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2 遭遇したのは・・・
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目覚めると病室のベッドの上だった。
視界には天井と・・・心配そうに見つめている姉と弟の姿があった。
「あ、けいちゃん!?よかった~大丈夫?」
「お兄ちゃん!大丈夫?」
「茜姉さん・・・一樹・・・大丈夫だよ」
僕が起きたことで姉である南沢茜と弟である南沢一樹は安心したような表情を浮かべる。
「ここは・・・」
「病院だよ。けいちゃん車に跳ねられて・・・あと1センチずれてたら死んでたそうよ?」
何が・・・かは聞くまい。
しかし、そうか・・・そういえば僕は車に跳ねられて、それで・・・
「銀髪・・・」
「けいちゃん?」
「どうかしたのお兄ちゃん?」
そうだ・・・あの銀髪の美少女。
「茜姉さん。一樹。僕の倒れた現場に銀髪の女の子っていたかどうかわかる?」
その言葉に・・・二人は心配そうに僕を見つめた。
「けいちゃん・・・現実に銀髪の女の子なんて滅多にいないのよ?」
「お兄ちゃん。頭打ったの?」
何やら痛い子扱いされたが・・・つまりいなかったってことか。
でも、確かにあの時見た銀髪は・・・
「なんでもない。それよりも二人とも心配かけてごめん。父さんと母さんは?」
「お父さんは仕事を大急ぎで終らせて向かってるそうよ。お母さんはパニックを起こしながらけいちゃんの着替えを取りに家に帰ったよ」
「そうか・・・」
その後で急いで駆けつけた父親と着替えを持ってきた母親にも涙ながらに安堵された。
不思議なことに体の傷はかすり傷がおおいだけで、他の器官には影響はなかったそうだが・・・検査入院ということで3日ほど病院に泊まることになった。
夜になり、面会時間が終わって一人きりになってから僕はあの時のことを思い出す。
銀髪の美少女ーーー僕の妄想でなければ確かにあの場にいたはずの存在に、しかし誰も気づかない事実。
「貴方はこれから死ぬのよ・・・だっけか?」
今、命がある以上正確には死にかけたなのだが・・・不思議とあの少女の悲しげな表情が頭から離れない。
「どこに行けば会えるのかな・・・」
「どこでも会えるわよ?」
ふいに僕の呟きに答えるように聞こえるか高い声。
聞き覚えのある声に僕は慌てて窓の方を向くと・・・そこには女神がいた。
月明かりに照らされて輝く銀髪と真っ白な肌はまさに「夜の女神」と言っても過言ではないほどに美しく、服装は黒を貴重としたゴシックなドレス姿。
普通の人ならコスプレに見えそうなその姿に・・・しかし少女はその浮世離れした美しさから見事に着こなしていた。
驚きつつも僕は少女を見て・・・笑顔を浮かべた。
「名前を教えてくれない?」
すると少女は驚いた表情を浮かべた。
どうかしたのか?
「私のこと変に思わないの?」
「まあ、確かにおかしな状況ではあるけど・・・そんなことより君の名前を知りたい」
色々と疑問はつきない。どうしてここに・・・とか、君は誰・・・とか、昼間のあれは何・・・とか色々あるがーーーそんなことどうでもいいくらいに僕の興味は少女にしかなかった。
起こっている出来事よりも少女本人のことしか興味がなかったのだ。
そんな僕の様子に少女はクスリと笑ってから答えた。
「変な人ね・・・リーネよ」
「リーネ・・・綺麗な名前だね」
「ふふ・・・ありがとう」
「僕の名前は南沢敬太。よろしくね」
これが僕と・・・死神少女とであるリーネの最初のコンタクトだった。
視界には天井と・・・心配そうに見つめている姉と弟の姿があった。
「あ、けいちゃん!?よかった~大丈夫?」
「お兄ちゃん!大丈夫?」
「茜姉さん・・・一樹・・・大丈夫だよ」
僕が起きたことで姉である南沢茜と弟である南沢一樹は安心したような表情を浮かべる。
「ここは・・・」
「病院だよ。けいちゃん車に跳ねられて・・・あと1センチずれてたら死んでたそうよ?」
何が・・・かは聞くまい。
しかし、そうか・・・そういえば僕は車に跳ねられて、それで・・・
「銀髪・・・」
「けいちゃん?」
「どうかしたのお兄ちゃん?」
そうだ・・・あの銀髪の美少女。
「茜姉さん。一樹。僕の倒れた現場に銀髪の女の子っていたかどうかわかる?」
その言葉に・・・二人は心配そうに僕を見つめた。
「けいちゃん・・・現実に銀髪の女の子なんて滅多にいないのよ?」
「お兄ちゃん。頭打ったの?」
何やら痛い子扱いされたが・・・つまりいなかったってことか。
でも、確かにあの時見た銀髪は・・・
「なんでもない。それよりも二人とも心配かけてごめん。父さんと母さんは?」
「お父さんは仕事を大急ぎで終らせて向かってるそうよ。お母さんはパニックを起こしながらけいちゃんの着替えを取りに家に帰ったよ」
「そうか・・・」
その後で急いで駆けつけた父親と着替えを持ってきた母親にも涙ながらに安堵された。
不思議なことに体の傷はかすり傷がおおいだけで、他の器官には影響はなかったそうだが・・・検査入院ということで3日ほど病院に泊まることになった。
夜になり、面会時間が終わって一人きりになってから僕はあの時のことを思い出す。
銀髪の美少女ーーー僕の妄想でなければ確かにあの場にいたはずの存在に、しかし誰も気づかない事実。
「貴方はこれから死ぬのよ・・・だっけか?」
今、命がある以上正確には死にかけたなのだが・・・不思議とあの少女の悲しげな表情が頭から離れない。
「どこに行けば会えるのかな・・・」
「どこでも会えるわよ?」
ふいに僕の呟きに答えるように聞こえるか高い声。
聞き覚えのある声に僕は慌てて窓の方を向くと・・・そこには女神がいた。
月明かりに照らされて輝く銀髪と真っ白な肌はまさに「夜の女神」と言っても過言ではないほどに美しく、服装は黒を貴重としたゴシックなドレス姿。
普通の人ならコスプレに見えそうなその姿に・・・しかし少女はその浮世離れした美しさから見事に着こなしていた。
驚きつつも僕は少女を見て・・・笑顔を浮かべた。
「名前を教えてくれない?」
すると少女は驚いた表情を浮かべた。
どうかしたのか?
「私のこと変に思わないの?」
「まあ、確かにおかしな状況ではあるけど・・・そんなことより君の名前を知りたい」
色々と疑問はつきない。どうしてここに・・・とか、君は誰・・・とか、昼間のあれは何・・・とか色々あるがーーーそんなことどうでもいいくらいに僕の興味は少女にしかなかった。
起こっている出来事よりも少女本人のことしか興味がなかったのだ。
そんな僕の様子に少女はクスリと笑ってから答えた。
「変な人ね・・・リーネよ」
「リーネ・・・綺麗な名前だね」
「ふふ・・・ありがとう」
「僕の名前は南沢敬太。よろしくね」
これが僕と・・・死神少女とであるリーネの最初のコンタクトだった。
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