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第二部 皇王就任編
第114話 就任式
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マーガレット嬢から情報を得た俺は、国王たちを敵と見做し、対策を取ることにした。
まず、不安要素であるステファには情報統制をし、国王側に流れても問題ないこと以外は伝えないこととした。
勿論、こちらが、国王側の計画に気付いていることは、ステファには教えない。
つまり、ステファには暗示を受け続けてもらうことになる。
次に、リリスの安全のため、今までリリスが行っていた国王との会談は、聖女ララサに行かせることにした。ララサには、身代わりとなり、申し訳ないが、リリスの安全には変えられない。
それに、聖女であるララサなら、暗示にも耐性があるだろう。
そして、反撃方法であるが、騙されたふりをして、最後の最後で、どんでん返しし、完膚なきまでに叩き潰す。
目には目を、歯には歯をで、やり返してやる。
就任式の前日、ステファには順調に暗示が掛けられている。
ララサにも掛けたようだが、こちらは効果が出ていない。やはり聖女は耐性が高いのか。とりあえず、暗示に掛かったふりをすることにした。
そして、俺にも暗示を掛けているようであるが、一向にかかる様子がない。
業を煮やしたのだろう、香だけで飽き足らず、直接薬入りの飴玉を渡して来た。
これ、舐めても大丈夫なのか? 死んだりしないだろうな?
即死でなければ聖女がどうにかしてくれるだろう。
覚悟を決めて、薬入りの飴玉を舐める。
知っていなければ、薬入りだとはわからないだろう。味は普通の飴玉だ。
だが、暫くすると、目眩がしだして、立っていられなくなった。呂律も回らない。
その日はそのまま、王宮に泊まることになった。
はあ。なんでこんなことをしているのだろう。段々と、めんどうくさくなってきた。
俺が寝込んでいる間に、第三王子が一生懸命に暗示を掛けていた。
やってる内容は兎も角、まだ八歳の子供が頑張る姿は健気である。応援したくなるところであるが、そうもいっていられない。
第三王子が暗示を掛ければ掛けるほど、その暗示が反射され、第三王子に掛かっていく。
今では大分従順になり、俺のいうことをなんでも聞いてくれるようになった。
この調子だと、第三王子は今夜中に俺の僕だな。
俺は、魔力が高いせいか、この手の精神支配や呪いなどは、掛からないだけでなく、反射してしまうようだ。
子供の頃、聖女に掛けられた呪いを反射してしまったことがある。聖女は、その後暫く働きづめだった。まるで、ブラック企業の社畜のようだったな。
就任式当日、タマさんに神父に化けてもらい、聖女のふりをしたリリスをともなって来てもらう。
タマさんは、幻術の魔法が使える。それを使って、狐人なのに、猫人に化けて、猫耳カルテットとしてステージに立っている。
神父と聖女が花嫁と打ち合わせがあると、ステファに会いに行き、そこで、リリスとステファを入れ替える。
ステファには、僕と化した第三王子が暗示を掛け直し、聖女のふりをさせる。
リリスは花嫁のベールもあるし、タマさんの幻術もかけられているので、正体がバレる心配はないだろう。
さて、これで、準備万端。就任式に臨む。
就任式では、まず俺が皇王であることを示す。
具体的には、礼拝堂の祭壇に魔力を込めるのだ。
俺が、魔力を込めて壊れないか心配だったが、ここも、プロキオンの社と一緒で、宇宙船と同等の魔導核が用意されているようだ。
ただ、向こうと違って浮遊することはない。ただ、礼拝堂全体が光り輝くだけだ。
「我、ここに力を示し、皇王であることを宣言する」
参列者から拍手が送られてくる。
次に、国王との契約だ。
国王と並んで座り、お互い契約書にサインする。
契約書を確認すると、会談で決まった内容とまるで違うじゃないか。
俺は、いらないと言ったのに、国王の任命と罷免の権利も皇王にあることになっている。
完全に操れると思って、高を括っているのだろうが、こいつらはバカか?
後々の影響力を誇示するために加えたのだろうが、迂闊すぎる。
この契約書は、どうせこの後、向こうから破棄することになるだろうから、構わずサインする。
「皇王とシリウス皇国との間に契約がなされた。これで、シリウス皇国は益々の発展が約束された」
国王が大々的に宣言した。
これで、就任式は終了だ。引き続き俺の結婚式となる。
まず、不安要素であるステファには情報統制をし、国王側に流れても問題ないこと以外は伝えないこととした。
勿論、こちらが、国王側の計画に気付いていることは、ステファには教えない。
つまり、ステファには暗示を受け続けてもらうことになる。
次に、リリスの安全のため、今までリリスが行っていた国王との会談は、聖女ララサに行かせることにした。ララサには、身代わりとなり、申し訳ないが、リリスの安全には変えられない。
それに、聖女であるララサなら、暗示にも耐性があるだろう。
そして、反撃方法であるが、騙されたふりをして、最後の最後で、どんでん返しし、完膚なきまでに叩き潰す。
目には目を、歯には歯をで、やり返してやる。
就任式の前日、ステファには順調に暗示が掛けられている。
ララサにも掛けたようだが、こちらは効果が出ていない。やはり聖女は耐性が高いのか。とりあえず、暗示に掛かったふりをすることにした。
そして、俺にも暗示を掛けているようであるが、一向にかかる様子がない。
業を煮やしたのだろう、香だけで飽き足らず、直接薬入りの飴玉を渡して来た。
これ、舐めても大丈夫なのか? 死んだりしないだろうな?
即死でなければ聖女がどうにかしてくれるだろう。
覚悟を決めて、薬入りの飴玉を舐める。
知っていなければ、薬入りだとはわからないだろう。味は普通の飴玉だ。
だが、暫くすると、目眩がしだして、立っていられなくなった。呂律も回らない。
その日はそのまま、王宮に泊まることになった。
はあ。なんでこんなことをしているのだろう。段々と、めんどうくさくなってきた。
俺が寝込んでいる間に、第三王子が一生懸命に暗示を掛けていた。
やってる内容は兎も角、まだ八歳の子供が頑張る姿は健気である。応援したくなるところであるが、そうもいっていられない。
第三王子が暗示を掛ければ掛けるほど、その暗示が反射され、第三王子に掛かっていく。
今では大分従順になり、俺のいうことをなんでも聞いてくれるようになった。
この調子だと、第三王子は今夜中に俺の僕だな。
俺は、魔力が高いせいか、この手の精神支配や呪いなどは、掛からないだけでなく、反射してしまうようだ。
子供の頃、聖女に掛けられた呪いを反射してしまったことがある。聖女は、その後暫く働きづめだった。まるで、ブラック企業の社畜のようだったな。
就任式当日、タマさんに神父に化けてもらい、聖女のふりをしたリリスをともなって来てもらう。
タマさんは、幻術の魔法が使える。それを使って、狐人なのに、猫人に化けて、猫耳カルテットとしてステージに立っている。
神父と聖女が花嫁と打ち合わせがあると、ステファに会いに行き、そこで、リリスとステファを入れ替える。
ステファには、僕と化した第三王子が暗示を掛け直し、聖女のふりをさせる。
リリスは花嫁のベールもあるし、タマさんの幻術もかけられているので、正体がバレる心配はないだろう。
さて、これで、準備万端。就任式に臨む。
就任式では、まず俺が皇王であることを示す。
具体的には、礼拝堂の祭壇に魔力を込めるのだ。
俺が、魔力を込めて壊れないか心配だったが、ここも、プロキオンの社と一緒で、宇宙船と同等の魔導核が用意されているようだ。
ただ、向こうと違って浮遊することはない。ただ、礼拝堂全体が光り輝くだけだ。
「我、ここに力を示し、皇王であることを宣言する」
参列者から拍手が送られてくる。
次に、国王との契約だ。
国王と並んで座り、お互い契約書にサインする。
契約書を確認すると、会談で決まった内容とまるで違うじゃないか。
俺は、いらないと言ったのに、国王の任命と罷免の権利も皇王にあることになっている。
完全に操れると思って、高を括っているのだろうが、こいつらはバカか?
後々の影響力を誇示するために加えたのだろうが、迂闊すぎる。
この契約書は、どうせこの後、向こうから破棄することになるだろうから、構わずサインする。
「皇王とシリウス皇国との間に契約がなされた。これで、シリウス皇国は益々の発展が約束された」
国王が大々的に宣言した。
これで、就任式は終了だ。引き続き俺の結婚式となる。
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