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【32】おはようから始まる羞恥プレイ *
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「……ん、ん……」
朝の光が、薄くカーテン越しに差し込んでくる。
うっすらと目を開けた僕は、まず最初に、隣にいる彼の寝顔を見つけて――ふっと、小さく笑ってしまった。
こんな穏やかな顔、彼がするなんて思わなかった。いや、もしかすると、誰も知らない彼の顔なのかもしれない。
(……あんなに嫌っていた相手と、こんなふうになるなんて……)
初めて会ったとき、彼のことは本当に嫌いだった。
国の違い、立場の違い、価値観の違い。それだけじゃない。あの頃のアルヴィスは、少し乱暴で冷たい印象があったから。
なのに――今、こうして彼を隣に感じながら、心の中が温かくなるのが不思議だ。
自分とは関わらない存在だと思っていた相手と、今はこうして一緒に過ごしているなんて、信じられない。
(でも、これが本当なんだ……)
ぬくもりが、こんなにも近くにある。
手を伸ばせば、簡単に届いてしまうこの距離が、ただ嬉しくてたまらない。
そっと、彼の頬に指を添えようとした、そのとき。
「……おはよう、セリオス」
「っ!?お、起きてたんですか!?」
「んー……さっきな。お前が可愛すぎて、目が覚めた」
「か、かかか可愛くなんかっ……!」
わたわたとベッドから抜け出そうとする僕の腕を、アルヴィスが逃がさず引き寄せる。すぐに、胸元に抱き込まれてしまった。
「やだ。せっかくの朝なのに、離れるとかあり得ない」
「ま、また朝からそういう……っ……んぅ……」
不意に触れた唇。やわらかくて、優しい口づけ。それだけで、全身がじんわりと熱を持ち始めてしまう。
「……昨日の続き、ってわけじゃねえけど。せっかくだから、もう少しこうしてたい」
「……っ、はい」
素直に言葉が返せるようになった自分が、ちょっとだけ誇らしい気がする。
アルヴィスのぬくもりが心地よくて、このまま溶けてしまいそうだと思っていると――
ふと、違和感を覚えた。
「……ん?」
自分の左手首に目を落とすと、そこには、あの金色の紋様――誓約の印が、ない。
「アルヴィス、腕……見せてくださいっ」
「……ん?なんだよ、急に」
まだ眠たそうな声の彼の腕をぐいっと引き寄せて、彼の手首と自分の手首を並べる。
間違いない。彼の腕からも、誓約の印はすっかり消えていた。
「……消えてる、全部……!」
「お、やっとか。ずいぶん手間かかったな」
「って、そんな他人事みたいにっ!こ、これって……つまり……」
「もう、お前と俺は、完全に結ばれたってことだな」
「……っ!」
その言葉に、僕の心臓が跳ねる。胸の奥の不安がするするとほどけていき、代わりに、じんわりと温かいものが込み上げてきた。
「……本当に、結ばれたんですね」
小さく呟いた僕に、アルヴィスは当然のように返してきた。
「何言ってんだ。昨日、あれだけしておいて」
「~~~っ!」
耳まで熱くなる。顔もたぶん真っ赤だ。そういう恥ずかしいことをさらっと言うんだから……!
「そ、それはそうですけど、なんだか実感が湧かなくて」
照れたまま、指先で自分の手首をそっとなぞる。
そこにはもう、あの金の紋様はなくて――その事実が、じんわり胸に染みてくる。
そのときだった。
抱き寄せられたままの身体に、彼の体温がぐいっと――不自然なくらい、はっきりと押し当てられる感覚。
「……えっ……」
「ん……悪い。お前が可愛いのが悪い」
低く掠れた声が、耳元で囁かれる。下腹部に当たっているのは、まさしく、昨日の夜に何度も感じた「それ」で。
「ま、まさか……また、元気になって……っ!?」
「ん?まさかってなんだよ。朝の俺をなめんなよ」
「な、なめてないですっ……いやっ、そうじゃなくて……っ!」
耳まで真っ赤になったのが、自分でも分かる。朝からこんなに余裕のない声を上げてしまうなんて、僕にとってはかなりの緊急事態だった。
「だってお前が……朝からそんな可愛い顔して見つめてくるから」
「み、見つめてなんか……っ!」
「嘘つけ。目、潤んでたぞ。あれは反則だわ」
耳の奥まで熱くなる。ぐるぐると焦りながら言い返そうとしても、うまく言葉が出てこない。
「そ、そんなつもりじゃ……!」
「じゃあ、さっきのキスが気持ち良かったのか?」
ニヤリと悪戯っぽく笑われて、反射的に思い出してしまう。さっきの口付け――やわらかくて、優しくて、蕩けてしまいそうな――
「そ、それは……そう……ですけど……っ」
情けないほど小さな声で答えた瞬間、彼の手が腰に回され、すっと下からなぞるように撫で上げられた。
「……っ」
びくりと体が震える。指先ひとつで、まるで体の芯をくすぐられるみたいに敏感になってしまって、声が漏れそうになるのを必死で噛み殺した。
「なぁ、セリオス」
低く甘い声で名前を呼ばれて、胸の奥が、熱く、じんわりととろけていく。
「……な、なんですか……っ」
「誓約の印はもう消えた。けどな――俺の気持ちは、今もお前に、べったり張り付いてる」
「べ、べったりって……っ!もっとマシな言い方なかったんですか……!」
「はは、悪ぃ。でもさ――それくらい、離れる気なんてねえってこと」
笑いながら耳元にキスを落とされる。彼の唇が触れるたびに、まるで印の代わりに彼の想いが刻まれていくようで――
「好きって気持ちが止まらねえんだ。……また、お前を感じたい」
その囁きは甘く、熱く、まるで魔法のようだった。僕の身体の奥にまで、ゆっくりと、優しく火を灯すように広がっていく。
「……っ、じゃあ……」
唇を噛みながら、それでも精一杯の勇気で、彼を見つめ返す。
「――今日の分も、ちゃんと、刻んでください」
その言葉が合図だったかのように、彼がふっと目を細め、今度は深く、長いキスを落としてきた。
再び唇が重なった瞬間から、すべてが緩やかに溶けていく。まるで夢の中にいるような心地で、でも確かに彼の熱を感じられた。昨日の夜とは違う、朝の光に照らされた彼の横顔が、やけに柔らかく見える。
「ん……ふ……」
触れてくる手のひらはやわらかく、くすぐったいほど優しい。けれど、そこに宿る熱はどこまでも深くて、胸の奥がじわじわと蕩けていくように感じた。
「……朝からこんな顔見せられたら……抑えられるわけねえだろ」
低く甘い囁きが耳元に落ちる。
「お、おさえて……ください……っ、あ……!」
か細い声でそう懇願したけれど、その願いが届く前に、彼の熱がゆっくりと重なってくる。
昨日、何度も繋がった場所に、また彼が入り込んで――
「ん……っ……や、優しく……っ」
目尻に涙がにじみそうになる。けれどそれを、アルヴィスの手のひらがそっと拭ってくれた。
「もちろん。朝だからって、手ぇ抜かねぇよ」
穏やかに笑うその声に、体の奥まで震わされる。彼の動きがゆっくりと深くなって、思わず背を反らせた。
「セリオス、ほら……ちゃんと、俺のこと見ろよ」
「み、見てます……見てますから……っ、ん、あぁ……!」
瞳を合わせたまま深く結ばれると、どうしようもなく恥ずかしいのに、逃げられない。
むしろ、彼が僕の奥にいればいるほど、不安も、孤独も、すべてが消えていくようだった。
「なあ、セリオス。……愛してるよ」
その言葉だけで、胸の奥がいっぱいになる。彼の声が、ぬくもりが、奥の奥まで届いてきて――
「僕も……っ、僕も……アルヴィスのこと、……あいして、ます……!」
甘く、熱く、深く。感情と感覚が絡み合って、もう言葉じゃ足りない。溢れてくるのは、名前と、息と、幸せだけ。
どこまでも溶け合って、どこまでも一つになっていく感覚。まるで、心の奥底に刻まれるように、彼のすべてが僕の中に広がっていった。
「はぁっ……セリオス……イクぞ、いいか?」
「はい……っ、僕も……あぁっ……!アルヴィス……っ!」
波が押し寄せるたび、何度も名前を呼んで、何度も愛しさが胸いっぱいに広がって――
最後に迎えたのは、昨日以上に、甘くて、熱くて、幸せな絶頂だった。
息を整えながら、胸の上に落ちた彼の重みが、心地よくてたまらない。
胸の奥がぽかぽかして、目を開ければそこに彼がいてくれる。それが、たまらなく幸せだと、思った。
「……もう少し、このままでいさせてください」
僕はそう言って、再びアルヴィスの胸元に額を寄せる。彼の心音が、穏やかに僕の耳に届いた。それだけで、不思議と心が落ち着く。
「甘えんの、珍しいな」
くしゃっと乱暴に髪を撫でられて、でも、それがなんだかとても心地よくて。
まぶたを閉じたまま、僕は小さく笑った。
「貴方の前では……ちょっとくらい、甘えてもいいと思いました」
「……ん。そういうお前、嫌いじゃねぇ」
低く囁かれた声が耳元をくすぐり、くすぐったくて、また笑みが零れる。
そのまま、朝の光に包まれながら、僕たちは言葉少なに、でも確かに互いを確かめ合っていく。
こんな風に笑い合える朝が、ずっと続きますように――
そんな想いを胸に、僕は彼の腕の中で、もう一度まどろみに落ちていった。
朝の光が、薄くカーテン越しに差し込んでくる。
うっすらと目を開けた僕は、まず最初に、隣にいる彼の寝顔を見つけて――ふっと、小さく笑ってしまった。
こんな穏やかな顔、彼がするなんて思わなかった。いや、もしかすると、誰も知らない彼の顔なのかもしれない。
(……あんなに嫌っていた相手と、こんなふうになるなんて……)
初めて会ったとき、彼のことは本当に嫌いだった。
国の違い、立場の違い、価値観の違い。それだけじゃない。あの頃のアルヴィスは、少し乱暴で冷たい印象があったから。
なのに――今、こうして彼を隣に感じながら、心の中が温かくなるのが不思議だ。
自分とは関わらない存在だと思っていた相手と、今はこうして一緒に過ごしているなんて、信じられない。
(でも、これが本当なんだ……)
ぬくもりが、こんなにも近くにある。
手を伸ばせば、簡単に届いてしまうこの距離が、ただ嬉しくてたまらない。
そっと、彼の頬に指を添えようとした、そのとき。
「……おはよう、セリオス」
「っ!?お、起きてたんですか!?」
「んー……さっきな。お前が可愛すぎて、目が覚めた」
「か、かかか可愛くなんかっ……!」
わたわたとベッドから抜け出そうとする僕の腕を、アルヴィスが逃がさず引き寄せる。すぐに、胸元に抱き込まれてしまった。
「やだ。せっかくの朝なのに、離れるとかあり得ない」
「ま、また朝からそういう……っ……んぅ……」
不意に触れた唇。やわらかくて、優しい口づけ。それだけで、全身がじんわりと熱を持ち始めてしまう。
「……昨日の続き、ってわけじゃねえけど。せっかくだから、もう少しこうしてたい」
「……っ、はい」
素直に言葉が返せるようになった自分が、ちょっとだけ誇らしい気がする。
アルヴィスのぬくもりが心地よくて、このまま溶けてしまいそうだと思っていると――
ふと、違和感を覚えた。
「……ん?」
自分の左手首に目を落とすと、そこには、あの金色の紋様――誓約の印が、ない。
「アルヴィス、腕……見せてくださいっ」
「……ん?なんだよ、急に」
まだ眠たそうな声の彼の腕をぐいっと引き寄せて、彼の手首と自分の手首を並べる。
間違いない。彼の腕からも、誓約の印はすっかり消えていた。
「……消えてる、全部……!」
「お、やっとか。ずいぶん手間かかったな」
「って、そんな他人事みたいにっ!こ、これって……つまり……」
「もう、お前と俺は、完全に結ばれたってことだな」
「……っ!」
その言葉に、僕の心臓が跳ねる。胸の奥の不安がするするとほどけていき、代わりに、じんわりと温かいものが込み上げてきた。
「……本当に、結ばれたんですね」
小さく呟いた僕に、アルヴィスは当然のように返してきた。
「何言ってんだ。昨日、あれだけしておいて」
「~~~っ!」
耳まで熱くなる。顔もたぶん真っ赤だ。そういう恥ずかしいことをさらっと言うんだから……!
「そ、それはそうですけど、なんだか実感が湧かなくて」
照れたまま、指先で自分の手首をそっとなぞる。
そこにはもう、あの金の紋様はなくて――その事実が、じんわり胸に染みてくる。
そのときだった。
抱き寄せられたままの身体に、彼の体温がぐいっと――不自然なくらい、はっきりと押し当てられる感覚。
「……えっ……」
「ん……悪い。お前が可愛いのが悪い」
低く掠れた声が、耳元で囁かれる。下腹部に当たっているのは、まさしく、昨日の夜に何度も感じた「それ」で。
「ま、まさか……また、元気になって……っ!?」
「ん?まさかってなんだよ。朝の俺をなめんなよ」
「な、なめてないですっ……いやっ、そうじゃなくて……っ!」
耳まで真っ赤になったのが、自分でも分かる。朝からこんなに余裕のない声を上げてしまうなんて、僕にとってはかなりの緊急事態だった。
「だってお前が……朝からそんな可愛い顔して見つめてくるから」
「み、見つめてなんか……っ!」
「嘘つけ。目、潤んでたぞ。あれは反則だわ」
耳の奥まで熱くなる。ぐるぐると焦りながら言い返そうとしても、うまく言葉が出てこない。
「そ、そんなつもりじゃ……!」
「じゃあ、さっきのキスが気持ち良かったのか?」
ニヤリと悪戯っぽく笑われて、反射的に思い出してしまう。さっきの口付け――やわらかくて、優しくて、蕩けてしまいそうな――
「そ、それは……そう……ですけど……っ」
情けないほど小さな声で答えた瞬間、彼の手が腰に回され、すっと下からなぞるように撫で上げられた。
「……っ」
びくりと体が震える。指先ひとつで、まるで体の芯をくすぐられるみたいに敏感になってしまって、声が漏れそうになるのを必死で噛み殺した。
「なぁ、セリオス」
低く甘い声で名前を呼ばれて、胸の奥が、熱く、じんわりととろけていく。
「……な、なんですか……っ」
「誓約の印はもう消えた。けどな――俺の気持ちは、今もお前に、べったり張り付いてる」
「べ、べったりって……っ!もっとマシな言い方なかったんですか……!」
「はは、悪ぃ。でもさ――それくらい、離れる気なんてねえってこと」
笑いながら耳元にキスを落とされる。彼の唇が触れるたびに、まるで印の代わりに彼の想いが刻まれていくようで――
「好きって気持ちが止まらねえんだ。……また、お前を感じたい」
その囁きは甘く、熱く、まるで魔法のようだった。僕の身体の奥にまで、ゆっくりと、優しく火を灯すように広がっていく。
「……っ、じゃあ……」
唇を噛みながら、それでも精一杯の勇気で、彼を見つめ返す。
「――今日の分も、ちゃんと、刻んでください」
その言葉が合図だったかのように、彼がふっと目を細め、今度は深く、長いキスを落としてきた。
再び唇が重なった瞬間から、すべてが緩やかに溶けていく。まるで夢の中にいるような心地で、でも確かに彼の熱を感じられた。昨日の夜とは違う、朝の光に照らされた彼の横顔が、やけに柔らかく見える。
「ん……ふ……」
触れてくる手のひらはやわらかく、くすぐったいほど優しい。けれど、そこに宿る熱はどこまでも深くて、胸の奥がじわじわと蕩けていくように感じた。
「……朝からこんな顔見せられたら……抑えられるわけねえだろ」
低く甘い囁きが耳元に落ちる。
「お、おさえて……ください……っ、あ……!」
か細い声でそう懇願したけれど、その願いが届く前に、彼の熱がゆっくりと重なってくる。
昨日、何度も繋がった場所に、また彼が入り込んで――
「ん……っ……や、優しく……っ」
目尻に涙がにじみそうになる。けれどそれを、アルヴィスの手のひらがそっと拭ってくれた。
「もちろん。朝だからって、手ぇ抜かねぇよ」
穏やかに笑うその声に、体の奥まで震わされる。彼の動きがゆっくりと深くなって、思わず背を反らせた。
「セリオス、ほら……ちゃんと、俺のこと見ろよ」
「み、見てます……見てますから……っ、ん、あぁ……!」
瞳を合わせたまま深く結ばれると、どうしようもなく恥ずかしいのに、逃げられない。
むしろ、彼が僕の奥にいればいるほど、不安も、孤独も、すべてが消えていくようだった。
「なあ、セリオス。……愛してるよ」
その言葉だけで、胸の奥がいっぱいになる。彼の声が、ぬくもりが、奥の奥まで届いてきて――
「僕も……っ、僕も……アルヴィスのこと、……あいして、ます……!」
甘く、熱く、深く。感情と感覚が絡み合って、もう言葉じゃ足りない。溢れてくるのは、名前と、息と、幸せだけ。
どこまでも溶け合って、どこまでも一つになっていく感覚。まるで、心の奥底に刻まれるように、彼のすべてが僕の中に広がっていった。
「はぁっ……セリオス……イクぞ、いいか?」
「はい……っ、僕も……あぁっ……!アルヴィス……っ!」
波が押し寄せるたび、何度も名前を呼んで、何度も愛しさが胸いっぱいに広がって――
最後に迎えたのは、昨日以上に、甘くて、熱くて、幸せな絶頂だった。
息を整えながら、胸の上に落ちた彼の重みが、心地よくてたまらない。
胸の奥がぽかぽかして、目を開ければそこに彼がいてくれる。それが、たまらなく幸せだと、思った。
「……もう少し、このままでいさせてください」
僕はそう言って、再びアルヴィスの胸元に額を寄せる。彼の心音が、穏やかに僕の耳に届いた。それだけで、不思議と心が落ち着く。
「甘えんの、珍しいな」
くしゃっと乱暴に髪を撫でられて、でも、それがなんだかとても心地よくて。
まぶたを閉じたまま、僕は小さく笑った。
「貴方の前では……ちょっとくらい、甘えてもいいと思いました」
「……ん。そういうお前、嫌いじゃねぇ」
低く囁かれた声が耳元をくすぐり、くすぐったくて、また笑みが零れる。
そのまま、朝の光に包まれながら、僕たちは言葉少なに、でも確かに互いを確かめ合っていく。
こんな風に笑い合える朝が、ずっと続きますように――
そんな想いを胸に、僕は彼の腕の中で、もう一度まどろみに落ちていった。
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