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番外編2【レオン×ルシアン】
夫と一緒にダンジョンに挑戦したら最終的に全裸でした(1)
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「よぉーっし、いざ、ダンジョンへ、レッツゴー!」
「なんでそんなノリノリなんだよ……」
僕、ルシアンは、夫のレオンとダンジョンに挑戦しようとしていた。
タイチとヨウヘイが元の世界に帰ってから2年が経った。
僕は、彼らの世界と僕らの世界を繋ぐ方法はないか、研究を進めている。
二つの世界を繋ぐ鍵となっているのが、「帰還の腕輪」だ。
その素材になるオリハルコンを手に入れるため、レオンとダンジョンにやって来たのだ。
このダンジョンといえば、タイチとヨウヘイがとんでもなくエロい目に合っていた場所である。
レオンはかなり渋っていたが、なんとか説得して連れて来たのだ。
「レオンが一緒に行ってくれないなら他の人と行くもん!」と言ったらブチ切れられただけとも言う。
別に試すつもりはなかったけれど、レオンはちゃんと僕のことを愛しているって分かって嬉しかった。
あの日の夜は久しぶりに激しかったなぁ……ぐふふ。
「おい、なんかまたろくでもないこと考えてるな……」
思い出し笑いをしていたら、レオンに気づかれてしまった。
「そんなことないよぉ~!さ、行こ行こ!」
レオンの背中を押して、2人でダンジョンへ突入する。
タイチたちから、まず最初のトラップは、媚薬液のシャワーだと聞いていた。
なので、あらかじめ防水魔法を身体の表面に施しておいたのだ。
広い空間へ出ると、すかさず上から大量の媚薬液が降ってくる。
完璧な魔法により、僕たちは一滴も身体にかかることなく進んで行った。
「あれ?これ以上進めない……」
明らかに道は続いているのに、先に進めなくなってしまう。
解析魔法を使ってみると、媚薬液で発情している状態でないと通れなくなっているようだった。
「はぁ!?なんだよそのトラップ……」
レオンが呆れたように言う。
「まぁ仕方ないよ。そういうダンジョンなんだねぇ、ここは」
防水魔法を解除し、2人でさっきの広間へ戻った。
すぐに上から大量の水が降ってきて、びしょ濡れになる。
「うわっ……気持ち悪いな……」
レオンが自分の身体を見下ろしながら言った。
「あー……、服脱いで来た方が良かったかもね」
「そうか……。そうだな」
レオンは躊躇なく上着を脱ぎ捨てた。上半身裸になり、こちらを見る。
「じゃ、先に進むぞ」
そのまま歩き出した。
えぇ……男らしい……。ちょっと惚れ直したかも……。
「あ、ねぇ待って!」
慌ててレオンを追いかけようとすると、ぬるぬるした床に足が滑る。
尻もちをつくようにして転んでしまった。
「いてて……」
「何やってんだお前……」
レオンが振り返り、手を差し伸べてくれる。
僕はその手を掴もうとしたが、床についている方の手が滑ってバランスを崩してしまった。
「ひゃあっ!」
媚薬液で全身ずぶ濡れになっていたせいで、床の石畳で滑りやすくなっているようだ。再び尻もちをついた瞬間、僕は足を閉じられなくなってしまった。
「おい、どうした……」
「ちょっ!待って、見ないでレオン!」
恥ずかしくて思わず叫んでしまう。僕は、まるでレオンに股間を見せつけるような体勢になってしまっているのだ。しかも、媚薬液のせいで股間はビンビンに興奮している。
「お、おう……」
目を逸らしてくれているものの、レオンの顔は真っ赤になっていた。
「ほら、掴まれよ」
レオンはこちらを見ないようにしながら、腕を差し出してくれる。たくましい腕にしがみついて、なんとか立ち上がることができた。
「よし、じゃあ進むぞ」
気を取り直すように言って、レオンが再び歩き出す。
「うん、行こう……わぁ!」
進もうと思ったところで、またバランスを崩して転びそうになってしまった。
「大丈夫か?」
レオンが腕を掴んでくれたおかげで、なんとか踏みとどまる。
「ごめん、ありがとう。なんかこの媚薬液のせいで上手く歩けないみたいなんだよね……」
「一緒に歩いてやるから、ゆっくり進もうぜ」
「ありがと~」
結局、レオンに寄り添って歩くことになった。
次挑戦する時には、滑りにくい靴にしないといけないな。
レオンと腕を組んで、ピッタリとくっついて歩いていく。
なんかこういうの久々だな……と思い、レオンの肩に頭を乗せた。
レオンの体温を感じながら歩いていると、段々と気分が高まってくる。
すると、急にレオンが僕の腰に腕を回してきた。
「ルシアン、あんまり動くなよ……」
「え?なに?」
「いや、なんでもない……」
レオンは僕から視線を外すと、また前を向いてしまった。
なんかおかしい……。レオンの様子が変な気がする。
さっきから僕の胸とか太もものあたりをちらちら見てるし。
なんか、緊張してる感じ?顔も赤いし……。
「レオン、どうかしたの?」
「いや……別に……」
そう言いつつも、目を合わせてくれない。なんか怪しい……。
まぁいいか。今はこのダンジョンの攻略が優先だ。
「なんでそんなノリノリなんだよ……」
僕、ルシアンは、夫のレオンとダンジョンに挑戦しようとしていた。
タイチとヨウヘイが元の世界に帰ってから2年が経った。
僕は、彼らの世界と僕らの世界を繋ぐ方法はないか、研究を進めている。
二つの世界を繋ぐ鍵となっているのが、「帰還の腕輪」だ。
その素材になるオリハルコンを手に入れるため、レオンとダンジョンにやって来たのだ。
このダンジョンといえば、タイチとヨウヘイがとんでもなくエロい目に合っていた場所である。
レオンはかなり渋っていたが、なんとか説得して連れて来たのだ。
「レオンが一緒に行ってくれないなら他の人と行くもん!」と言ったらブチ切れられただけとも言う。
別に試すつもりはなかったけれど、レオンはちゃんと僕のことを愛しているって分かって嬉しかった。
あの日の夜は久しぶりに激しかったなぁ……ぐふふ。
「おい、なんかまたろくでもないこと考えてるな……」
思い出し笑いをしていたら、レオンに気づかれてしまった。
「そんなことないよぉ~!さ、行こ行こ!」
レオンの背中を押して、2人でダンジョンへ突入する。
タイチたちから、まず最初のトラップは、媚薬液のシャワーだと聞いていた。
なので、あらかじめ防水魔法を身体の表面に施しておいたのだ。
広い空間へ出ると、すかさず上から大量の媚薬液が降ってくる。
完璧な魔法により、僕たちは一滴も身体にかかることなく進んで行った。
「あれ?これ以上進めない……」
明らかに道は続いているのに、先に進めなくなってしまう。
解析魔法を使ってみると、媚薬液で発情している状態でないと通れなくなっているようだった。
「はぁ!?なんだよそのトラップ……」
レオンが呆れたように言う。
「まぁ仕方ないよ。そういうダンジョンなんだねぇ、ここは」
防水魔法を解除し、2人でさっきの広間へ戻った。
すぐに上から大量の水が降ってきて、びしょ濡れになる。
「うわっ……気持ち悪いな……」
レオンが自分の身体を見下ろしながら言った。
「あー……、服脱いで来た方が良かったかもね」
「そうか……。そうだな」
レオンは躊躇なく上着を脱ぎ捨てた。上半身裸になり、こちらを見る。
「じゃ、先に進むぞ」
そのまま歩き出した。
えぇ……男らしい……。ちょっと惚れ直したかも……。
「あ、ねぇ待って!」
慌ててレオンを追いかけようとすると、ぬるぬるした床に足が滑る。
尻もちをつくようにして転んでしまった。
「いてて……」
「何やってんだお前……」
レオンが振り返り、手を差し伸べてくれる。
僕はその手を掴もうとしたが、床についている方の手が滑ってバランスを崩してしまった。
「ひゃあっ!」
媚薬液で全身ずぶ濡れになっていたせいで、床の石畳で滑りやすくなっているようだ。再び尻もちをついた瞬間、僕は足を閉じられなくなってしまった。
「おい、どうした……」
「ちょっ!待って、見ないでレオン!」
恥ずかしくて思わず叫んでしまう。僕は、まるでレオンに股間を見せつけるような体勢になってしまっているのだ。しかも、媚薬液のせいで股間はビンビンに興奮している。
「お、おう……」
目を逸らしてくれているものの、レオンの顔は真っ赤になっていた。
「ほら、掴まれよ」
レオンはこちらを見ないようにしながら、腕を差し出してくれる。たくましい腕にしがみついて、なんとか立ち上がることができた。
「よし、じゃあ進むぞ」
気を取り直すように言って、レオンが再び歩き出す。
「うん、行こう……わぁ!」
進もうと思ったところで、またバランスを崩して転びそうになってしまった。
「大丈夫か?」
レオンが腕を掴んでくれたおかげで、なんとか踏みとどまる。
「ごめん、ありがとう。なんかこの媚薬液のせいで上手く歩けないみたいなんだよね……」
「一緒に歩いてやるから、ゆっくり進もうぜ」
「ありがと~」
結局、レオンに寄り添って歩くことになった。
次挑戦する時には、滑りにくい靴にしないといけないな。
レオンと腕を組んで、ピッタリとくっついて歩いていく。
なんかこういうの久々だな……と思い、レオンの肩に頭を乗せた。
レオンの体温を感じながら歩いていると、段々と気分が高まってくる。
すると、急にレオンが僕の腰に腕を回してきた。
「ルシアン、あんまり動くなよ……」
「え?なに?」
「いや、なんでもない……」
レオンは僕から視線を外すと、また前を向いてしまった。
なんかおかしい……。レオンの様子が変な気がする。
さっきから僕の胸とか太もものあたりをちらちら見てるし。
なんか、緊張してる感じ?顔も赤いし……。
「レオン、どうかしたの?」
「いや……別に……」
そう言いつつも、目を合わせてくれない。なんか怪しい……。
まぁいいか。今はこのダンジョンの攻略が優先だ。
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