15 / 33
【15】濃厚!?溶け合う二人の魔力
しおりを挟む
その夜、俺たちはいつものように王子の部屋のベッドに一緒に横になっていた。
「王子……」
俺は王子の服の裾をぎゅっと掴みながら、彼の目を見つめる。王子は少し驚いたような表情をしたが、すぐに柔らかな表情に戻った。
「ルセル……どうしたの?」
王子の声はとても優しい。その声を聞いていると安心すると同時に、胸が高鳴っていく。
「あの……」
意を決して口を開き、そのまま言葉を絞り出した。
「その……少しでも魔力を高めておきたくて……キスをして欲しいんです」
そう言うと、王子の目が驚きに見開かれる。そして、すぐに真剣な表情になり、俺の顔をじっと見つめた。まるで、俺の考えを見透かしているように。俺が囮になる決意をしていることまで感じ取られているようで、心が揺らぐ。
しかし、王子はその後すぐにいつものようなふわっとした笑みを浮かべ、俺の手を取って優しく引き寄せた。
「ルセル、君が望むなら」
王子の顔が近づくにつれて、心臓が早鐘を打つ。唇が触れ合うと、温かい魔力が流れ込むのを感じた。
「んっ……」
王子の唇は柔らかく、温かい。その感触に身を委ねながら、俺は自分の魔力を高めることだけを考えた。キスをするたびに、魔力が互いに溶け合い、高められていくのを感じる。
「ルセル……」
王子が俺の名前を呼ぶたびに、胸が締め付けられるようだった。彼の優しさがじんわりと染み渡り、次第に不安も和らいでいく。
「んぅ……」
さらに深いキスに変わり、彼の舌がそっと俺の口内に侵入してきた。甘い味が口の中に広がる。王子の舌が俺の舌に絡みつき、唾液を交換し合うような激しい口づけを交わしていくうちに、頭がぼうっとしてくるような感覚に襲われていた。まるで媚薬を飲まされたかのように全身が火照ってくる。もしかすると、魔力にはそんな効果もあるのだろうか。
「んっ……ふっ……」
気づけば俺の腕は王子の首に回り、さらに深いキスを求めてしまっていた。お互いの唇を貪るように、何度も角度を変えては重ね合う。その快感に包まれ、頭の中が真っ白になっていった。
やがて息苦しくなって唇を離すと、二人の間に銀色の糸が伸びていた。
「ルセル……もっと君を感じたい……」
王子は耳元で囁くように言い、俺の首筋に舌を這わせた。その感触に背筋がゾクッとし、思わず息を呑む。
もっとして欲しいという気持ちが高まり、俺は無意識のうちに自分から舌を伸ばしていた。それに気づいた王子がクスッと笑い、再び唇を重ねてくる。
「んっ……!」
今度のキスはさらに激しく、俺の口内を舐め尽くすかのようなものだった。舌が絡み合い、互いの唾液を交換する度に、また頭がぼうっとしてくる。体が火照り、理性が溶け出していくような気がした。
「はぁ……っ」
王子は息継ぎのように一度唇を離し、そして再び奥深くまで侵入してくる。舌を絡ませ合い唾液を交換し合ううちにどんどん興奮が高まっていくのを感じた。お互いの体温が混ざり合うほど密着し、激しく求め合う。
「ん……ふぅ……」
長いキスが終わる頃、再び銀色の糸がかかったのが見えた。それがとても卑猥で、思わず目を奪われる。
「ルセル、ごめんね……君の魔力はすごく気持ち良くて……」
王子は切なそうな表情を浮かべていた。俺を見つめる眼差しから、熱がこもっていることが伝わってきて、それがとても嬉しく思える。
「俺も……同じ気持ちです」
思わず王子を抱きしめると、彼も強く抱き返してくれた。互いの体温を感じながら、俺たちはその後も何度も唇を重ね、言葉にできない想いを伝え合った。
「王子……」
俺は王子の服の裾をぎゅっと掴みながら、彼の目を見つめる。王子は少し驚いたような表情をしたが、すぐに柔らかな表情に戻った。
「ルセル……どうしたの?」
王子の声はとても優しい。その声を聞いていると安心すると同時に、胸が高鳴っていく。
「あの……」
意を決して口を開き、そのまま言葉を絞り出した。
「その……少しでも魔力を高めておきたくて……キスをして欲しいんです」
そう言うと、王子の目が驚きに見開かれる。そして、すぐに真剣な表情になり、俺の顔をじっと見つめた。まるで、俺の考えを見透かしているように。俺が囮になる決意をしていることまで感じ取られているようで、心が揺らぐ。
しかし、王子はその後すぐにいつものようなふわっとした笑みを浮かべ、俺の手を取って優しく引き寄せた。
「ルセル、君が望むなら」
王子の顔が近づくにつれて、心臓が早鐘を打つ。唇が触れ合うと、温かい魔力が流れ込むのを感じた。
「んっ……」
王子の唇は柔らかく、温かい。その感触に身を委ねながら、俺は自分の魔力を高めることだけを考えた。キスをするたびに、魔力が互いに溶け合い、高められていくのを感じる。
「ルセル……」
王子が俺の名前を呼ぶたびに、胸が締め付けられるようだった。彼の優しさがじんわりと染み渡り、次第に不安も和らいでいく。
「んぅ……」
さらに深いキスに変わり、彼の舌がそっと俺の口内に侵入してきた。甘い味が口の中に広がる。王子の舌が俺の舌に絡みつき、唾液を交換し合うような激しい口づけを交わしていくうちに、頭がぼうっとしてくるような感覚に襲われていた。まるで媚薬を飲まされたかのように全身が火照ってくる。もしかすると、魔力にはそんな効果もあるのだろうか。
「んっ……ふっ……」
気づけば俺の腕は王子の首に回り、さらに深いキスを求めてしまっていた。お互いの唇を貪るように、何度も角度を変えては重ね合う。その快感に包まれ、頭の中が真っ白になっていった。
やがて息苦しくなって唇を離すと、二人の間に銀色の糸が伸びていた。
「ルセル……もっと君を感じたい……」
王子は耳元で囁くように言い、俺の首筋に舌を這わせた。その感触に背筋がゾクッとし、思わず息を呑む。
もっとして欲しいという気持ちが高まり、俺は無意識のうちに自分から舌を伸ばしていた。それに気づいた王子がクスッと笑い、再び唇を重ねてくる。
「んっ……!」
今度のキスはさらに激しく、俺の口内を舐め尽くすかのようなものだった。舌が絡み合い、互いの唾液を交換する度に、また頭がぼうっとしてくる。体が火照り、理性が溶け出していくような気がした。
「はぁ……っ」
王子は息継ぎのように一度唇を離し、そして再び奥深くまで侵入してくる。舌を絡ませ合い唾液を交換し合ううちにどんどん興奮が高まっていくのを感じた。お互いの体温が混ざり合うほど密着し、激しく求め合う。
「ん……ふぅ……」
長いキスが終わる頃、再び銀色の糸がかかったのが見えた。それがとても卑猥で、思わず目を奪われる。
「ルセル、ごめんね……君の魔力はすごく気持ち良くて……」
王子は切なそうな表情を浮かべていた。俺を見つめる眼差しから、熱がこもっていることが伝わってきて、それがとても嬉しく思える。
「俺も……同じ気持ちです」
思わず王子を抱きしめると、彼も強く抱き返してくれた。互いの体温を感じながら、俺たちはその後も何度も唇を重ね、言葉にできない想いを伝え合った。
89
あなたにおすすめの小説
親友と同時に死んで異世界転生したけど立場が違いすぎてお嫁さんにされちゃった話
gina
BL
親友と同時に死んで異世界転生したけど、
立場が違いすぎてお嫁さんにされちゃった話です。
タイトルそのままですみません。
悪役のはずだった二人の十年間
海野璃音
BL
第三王子の誕生会に呼ばれた主人公。そこで自分が悪役モブであることに気づく。そして、目の前に居る第三王子がラスボス系な悪役である事も。
破滅はいやだと謙虚に生きる主人公とそんな主人公に執着する第三王子の十年間。
※ムーンライトノベルズにも投稿しています。
中年冒険者、年下美青年騎士に番認定されたことで全てを告白するはめになったこと
mayo
BL
王宮騎士(24)×Cランク冒険者(36)
低ランク冒険者であるカイは18年前この世界にやって来た異邦人だ。
諸々あって、現在は雑用専門冒険者として貧乏ながら穏やかな生活を送っている。
冒険者ランクがDからCにあがり、隣国の公女様が街にやってきた日、突然現れた美青年騎士に声をかけられて、攫われた。
その後、カイを〝番〟だと主張する美青年騎士のせいで今まで何をしていたのかを文官の前で語ることを強要される。
語らなければ罪に問われると言われ、カイは渋々語ることにしたのだった、生まれてから36年間の出来事を。
憧れのスローライフは計画的に
朝顔
BL
2022/09/14
後日談追加しました。
BLゲームの世界の悪役令息に憑依してしまった俺。
役目を全うして、婚約破棄から追放エンドを迎えた。
全て計画通りで、憧れのスローライフを手に入れたはずだった。
誰にも邪魔されない田舎暮らしで、孤独に生きていこうとしていたが、謎の男との出会いが全てを変えていく……。
◇ハッピーエンドを迎えた世界で、悪役令息だった主人公のその後のお話。
◇謎のイケメン神父様×恋に後ろ向きな元悪役令息
◇他サイトで投稿あり。
恋人に捨てられた僕を拾ってくれたのは、憧れの騎士様でした
水瀬かずか
BL
仕事をクビになった。住んでいるところも追い出された。そしたら恋人に捨てられた。最後のお給料も全部奪われた。「役立たず」と蹴られて。
好きって言ってくれたのに。かわいいって言ってくれたのに。やっぱり、僕は駄目な子なんだ。
行き場をなくした僕を見つけてくれたのは、優しい騎士様だった。
強面騎士×不憫美青年
2度目の異世界移転。あの時の少年がいい歳になっていて殺気立って睨んでくるんだけど。
ありま氷炎
BL
高校一年の時、道路陥没の事故に巻き込まれ、三日間記憶がない。
異世界転移した記憶はあるんだけど、夢だと思っていた。
二年後、どうやら異世界転移してしまったらしい。
しかもこれは二度目で、あれは夢ではなかったようだった。
再会した少年はすっかりいい歳になっていて、殺気立って睨んでくるんだけど。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる