのだと思います」
慌てて断った子供に少年はくすりと笑う。
「髪飾りに使われている石は幸運と健康を願うもの。天虎さまとこの森で暮らす少女が健康で幸せであるようにと願ってのことですので、どうぞお受けとりください」
きっと喜んでくれるだろう、きっと似合うだろう。
人里を離れて危険な森に住む子供が健康で幸せであるようにという純粋な気持ちがこめられている。
【本来ここへ来る予定ではなかった幼子が、森の入口でその髪飾りを私に渡してほしいと父親に託しているところを見た。自分と同い年の女児なら綺麗な髪飾りも喜んでくれるのではないかと。祝い子のお前や天虎の私に気に入られたいという邪な気持ちでの贈り物ではないことは確かだ】
森の入口の時点では子供が祝い子とは誰も知らなかった。
私と生活している事に目をつけ、『子供に気に入られる事が出来れば回り回って天虎の力を』と悪巧みする者がいないとも限らないが、幼子にはそのような邪な感情が一切ない。
知ろうと思えばその者の心の真実が見えてしまう私の前では悪巧みなど無意味。
『でも私には宝物のお礼に返せる物がない』
「お礼をしてくださるのでしたら、贈り物にこめられた妹の気持ちごと受け取ってくださることが一番喜ぶかと」
そう言われて子供は髪飾りをジッと見る。
『……ありがとう』
暫く眺めた子供はそっと手を伸ばしてそれを受け取った。
「お付けしましょうか?」
『ありがとう』
手元が見えず手間取る子供から髪飾りを受け取った少年は、耳にかけてあるノーブルとは反対側に付ける。
「出来ました」
『ありがとう』
ほんのり赤い顔で髪飾りにそっと手を添える子供。
その仕草も表情も可愛らしい。
『どうかな。私が付けても変じゃない?』
【変どころか美の女神もお前の愛らしさには敵わない】
『女神さまから怒られちゃうからね!?』
真っ先に天虎に聞いた子供は返事を聞いて慌てる。
本気で言っているのだろう天虎と慌てる子供のやりとりに少年は声を洩らして笑う。
『宝物に見合うような物は持ってないけど、せめてものお礼にお料理を頑張るね。あの子のお口にも合うといいな』
髪飾りに手を添えて満面の笑みで言った子供。
喜んでいることが伝わるその笑顔こそが少女には何よりの礼になるだろうと、天虎と少年は微笑んだ。
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