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第四話「起死回生の方法とその代償について」
大人達の見せ場
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「白鴎さん?!」
ホバーによる回転を斬撃に変えたグルカナイフを弓で受け止めて跳ね返した所で、紫之の視界の端で倒れたターコイズが見えた。
通信しようとしても、反応が帰ってこない。それが意味することは――
「緑川さん、撤退しましょう、白鴎さんが!」
『わぁってる! クソむかつくが、引くしかねぇな……』
言う間にも、目の前の鋼鉄達磨が斬り掛かってきた。それを弓で受け止めて、馬力の差で押し返す。
先程から攻められてばかりで、ほとんど反撃出来ていない。したとしても、相手はそれを確実に回避して、逆に猛烈な勢いで斬り込んでくる。相手は狙撃だけが取り柄の一発屋ではない。
引くと言った物の、仲間も自分も後退する余裕がない。今も、緑川のジェードが顔面に鋼鉄の拳を受けて地面を転げた。
あの様子では、自分に代わってターコイズの回収を、と言っても無理だろう。
タンザナイトにもジェードにも、他の西洋鎧の状態や操縦者の生死を確認する装置を積んでいない。ほとんど機械化されていない弊害であった。
そして、戦闘中にコクピットをこじ開けて、搭乗者の安否確認をしに行く隙など、この敵がくれるわけがない。
出来ることと言えば、せめて死んでいませんようにと祈ることだけだ。最善は、眼前の敵をなんとかしてターコイズを回収し、全速力でこの場から離脱することだが、それは至難だ。
突き出されたグルカナイフを、下から掬い上げる様にして弾き飛ばす。執念深く攻撃を続けてくる相手。
この相手も相手だ、仲間の安否が心配ではないのか。自分の相手をするよりも、あの残骸から搭乗者を救い出すことを優先してくれれば、ターコイズを回収しに行けるのに――
仲間の命よりも戦うことを優先する相手に対し、彼女は嫌悪感を抱いた。
《高振動ナイフ 動作異常発生》
「うるさい……」
心視がAIの警告を無視して、大型で無骨なグルカナイフ型の高振動ナイフを敵に叩きつける。先程から何度斬りつけても抵抗を辞めない敵に、辟易としていた。
今の一撃も、完全に敵の胴体を捉えていた。通常のAMWであれば搭乗席か動力部を二分割に出来る――しかし、まるで岩か何かに刃物をぶつけたような音を上げて、高振動ナイフは装甲の上を滑るのみだった。
お返しとばかりに振るわれる両刃剣を、ホバリングによる後退で強引に避ける。
こちらはいくら斬り付けても倒せないというのに、相手からの攻撃の威力は未知数だ。もしかしたら、相転移装甲の上から、斬り伏せられてしまうかもしれない。その推測が、心視の攻め手を鈍らせていた。
戦闘において平等などという言葉は無意味に等しいが、それでもこれはあまりに理不尽だ。
「死に損ないが……しつこい」
超電磁砲が機能不全を起こしていなければ、とっくに撃破出来ていたものを……敵の西洋鎧は、通常兵器で相手取るには、本当に厄介だった。
先程、敵の一体と相打ちになった比乃の様態も気になる。早急にケリを付けて救助に行きたいが、それよりも先に、Tkー9に残された最後の武装が限界を迎えるだろう。流石に素手でこの化け物とやり合うことはできない。下手をすれば、自分も撃破されてしまう。じわじわと時間だけが過ぎて行く。
二番機、志度も似たような状況らしかった。一方的に緑の西洋鎧をどつきまわしているが、決定打を与えられないでいる。
相手の技量が大したことないため、こちらが撃破されるようなことはまずない。故に、今の状況は千日手に近い。
早くどうにかしないと、比乃の命が危ない。だけど、どうすれば現状を打破できる――
その時、心視の焦りに答えるように、味方からの通信が届いた。
『こちらAPACHE隊、待たせたな子供達、これより支援攻撃を開始する。巻き込まれるなよ!』
その通信から数瞬遅れて、轟音が鳴り響いた。動きを止めた両者のいる地点目掛けて、大量のロケット弾、誘導ミサイルが飛来する。それがTk-9とタンザナイトの周囲の地面を盛大に巻き上げ、耕した。
Tk-9が戦闘を行っている場所から数キロ離れた場所。ちょうど、駐屯地との中間位置になるそこを攻撃位置に定めた、二個小隊規模の飛行する機影があった。
自衛隊が所有する攻撃ヘリ、AH-64FS、通称スーパーアパッチ――幾度もの改修を重ねて採用から現代に至るまで生き残って来た屈指の名機だ。
パイロットがレーダーと管制を頼りに照準を定め、トリガーを押し込む。すると、攻撃ヘリは翼下に抱えた大量の弾頭を攻撃地点にばら撒いた。数秒して着弾したそれが、敵性存在の周囲に土煙のカーテンを形成する。
そして、ヘリが舞うその真下。空の覇者に負けじと、履帯の軋む音を響かせながら、元陸の王者、いや、平地においては未だに最強の兵器が三個小隊。それらが砲撃陣地を形成した。
無駄を極限まで無くしたと言わんばかりの、全体的に角ばったシンプルなボディと砲塔。そこから長い砲身を伸ばす、一○式戦車改と呼ばれる戦車が、隊列を組んで一列に並ぶ。
そして、最新兵器であるAMWと同レベルのデータリンクシステムによって、砲塔を同期。角度調整、照準、発砲までを同時に行った。周辺に凄まじい発射音の合唱が奏でられる。
一斉射による同時弾着射撃が、改良された自動装填装置によって短間隔で行われる。大量の弾頭が、目標地点目掛けてシャワーの如く降り注ぐ。西洋鎧とTk-9の周囲は、まるで総火器演習の標的付近にいるような様相になった。
闇雲に支援攻撃を行っているように見えたが、それらの攻撃は全て、Tk-9を確実に避けていた。次第に、二体の西洋鎧の周辺に、攻撃が集中していく。
ステルス性が高い敵機をロックオンすることは至難の業だ。だが、駐屯地からの管制や、支援攻撃隊の搭載するデータリンクによって、Tk-9の位置は特定できるのだ。
目視照準できる距離に近寄るのは危険。であれば、Tkー9周辺に攻撃を加えることで、結果的に敵へ攻撃することができるのだ。無論、精密射撃などできない。なので、数撃てば当たるとばかりに、たった二体相手に面制圧攻撃を仕掛けているのだ。
頼りになる大人たちが駆け付けてくれたことに、安堵の息を吐く心視に、発令所から指示が入る。
『こちらHQ、風神隊と戦車隊が敵機の頭を抑える。child3はchild1を回収し後退せよ。child2は支援攻撃と連携して敵機を撃破せよ』
「child3了解」
心視は迅速に行動した。
対峙していた紫の西洋鎧が、着弾した砲弾の衝撃で空を舞うのを横目に、その場を離れる。もはや残骸としか言い様がない有様になった一番機の元へと滑り込み、作業を開始する。
運搬に邪魔な手足を手早く切断、器用にコクピットブロックとフォトンドライブだけを摘出する。用が済んだ高振動ナイフを放り捨て、空いた両腕で大事な荷物を扱うようにコクピットとフォトンドライブのみとなったそれを抱える。
「比乃……無事でいて……」
そして、戦車隊の射線を避けて、駐屯地を目指して移動を始めた。
ホバーによる回転を斬撃に変えたグルカナイフを弓で受け止めて跳ね返した所で、紫之の視界の端で倒れたターコイズが見えた。
通信しようとしても、反応が帰ってこない。それが意味することは――
「緑川さん、撤退しましょう、白鴎さんが!」
『わぁってる! クソむかつくが、引くしかねぇな……』
言う間にも、目の前の鋼鉄達磨が斬り掛かってきた。それを弓で受け止めて、馬力の差で押し返す。
先程から攻められてばかりで、ほとんど反撃出来ていない。したとしても、相手はそれを確実に回避して、逆に猛烈な勢いで斬り込んでくる。相手は狙撃だけが取り柄の一発屋ではない。
引くと言った物の、仲間も自分も後退する余裕がない。今も、緑川のジェードが顔面に鋼鉄の拳を受けて地面を転げた。
あの様子では、自分に代わってターコイズの回収を、と言っても無理だろう。
タンザナイトにもジェードにも、他の西洋鎧の状態や操縦者の生死を確認する装置を積んでいない。ほとんど機械化されていない弊害であった。
そして、戦闘中にコクピットをこじ開けて、搭乗者の安否確認をしに行く隙など、この敵がくれるわけがない。
出来ることと言えば、せめて死んでいませんようにと祈ることだけだ。最善は、眼前の敵をなんとかしてターコイズを回収し、全速力でこの場から離脱することだが、それは至難だ。
突き出されたグルカナイフを、下から掬い上げる様にして弾き飛ばす。執念深く攻撃を続けてくる相手。
この相手も相手だ、仲間の安否が心配ではないのか。自分の相手をするよりも、あの残骸から搭乗者を救い出すことを優先してくれれば、ターコイズを回収しに行けるのに――
仲間の命よりも戦うことを優先する相手に対し、彼女は嫌悪感を抱いた。
《高振動ナイフ 動作異常発生》
「うるさい……」
心視がAIの警告を無視して、大型で無骨なグルカナイフ型の高振動ナイフを敵に叩きつける。先程から何度斬りつけても抵抗を辞めない敵に、辟易としていた。
今の一撃も、完全に敵の胴体を捉えていた。通常のAMWであれば搭乗席か動力部を二分割に出来る――しかし、まるで岩か何かに刃物をぶつけたような音を上げて、高振動ナイフは装甲の上を滑るのみだった。
お返しとばかりに振るわれる両刃剣を、ホバリングによる後退で強引に避ける。
こちらはいくら斬り付けても倒せないというのに、相手からの攻撃の威力は未知数だ。もしかしたら、相転移装甲の上から、斬り伏せられてしまうかもしれない。その推測が、心視の攻め手を鈍らせていた。
戦闘において平等などという言葉は無意味に等しいが、それでもこれはあまりに理不尽だ。
「死に損ないが……しつこい」
超電磁砲が機能不全を起こしていなければ、とっくに撃破出来ていたものを……敵の西洋鎧は、通常兵器で相手取るには、本当に厄介だった。
先程、敵の一体と相打ちになった比乃の様態も気になる。早急にケリを付けて救助に行きたいが、それよりも先に、Tkー9に残された最後の武装が限界を迎えるだろう。流石に素手でこの化け物とやり合うことはできない。下手をすれば、自分も撃破されてしまう。じわじわと時間だけが過ぎて行く。
二番機、志度も似たような状況らしかった。一方的に緑の西洋鎧をどつきまわしているが、決定打を与えられないでいる。
相手の技量が大したことないため、こちらが撃破されるようなことはまずない。故に、今の状況は千日手に近い。
早くどうにかしないと、比乃の命が危ない。だけど、どうすれば現状を打破できる――
その時、心視の焦りに答えるように、味方からの通信が届いた。
『こちらAPACHE隊、待たせたな子供達、これより支援攻撃を開始する。巻き込まれるなよ!』
その通信から数瞬遅れて、轟音が鳴り響いた。動きを止めた両者のいる地点目掛けて、大量のロケット弾、誘導ミサイルが飛来する。それがTk-9とタンザナイトの周囲の地面を盛大に巻き上げ、耕した。
Tk-9が戦闘を行っている場所から数キロ離れた場所。ちょうど、駐屯地との中間位置になるそこを攻撃位置に定めた、二個小隊規模の飛行する機影があった。
自衛隊が所有する攻撃ヘリ、AH-64FS、通称スーパーアパッチ――幾度もの改修を重ねて採用から現代に至るまで生き残って来た屈指の名機だ。
パイロットがレーダーと管制を頼りに照準を定め、トリガーを押し込む。すると、攻撃ヘリは翼下に抱えた大量の弾頭を攻撃地点にばら撒いた。数秒して着弾したそれが、敵性存在の周囲に土煙のカーテンを形成する。
そして、ヘリが舞うその真下。空の覇者に負けじと、履帯の軋む音を響かせながら、元陸の王者、いや、平地においては未だに最強の兵器が三個小隊。それらが砲撃陣地を形成した。
無駄を極限まで無くしたと言わんばかりの、全体的に角ばったシンプルなボディと砲塔。そこから長い砲身を伸ばす、一○式戦車改と呼ばれる戦車が、隊列を組んで一列に並ぶ。
そして、最新兵器であるAMWと同レベルのデータリンクシステムによって、砲塔を同期。角度調整、照準、発砲までを同時に行った。周辺に凄まじい発射音の合唱が奏でられる。
一斉射による同時弾着射撃が、改良された自動装填装置によって短間隔で行われる。大量の弾頭が、目標地点目掛けてシャワーの如く降り注ぐ。西洋鎧とTk-9の周囲は、まるで総火器演習の標的付近にいるような様相になった。
闇雲に支援攻撃を行っているように見えたが、それらの攻撃は全て、Tk-9を確実に避けていた。次第に、二体の西洋鎧の周辺に、攻撃が集中していく。
ステルス性が高い敵機をロックオンすることは至難の業だ。だが、駐屯地からの管制や、支援攻撃隊の搭載するデータリンクによって、Tk-9の位置は特定できるのだ。
目視照準できる距離に近寄るのは危険。であれば、Tkー9周辺に攻撃を加えることで、結果的に敵へ攻撃することができるのだ。無論、精密射撃などできない。なので、数撃てば当たるとばかりに、たった二体相手に面制圧攻撃を仕掛けているのだ。
頼りになる大人たちが駆け付けてくれたことに、安堵の息を吐く心視に、発令所から指示が入る。
『こちらHQ、風神隊と戦車隊が敵機の頭を抑える。child3はchild1を回収し後退せよ。child2は支援攻撃と連携して敵機を撃破せよ』
「child3了解」
心視は迅速に行動した。
対峙していた紫の西洋鎧が、着弾した砲弾の衝撃で空を舞うのを横目に、その場を離れる。もはや残骸としか言い様がない有様になった一番機の元へと滑り込み、作業を開始する。
運搬に邪魔な手足を手早く切断、器用にコクピットブロックとフォトンドライブだけを摘出する。用が済んだ高振動ナイフを放り捨て、空いた両腕で大事な荷物を扱うようにコクピットとフォトンドライブのみとなったそれを抱える。
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