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キャットファイトを通り越して最早
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その時、リヴィが着ていたものは、やはり、体を締め付けない緩い感じのルームウェアで、学院の制服やドレスよりはよっぽど動きに制限がなかった。
それはメルも同様で、つかみ合いになったとしても、そうそう簡単に二人とも転んでマウント取られたりはしなかった。
メルに突き飛ばされかかったり、引っ張られたりしたところで、リヴィは多少よろめいても踏ん張ってカウンターを与えようとする。
「こんのッ……普段はとろくさい癖にっ……」
普通だったら、叩かれても涙目になって黙ってしまうタイプのリヴィだが、今日ばかりは激しく引っ掻きあいに参加してくる。
(そうか。現代日本に、兄貴と妹がいたって言うもんな。きっと、ガキの頃に、きょうだい同士でつかみあい、したことあるのか)
そのことを彩芽(メル)は思い出してしまった。
彩芽の方は、現代日本には古典教師の父親とイラストレーターの母親の間に生まれた一人娘で、両親からは期待も愛情も受けており、特に母親が理解があったため、小説家になりたいという夢を否定された事はない。
逆に、漫画オタクの母親の膨大な漫画や小説の蔵書を自由に読んでもいいと言われていたし、古典漢文(仕事)現国(趣味)のテキストぎっしりの父親の本棚も触り放題だったし、近所の本屋に本代は親持ちでツケ放題だったという、同業者からは垂涎の環境で育てられた。
その上、こういう親の理解があったもんだから、小説書いていてつまずいたような事があると、「親に聞けば大体分かった」という特典つきである。
恐れるものがなく、屈託というものがない彩芽(アメリア)の性格の下地はそこから生まれたのであった。
一方の、菜月(オリヴィア)の場合。
彼女の環境は、県庁の財務課の課長→部長と、コツコツ努力で昇進した父親と、市立図書館で司書をしている母親の間に生まれた。上に兄がいて、父親とまるで同じ性格をしていた。下に妹がいて、先天的甘え上手で容姿もアイドル並みに可愛かった。
その真ん中。
経済的には安定していて、保守的な考えの両親だったから、子どもが三人も産まれて育てられ、それも、「全員、大学は出ておけ」というような教育方針であった。
つまりどういうことかというと。
「真ん中」は「真ん中」でも、三人のうち「一番陰が薄い真ん中」だったのである。
彼女の言語表現下手はつまりそこから始まっている。
母親の方はそのことを気にしていたのか、幼稚園から小学生ぐらいまでは、しきりに本の読みあたえをしてくれていた。図書館で、よくある、音読ボランティアのような仕事もしていたため。
そこで菜月が引っかかったのが、これまた、「グスコーブドリの伝記」だったんだからどうしようもない。
なんでそんな古いところにと言われても、図書館司書が読み与えするような絵本と童話なんだから、仕方ない。
彩芽に比べれば全然軽度だが、宮沢賢治の農業と文学にぽわ~んとなったのが小学校時代。
それから中学生に入り、そのへんの農業というか、宮沢賢治の童話の世界を夢見る感じで農作業に夢を見て、そういうところで「注文の多い料理店」をもっと悪夢じゃない感じにするんだったら、とか夢を見て、そっち方面の野望を抱くようになったのだ。
そういう意味での農園カフェ……なのだが。
頭の固い財務課×音読ボランティア図書館司書の両親に、理解を得られたかというとそんな訳はなかった。
菜月の方も、親が許してくれないだろうと言う事はそれなりに分かっていて、誰にも相談しないで心のうちで夢を育て、一人で人生計画もどきを建てて、一人でこつこつ農学の勉強をし始めたのであった。賢治の童話や詩も一緒に読みながら。
一人でそういう独特の夢を育てているために、周囲に相談出来ず、周囲に相談出来ないから、どんどん浮いた夢になっていく。
その結果として、高校に入ってから、進路問題で父親と真正面からぶつかりあって、全く理解が得られず玉砕し、進路変更を迫られたという訳であった。
そういう菜月が、彩芽に、
「お前は夢見がちで現実しらなーーーーいっ!!!!」
と、大声で怒鳴られたらどんな気持ちがするだろうか。
少なくとも、親の理解と全面バックアップを生まれた時から特典で得られていた「悪役令嬢ライター志望(ワナビー)」である。
話で聞いて知っていたのだ。近所の本屋で、漫画だろうと、何千円もするムックだろうと、万単位いく専門書だろうと、親の名前でツケ放題で毎月買って貰っていたと。
それに対して、菜月が、親に「欲しい本がある」と言ったら「図書館から借りて来なさい」と母親に言われるのは決まってるではないか。
「昔から言うでしょ!? 夢見る少女じゃいられないって!! リヴィはとにかく、独特の夢を持っているし、それが不可能かどうかなんて、まだ分からないけれど、農園カフェをやったとして、採算取れるかどうかも分からないのに、家族や学校まで巻き込んで、それでどうしてゴリ押ししてないって言う訳よ! 大体ねー!!!!!」
マシンガントークで言いたい放題を始めたメル。
リヴィは無言だった。
しばらく無言で聞いていた。
メルのメル語が過熱すれば過熱するほど、リヴィの、公爵家独特の紫色の瞳が、底光りをし始めて、嫉妬の緑色に変色するほど燃え上がった。
「お・前・が・言・う・な!!!!!」
リヴィは、農作業で鍛えた足腰をふるって、思い切り、メルの膝に蹴りを入れてしまった。
流石にバランスを崩すメルに向かってのしかかり、そのまま二人で床に激突。
確かに、リヴィは、小学校低学年ぐらいまでは、兄や妹とつかみあいの喧嘩をした経験があった。
そうは言っても、相手が女の子と言う事ぐらいは意識に登っているから、頭をパンパン平手で叩く以上の攻撃には出なかった。
菜月(オリヴィア)は、羨ましいのだ。彩芽(アメリア)の持って生まれた環境とそれにより得た不屈の闘志と輝きが。しかし、それを羨ましがられたって、彩芽にはどうしようもない。そういう家に生まれ、そういう家に育てられたのは、彩芽にとって確かに僥倖であったが、それをくれろと言われてくれる訳にもいかず、失えと言われてわざわざ不幸になる理由もない。
それに、彩芽(アメリア)にだって言い分はある。確かに、現代日本では、自分は恵まれた家庭に生まれただろう。だが、現在はどうだ。
オリヴィアは公爵家の長女で令嬢。一度は王様と縁談が持ち上がった身分。
アメリアは男爵家の下っ端で取り巻きだ!!
それで、現代日本の事を持ち出されて「お前の輝きが羨ましい」なんて、決して言われたくはない!!
「やったわね!!」
メルは、下からジタバタと暴れてもがいた。
メルの方は一人っ子であるし、文化的教育の行き届いた家庭で生まれたから、現代日本においては、殴りあいなんて子どもの頃からしたことはない。
しかし、今は違う。
何しろ鍛え方が違う。上に乗っかられているならひっくり返せばこちらが勝てると計算するが早いか、満身の筋肉を使ってリヴィの事を突き飛ばし、転がして自分も転がり回った。
今度はメルがマウントを取る番だ。
「お前が言うなって言うんなら、他に誰が言うってのよ、あんたのとろさと夢見る夢子には、公爵家中が手を焼いてるに決まってるでしょ! 他に言ってくれる人がいないなら、私が……」
「うるさーいっ!」
「生意気言うなっ!!」
そこは農民、こっちだって全身の筋肉は出来ているんだから、メルの事をひっくり返そうと暴れるが、メルはそれを上から抑え込もうと、正に押し合いへし合い。
「うるさいのはお前だ! 人の話を聞けーっ!!」
既に話し合いの段階からは何万㎞も離れているんだが、メルは元々、口から先に生まれてきたような娘であるから、リヴィの事を言い負かしたくて、上に乗ったり転げ回ったりもう大変な状態だ。
ちなみに、ここはグランドン公爵邸である。
公爵家の内部での出来事なのである。
当然、家族もいれば使用人もいる。
騒ぎを聞きつけたメイド達が、通報に走ったのは言うまでもない。
通報と言ったって、公爵夫妻やブライアンに報告するというだけだが……。
それはメルも同様で、つかみ合いになったとしても、そうそう簡単に二人とも転んでマウント取られたりはしなかった。
メルに突き飛ばされかかったり、引っ張られたりしたところで、リヴィは多少よろめいても踏ん張ってカウンターを与えようとする。
「こんのッ……普段はとろくさい癖にっ……」
普通だったら、叩かれても涙目になって黙ってしまうタイプのリヴィだが、今日ばかりは激しく引っ掻きあいに参加してくる。
(そうか。現代日本に、兄貴と妹がいたって言うもんな。きっと、ガキの頃に、きょうだい同士でつかみあい、したことあるのか)
そのことを彩芽(メル)は思い出してしまった。
彩芽の方は、現代日本には古典教師の父親とイラストレーターの母親の間に生まれた一人娘で、両親からは期待も愛情も受けており、特に母親が理解があったため、小説家になりたいという夢を否定された事はない。
逆に、漫画オタクの母親の膨大な漫画や小説の蔵書を自由に読んでもいいと言われていたし、古典漢文(仕事)現国(趣味)のテキストぎっしりの父親の本棚も触り放題だったし、近所の本屋に本代は親持ちでツケ放題だったという、同業者からは垂涎の環境で育てられた。
その上、こういう親の理解があったもんだから、小説書いていてつまずいたような事があると、「親に聞けば大体分かった」という特典つきである。
恐れるものがなく、屈託というものがない彩芽(アメリア)の性格の下地はそこから生まれたのであった。
一方の、菜月(オリヴィア)の場合。
彼女の環境は、県庁の財務課の課長→部長と、コツコツ努力で昇進した父親と、市立図書館で司書をしている母親の間に生まれた。上に兄がいて、父親とまるで同じ性格をしていた。下に妹がいて、先天的甘え上手で容姿もアイドル並みに可愛かった。
その真ん中。
経済的には安定していて、保守的な考えの両親だったから、子どもが三人も産まれて育てられ、それも、「全員、大学は出ておけ」というような教育方針であった。
つまりどういうことかというと。
「真ん中」は「真ん中」でも、三人のうち「一番陰が薄い真ん中」だったのである。
彼女の言語表現下手はつまりそこから始まっている。
母親の方はそのことを気にしていたのか、幼稚園から小学生ぐらいまでは、しきりに本の読みあたえをしてくれていた。図書館で、よくある、音読ボランティアのような仕事もしていたため。
そこで菜月が引っかかったのが、これまた、「グスコーブドリの伝記」だったんだからどうしようもない。
なんでそんな古いところにと言われても、図書館司書が読み与えするような絵本と童話なんだから、仕方ない。
彩芽に比べれば全然軽度だが、宮沢賢治の農業と文学にぽわ~んとなったのが小学校時代。
それから中学生に入り、そのへんの農業というか、宮沢賢治の童話の世界を夢見る感じで農作業に夢を見て、そういうところで「注文の多い料理店」をもっと悪夢じゃない感じにするんだったら、とか夢を見て、そっち方面の野望を抱くようになったのだ。
そういう意味での農園カフェ……なのだが。
頭の固い財務課×音読ボランティア図書館司書の両親に、理解を得られたかというとそんな訳はなかった。
菜月の方も、親が許してくれないだろうと言う事はそれなりに分かっていて、誰にも相談しないで心のうちで夢を育て、一人で人生計画もどきを建てて、一人でこつこつ農学の勉強をし始めたのであった。賢治の童話や詩も一緒に読みながら。
一人でそういう独特の夢を育てているために、周囲に相談出来ず、周囲に相談出来ないから、どんどん浮いた夢になっていく。
その結果として、高校に入ってから、進路問題で父親と真正面からぶつかりあって、全く理解が得られず玉砕し、進路変更を迫られたという訳であった。
そういう菜月が、彩芽に、
「お前は夢見がちで現実しらなーーーーいっ!!!!」
と、大声で怒鳴られたらどんな気持ちがするだろうか。
少なくとも、親の理解と全面バックアップを生まれた時から特典で得られていた「悪役令嬢ライター志望(ワナビー)」である。
話で聞いて知っていたのだ。近所の本屋で、漫画だろうと、何千円もするムックだろうと、万単位いく専門書だろうと、親の名前でツケ放題で毎月買って貰っていたと。
それに対して、菜月が、親に「欲しい本がある」と言ったら「図書館から借りて来なさい」と母親に言われるのは決まってるではないか。
「昔から言うでしょ!? 夢見る少女じゃいられないって!! リヴィはとにかく、独特の夢を持っているし、それが不可能かどうかなんて、まだ分からないけれど、農園カフェをやったとして、採算取れるかどうかも分からないのに、家族や学校まで巻き込んで、それでどうしてゴリ押ししてないって言う訳よ! 大体ねー!!!!!」
マシンガントークで言いたい放題を始めたメル。
リヴィは無言だった。
しばらく無言で聞いていた。
メルのメル語が過熱すれば過熱するほど、リヴィの、公爵家独特の紫色の瞳が、底光りをし始めて、嫉妬の緑色に変色するほど燃え上がった。
「お・前・が・言・う・な!!!!!」
リヴィは、農作業で鍛えた足腰をふるって、思い切り、メルの膝に蹴りを入れてしまった。
流石にバランスを崩すメルに向かってのしかかり、そのまま二人で床に激突。
確かに、リヴィは、小学校低学年ぐらいまでは、兄や妹とつかみあいの喧嘩をした経験があった。
そうは言っても、相手が女の子と言う事ぐらいは意識に登っているから、頭をパンパン平手で叩く以上の攻撃には出なかった。
菜月(オリヴィア)は、羨ましいのだ。彩芽(アメリア)の持って生まれた環境とそれにより得た不屈の闘志と輝きが。しかし、それを羨ましがられたって、彩芽にはどうしようもない。そういう家に生まれ、そういう家に育てられたのは、彩芽にとって確かに僥倖であったが、それをくれろと言われてくれる訳にもいかず、失えと言われてわざわざ不幸になる理由もない。
それに、彩芽(アメリア)にだって言い分はある。確かに、現代日本では、自分は恵まれた家庭に生まれただろう。だが、現在はどうだ。
オリヴィアは公爵家の長女で令嬢。一度は王様と縁談が持ち上がった身分。
アメリアは男爵家の下っ端で取り巻きだ!!
それで、現代日本の事を持ち出されて「お前の輝きが羨ましい」なんて、決して言われたくはない!!
「やったわね!!」
メルは、下からジタバタと暴れてもがいた。
メルの方は一人っ子であるし、文化的教育の行き届いた家庭で生まれたから、現代日本においては、殴りあいなんて子どもの頃からしたことはない。
しかし、今は違う。
何しろ鍛え方が違う。上に乗っかられているならひっくり返せばこちらが勝てると計算するが早いか、満身の筋肉を使ってリヴィの事を突き飛ばし、転がして自分も転がり回った。
今度はメルがマウントを取る番だ。
「お前が言うなって言うんなら、他に誰が言うってのよ、あんたのとろさと夢見る夢子には、公爵家中が手を焼いてるに決まってるでしょ! 他に言ってくれる人がいないなら、私が……」
「うるさーいっ!」
「生意気言うなっ!!」
そこは農民、こっちだって全身の筋肉は出来ているんだから、メルの事をひっくり返そうと暴れるが、メルはそれを上から抑え込もうと、正に押し合いへし合い。
「うるさいのはお前だ! 人の話を聞けーっ!!」
既に話し合いの段階からは何万㎞も離れているんだが、メルは元々、口から先に生まれてきたような娘であるから、リヴィの事を言い負かしたくて、上に乗ったり転げ回ったりもう大変な状態だ。
ちなみに、ここはグランドン公爵邸である。
公爵家の内部での出来事なのである。
当然、家族もいれば使用人もいる。
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