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chapter.4
49
しおりを挟む「さて。話は纏まりましたが、花祭はどうしましょうか。私の作ったこの魔道具では意味がないことが分かったので」
「それで隠せることが前提で参加したからな」
「ライノの身の安全が最優先だ。今回は中止にしよう」
三大公の会話を聞いてガーンとした表情に変わるクラウディアとブランシュ。
「私はホテルに戻っておきますので行ってください。せっかく可愛らしくおめかしをして祭りを楽しもうとしていたクラウディアやブランシュが可哀想ですから」
中止にせずとも自分が行かなければいいだけ。
強制参加の皇室催事でもない限り人目を避け家に居ることに慣れているライノは迷いなく提案する。
『え?それなら私もライノお兄さんと待ってる』
「ブランシュも祭りを楽しみにしていたんだろう?」
『うん。ディアちゃんからみんなで行くって聞いてたから。天虎さんもみんなと楽しい思い出になるようにって連れて来てくれたの。だから誰かが行けないなら行かない』
祭りは楽しみだったけど誰かを置いて行くなら行かない。
一人置いて行って楽しめるはずもないから。
「ブランシュ嬢、私がライノとホテルに居ますから。息子を置いて父親の私が行くということはしません」
「私もおりますのでお嬢さまはどうぞお楽しみください」
子供たちに楽しんでもらいたくて祭りを見て回ることにしただけで自分が行きたかったわけではないから、息子が行かないなら自分も行く必要はないユハナ公や執事のジーノは残ろうとするブランシュを止める。
「ブランシュさまの仰る通り、一緒に行く約束をしていたのに私たちだけ楽しむのはよろしくないですわ。ライノさまが体質を抑えられるようになってからみんなで行きましょう」
ブランシュの意見に左右されたという理由もあるものの、初めての花祭を人一倍楽しみにしていたクラウディアもライノを気遣い中止にしようと言ったのを聞いて、グラードやベルタは娘の成長に胸がジーンとする。
「せっかく湖にお連れいただいたのだから散策でもさせてもらえばいいんじゃないか?それならみんなで楽しめる」
「ああ。天虎さまの湖は美しいからな」
「ルイとヴァルフレードまで。行って構わないのに」
子供たちの様子を黙って見ていた天虎はくすりと笑う。
幸か不幸か魔眼を持って誕生した少年だが、一つ間違いなく言えるのは周囲の者たちに恵まれたな。
「テネブルの精霊よ。呼応せよ」
天虎が呼ぶとどこからともなく姿を現し空をフワリと飛んで来た大きな黒鷹が天虎の差し出した右腕に降りる。
『わあ。白鷹さんとそっくり。兄弟?かな?』
「違うよ!その子は闇の精霊だから!」
色違いのそっくりな容姿を見て言ったブランシュに答えるように、クラウディアの肩にボヌールが姿を現す。
「また勝手に。姿を隠しておく約束だったろうに」
「今は天虎さまの森に居て知らないヒトの子は居ないんだから少しくらいはいいでしょ?」
人前では影に入っておくよう言われていたデスティネもボヌールに呆れたように言いつつ、ヴァルフレードの足元にスっと姿を現した。
「私の肩に居るこの白鷹はリュミエールの精霊だが、こちらの黒鷹はボヌールが言うようにテネブルの精霊だ。種類で家族や兄弟とするならデスティネと兄弟だな」
『そうなんだ。黒鷹さんも強そうでかっこいいね』
真っ白な魂のブランシュに褒められた黒鷹は自慢気に黒い翼を広げて美しい鳴き声で応える。
「ブランシュを抱いている少年の元へ。力を貸してやれ」
天虎が言うと黒鷹は腕から飛びライノの肩にスっと降りた。
「体躯は大きいのに随分と軽いのですね」
「精霊だからな。軽くなるも重くなるも自在に操れる」
「そういうものなのですか」
見た目は立派な体躯をしているのに肩に乗られても重みを感じないことに驚いたライノに説明する天虎。
「おい。お前の興味を満たすために呼んだのではない」
「間近で精霊を見る絶好の機会を逃す訳には」
「父上。またですか」
ライノの肩に乗った黒鷹にずいっと近づいて四方から興味津々に眺めるベランジェ公の姿に呆れるルイ。
「なぜテネブルの精霊をライノに?」
「支配は闇のテネブルの能力だ。強い支配力を持つその黒鷹を連れていれば少年の魔眼の力も多少は弱まるだろう」
「魅了体質が薄れるということですか?」
「簡単に言えばそういうことだ。ボヌールやデスティネが光の一族の少年や幼子から溢れる魔力を吸い取っていることで過剰な魔力が抑えられているのと同じく、少年の魔眼よりも上回っている黒鷹の支配力が魅了の効果を打ち消してくれる」
なぜテネブルの精霊を呼びライノにと不思議に思い聞いたユハナ公へ天虎はそう説明しながらも、執拗に間近で精霊を観察しているベランジェ公を引き離す。
「まだ魔眼を鍛えておらず黒鷹の支配力より弱い今だから有効な手段ではあるが、少なくとも先程のように無意識に誘われる者の数は減って祭りを楽しむことくらいは出来るだろう」
『ライノお兄さんもお祭りに行けるってこと?』
「ああ。みんなで行きたかったのだろう?」
『うん!ありがとう天虎さん!』
ああ、ブランシュのためか。
そう察したみんなは苦笑する。
天虎が動くのはいつもブランシュのため。
「天虎神がこの魔道具の眼鏡をおかけになりますか?」
「私にヒトの子が作った魔道具が効く訳がないだろうに」
「神にも有効な魔道具を作れるよう研究いたします」
「有限な人生の時間を無駄なことに使うな」
猫の子のように衣装の首根っこを掴まれたまま眼鏡を見せているベランジェ公と呆れ顔の天虎にみんなは笑う。
何気なく息の合った二人だと。
天虎の方は心から呆れているけれど。
「まあいい。帝都に戻してやろう」
「お待ちを。他の者が居ない今の内に一つ質問が」
「なんだ」
「魔眼の件ですが、どのように鍛えればいいのですか?」
ワープしようとした天虎を止め聞いたベランジェ公。
体質を制御できるよう鍛えることで話は纏まったけれど、初めて聞いた魔眼というものの鍛え方を誰も知らない。
「支配の力をひたすら使えばいい」
「え?誰かにかけろと?」
「ああ。他の魔法と同じく身体を鍛えて基本の体力や魔力を増やすことの他にも、魔眼を使うことで威力があがる」
「支配の力を使うには目を合わせるのですよね?ライノを見るだけで魅了にかかってしまう者が多いのですが?」
「…………」
ライノの顔を見ただけでも魅了されるのだから、目を合わせて使うとなると支配の力を使う以前の問題。
「魅了にかかった者は我を失いライノを自分のものにしようとします。幼い頃からそれが原因で誘拐されたりと辛い思いをしてきましたから。鍛えるためとは言えそんな状態の相手と目を合わせるとなると極めて危険な状況になるかと。支配の力を最初から使えるなら離れろと言い聞かせられるでしょうが」
支配できなければそのまま……。
そんな考えが頭をよぎったライノは寒気がする。
それでなくとも今までの経験でヒトと接触するだけで吐き気がするというのに。
「鍛錬の相手は魅了や支配の効かない者にするしかない」
「それでは支配の力が使えているか確認できないのでは」
「分か……らないか。ヒトの子には」
「天虎神には分かるのですか?」
「ああ。私に向けられた魔力を感じ取れるからな」
神の天虎には分かるけれど、支配の力は魔法のように目に見える能力ではないからヒトの子が気付くのは難しい。
分からないこそ隣国の姫の支配に知らず知らずかかっているヒトの子が多いのだから。
「いや、他にも感じ取れる者たちが居る」
そう言って天虎が見たのは光の一族。
「リュミエールの加護を授かった光の一族はテネブルの闇の力に抗う力を持っている。目には見えない支配の力でも寒気がしたりと肌で感じ取ることの出来る一族だ」
光の一族ならライノが支配の力を使えていれば肌でそれを感じ取ることが出来る。
「問題は、かかる可能性もあるということだな」
自分で言ったものの絶対にかからないとは約束できなくて天虎は溜息をつき天を仰ぐ。
「魔眼という一点の才能で言えば、ユハナの少年は天才に分類される。だからこそ使いこなせるようになれば強力な武器にも盾にもなるのだが、その才能の高さ故に光の一族でも絶対にかからないとは約束できない。光の一族の中でも特に光の適性が高い少年が鍛えて強くなれば効かないと断言できるが」
光適性の高いヴァルフレードでも今は断言できない。
ライノが支配の力をこれから鍛えるのと同じく、ヴァルフレードも今はまだ自分の才能を鍛えている段階だから。
「そうなると安全に鍛えることは難しいですね。鍛えることに肉体の傷はつきものとは言いますが、ライノの魅了体質に関してはそのような根性論では済まされない、身も心も蝕まれる状況になり兼ねませんし」
鍛えるライノはもちろん相手も危険。
もし魅了された者が触れようものならライノは無自覚に能力を暴走させて自分の身を守ろうとするだろう。
今まで何度も誘拐されたり監禁されたりと命にも関わる危機を経験してきたのだから、そうなっても咎められない。
みんなどうしたものかと黙り込む。
ライノが自分の身を守れるようになるためには魔眼を鍛える必要があるけれど、そのための鍛錬にも身の危険を伴うとは。
「ユハナの少年」
「はい」
「魔眼を鍛えたいか?誰かに鍛えた方がいいと言われたからではなくお前自身がどう思う?本心で鍛えたいと思うか?」
天虎に聞かれてライノは少し口を結ぶ。
私自身が本当に鍛えたいと思っているかどうかか……。
魅了体質を抑えられるようになるならとは思っているけれど、鍛錬の最中に相手から襲われる可能性があっても本当に鍛える必要があるのか。
自分の気持ちを改めて一つ一つ言葉にしてどうしたいのか考えていたライノはじっと見ているブランシュと目が合う。
鮮やかで美しい黄金色の目と。
ああ、考えるまでもなかった。
私は誓ったのだから。
主人公の幸せばかりを考え自分は幸せになろうとしない愚かで美しいこのストーリーテラーと、私たちの居るこの物語の中で一緒にハッピーエンドを迎えるのだと。
「鍛えます。肉体も能力も。守る力を得るために」
天虎の目を見てハッキリと答えたライノ。
主人公のために物語を渡りズタズタに傷付いた迷子の魂だったブランシュが今世では幸せな人生だったと思えるように、あらゆる敵からブランシュを守れるだけの力がほしい。
例えそれが魔眼という危険な力でも。
「そうか。ならば暫くここで暮らせ」
「え?」
「私がお前を鍛えてやる。魔眼を使いこなせるだけの強い肉体と魔力を手に入れられるように」
本心から鍛えたいと思うのならば。
ブランシュもそれを望んでいるのだから、魅了にも支配にも左右されない神の私が少しばかり力を貸してやろう。
「それでなくとも四重の加護を授かっているお前が魔法の威力の増幅する魔眼を暴走させれば被害は甚大なものになる。下手をすれば傍に居た者の命を奪うことにもなりかねない。だがここならば幾ら暴走させようとも再生の神の私が居る限り森は再生する。暴走自体を止めてやることも可能だ」
天虎の話を黙って聞いていたミケーレとユハナ公とベランジェ公は誰ともなく目を合わせる。
神の天虎が自らの住処にブランシュ以外のヒトの子を受け入れて鍛えるということがどれほど有り得ないことなのか。
同時に魔眼というものが天虎にそう言わせるほど危険性のある強力な能力だということも会話で察することが出来た。
「熱病の流行で今は中止しているが、既に光の一族には私が魔法を教えている。一族に教える際には屋敷に行っているが、能力を暴走させれば屋敷や庭園を破壊する可能性があるお前はそうもいかない。だから暫くここで暮らせ」
家族や使用人の身に害が及ばないように。
天虎の配慮だと受け取ったライノは父親のユハナ公を見る。
「父上。私は天虎神のお言葉に甘えて暫くのあいだ留守にしようと思います。周囲の人にはつまらなくて一度は辞めた学園に再び通い始めたとでもいうことにしてください」
そんな言い方をしたライノにユハナ公は苦笑する。
ライノらしいとも言えるけれど。
「以前は通学していた学園の寮に入ったとでも?」
「そうしてください。弟妹に心配をかけず済みますので」
「お前は本当に何でも自分一人で決めてしまうな」
いや、ライノがそういう性格になったのは父親の自分が頼りないからだという理由もある。
亡くなったソフィの代理をすることが自分の義務かのようにライノは私の苦手な分野を請け負ってくれていたのだから。
「天虎神、ライノをよろしくお願いします」
「そのように深刻にならずとも、息子を取って食おうとしている訳ではないのだから好きな時に連絡をとるといい。祭りへ行って忘れる前にお前にもこれを渡しておこう」
そう話しながら石の着いたネックレスを魔法でユハナ公の前に運んだ天虎。
「これは?」
「光の一族にも渡してある魔道具だ。その石に魔力を通せば私に繋がり会話することができる。お前たちが連絡をとる際に屋敷で使っている通信機のようなものだと思えばいい」
「小さな通信機ですね。お預かりいたします」
いや、私たちが使う通信機とは全くの別物だけれども。
アクア山の湖底に出来た結晶の欠片に大精霊のアクアとウェントスの力を組み込んだ大層な代物だと知っている光の一族は、声には出さないものの内心ではそんなことを思う。
世の中には知らない方が幸せなこともある。
「ライノも暮らすというお話しですが、屋敷はどちらに」
「この精霊樹が私とブランシュの家だ」
「はい?」
「大樹の穴の中で寝起きしている」
湖と祠しか見当たらず屋敷の場所を聞いたルイは、天虎が指差した背の高い精霊樹を見上げる。
「……暮らせるのか?ライノが穴の中で」
公爵家の嫡男として生まれ育ったライノが樹洞で暮らせるのかと真剣に心配になるルイ。
「天虎神が鍛えてくださるのだから、それ以上に甘えた事を言うつもりはない。美しい湖もあるのだから水を頂戴して水浴びも出来るしな。寝袋を持って来て外で寝ても構わない」
鍛えて貰えるだけで十分。
あとは自分でどうにか適応していけばいい。
「失礼な奴らだ。風呂も手洗いも寝台もあるぞ。光の一族の屋敷にあったものを真似て、森に帰って来てからここ数ヶ月でブランシュのためにヒトの子らしい住処を作ったからな」
「まあ。御屋敷らしく作り替えたのですか?」
「ああ。ヒトの子が生活するために必要なものがまだ足りていなかったことに気付いて大精霊たちと急いで作った」
「さすがブランシュさまのお父さま。娘のために必要なものを揃えてあげようという親心が素晴らしいですわ」
拍手をするクラウディアに満更でもない天虎は容易い。
「貴族のお前からすれば粗末な生活かもしれないが、嫌なら早く自分の屋敷に帰れるよう必死で鍛えればいい。一つ言っておくが、例え途中で嫌になって帰ろうと私は止めはしない」
鍛えたいなら鍛えてやるというだけで、途中で鍛錬なり生活なりが辛くなって帰るのならば止めるつもりもない。
それに関しては本人の自由だ。
「逃げ道というご配慮をいただきありがとうございます。ただ私は途中で逃げ帰るつもりはありません。魅了体質を抑えられるようになり守る力も得られる機会を賜ったのですから」
決心が揺らがないライノに天虎はくすりと笑う。
天虎の私の鍛錬が楽な鍛錬にならないことも森がどういう場所かも知っているだろうに、なかなか肝が据わっている。
「今日はひとまず祭りを楽しめ。屋敷に帰ってこちらに来る心構えと支度が整ったら迎えに行ってやろう」
「はい。ありがとう存じます」
祭りの今日は存分に楽しむといい。
ここに来てからは辛い日々が待っているのだから。
「ブランシュ。暫くお世話になるけどよろしく」
『うん。元気になる食事は私が作るから頑張ってね』
「ありがとう」
ライノとブランシュを見て複雑な心境のヴァルフレード。
今まで辛い目にあってきたライノの体質が改善されるならいいことだと思っているものの、出会ったばかりのライノが天虎の住処に迎えられてブランシュと暮らすことに胸が騒ぐ。
なんと醜い嫉妬なのかと自分でも思うけれど。
これはヴァルフレードが遅れをとったな。
そう思うミケーレ。
祝い子さまへの恋心を知る私としては孫の恋を応援してやりたいところではあるけれど、率先して前に出て行くタイプではないヴァルフレードをライノが軽々と超えて天虎さまや祝い子さまの懐に入りどんどんと親しくなっている。
まだ恋心の自覚のないルイや友人という立場のクラウディアとは違った複雑な心境だろう。
いや、これでいいのかもしれない。
妖精姫との成婚話が再浮上すれば縁を絶たれるのだから。
その時は話を受けると決めているヴァルフレードには、祝い子さまが他の誰かと親密になってしまった方が早く諦めもつくのではないか。
むしろ天虎さまもそう仕向けている気がする。
姫と成婚するつもりならば早く諦めろと。
自分の娘に危害が及ばないよう、危険な姫の身内になる者とは交流を断つという考えを変えるつもりはないのだろう。
「さあ、帝都へ移動するぞ。祭りに行くんだろう?」
『うん!みんなでお祭り見る!』
天虎が伸ばした手にすぐさま手を伸ばしてライノから天虎の腕に抱かれたブランシュは嬉しそうに笑顔を浮かべる。
まだ恋心の欠片もないブランシュには複雑な関係性や少年たちの恋心など知るよしもなく、ただただ純粋に親しくなったみんなと祭りを見て回れることだけを喜んでいる。
この先に訪れる未来で少年たちと少女たちの関係性がどう変化しているのかを今の時点で知る者は居ない。
それは神の天虎でも知らないこと。
「先ほどは急遽だったから人前で使ってしまったが、今回は人目の少ない路地にワープする。魔法陣に入れ」
森に置き去りにしないようみんなが魔法陣に乗った事をしっかり確認してから天虎は再び帝都へとワープを使った。
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