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chapter.2
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しおりを挟む「大丈夫か?」
メイドの案内でブランシュを部屋まで抱えてきたルイ。
よほど怖かったのかまだ震えているブランシュに小さな溜息をついて抱いたままベッドに座る。
「私の誤解で怖い思いをさせて悪かった」
もう一度謝って背中をぽんぽんと叩きながらブランシュが落ち着くのを黙って待った。
『……ごめんね。迷惑かけて』
暫く恐怖が拭えず泣いていたブランシュはルイが優しく叩く手に安心して口を動かす。
暖かい身体に規則的な手の動き。
ルイの胸に身体を預けたままブランシュはホッとする。
誤解だったものの自分を心配して医者に診てもらおうと走ってくれたルイに対しての恐怖心はない。
対するルイも自分に甘えるように身体を預けているブランシュには不思議と嫌悪感がない。
むしろブランシュと居ると花の香りがして空気すらも澄んでいるような気分になる。
「声が出ないのは生まれつきなのか?」
落ち着いた様子を見て今なら大丈夫かと話しかけるルイ。
ブランシュも言葉ではなく頷きで返事をする。
「そっか」
聞いたもののそれ以上に言いようがない。
余計な言葉が逆に傷付けることにもなり兼ねないから。
「あ、そうだ。文字で……まだ書けないか」
『書けるよ?』
ルイが胸ポケットから出したのはメモ帳とペン。
小さい子には無理かと思ったルイに口をパクパク動かして答えたブランシュはそれを受け取りさらさらと文字を書く。
『心配かけてごめんね。助けようとしてくれてありがとう』
書いた文字を見せながらブランシュも口を動かして謝罪と御礼を伝えるとペコリと頭を下げた。
「偉いな。まだ小さいのにもう文字を覚えたのか」
褒めて頭を撫でてくれるルイの優しい手が少し照れくさくてブランシュは手元をもじもじ。
もっとも文字は誰かに教わらなくても最初から読み書きできたのだけれど。
『ルイお兄さんはヴァルお兄さんと同い年くらい?』
「私は十一歳だ」
え?
私の一つ上?
そんなに背が高いのに?
「十一に見えないって言うんだろ?私の家系はみんな身体が大きいんだ。さっき会った父も背が高かっただろう?」
『うん』
ベランジェ公爵家の家系は男性も女性も長身。
ルイもしっかりその血を継いでいる。
「キミは幾つなんだ?七、いや、八歳くらいか?」
『十歳』
「……は?」
ブランシュが書いた年齢を見て今度はルイが驚く。
私の一つ下?
こんなに小さいのに?
「食事はしてるか?父親は食べさせてくれてるか?」
『食べてるよ。ルイお兄さんが大きいだけ』
「いや、クラウディアより小さいだろう?小さ過ぎる」
病弱だったクラウディアも小柄。
それなのにブランシュはもっと小さくて細いのだから、両親の育児放棄を疑うレベル。
『これから大きくなるもの』
そう書いたブランシュはショボン。
そんなに小さい小さい言わなくても。
これでも少しは大きくなったのに。
「そ、そうだな。これからだよな」
ブランシュの様子を見て『やってしまった』と気付いたルイは慌ててフォローする。
そんなルイを見てブランシュは笑う。
優しいお兄さんだと思って。
ヴァルお兄さんもルイお兄さんも優しい。
愛らしく笑うブランシュにルイは目を奪われる。
肌も髪も真っ白の少女。
金色の美しい虹彩を持つ大きな目に長いまつ毛。
一目見て精霊かと思ったほどに美しい少女。
「……なんだ?」
自分の胸が苦しく感じて胸元の服を掴んだルイ。
『胸が痛いの?』
パクパク口を動かしたブランシュは通じないことをすぐに思い出してメモに『大丈夫?痛い?』と走り書きして見せる。
「いや、大丈夫。急にここが苦しくなった感じがして。今はもうなんともないから気の所為だと思う」
今はもうなんともない。
あの瞬間は胸がギュッとした気がしたんだけど。
『お医者さんに診て貰わなくて平気?』
「うん」
『本当に?』
「本当に。周りで熱病が流行っても誰一人罹らないくらい、うちの家系は身体も頑丈だから」
領民や屋敷の使用人の間では熱病が大流行しているのに一族は誰も罹らず元気そのもの。
強いて言うなら熱病の対応が大変で疲れているくらい。
本当かと疑うようにジッと顔を見ていたブランシュはルイの額にコツンと額を重ねる。
『熱はないみたいだけど』
熱病はその名前の通り高熱が出る病。
炊き出しの時に領民が苦しそうにしている姿を見たブランシュはルイの『苦しくなった』という言葉で心配になる。
『え?顔が赤い。熱はないのに』
「こ、これは」
額で確認しても熱くなかったのにルイの顔は赤い。
それを隠すように顔を逸らしたのを見て『本人は気付いてないだけで本当は引き始めなのかも』とハッとする。
今は天虎さんが居ないから聞けないけど、私を心配してくれた優しいお兄さんにあげるだけなら良いよね。
引き始めの今なら蜜の効果で酷くなる前に治るだろうから。
そう判断したブランシュは自分のポーチから飴が入った密封瓶を取り出す。
『あーんして?』
「え?」
飴を二つ取り出したブランシュはルイが言葉を発して少し開いた口に飴を一つ入れて自分も一つ口に入れる。
『熱病の予防。私も毎日食べてるの』
口内で飴玉を転がしながらメモに書いたそれをルイに見せるブランシュ。
「予防薬ってことか?今は手に入らない貴重な物じゃ」
『私の心配をしてくれたから』
熱病が流行している今は治療薬も予防薬も手に入らない。
その所為で国全体が麻痺した状態になっているのに、事前に備えてあったんだろう貴重なそれを自分にくれたことを焦るルイにメモを見せたブランシュは首を横に振る。
『ただ、ルイお兄さんのお父さんたちには秘密にしてくれる?これしかなくて、困ってる人たちに配れるほどはないの。役に立てなくてごめんなさい』
熱病が流行中で困っているから薬を譲って貰うために来たのに隠すのは胸が痛むけれど、天虎が森へ帰って貰って来なければいけないくらいアベイユの蜜が不足してる。
飴もこの一瓶だけで、とてもじゃないけれど領民に配れるほどの数はない。
腕に瓶を抱え表情を曇らせるブランシュを見て渡せないことに胸を痛めてるのかと気付いたルイは苦笑する。
「誰にも言わないって約束する」
心優しい子だ。
自分も熱病に罹らないよう必要なものなのなんだから渡せなくて当たり前なのに、それを当たり前とは思わず心を痛めているなんて。
辛そうな表情のブランシュを抱き締めるルイ。
熱病が流行ってからというもの、大人たちの汚いところを山ほど見てきた。
流行り始めてすぐこの国の薬まで買い付けた隣国の王家。
自国で不足すると思わなかったのかそれを許した皇帝。
自分たちで使う以上の量を買い漁ったガメツイ貴族。
稼ぎ時とばかりに大金を払う者が優先の聖者や聖女。
そいつらに聞かせてやりたい。
この小さな子が困っている人を想い胸を痛めてることを。
誤解だったのに『心配してくれたから』と惜しげも無く予防薬をくれた心優しい子がここに居ることを。
真の聖女というのはこの子のような心優しい人の事を言うんだろう。
『困ってるのに何も出来なくてごめんなさい』
「ううん。心配してくれてありがとう」
背中を叩かれて少し離れたルイに文字を書いたメモを見せたブランシュを改めて抱き締めなおす。
小さな少女は抱き締めると不思議と気持ちが安らいで、口内で溶ける飴玉は何よりも甘くて優しい味だった。
・
・
・
「はぁ……。まさか闇の精霊と光の妖精とは」
話を聞いて大きな溜息をつくユハナ公爵。
妖精に気に入られるだけでも滅多にないことなのに、それが光の妖精と闇の精霊とは。
隣国の妖精姫が光の妖精から気に入られて連れているけれど、クラウディアを気に入った光の妖精はそれとは比べものにならないほどの能力を持つ実態化した高位の妖精。
兄のヴァルフレードに至っては気に入られた者の話を聞いたことがない闇の精霊。
「皇帝には報告したのですか?」
「いや。今後もするつもりはない」
ベランジェ公爵に聞かれた初老の男性はキッパリ答える。
「それが懸命だろう。争い好きのあの皇帝のことだ。まだ未成年のヴァルフレードやクラウディアを利用して戦争を仕掛け領土を広げようとするに違いない」
こめかみを押さえて眉を顰めるユハナ公爵。
血生臭い冷酷な皇帝が高位妖精や精霊の魔力を戦士へ渡すよう二人に命じて戦争を起こすことは目に見えている。
「私も秘密にすることに賛成です。少なくともヴァルフレードやクラウディアが自衛できるようになるまでは。赤子の頃から親交のある子供たちが利用されるのはさすがに」
ベランジェ公爵も隠すことに賛成する。
例え自分の子供ではなくとも、生まれた時から知っているヴァルフレードやクラウディアが利用されるのは気分が悪い。
「巻き込んですまないが、孫を守る為によろしく頼む」
「ご迷惑をおかけします」
祖父の初老の男性と父親の青年は二人に深く頭を下げる。
天虎のことやブランシュが祝い子だということや自分たちが光の大精霊の加護を授かっていたことは話せないけれど、隠しようのないデスティネとボヌールのことは正直に話して。
「それにしてもヴァルフレードの闇の精霊は強そうだね。どうだい?孅い私の元に来て力を貸してくれないか?」
椅子に座っているヴァルフレードの脚元で寛いでいるデスティネに笑顔で声をかけるベランジェ公爵。
「ふん。お前のどこが孅いんだ。この中で一番強いヒトの子は大魔道士のお前だろうに」
呆れたように言ってツーンとするデスティネ。
それを聞いてベランジェ公爵は笑う。
「さすが高位精霊。隠し事はできないな」
ベランジェ公爵は魔道士の中で一人しか居ない大魔道士。
昔から三大公爵家は魔力のベランジェと武力のユハナと統率力のソレイユで成り立っている。
どこが欠けてもこの国の防衛は成り立たない。
「私たちはね、大事な人を守れる力さえあれば良いんだ。皇帝と違って国が大きくなる事も望んでいない。戦争になれば大事な人が危険に晒されるんだから、そんなものは御免だ」
三大公爵家は皇帝否定派でもある。
戦を好む血生臭い皇帝に敬いの心などない一族たち。
「高位精霊の君が皇帝に寝返ったら厄介だから少しかまをかけてみようと思ったけど、無意味だったようだね。これからも変わらずヴァルフレードの味方で居ておくれ」
ずっとヴァルフレードに寄り添うように居るデスティネ。
これだけベッタリなら皇帝に寝返ることはなさそうで、ベランジェ公爵はくすりと笑った。
「今度こそ食事にするか。息子も退屈してるだろう」
「そうしましょう」
先ほど部屋を出たのは昼食を摂るためで、熱病の件での会合は終わっていない。
さすがに事が事だけに一旦は公爵の二人だけが聞かせて貰うことにして、ユハナ公爵の嫡男は食堂で待たせている。
「おじいさま、お父さま。私はもうブランシュさまのところへ行ってもいいですか?泣いていたので心配で」
「ああ。すぐに行ってあげなさい」
部屋を出て声をかけたクラウディアは祖父から許可を貰うとすぐに踵を返しブランシュが居る客室へ向かった。
「ヴァル」
エントランスの後から無口なヴァルフレード。
唯一話したのはデスティネの説明だけ。
それ以外は口を開かず一人で何かを考えている。
「ヴァルも少し顔を出してくるか?」
「いえ。泣かせてしまいましたので」
会ったばかりのルイを庇って泣いていたブランシュ。
人に興味を示さず何を考えているか分からないルイがブランシュを抱きかかえているのを見て誤解してしまった。
二人に合わせる顔がない。
クラウディアとは反対に食堂に向かい歩いて行くヴァルフレードの後ろ姿を見て初老の男性と青年は目を合わせる。
「あの様子だと長引きそうだ」
「よほどショックだったのでしょう」
恋心を抱いているブランシュをルイが抱えているのを見てカッとしたのだろうけれど、それだけでは済まず泣かせてしまったとあって暫くは立ち直れそうもない。
「ヴァルフレードはあの白髪の少女に好意があるのか」
「今気付いたのですか?ルイに敵対心を見せたのに」
「祖父の命の恩人の娘だからかと思っていた」
「色恋ごとには相変わらずの鈍さですね」
そう話すのはユハナ公爵とベランジェ公爵。
他でもない自分の言動が原因で好きな子が泣きながらルイに抱き着いて離れない場面を見ることになったのだから、ヴァルフレードの心の傷は深いだろう。
「父親の私としては息子の恋が実るよう応援したいところですが、こればかりは本人たちがどうするかですからね」
「ん?ルイもあの少女に好意があるのか?」
「あると思いますよ?ルイが見ず知らずの人を心配をしたことはもちろん、抱きかかえて走るなんて初めてですから」
我が子ながらルイは他人に興味がない冷めた子供。
姉たちに甘やかされ育ったことで甘えん坊になるどころか、逆に達観したような冷めた子になってしまった。
幼い頃から親交のある三大公爵家のヴァルフレードたちのことは信用しているのか上手くやっているけれど。
「だから母が必要なのではないかと忠告しただろうに」
「子育てして貰うために成婚するなどお相手に失礼かと」
「人を愛することをしろ。本当に厄介な家系だな」
「今更ですか?私も母など居たことがありませんし」
ベランジェ公爵家には代々『妻や母』が居ない。
嫡男は何名か分の卵子だけ提供して貰って自分の精子と結合させたあと培養ポットで育てるという特殊な一族。
ベランジェ公爵やルイも例外なく培養ポットという仮の母体から誕生した一人。
「ルイが初めてベランジェに妻や母親の存在を齎してくれることになるのかも知れませんね」
笑いながら言ったベランジェ公爵にユハナ公爵は呆れ顔。
悪い奴ではないし、子供たちのことは可愛がって大切にしているけれど、色恋では人を愛せない極限の変わり者。
強いて言えば魔法や魔道具の研究がベランジェの恋人。
「ブランシュさま、ディアですわ」
客室に行ったクラウディアは扉をノックする。
念話での返事が聞こえてこなくて寝ているのかと思っていると内側から扉が開いた。
「ルイさま。まだこちらに居たのですか?」
「話をしていた」
それだけ答えたルイは部屋に戻って行って、クラウディアも部屋に入る。
「ブランシュさま、落ち着かれましたか?」
『うん。泣いてごめんね』
目の前にしゃがんで聞いたクラウディアにブランシュは頷いて答える。
「あら?これは?」
『ルイお兄さんとはこれで話してたの』
「喋れない変わりに文字を書いて貰うことにした」
「そうでしたの」
ブランシュの声はルイには聞こえていないから、クラウディアもルイに対して返事を返す。
「普段はどのように会話をしているんだ?」
「身振り手振りや口の動きで」
「それだと大変だろうに」
「まあそうですね」
ルイがそう思うのは当然のこと。
本当は念話があるから会話もスムーズだけれど、身振り手振りや口の動きで会話をするとなると一言伝えるだけでも時間がかかるのだから。
「父上たちは?」
「食堂ですわ。てっきりルイさまも食堂に居られるものと思っておりました」
ブランシュを部屋に運んだ後は食堂に行っているものと思っていたのにまだ居たことに驚かされた。
「みなさまお集まりですからルイさまも食堂でお食事を。ブランシュさまと私もこちらで食事にしますので」
「ああ」
会合の日は参加者が揃って食堂で食事をする。
みんなももう食堂に向かったから行くよう言うと、ルイは返事をしつつもブランシュの隣に座る。
「私はもう行く。しっかり食事をするようにな」
『うん。ルイお兄さんもしっかり食べてね。心配してくれてありがとう。お話しもしてくれてありがとう』
ブランシュが書く文字を隣で読みくすりと笑うルイ。
私も予防薬をくれてありがとうと伝えたいけれど、クラウディアが居る今はもう伝えられない。
誰にも言わない約束だから。
『あ、これ返さないと』
「いい。あげるから使ってくれ」
『え、じゃあペンだけでも』
高価そうな万年筆だけでも返そうとしたブランシュの手に手のひらを重ねて止めたルイは立ち上がる。
「誤解をして困らせた詫びだと思って受け取ってくれ」
半分は予防薬の御礼。
もう半分は自分の物をブランシュに持っていてほしくて。
文字を書く物なら迷惑にはならないだろう。
『ありがとう』
パクパクと口を動かして御礼を言ったブランシュの頭を撫でたルイは部屋を出て行った。
「ルイさまは怖くなかったのですか?」
『最初は怖かったけど、優しいお兄さんだったから』
「そうですか。それならいいのですが」
ブランシュさまが人に慣れるよう最近は人の居る街に行くようにしていると天虎さまから聞きましたけど、ルイさまと親しくなれたということは効果が出ているのかしら。
嬉しそうに万年筆を見ているブランシュを見ながらクラウディアはそんなことを思って少し首を傾げる。
ただ、人が怖いブランシュに親しい人が増えることは良いことだから余計なことは言わないことにした。
「お腹が空いたのでは?食事を用意させますね」
『お菓子を食べたからあまり』
「あの量で?」
『移動も車椅子で動いてないから』
「ああ、では量を減らして貰いますね」
『うん。我儘を言ってごめんなさい』
「まったく我儘などではないですわ。私もベッドで過ごしていた時はそうでしたから分かります」
身体を動かさないからお腹が減らないというのは、自分もそうだったクラウディアにはよく分かる。
『ありがとう』
「いいえ。元気になったら一緒に沢山食べましょうね」
『うん』
すっかり仲良くなったクラウディアとブランシュ。
初めて出来た友人にブランシュはニコニコ笑った。
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