260 / 344
第三十六話「ロシア軍人との交流について」
ロシア観光
しおりを挟む
道中にあったホムトヴォ空港を更に北に進んだ車は、ユジノサハリンスクの中心地とも言えるユジュノ=サハリンスク駅前にあるパーキングに停車した。それから降りた一行は、カラシン案内の元、観光ツアーを開始した。
まず最初に行ったのが、この土地の観光の定番中の定番と言える場所、ガガーリン記念文化公園であった。今は雪化粧が成されたそこは、この寒さの中でも多くの人々で賑わっていた。
「サハリンに来たらまずはここってくらいの場所だからな。ただの公園と言っちゃあそうだが、ここ一帯じゃ一番でかい公園なんだぜ?」
「へぇ……あ、遊具、というか遊園地みたいなのもありますね」
カラシンの解説を聴きながら辺りを見渡していた比乃が、観覧車を見つけて「まるで遊園地みたいだ」と呟いた。
「ああ、ここにはローラーコースター、ティーカップ、射的、ゴーカート場とかの遊具があって、有料で楽しめる……って書いてあるな。どうする軍曹、ゴーカートで勝負でもするか?」
「いえ、僕もいい年ですから、遠慮しておきます」
途中からパンフレットを見ながらの解説を始めた彼と、その横で相槌を打つ比乃から少し離れた所では、志度と心視が妙に良い手際で雪だるまを量産していた。あまりの手際の良さに、公園に遊びに来ていた子供達が集まってわいわい騒いでいる。
そんなちびっこ達を見守りながら、カラシンは解説を続ける。
「春に来れば、満開の桜が見れたみたいだが、ちょっと来るのが早すぎたな……夜ならビールが飲める出店にビアホールもあったか、つくづくタイミングが悪いな。夜に来れれば軍曹達と一杯やりたかったんだが、残念だ」
「僕らは未成年なので、お酒飲めませんけどね」
「おっと、そういえばそうだった」
言って「ははは」と笑う二人。そんな仲良さげな二人のやり取りを不機嫌そうに見ているエリツィナと、子供達を相手取って雪合戦を始めた志度と心視を止めに入って、両陣営から集中砲火を浴びせられているグレコフ達を見て、周囲の一般人達は妙な集団だなぁと、彼ら彼女らを遠巻きに眺めていたのだった。
次に向かったのは、公園から北に向かった所にあるサハリン動物園だった。入り口でロシア語しか通じない係員から入場チケットを購入し、中に入る。そこは、日本では中々お目にかかれない動物達でいっぱいであった。
特に、動物園など生まれて初めて来た志度と心視は大はしゃぎで、気になった動物の檻に向かっては、ロシア語で書かれた解説プレートをグレコフに英訳してもらいながら、次はあそこ、次はあっちへと彼を引っ張りまわした。
「ここはサハリン唯一の公設動物園だ。狼にヒグマ、エゾシカ。見所は絶滅寸前のアムールトラだって書いてあるな」
完全にパンフレット頼りで解説をするカラシンに、遂にエリツィナが「解説書がないと何も言えんのかお前は」と突っ込みを入れた。しかしカラシンは気にした素振りも見せず、パンフレットから視線を外さない。
「しょうがねぇだろ、俺だってサハリンなんて田舎に来たの始めたなんだからよ」
「それにしてもだ、もう少し事前に調査をしておけばよかっただろう。日本人に舐められるぞ」
「こんなことでロシア軍が侮られてたら、ご近所の半島軍とか大陸の軍隊はどうなっちまうんだよ」
「あれと我がロシア軍を比較する時点で侮辱だろうが、そもそも貴様は――」
それから、あーだーこーだと言い合いを始めた男女二人に、比乃は困惑しながらも仲裁に入ることにした。
「あの、お二人とも、自分たちが読めないパンフレットを英訳で解説してもらってるだけでも、十分ありがたいですから、そんな喧嘩しないでください……」
「喧嘩などしていないっ」
「そうそう、こいつがただ突っかかって来ただけだ」
カラシンはともかく、エリツィナの方は完全に喧嘩腰だったが、比乃も流石にそこは指摘しなかった。
「折角の観光なんですし、お二人も初めて来たんでしたら一緒に楽しみましょうよ、ね?」
二人の間に割って入って比乃が困り顔で見上げる。自分達より二回りは年下の少年に諭されては、大人としては引き退るしかない。ここで言い返したり、剰え怒鳴るようでは、大人失格である。
「そうだな、悪かった軍曹、エリツィナもな。チームなんだから仲良くしようぜ」
ほれ、と仲直りの握手を求めてカラシンが右手を差し出したが、エリツィナはそれを無視してさっさと歩き始めてしまう。
「おいおい、どこ行くんだよ。そっちは出口だぞ」
「……こんな獣臭い所にいられるか。私は先に外で待っている」
「おいおい」
そう言ったきり、彼が声をかけても振り向きもせず、彼女は出口の方へと歩き去ってしまった。カラシンは右手でそのまま後頭部をがりがり掻くと、ロシア語で一言、小さく罵声を漏らした。同僚の態度に、流石に気分を悪くしたらしい。
「……悪いな軍曹」
「いえ、僕は大丈夫です。エリツィナ中尉は、こう、気難しい方ですね」
「まったくだぜ……エリツィナの奴め、後で少佐にチクってやる……奴さんは放っといて、もう少し奥の方も見てこようぜ軍曹。というか、グレコフ達がどっか行っちまったから探さないといけないしな」
そう言って歩き始めたカラシンの背と、エリツィナが去って行った方向を見比べた比乃は、逡巡してから、カラシンの方へと駆け寄った。
「あの二人、テンションが上がるとすぐ迷子になるんですよ。グレコフ少尉には付き合わせてしまって申し訳ないです」
「なぁに、それもあいつの仕事の内さ。それにあいつ、あんななりで子供好きだしな」
そう笑いながら話す彼に、笑顔で相槌を打ちながらも、比乃の心中では、エリツィナ中尉のことが棘の様に引っ掛かっていたのだった。
自分達、というよりも、自分の何が、彼女をあそこまで苛立たせているのだろうか。交流の場を設けられても、相手があの態度では、打ち解けようがない。さて、困った……そんな比乃の心中を察したのか、グレコフの失敗談について語っていたカラシンが、薄ら笑いを浮かべた。
「心配するなよ軍曹。エリツィナなら、次に行く場所で少しは機嫌も良くなるはずだから、そこで交友を深めればいい。俺達としても、あんまり隊員個人の事情で日露関係を悪化させるわけにもいかないからな」
そう言う彼の言葉に、比乃はなるほどと頷いてから、はてと首を傾げる。
「いったいどこに行くんです?」
あの気難しそうな彼女が機嫌を良くする場所とはどこだろうか、比乃が疑問符を浮かべると、カラシンはパンフレットを捲って、目当てのページを開いたそれを比乃の顔の前に突き出した。
ロシア語で書かれているパンフレットでも、辛うじて写真に写った建物の様相から、それが何の施設か、比乃にも察せられた。
「サハリン州立美術館。あいつ、ああ見えてこういうの大好きなんだぜ?」
まず最初に行ったのが、この土地の観光の定番中の定番と言える場所、ガガーリン記念文化公園であった。今は雪化粧が成されたそこは、この寒さの中でも多くの人々で賑わっていた。
「サハリンに来たらまずはここってくらいの場所だからな。ただの公園と言っちゃあそうだが、ここ一帯じゃ一番でかい公園なんだぜ?」
「へぇ……あ、遊具、というか遊園地みたいなのもありますね」
カラシンの解説を聴きながら辺りを見渡していた比乃が、観覧車を見つけて「まるで遊園地みたいだ」と呟いた。
「ああ、ここにはローラーコースター、ティーカップ、射的、ゴーカート場とかの遊具があって、有料で楽しめる……って書いてあるな。どうする軍曹、ゴーカートで勝負でもするか?」
「いえ、僕もいい年ですから、遠慮しておきます」
途中からパンフレットを見ながらの解説を始めた彼と、その横で相槌を打つ比乃から少し離れた所では、志度と心視が妙に良い手際で雪だるまを量産していた。あまりの手際の良さに、公園に遊びに来ていた子供達が集まってわいわい騒いでいる。
そんなちびっこ達を見守りながら、カラシンは解説を続ける。
「春に来れば、満開の桜が見れたみたいだが、ちょっと来るのが早すぎたな……夜ならビールが飲める出店にビアホールもあったか、つくづくタイミングが悪いな。夜に来れれば軍曹達と一杯やりたかったんだが、残念だ」
「僕らは未成年なので、お酒飲めませんけどね」
「おっと、そういえばそうだった」
言って「ははは」と笑う二人。そんな仲良さげな二人のやり取りを不機嫌そうに見ているエリツィナと、子供達を相手取って雪合戦を始めた志度と心視を止めに入って、両陣営から集中砲火を浴びせられているグレコフ達を見て、周囲の一般人達は妙な集団だなぁと、彼ら彼女らを遠巻きに眺めていたのだった。
次に向かったのは、公園から北に向かった所にあるサハリン動物園だった。入り口でロシア語しか通じない係員から入場チケットを購入し、中に入る。そこは、日本では中々お目にかかれない動物達でいっぱいであった。
特に、動物園など生まれて初めて来た志度と心視は大はしゃぎで、気になった動物の檻に向かっては、ロシア語で書かれた解説プレートをグレコフに英訳してもらいながら、次はあそこ、次はあっちへと彼を引っ張りまわした。
「ここはサハリン唯一の公設動物園だ。狼にヒグマ、エゾシカ。見所は絶滅寸前のアムールトラだって書いてあるな」
完全にパンフレット頼りで解説をするカラシンに、遂にエリツィナが「解説書がないと何も言えんのかお前は」と突っ込みを入れた。しかしカラシンは気にした素振りも見せず、パンフレットから視線を外さない。
「しょうがねぇだろ、俺だってサハリンなんて田舎に来たの始めたなんだからよ」
「それにしてもだ、もう少し事前に調査をしておけばよかっただろう。日本人に舐められるぞ」
「こんなことでロシア軍が侮られてたら、ご近所の半島軍とか大陸の軍隊はどうなっちまうんだよ」
「あれと我がロシア軍を比較する時点で侮辱だろうが、そもそも貴様は――」
それから、あーだーこーだと言い合いを始めた男女二人に、比乃は困惑しながらも仲裁に入ることにした。
「あの、お二人とも、自分たちが読めないパンフレットを英訳で解説してもらってるだけでも、十分ありがたいですから、そんな喧嘩しないでください……」
「喧嘩などしていないっ」
「そうそう、こいつがただ突っかかって来ただけだ」
カラシンはともかく、エリツィナの方は完全に喧嘩腰だったが、比乃も流石にそこは指摘しなかった。
「折角の観光なんですし、お二人も初めて来たんでしたら一緒に楽しみましょうよ、ね?」
二人の間に割って入って比乃が困り顔で見上げる。自分達より二回りは年下の少年に諭されては、大人としては引き退るしかない。ここで言い返したり、剰え怒鳴るようでは、大人失格である。
「そうだな、悪かった軍曹、エリツィナもな。チームなんだから仲良くしようぜ」
ほれ、と仲直りの握手を求めてカラシンが右手を差し出したが、エリツィナはそれを無視してさっさと歩き始めてしまう。
「おいおい、どこ行くんだよ。そっちは出口だぞ」
「……こんな獣臭い所にいられるか。私は先に外で待っている」
「おいおい」
そう言ったきり、彼が声をかけても振り向きもせず、彼女は出口の方へと歩き去ってしまった。カラシンは右手でそのまま後頭部をがりがり掻くと、ロシア語で一言、小さく罵声を漏らした。同僚の態度に、流石に気分を悪くしたらしい。
「……悪いな軍曹」
「いえ、僕は大丈夫です。エリツィナ中尉は、こう、気難しい方ですね」
「まったくだぜ……エリツィナの奴め、後で少佐にチクってやる……奴さんは放っといて、もう少し奥の方も見てこようぜ軍曹。というか、グレコフ達がどっか行っちまったから探さないといけないしな」
そう言って歩き始めたカラシンの背と、エリツィナが去って行った方向を見比べた比乃は、逡巡してから、カラシンの方へと駆け寄った。
「あの二人、テンションが上がるとすぐ迷子になるんですよ。グレコフ少尉には付き合わせてしまって申し訳ないです」
「なぁに、それもあいつの仕事の内さ。それにあいつ、あんななりで子供好きだしな」
そう笑いながら話す彼に、笑顔で相槌を打ちながらも、比乃の心中では、エリツィナ中尉のことが棘の様に引っ掛かっていたのだった。
自分達、というよりも、自分の何が、彼女をあそこまで苛立たせているのだろうか。交流の場を設けられても、相手があの態度では、打ち解けようがない。さて、困った……そんな比乃の心中を察したのか、グレコフの失敗談について語っていたカラシンが、薄ら笑いを浮かべた。
「心配するなよ軍曹。エリツィナなら、次に行く場所で少しは機嫌も良くなるはずだから、そこで交友を深めればいい。俺達としても、あんまり隊員個人の事情で日露関係を悪化させるわけにもいかないからな」
そう言う彼の言葉に、比乃はなるほどと頷いてから、はてと首を傾げる。
「いったいどこに行くんです?」
あの気難しそうな彼女が機嫌を良くする場所とはどこだろうか、比乃が疑問符を浮かべると、カラシンはパンフレットを捲って、目当てのページを開いたそれを比乃の顔の前に突き出した。
ロシア語で書かれているパンフレットでも、辛うじて写真に写った建物の様相から、それが何の施設か、比乃にも察せられた。
「サハリン州立美術館。あいつ、ああ見えてこういうの大好きなんだぜ?」
0
あなたにおすすめの小説
強制ハーレムな世界で元囚人の彼は今日もマイペースです。
きゅりおす
SF
ハーレム主人公は元囚人?!ハーレム風SFアクション開幕!
突如として男性の殆どが消滅する事件が発生。
そんな人口ピラミッド崩壊な世界で女子生徒が待ち望んでいる中、現れる男子生徒、ハーレムの予感(?)
異色すぎる主人公が周りを巻き込みこの世界を駆ける!
日本新世紀ー日本の変革から星間連合の中の地球へー
黄昏人
SF
現在の日本、ある地方大学の大学院生のPCが化けた!
あらゆる質問に出してくるとんでもなくスマートで完璧な答え。この化けたPC“マドンナ”を使って、彼、誠司は核融合発電、超バッテリーとモーターによるあらゆるエンジンの電動化への変換、重力エンジン・レールガンの開発・実用化などを通じて日本の経済・政治状況及び国際的な立場を変革していく。
さらに、こうしたさまざまな変革を通じて、日本が主導する地球防衛軍は、巨大な星間帝国の侵略を跳ね返すことに成功する。その結果、地球人類はその星間帝国の圧政にあえいでいた多数の歴史ある星間国家の指導的立場になっていくことになる。
この中で、自らの進化の必要性を悟った人類は、地球連邦を成立させ、知能の向上、他星系への植民を含む地球人類全体の経済の底上げと格差の是正を進める。
さらには、マドンナと誠司を擁する地球連邦は、銀河全体の生物に迫る危機の解明、撃退法の構築、撃退を主導し、銀河のなかに確固たる地位を築いていくことになる。
蒼穹の裏方
Flight_kj
SF
日本海軍のエンジンを中心とする航空技術開発のやり直し
未来の知識を有する主人公が、海軍機の開発のメッカ、空技廠でエンジンを中心として、武装や防弾にも口出しして航空機の開発をやり直す。性能の良いエンジンができれば、必然的に航空機も優れた機体となる。加えて、日本が遅れていた電子機器も知識を生かして開発を加速してゆく。それらを利用して如何に海軍は戦ってゆくのか?未来の知識を基にして、どのような戦いが可能になるのか?航空機に関連する開発を中心とした物語。カクヨムにも投稿しています。
異世界宇宙SFの建艦記 ――最強の宇宙戦艦を建造せよ――
黒鯛の刺身♪
SF
主人公の飯富晴信(16)はしがない高校生。
ある朝目覚めると、そこは見たことのない工場の中だった。
この工場は宇宙船を作るための設備であり、材料さえあれば巨大な宇宙船を造ることもできた。
未知の世界を開拓しながら、主人公は現地の生物達とも交流。
そして時には、戦乱にも巻き込まれ……。
忘却の艦隊
KeyBow
SF
新設された超弩級砲艦を旗艦とし新造艦と老朽艦の入れ替え任務に就いていたが、駐留基地に入るには数が多く、月の1つにて物資と人員の入れ替えを行っていた。
大型輸送艦は工作艦を兼ねた。
総勢250艦の航宙艦は退役艦が110艦、入れ替え用が同数。
残り30艦は増強に伴い新規配備される艦だった。
輸送任務の最先任士官は大佐。
新造砲艦の設計にも関わり、旗艦の引き渡しのついでに他の艦の指揮も執り行っていた。
本来艦隊の指揮は少将以上だが、輸送任務の為、設計に関わった大佐が任命された。
他に星系防衛の指揮官として少将と、退役間近の大将とその副官や副長が視察の為便乗していた。
公安に近い監査だった。
しかし、この2名とその側近はこの艦隊及び駐留艦隊の指揮系統から外れている。
そんな人員の載せ替えが半分ほど行われた時に中緊急警報が鳴り、ライナン星系第3惑星より緊急の救援要請が入る。
機転を利かせ砲艦で敵の大半を仕留めるも、苦し紛れに敵は主系列星を人口ブラックホールにしてしまった。
完全にブラックホールに成長し、その重力から逃れられないようになるまで数分しか猶予が無かった。
意図しない戦闘の影響から士気はだだ下がり。そのブラックホールから逃れる為、禁止されている重力ジャンプを敢行する。
恒星から近い距離では禁止されているし、システム的にも不可だった。
なんとか制限内に解除し、重力ジャンプを敢行した。
しかし、禁止されているその理由通りの状況に陥った。
艦隊ごとセットした座標からズレ、恒星から数光年離れた所にジャンプし【ワープのような架空の移動方法】、再び重力ジャンプ可能な所まで移動するのに33年程掛かる。
そんな中忘れ去られた艦隊が33年の月日の後、本星へと帰還を目指す。
果たして彼らは帰還できるのか?
帰還出来たとして彼らに待ち受ける運命は?
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
痩せる為に不人気のゴブリン狩りを始めたら人生が変わりすぎた件~痩せたらお金もハーレムも色々手に入りました~
ぐうのすけ
ファンタジー
主人公(太田太志)は高校デビューと同時に体重130キロに到達した。
食事制限とハザマ(ダンジョン)ダイエットを勧めれるが、太志は食事制限を後回しにし、ハザマダイエットを開始する。
最初は甘えていた大志だったが、人とのかかわりによって徐々に考えや行動を変えていく。
それによりスキルや人間関係が変化していき、ヒロインとの関係も変わっていくのだった。
※最初は成長メインで描かれますが、徐々にヒロインの展開が多めになっていく……予定です。
カクヨムで先行投稿中!
モブ高校生と愉快なカード達〜主人公は無自覚脱モブ&チート持ちだった!カードから美少女を召喚します!強いカード程1癖2癖もあり一筋縄ではない〜
KeyBow
ファンタジー
1999年世界各地に隕石が落ち、その数年後に隕石が落ちた場所がラビリンス(迷宮)となり魔物が町に湧き出した。
各国の軍隊、日本も自衛隊によりラビリンスより外に出た魔物を駆逐した。
ラビリンスの中で魔物を倒すと稀にその個体の姿が写ったカードが落ちた。
その後、そのカードに血を掛けるとその魔物が召喚され使役できる事が判明した。
彼らは通称カーヴァント。
カーヴァントを使役する者は探索者と呼ばれた。
カーヴァントには1から10までのランクがあり、1は最弱、6で強者、7や8は最大戦力で鬼神とも呼ばれる強さだ。
しかし9と10は報告された事がない伝説級だ。
また、カードのランクはそのカードにいるカーヴァントを召喚するのに必要なコストに比例する。
探索者は各自そのラビリンスが持っているカーヴァントの召喚コスト内分しか召喚出来ない。
つまり沢山のカーヴァントを召喚したくてもコスト制限があり、強力なカーヴァントはコストが高い為に少数精鋭となる。
数を選ぶか質を選ぶかになるのだ。
月日が流れ、最初にラビリンスに入った者達の子供達が高校生〜大学生に。
彼らは二世と呼ばれ、例外なく特別な力を持っていた。
そんな中、ラビリンスに入った自衛隊員の息子である斗枡も高校生になり探索者となる。
勿論二世だ。
斗枡が持っている最大の能力はカード合成。
それは例えばゴブリンを10体合成すると10体分の力になるもカードのランクとコストは共に変わらない。
彼はその程度の認識だった。
実際は合成結果は最大でランク10の強さになるのだ。
単純な話ではないが、経験を積むとそのカーヴァントはより強力になるが、特筆すべきは合成元の生き残るカーヴァントのコストがそのままになる事だ。
つまりランク1(コスト1)の最弱扱いにも関わらず、実は伝説級であるランク10の強力な実力を持つカーヴァントを作れるチートだった。
また、探索者ギルドよりアドバイザーとして姉のような女性があてがわれる。
斗枡は平凡な容姿の為に己をモブだと思うも、周りはそうは見ず、クラスの底辺だと思っていたらトップとして周りを巻き込む事になる?
女子が自然と彼の取り巻きに!
彼はモブとしてモブではない高校生として生活を始める所から物語はスタートする。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる