ある日突然Ωになってしまったけど、僕の人生はハッピーエンドになれるでしょうか

柚ノ木 碧/柚木 彗

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閑話 とあるグループLINE



杏花音「ひゃっふー!皇君と優樹君のデートきたぁあああ!」
楓  「まじかああああー!」
舞  「本当ですわ。私こんな側で見られるなんて。」
一華 「そうそう、幸運でしたわ」
楓  「くっ!ナンテコッタイ!」
杏花音「これも日頃の行いが…」
楓  「ぐ・や・じ・ぃ~~~!!」
舞  「ただ単に高峰さんの自宅から帰路が一番近かっただけですわ。気にするほどではありませんわ…ウフフフ」
楓  「とか言って、ホクホクしている文章ぉぉぉ~!おらに、おらに元気をワケてくれ!」
一華 「てぃ!」
杏花音「ほい」
舞  「どうぞ、です」
楓  「キタキタ―!で、何がどうしてそうなったか速やかに答えるべし!」
杏花音「いやぁ~目の前でねぇ。暑いこと熱いこと」
楓  「早々に答えよ。そうでないとこの、マフィンは貰えないと思うのじゃ~!(※写真付属)」
一華 「はうっ」
舞  「お抹茶が欲しくなります…っ」
杏花音「く、夕飯前にナンテおやつテロリスト!」
楓  「ふはははは!で、どうなん?」
一華 「ふふ、車内でお別れするのが嫌でしたのでしょうね、皇君。「夕飯、食べていかないか?」と、優樹君をお誘いしておりましたわ」
楓  「か~!堪らんね、その台詞!一度言ってみたい!」
杏花音「言われてみたいでは無いのか…」
楓  「その通りであ~る。私は言われるより言うのが好き!つか、まじ皇君が相手じゃなかったら優樹君口説きたかったわ~まじで好みでござった、まる」
舞  「楓ちゃんは昔から格好良い殿方よりも可愛らしい子がお好きですものね」
楓  「御座るござる、ニンニン♪って、杏花音も友達としては好きだけど、ちょっと違うのよね~」
杏花音「おうふ、フラれたでゴザル」
一華 「ふふ、杏花音は好きな人が居るものね」
杏花音「だあねぇ、しかも運命だけど相手がポンコツ」
楓  「頑張れ杏花音!よし、特別に5月の新メニューチェリーパイを贈呈しよう。元気だしてぽちい!(※チェリーパイの写真)」
一華 「おやつテロリスト再び!」
舞  「あああ、お抹茶が欲しいですわ!」
杏花音「腹が減るのじゃ~!」
楓  「そう言えば杏花音のお兄ちゃんはもう部屋に帰ったの?…落合先輩と!」
杏花音「うん。さっさと部屋に持ち込まれていたよ」
一華 「しかもカフェに夕飯持って来て貰うように頼んでいたわ」
舞  「巣籠もりですわね」
楓  「『あ゛~!』だと思いたい!妄想だけど、放送禁止用語てんこ盛りで!そして、皇君は優樹君に迫るのかっ!ベッドに押し倒しちゃうのか!その前に部屋に連れ込めるのか!」
杏花音「あ、無理無理」
一華 「無理ですわね」
舞  「一人かなり奥手ですし」
楓  「まじか~まだベットインしないか~」
杏花音「そもそも優樹君がまだ落ちていない件」
一華 「意外過ぎて驚いた件」
舞  「皇君の顔面偏差値で落ちていない件」
楓  「わ た し ワンチャンあると思う?」
杏花音「無い」
一華 「無い」
舞  「あったら速攻で皇君に殺される可能性が無限大」
楓  「ぐはぁ!吐血…舞が瞬殺してきた~。ま、ジョークだけどさ、どう考えても『運命』には逆らえません、相思相愛の相手なら尚更~♪見ている方がほっこりするわ~」
一華 「そもそも私達、優樹君にとっては友達としてしか認識されていないわよ。ま、そこが優樹君らしくて可愛いから和むので良いのですが」
楓  「一華~結婚できなかったら結婚してぇ~」
一華 「無理です」
楓  「ぐほぅっ!フラれた!ま、結婚とかはまだまだ先かなって思っているし、ぶっちゃけると性格的にΩかβかなって思っているけどね、可愛がりたいし。お店を継ぐには下手なαよりその方が良いし」
杏花音「頑張れ楓ちゃん!」
楓  「修行が先かな~」
一華 「そう言えば夏に駅前の料理専門学校で、お菓子を作る特別教室があるらしいわよ」
楓  「なんですと!」

杏花音「あ」

一華 「どうしました?」
舞  「杏花音ちゃん?」
楓  「んん?」
杏花音「いや、今カフェに来たのだけど、皇君がテイクアウトした」
楓  「詳しくっ!」
舞  「あら、杏花音ちゃんってば家に帰らなかったの?」
杏花音「父さんに連絡したら、カフェで前々から食べてみたかったモノを買って来て欲しいって言うから買って帰ろうとしたら、丁度皇君が来た。ちゃっかり優樹君と手を繋いで!」
一華 「デートね!」
舞  「デート!」
楓  「うひょ~らぶらーぶ!」
杏花音「しかも優樹君が滅茶苦茶照れまくっていて超かーわいい!ナニアレ、ほっぺ真っ赤!つつきたい!」
楓  「ぐぉぉぉ!何故、何故私はその場に居なかったのか!?私の馬鹿ああああああ!」
舞  「到着!あれ、テイクアウトしたのに御茶はカフェでするのね」
杏花音「プリン美味しいよ~って教えたら、食べたいって優樹君がね。うふふふふふ」
楓  「杏花音ぇぇえ!でかしたー!」
一華 「お願いがあるのですが、お写真たのめないかしら?優樹君と皇君の」
舞  「ちょっとまってね、今聞いてみるわ」
楓  「え、あれ。何時の間に舞が現地に居る…の!?」
舞  「ふふ、彼とデートの約束をしておりまして」
楓  「………おぅふ」
一華 「楓ちゃん、学園のパーティーに共に参加しましょうね?」
楓  「うん、一緒に行こうね!」
杏花音「おっし、これ!(※写真付属)」
楓  「うわーーー!って、コレ、プリンの写真!美味しそうだけど!」
杏花音「あ、素で間違えた」
一華 「ふふふっ!」
舞  「はい、どうぞ(※写真付属)」
一華 「あらあらまぁ」
楓  「うわ、これって牽制!!」
一華 「プリンを優樹君へ『あーん』させているわ、皇君。流石です!」
舞  「見習わないとなりませんわね~何せ私達が学園でデートしておりますと、他のαが私の婚約者に不埒な視線を送っている時がありますし…」
楓  「あ、舞姫が【おこ】入った?」
杏花音「舞ちゃんの婚約者さん大学側から来たのだけど、アホが数名付いていて【激おこ】しているわ~」
舞  「ふ。ちょっと、断ち切って参ります」
杏花音「てら~」
一華 「舞ちゃんの婚約者に手なんて出せるわけが無いのに、お馬鹿さんですわね」
楓  「クワバラクワバラ」
杏花音「おろ、舞ちゃんが手を出す前に皇君の威圧で死んでいるわ」


一華・楓「「流石皇君…」」
舞  「助かりましたわ♪」

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