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シャワーを借りただけ
しおりを挟む変なテンションで書いた。後悔はしていない。
※
現状。シャワーを借りただけだったのにどうしてこうなった、べし。
べし、とか最後に何を言っているのだとか思うだろうが、今俺は大変混乱している。
うん。
つーか、何この部屋ある意味戦場じゃね?
「何がどうしてこうなった」
俺が呟いた言葉に部屋の住人その2が、
「なるべくしてこうなった?」
とか吐かした。
おう、何故お前が疑問形。
因みに部屋の住人その1は床で伸びている。ただ伸びている住人その1の状態が普通では無い。
白目むいて微動だにしない。
そうして下半身。
俺、今部屋の入口にいるんだけど、まぁ、アレだ。部屋の住人その1のツボミ…肛門君に部屋の住人その2の赤黒い棒がぶっ刺さって居るんだわ。
おまけに白い液体が泡になって…。丸見えだな、しかもイカ臭い。
窓開けていい?え、寒いって?そりゃー部屋のドア全開で俺開けていますから。因みにこの部屋に足踏み入れて居ない。嫌だよ、足踏み入れたら彼方此方に色んなもんが飛び散っていそうで怖いから。ティッシュペーパーも幾つか丸まって転がっているし、シャワー入ったばかりの俺の足がイカ臭くなりそう。
「…お盛んだな」
「お前のそういう所スゲエと思う」
「そう言うお前等もすげぇと思う」
「それについては同意」
部屋の住人その2は数日前から勝手に居付いた居候だと言うのは部屋の住人その1その2、二人が言っていたのでそうなのだろう。
「お前等そういう関係だったのか」
「廃れた関係になったのは今が初めてだ」
「マジか」
「マジだ」
「自分で廃れたって言っちゃうんだ」
「任せろ」
「お前の羞恥心どこ行った」
少なくとも素面で堂々と部屋の入口に突っ立っている俺に見せていい光景では無いと思うが?先程から下半身にぶっ刺さってる大事な部分が丸見えですよ。
「トイレに流れていった」
「は?」
「いや、羞恥心。…ゴミ箱の中かもしれん」
二人の液体拭ったティッシュペーパーを捨てたと同時に羞恥心を捨てた、と?
ほぼほぼ周囲に散らかって居るようだが。
「お前、酔っている?」
「おう、任せろ」
「…酔っているな」
よく見れば部屋の隅に散乱したビール缶がある。これまた俺がシャワーに入っている間に飲んだのか。そうしてこの部屋の主その1その2の惨状が出来上がったのか。すげぇな。
「…俺、シャワー入った時間そんなに経っていないよな?」
「大丈夫だ、男の30分は長い」
「その30分で一発抜いたと、酒飲んでからだから実質何十分だ」
「はっはっは、酒飲んで気がついたらこんな状態。その時間約十分。我ながら早漏」
「自滅しているじゃん!?」
早漏とか言った途端ゴン!と言う音を立てて床に突っ伏した。
「俺、早漏だったのか…」と床に伏し、のの字を書いている。
憐憫を誘…わない。少なくともこの部屋の惨状を見れば無理。と言うか何時までお前の棒を肛門に指したままでいるのか。
「いい加減肛門から抜いてやれよ」
そうして服を着ろ。
因みに部屋の主その1その2の両名とも素っ裸である。裸族である。肌色要素てんこ盛りである。腐ったお嬢様方が見れば盛り上がるだろう。
俺は盛り下がっている状態だけど。
どうしたら良いのかよくわからんし。
…帰って良い?
尚両名のお顔はキングオブモブの俺から見たら肛門にぶっ刺している方はややツリ目な男女共にモテ男で、白目むいている方は俺と同じなモブ男である。
だがしかし同類とは言わない。
何故なら非処女になったからだ。
つい先程まで俺と同じ童貞処女だったのに、どうしてこうなった。
ちっとも羨ましく無いけどな。
よく見れば部屋の主その1、白目向いているんだが大丈夫なのか?
「白目むいているようだが」
「あーこれ、寝ている状態」
「は?」
ぶっ刺さったまま寝ている!?
気絶じゃ?
「ついさっきイッた途端「寝る」って言って寝た」
「それ意識飛んだが現実逃避したのでは?」
「かも?」
軽っ!
返事軽っ!
つーか第三者な俺は今トンズラしよう、そうしよう。
「俺帰るわ。シャワーサンキューな」
「おう。ひとつ、頼みがあるんだが」
「…安心しろ。今日目撃したことは誰にも言わねーよ」
言わないではなく、言いたくないのだがそこまで言わなくてもいいだろう。
「下の薬局でピルとコンドーム買って来て」
「いや、ソイツ男だから妊娠しねーよ。と言うか、コンドームってオイ」
「生で出すと下痢するって言うからさ~、も~ちょいヤッておきたいし」
そう言えばこいつ、ぶっ刺さっている棒が大きいサイズのままだな。
…思わず凝視しちまったじゃねーか。
「ピルは必要ないだろ」
「何となく?」
「ゴムだけにしろ」
売っているかどうかも知らないし、店員にピル売っています?と聞きたくもない。
俺も何を言っているのやら。
因みに先程から現実逃避をしたかったので、無意識に部屋に転がっていた中身が入ったままの状態の缶ビールのプルタブを更に無意識に手に掛け、中身を一気に煽っている最中だ。
我ながら頭が飛んでいる。
※※※
休養中書いた。
我ながら酷い。
(*´﹃`*)
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