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古い怪談話を、私は思い出した。マスク姿の美女にそう尋ねられたら、どう答えるかで結末が変わる話である。もっとも、肯定しても否定しても、待っているのは悲惨な最期だったはずだ。
だから、私は返事をしなかった。キヨコの裸体の前で、黙ったまま、キヨコの切れ長の目を見上げていた。
「…おりこうさんね。さっきのドブネズミとは大違い。大好きよ。おりこうな小リスちゃん」
キヨコは優しく微笑むと、左右の手で私のシャツとパンツを掴み、ほんの一瞬力を入れた。
私はたちまち、全裸にされた。
キヨコは私の体に覆いかぶさると、片手で私の股間を優しく撫でた。固いような、柔らかいような、ヌルヌルしているような、ざらついているような、これまでに感じたことのない肌触りだった。
「うふふ、こっちはもっと、おりこうさん」
キヨコは私の上に跨った。
私はカエルのように仰向けに広がったまま、目の前で躍動するキヨコを見ていた。長くつややかな黒髪が揺れている。マスクの隙間から、しゅーっ、しゅーっ、と、キヨコの激しい息遣いが漏れている。筋線維の一本一本の働きや、その繋がりが見て取れるほどのダイナミックな動き。この世のものとは思えなかった。
「ああ、いい、いいわ、小リスちゃん。素敵。あなた素敵よ」
キヨコはいよいよ激しく踊った。私一人のために、目の前で踊るキヨコに、私は自分の全てを捧げたいと感じた。私が持っている全て。命の輝きの全てを、キヨコの望むがままに差し出すのだ。
私は歯を食いしばりながら、手を伸ばし、汗にまみれ輝きを増していくキヨコの腰の辺りを触った。熱く厚い筋肉の向こう側にある、キヨコの柔らかい肉体を、手のひらで感じた。
「ああっ、小リスちゃん、いい、いい」
私が胸元の突起に触れると、キヨコはますます激しく身をくねらせた。私は夢中になり、身を起こすと、その固く尖った先端に吸い付いた。
キヨコは無防備な首元をさらけ出し、虚空に顔を向け、うウーん、と呻いた。そして、万力のような強い力で、私を抱きしめた。
私ははじけた。
続
だから、私は返事をしなかった。キヨコの裸体の前で、黙ったまま、キヨコの切れ長の目を見上げていた。
「…おりこうさんね。さっきのドブネズミとは大違い。大好きよ。おりこうな小リスちゃん」
キヨコは優しく微笑むと、左右の手で私のシャツとパンツを掴み、ほんの一瞬力を入れた。
私はたちまち、全裸にされた。
キヨコは私の体に覆いかぶさると、片手で私の股間を優しく撫でた。固いような、柔らかいような、ヌルヌルしているような、ざらついているような、これまでに感じたことのない肌触りだった。
「うふふ、こっちはもっと、おりこうさん」
キヨコは私の上に跨った。
私はカエルのように仰向けに広がったまま、目の前で躍動するキヨコを見ていた。長くつややかな黒髪が揺れている。マスクの隙間から、しゅーっ、しゅーっ、と、キヨコの激しい息遣いが漏れている。筋線維の一本一本の働きや、その繋がりが見て取れるほどのダイナミックな動き。この世のものとは思えなかった。
「ああ、いい、いいわ、小リスちゃん。素敵。あなた素敵よ」
キヨコはいよいよ激しく踊った。私一人のために、目の前で踊るキヨコに、私は自分の全てを捧げたいと感じた。私が持っている全て。命の輝きの全てを、キヨコの望むがままに差し出すのだ。
私は歯を食いしばりながら、手を伸ばし、汗にまみれ輝きを増していくキヨコの腰の辺りを触った。熱く厚い筋肉の向こう側にある、キヨコの柔らかい肉体を、手のひらで感じた。
「ああっ、小リスちゃん、いい、いい」
私が胸元の突起に触れると、キヨコはますます激しく身をくねらせた。私は夢中になり、身を起こすと、その固く尖った先端に吸い付いた。
キヨコは無防備な首元をさらけ出し、虚空に顔を向け、うウーん、と呻いた。そして、万力のような強い力で、私を抱きしめた。
私ははじけた。
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