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【01】人生最大の試練は、結婚でした
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「は?結婚?……しかも相手が……誰ですって?」
思わず聞き返した。いや、待て、今のは何かの聞き間違いだろう。だって、そんなバカな話――
「お前はヴァルグラッド王国の王子、アルヴィス殿下と結婚することになった」
頭が真っ白になる。冗談だろうか?いや、冗談であってくれ。
焦って父を見上げるが、彼はどこまでも冷静に言い放った。
「決定事項だ」
「ちょっ、待ってください、父上!僕、まだ結婚とか考えたことも――」
「決定事項だ」
「二回言いましたね!?いやいやいや、しかも相手が――」
言いかけて、思わず口をつぐむ。名前を口にしたら、現実になってしまいそうで。
(いや、でも、でも……まさか……そんな……!)
「な……何かの間違いじゃ……?」
「間違いではない」
無慈悲な断言。
そしてその瞬間、僕の脳裏にアイツの顔が鮮明によみがえった。
鋭い金の瞳。乱暴にかき上げられた赤銅色の髪。鍛え上げられた体躯に、圧倒的な腕力。そして――豪快で大雑把、手加減という概念を持たない暴君。
(なんでよりによって、あの男と……!)
僕の名前はセリオス・エルダリス。
エルダリス王国の第一王子にして、次期国王候補――のはずだった。
だが今、目の前で告げられた言葉によって、僕の人生はとんでもない方向へとねじ曲げられようとしている。
ヴァルグラッド王国の王子、アルヴィス・ヴァルグラッド。
彼は隣国の英雄と称えられる存在であり――同時に、僕が最も結婚したくない相手ランキング堂々の第一位の男だ。
――いや、そもそも、結婚相手として僕の人生に関わることなど、絶対にありえないはずの人物だった。
この結婚は、国同士の和平――いや、生き残りをかけた決断の結果らしい。
ヴァルグラッド王国とエルダリス王国は昔から対等な関係を築いていたものの、根本的な価値観が違いすぎて、お世辞にも「仲が良い」とは言えなかった。
ヴァルグラッドは「力こそ正義」を掲げ、強さがすべてを決める武力国家。
一方、僕の生まれたエルダリスは、「知識こそが最大の武器」とされ、魔法を中心とした知略と策略を尊ぶ国だ。
そんな二国が、最近になって急激に増えた魔物への対抗策として、正式に協力関係を結ぶことを決めた――というのが、大まかな話の流れだ。
実際、ここ最近の魔物の動きは異常だった。数が増えただけではない。従来の魔物とは比べものにならないほどの強さを持つ個体が次々と現れ、これまでの討伐方法では太刀打ちできない場面も増えてきている。
エルダリスの知識とヴァルグラッドの武力。その両方がなければ、この危機を乗り越えることはできない――それが父上たちの判断だったのだろう。
そして、その「国同士の協力関係」を象徴するものとして生まれたのが、この政略結婚。
――ということなのだが……到底納得できるわけがない。いくら国のためとはいえ、よりによって僕があの乱暴者と夫婦にならなければならないなんて。
「いや、待ってください、父上!」
思わず身を乗り出す。
「結婚なんて、一生を左右する重大なことですよ!?当の本人たちの意思は無視ですか?」
父上は静かに目を閉じた後、淡々とした口調で答えた。
「政略結婚とはそういうものだ」
「納得できません!そもそも相手が――」
言いかけた、その瞬間だった。
――ドンッ!
突如として大広間に響き渡る、重く低い音。まるで獣が地を踏み鳴らしたような響きに、僕は思わず肩を震わせた。
扉が荒々しく押し開かれる。
「……へぇ。俺との結婚がそんなに嫌かよ」
低く、挑むような声とともに、一人の男が踏み込んできた。金色の瞳が、まっすぐに僕を射抜く。
赤銅色の髪は陽の光を受けて輝き、無造作に乱れているのに、なぜか妙な存在感を放っていた。鍛え上げられた体躯は無駄がなく、動きは獣のようにしなやか。なのに、顔立ちは驚くほど整っている。存在そのものが圧倒的すぎる――これが、武力国家ヴァルグラッドの王子、アルヴィス。
「……なんで、貴方がここにいるんですか?」
思わず口をついて出た言葉に、アルヴィスは鼻で笑った。
「決まってんだろう。結婚相手の顔を直接見に来たんだよ」
「見に来た、って……」
ここはエルダリスの王城。そんなに気軽に乗り込める場所じゃないはずだ。
「急に決まった話だ。顔合わせもなしに結婚なんざ、俺もごめんだからな」
アルヴィスは大股でこちらに近づいてくる。そのたびに床がきしむような錯覚を覚えるほど、彼の存在感は強烈だった。
「で?お前もこの結婚、嫌なんだろ?」
金色の瞳がまっすぐ僕を捉える。
「だったら――」
彼が何かを言いかけた、その時。
「アルヴィス殿下。これ以上の無礼はご遠慮いただきたい」
父上の静かな声が場に響いた。
「ここはエルダリス王国の王城。そのような振る舞いは慎んでもらいたい」
「……へえ」
アルヴィスは口元をゆがめると、肩をすくめた。
「そっちの王が決めたことに従って、俺はここに来たんだぜ? なのに歓迎の言葉ひとつないってのは、どういうことだ?」
父上の表情は変わらない。
「本来ならば、正式な場での顔合わせを用意するつもりだった。しかし、それを待たずに殿下がここへ押しかけたのだ」
「そりゃ悪かったな。俺は待つのが嫌いでな」
堂々とした態度に、王宮の騎士たちがざわめく。
(本当に、どうしてこんな奴と結婚しなきゃいけないんだ……!?)
まるでこの場を支配しているかのような振る舞い。強引で乱暴なのに、不思議と貫禄があるのがまた腹立たしい。
頭を抱えたくなる状況の中、父上は静かに言葉を続けた。
「決定事項に変更はない。婚姻の儀は、一週間後に執り行う」
その瞬間、僕は少しだけ安堵の息をついた。
(一週間……まだ時間はある)
何か方法を考えれば、この最悪な結婚を回避する道が――
「――しかし、せっかくアルヴィス殿下が来てくれたのだ。儀を改める必要もあるまい」
「……はい?」
思考が止まる。
「つまり、今から執り行うとしよう」
「「はぁ!?」」
僕とアルヴィスの声がぴったり重なった。
「待ってください父上!?そんな急に――」
「ちょっと待てよ! そりゃねえだろ!」
僕とアルヴィスがほぼ同時に抗議する。しかし、父上はまったく動じない。
「もともと決まっていたことだ。ならば、早めて何の問題がある?」
「問題しかないです!!」
思わず叫んだが、父上の表情は冷静そのものだ。
「むしろ、お前たちがこうして顔を合わせている今が最も適切な機会だろう」
「そんな理屈が――」
言いかけた瞬間、周囲が慌ただしく動き始めた。
「準備を整えよ!婚姻の儀を執り行う」
父上の一声で、侍従たちが素早く動き出す。
「えっ、ちょっ……本当に今から!?」
「マジかよ……!」
信じられない思いでアルヴィスの方を見ると、彼もまた眉をひそめていた。
「……おい、お前んとこの王様って、いつもこうなのか?」
「普段はもう少し慎重なんですけど……!」
混乱する僕たちをよそに、父上は満足げに頷く。
「では、婚姻の儀を始めるとしよう」
――僕の人生、思ってたよりもだいぶスピーディに終わるらしい。
思わず聞き返した。いや、待て、今のは何かの聞き間違いだろう。だって、そんなバカな話――
「お前はヴァルグラッド王国の王子、アルヴィス殿下と結婚することになった」
頭が真っ白になる。冗談だろうか?いや、冗談であってくれ。
焦って父を見上げるが、彼はどこまでも冷静に言い放った。
「決定事項だ」
「ちょっ、待ってください、父上!僕、まだ結婚とか考えたことも――」
「決定事項だ」
「二回言いましたね!?いやいやいや、しかも相手が――」
言いかけて、思わず口をつぐむ。名前を口にしたら、現実になってしまいそうで。
(いや、でも、でも……まさか……そんな……!)
「な……何かの間違いじゃ……?」
「間違いではない」
無慈悲な断言。
そしてその瞬間、僕の脳裏にアイツの顔が鮮明によみがえった。
鋭い金の瞳。乱暴にかき上げられた赤銅色の髪。鍛え上げられた体躯に、圧倒的な腕力。そして――豪快で大雑把、手加減という概念を持たない暴君。
(なんでよりによって、あの男と……!)
僕の名前はセリオス・エルダリス。
エルダリス王国の第一王子にして、次期国王候補――のはずだった。
だが今、目の前で告げられた言葉によって、僕の人生はとんでもない方向へとねじ曲げられようとしている。
ヴァルグラッド王国の王子、アルヴィス・ヴァルグラッド。
彼は隣国の英雄と称えられる存在であり――同時に、僕が最も結婚したくない相手ランキング堂々の第一位の男だ。
――いや、そもそも、結婚相手として僕の人生に関わることなど、絶対にありえないはずの人物だった。
この結婚は、国同士の和平――いや、生き残りをかけた決断の結果らしい。
ヴァルグラッド王国とエルダリス王国は昔から対等な関係を築いていたものの、根本的な価値観が違いすぎて、お世辞にも「仲が良い」とは言えなかった。
ヴァルグラッドは「力こそ正義」を掲げ、強さがすべてを決める武力国家。
一方、僕の生まれたエルダリスは、「知識こそが最大の武器」とされ、魔法を中心とした知略と策略を尊ぶ国だ。
そんな二国が、最近になって急激に増えた魔物への対抗策として、正式に協力関係を結ぶことを決めた――というのが、大まかな話の流れだ。
実際、ここ最近の魔物の動きは異常だった。数が増えただけではない。従来の魔物とは比べものにならないほどの強さを持つ個体が次々と現れ、これまでの討伐方法では太刀打ちできない場面も増えてきている。
エルダリスの知識とヴァルグラッドの武力。その両方がなければ、この危機を乗り越えることはできない――それが父上たちの判断だったのだろう。
そして、その「国同士の協力関係」を象徴するものとして生まれたのが、この政略結婚。
――ということなのだが……到底納得できるわけがない。いくら国のためとはいえ、よりによって僕があの乱暴者と夫婦にならなければならないなんて。
「いや、待ってください、父上!」
思わず身を乗り出す。
「結婚なんて、一生を左右する重大なことですよ!?当の本人たちの意思は無視ですか?」
父上は静かに目を閉じた後、淡々とした口調で答えた。
「政略結婚とはそういうものだ」
「納得できません!そもそも相手が――」
言いかけた、その瞬間だった。
――ドンッ!
突如として大広間に響き渡る、重く低い音。まるで獣が地を踏み鳴らしたような響きに、僕は思わず肩を震わせた。
扉が荒々しく押し開かれる。
「……へぇ。俺との結婚がそんなに嫌かよ」
低く、挑むような声とともに、一人の男が踏み込んできた。金色の瞳が、まっすぐに僕を射抜く。
赤銅色の髪は陽の光を受けて輝き、無造作に乱れているのに、なぜか妙な存在感を放っていた。鍛え上げられた体躯は無駄がなく、動きは獣のようにしなやか。なのに、顔立ちは驚くほど整っている。存在そのものが圧倒的すぎる――これが、武力国家ヴァルグラッドの王子、アルヴィス。
「……なんで、貴方がここにいるんですか?」
思わず口をついて出た言葉に、アルヴィスは鼻で笑った。
「決まってんだろう。結婚相手の顔を直接見に来たんだよ」
「見に来た、って……」
ここはエルダリスの王城。そんなに気軽に乗り込める場所じゃないはずだ。
「急に決まった話だ。顔合わせもなしに結婚なんざ、俺もごめんだからな」
アルヴィスは大股でこちらに近づいてくる。そのたびに床がきしむような錯覚を覚えるほど、彼の存在感は強烈だった。
「で?お前もこの結婚、嫌なんだろ?」
金色の瞳がまっすぐ僕を捉える。
「だったら――」
彼が何かを言いかけた、その時。
「アルヴィス殿下。これ以上の無礼はご遠慮いただきたい」
父上の静かな声が場に響いた。
「ここはエルダリス王国の王城。そのような振る舞いは慎んでもらいたい」
「……へえ」
アルヴィスは口元をゆがめると、肩をすくめた。
「そっちの王が決めたことに従って、俺はここに来たんだぜ? なのに歓迎の言葉ひとつないってのは、どういうことだ?」
父上の表情は変わらない。
「本来ならば、正式な場での顔合わせを用意するつもりだった。しかし、それを待たずに殿下がここへ押しかけたのだ」
「そりゃ悪かったな。俺は待つのが嫌いでな」
堂々とした態度に、王宮の騎士たちがざわめく。
(本当に、どうしてこんな奴と結婚しなきゃいけないんだ……!?)
まるでこの場を支配しているかのような振る舞い。強引で乱暴なのに、不思議と貫禄があるのがまた腹立たしい。
頭を抱えたくなる状況の中、父上は静かに言葉を続けた。
「決定事項に変更はない。婚姻の儀は、一週間後に執り行う」
その瞬間、僕は少しだけ安堵の息をついた。
(一週間……まだ時間はある)
何か方法を考えれば、この最悪な結婚を回避する道が――
「――しかし、せっかくアルヴィス殿下が来てくれたのだ。儀を改める必要もあるまい」
「……はい?」
思考が止まる。
「つまり、今から執り行うとしよう」
「「はぁ!?」」
僕とアルヴィスの声がぴったり重なった。
「待ってください父上!?そんな急に――」
「ちょっと待てよ! そりゃねえだろ!」
僕とアルヴィスがほぼ同時に抗議する。しかし、父上はまったく動じない。
「もともと決まっていたことだ。ならば、早めて何の問題がある?」
「問題しかないです!!」
思わず叫んだが、父上の表情は冷静そのものだ。
「むしろ、お前たちがこうして顔を合わせている今が最も適切な機会だろう」
「そんな理屈が――」
言いかけた瞬間、周囲が慌ただしく動き始めた。
「準備を整えよ!婚姻の儀を執り行う」
父上の一声で、侍従たちが素早く動き出す。
「えっ、ちょっ……本当に今から!?」
「マジかよ……!」
信じられない思いでアルヴィスの方を見ると、彼もまた眉をひそめていた。
「……おい、お前んとこの王様って、いつもこうなのか?」
「普段はもう少し慎重なんですけど……!」
混乱する僕たちをよそに、父上は満足げに頷く。
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