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10.快楽漬けにされています(♡ρ♡)

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「じゃあ、まずはオレからお願いします!」
魔族の一人が元気よく手を挙げる。
「あ、ああ、わかった……」
俺は、目の前にやって来た魔族のモノをそっと握った。魔族はビクンと身体を震わせる。
「うお……魔王様の手……あったかい……」
魔族は顔を赤く染めている。俺は覚悟を決めて、大きく口を開けた。
「んっ……ふぅ……」
口に含むと、独特の苦味が広がる。魔族の精液の味だ。ユージのとはまた違った味だけれど、これはこれでクセになりそうな味だと思う。
「ああっ……魔王様がオレのチンコくわえてる……♡すごい光景だ……♡」
魔族は興奮した様子で眺めていた。気持ち良さそうな表情を浮かべているが、射精までは至らないようだ。
後がつかえているので早く終わらせようと、俺は必死になって吸い付いた。
「うおぉっ……すげぇ……魔王様がこんなに情熱的に求めてくれるなんて……!」
魔族のモノが大きくなっていくのを感じる。もう少しだ……。
「うっ、出るっ!!」
「んぐっ!?」
口の中に熱い液体が流れ込んできた。勢いが強く、口から溢れ出してしまう。
「はぁはぁ……んんっ!?♡」
その瞬間、突然お腹の淫紋が疼き始めた。
「あうぅ……!?♡な、何だよこれぇ……♡」
全身が熱くなり、呼吸が荒くなっていく。
「真男?どうしたんだい?」
ユージが心配そうな顔で尋ねてきた。
「わかんないよぉ……♡身体が熱いんだ……♡んっ♡はぁ……♡はぁ……♡」
「まさか、発情してるのか?」
「はつ……じょう……?俺、おかしくなったのかな……?あっ……♡また……変な感じだ……♡」
頭がボーッとしてきて、思考が上手くまとまらない。
「これはすごいな……魔族の精液で発情しちゃうなんて、真男は淫乱な体質だね」
ユージは意地悪そうな表情で、俺のお尻を撫で回してくる。
「やぁっ……♡違うもん……俺、淫乱じゃないもん……」
ユージに撫でられる度に、ゾクゾクとした快感が駆け巡った。
「ここに僕のモノを受け入れれば、もっと気持ち良くなるよ?」
ユージは自分のモノを掴んで見せつけてくる。さっきまで俺の中に入っていたそれは、とても立派に、雄々しく反り返っていた。
「あぅ……♡ユージのおっきいの欲しい……♡」
ユージのモノを見ただけで、身体の奥がきゅんと切なくなってくる。
「じゃあ、お願いしてごらん?」
「あ……♡ユージのおちんちんで、俺のことめちゃくちゃにしてください……♡」
「よく言えたね。じゃあ、望み通りにたっぷり犯してあげるよ」
ユージは微笑むと、一気に挿入してきた。
「ああああああーっ!!♡」
待ち望んだ刺激に、俺は絶叫しながら絶頂を迎えた。
「挿れただけでイっちゃったのかい?可愛いね……」
ユージは腰を動かし始める。パンッという音と共に肉棒が出入りし、奥まで突かれるたびに快楽に溺れていく。
「あああっ♡すごっ……♡おくまれ……はいってきてりゅう……♡んひぃいいいっ!♡」
「ここが好きなんだよね?」
ユージは角度を変えて何度も責め立ててくる。
「あひっ!しゅき!そこ、すきぃっ♡」
ユージの動きに合わせて、無意識のうちに自分も腰を振り始めていた。
「僕も好きだよ、真男のナカ……すごく締まってて最高だ……」
ユージは嬉しそうに笑うと、さらに激しくピストン運動を続ける。

「魔王様スゲェ……トロ顔になってる……」
「オレも魔王様の口の中に出したい……」
二人の魔族が同時に性器を突きつけてきた。
「んっ……んちゅ……ぷはぁっ♡」
俺は夢中でしゃぶりつく。交互に喉奥を突かれて苦しいはずなのに、何故か気持ちよくて仕方がなかった。
「魔王様の口の中最高です!」
「もっと激しく動かしますよ!」
魔族は容赦なく攻め立ててくる。俺は必死に耐えた。
「んぐっ!んんっ!!」
「ああ、イクっ!魔王様にぶちまけます!!」
「んぶっ!?んんんんーっ!!!」
大量の精液が流れ込んでくる。苦くて生臭い味が広がっていくが、嫌悪感はなかった。ユージに挿入されながら魔族の精液を飲んでいることに興奮している自分がいる。
「オレも出しますよ、魔王様!」
もう一人の魔族も射精する。喉奥ではなく浅い部分に出されたため、口の中いっぱいに溜まっていった。舌で味わいながら、ゆっくりと飲み込んでいく。
「ふぁ……♡あぁっ……♡すごい濃厚……♡」
ゴクリと飲み込んだ瞬間、ビクンと身体が震えて軽くイッてしまった。
「魔王様、オレのチンコ美味しいですか?」
「うん……♡すごいおいひぃ……♡」
俺は魔族のモノを口に含みながらうっとりと答える。
「真男……、こっちにも集中してくれないかな?」
ユージが拗ねたような口調で言いながら、後ろから突き上げてくる。
「んぐっ!?♡」
激しいピストン運動によって、頭が真っ白になるほどの快感に襲われた。
「あっ♡あっ♡らめぇ♡そんなにしたらイッちゃうよぉ♡」
「魔王様!次はオレの番ですよ!」
「んぶぅっ!♡」
すかさず別の魔族が口に挿入してくる。俺を犯すことだけを考えて大きくなったかのような凶悪なソレを、必死で受け止めた。
「あぁ、魔王様……♡最高です!」
「んんっ……んんんーっ!!♡」
前と後ろを同時に犯されて、頭の中が蕩けるような感覚に陥る。
「真男のお尻、すごい締め付けだ……」
「んんっ♡しゅごいっ……♡ユージのがおっきくなっへるぅ……♡」
ユージのモノが大きくなるにつれて、俺の身体も熱を帯びていった。ユージのモノの形がよくわかるくらい締め付けてしまう。
「真男は本当に淫乱だね……こんなにいやらしく絡みついてきて……」
耳元で囁かれ、ゾクゾクとしたものが駆け巡った。
「んん~っ♡ちがぁ……おれ……いんらんじゃないもん……っ♡」
否定をするが、説得力がないほど感じてしまっている。
「じゃあ、これは何だい?」
ユージは俺のお腹を撫で回す。そこには淫靡な模様が浮かび上がっており、淡い光を放っている。
「あはぁんっ♡それ、さわっちゃダメなのぉ……♡」
ユージの手を振り払おうとするが、力が入らないため抵抗できない。
「どうして?こんなに気持ち良さそうにしているのに?」
「だってぇ……♡これ……からだじゅうあつくて……♡へんになっちゃうぅ……♡」
身体がどんどん敏感になっている気がする。
「魔王様、すごく気持ちよさそうだ……」
「こっちもお願いしますよぉ……」
魔族は順番待ちをしている。早くしないと暴発してしまいそうだ。
「あむっ……んちゅっ……」
俺は夢中で目の前にあるものを貪った。
「ウホォ!魔王様の舌使いヤバすぎ……!」
「はやく次変わってくれよ……!」
「ちょっと待ってろよ……魔王様のお口に出すまで我慢しろ……」
魔族がグリッと喉奥まで肉棒を食い込ませてきた。
「んぐっ!おごっ!」
かなり奥まで突かれて苦しいはずなのに、何故か興奮してしまう。
「魔王様!全部飲んでください!」
「んぶっ!?んんーっ!!」
勢いよく射精されるが、頭を固定されていて吐き出すことは出来ない。飲み込むまで離さないと言われているようだ。
ゴクリと音を立てて嚥下すると、やっと解放された。
「んんっ……んくっ……んっ……ぷはぁっ……♡」
魔族の精液が胃の中に流れ込んでくる。濃厚な魔力が染み渡っていくようで、もっと欲しいと思ってしまった。
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