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王立魔術院編
第21話
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いよいよ模擬戦当日
今日使う予定の装備は全て持ち帰って昨晩の内に選りすぐりの魔方陣を刻み込んで、強靱さと魔法抵抗を上げてある
そう言えばこの個人的に作った魔方陣帳?魔方陣ノートとでも言うのかな?魔方陣の内容を組み替えてより効果が高い物にしてあるけど、あの様子だとドルトスさんに見せるのはもう少し先かな?
いっそ本にして売るか?
印税生活も夢じゃ無いかも?
っとまぁそん事を考えつつ、朝から日替わりメイドさんトリオが勢揃い、妙に気合いを入って準備してくれたお陰で、今はソファーでミシュリーさんのお茶を飲んでいる
決して現実逃避では無い・・・・・・・と言いたい
でも模擬戦は楽しみで仕方ないのは事実
並ばれて、すぐ追い越されて、必死に追ったけど離される一方だった
けれど今の化け物と言わしめた力は、何処まで通用するのか…
そうじゃないな
何処まで先に行けたのか、それが早く確認したくて仕方ないんだ
自分の事ながら、人として器が小さいとは思う
けど、そんな自分が人らしい部分が残ってて良かったとも思ってる
止め処も無い事を考えていると部屋にノックが響く
ミシュリーさんが訪問者に対応すると、自分元にやってくる
「騎士様がお迎えに上がっております」
「そうですか、では後の事はお願いします」
「後の事はお任せ下さい、ご武運を」
杖と腕輪をミシュリーさんに渡すと立て掛けてあったメイスを手に廊下に出る
そこに待っていたのはフルプレートに身を包んだ2人の騎士様
妙に緊張しているし、何故か所属を表す部隊章を付けていなかった
「お迎えに上がりました、馬車を用意してありますのでご案内します」
「お出迎えありがとうございます、よろしくお願いします」
「では、こちらに」
そう言って1人が歩き出したのでそのままついて行くと、もう1人が後ろを付いてくる
緊張からか焦っているの、その歩みは少し早い
言われるがまま馬車に乗せられ会場に向かう
馬車内は1人なので一息付ける
さて、どっから突っ込んで良いのやら?
本来ならミシュリーさんと共に会場に向かう事になっていた
それは自分がまだ認知されていない事から無用のトラブルを避ける為、必ずミシュリーさんと行動をするように言われていた
それが今回こんな怪しさ満点の騎士について行ったのは訳がある
就寝直前にエルントス殿下から言付けを貰っていたからだ
『第2騎士団に不穏な動き有り、その武をもってあたられたし』
意訳すると
『第2騎士団が襲ってくるから、潰していいいよ(ハート)』
ちなみにこの意訳したのは、エルントス殿下から言付けを預かってきたミシュリーさんだったりする
しかも物凄い良い笑顔で…
何故か第2騎士団に目の敵にされていたので、これに乗っかる事にしたのである
馬車は演習場の前で止まり、騎士様は中に入るように促す
「第2演習場なんですね」
「はっはいっ、不備が見つかり変更になったと聞いています」
少し声をかけただけで、もうこれでもかって挙動不審になってかえって可哀想になってきた
入場口まで案内されるとここからは1人で入るように言われたので、素直に従って入っていく
先ほどから探索の魔法を使っているけど、中には500人位の完全武装の騎士様が鶴翼の陣形で待機中
そしてこの通路からは入れる控え室にも十数人の騎士様
挟み撃ちにして退路を断った上で、包囲殲滅ってところかな?
そして高い位置にある観覧席には等間隔に魔法士の反応も
魔力の収束を考えると、いつでも魔法が放てるようにしてるらしい
念の入りようで
けれども、黙ってやられてやるつもりは全くない
むしろ全力で叩きつぶす予定だ
魔力を練り上げ、不可視の複数のシールドと、いつでも打ち出せる魔法を待機させる
これは何時もの戦いのスタイル
だけど今日はもう一手用意する
この数日で自分なりにも自分の出来る事出来ない事を探ってきた
その一つを使うためにさらに練り上げる
演習場に入ると、居並ぶ第2騎士団の面々
そして、後ろからも盾を構えた騎士が現れる
予想通り、足を止めずに構わず歩く
平然と歩いてくる姿に緊張が走る第2騎士団
その時拡声魔法を使ったのか声が響き渡る
「第2騎士団の精鋭諸君!王家に取り入りし邪竜を滅ぼすまたとない機会!竜殺しの栄誉を我らに!!」
「「「栄誉を我らに!!」」」
その声に合わせ自らを鼓舞する第2騎士団の面々
その最奥、観覧席の最上段、そこに声の主第2騎士団長ポ-トリス=ズランベルクの姿があった
高見の見物ですか?そうですか…
高級耳栓の用意は良いか?
「前衛!突撃!!」
ポートリス騎士団長の声に合わせ、前衛が身体強化を使って突撃してくる
まずは挨拶代わり、竜の咆吼を見せてやる!
練りに練った魔力を開放すると共に上げた雄叫びは、演習場の結界を破壊し王都に響き渡った
今日使う予定の装備は全て持ち帰って昨晩の内に選りすぐりの魔方陣を刻み込んで、強靱さと魔法抵抗を上げてある
そう言えばこの個人的に作った魔方陣帳?魔方陣ノートとでも言うのかな?魔方陣の内容を組み替えてより効果が高い物にしてあるけど、あの様子だとドルトスさんに見せるのはもう少し先かな?
いっそ本にして売るか?
印税生活も夢じゃ無いかも?
っとまぁそん事を考えつつ、朝から日替わりメイドさんトリオが勢揃い、妙に気合いを入って準備してくれたお陰で、今はソファーでミシュリーさんのお茶を飲んでいる
決して現実逃避では無い・・・・・・・と言いたい
でも模擬戦は楽しみで仕方ないのは事実
並ばれて、すぐ追い越されて、必死に追ったけど離される一方だった
けれど今の化け物と言わしめた力は、何処まで通用するのか…
そうじゃないな
何処まで先に行けたのか、それが早く確認したくて仕方ないんだ
自分の事ながら、人として器が小さいとは思う
けど、そんな自分が人らしい部分が残ってて良かったとも思ってる
止め処も無い事を考えていると部屋にノックが響く
ミシュリーさんが訪問者に対応すると、自分元にやってくる
「騎士様がお迎えに上がっております」
「そうですか、では後の事はお願いします」
「後の事はお任せ下さい、ご武運を」
杖と腕輪をミシュリーさんに渡すと立て掛けてあったメイスを手に廊下に出る
そこに待っていたのはフルプレートに身を包んだ2人の騎士様
妙に緊張しているし、何故か所属を表す部隊章を付けていなかった
「お迎えに上がりました、馬車を用意してありますのでご案内します」
「お出迎えありがとうございます、よろしくお願いします」
「では、こちらに」
そう言って1人が歩き出したのでそのままついて行くと、もう1人が後ろを付いてくる
緊張からか焦っているの、その歩みは少し早い
言われるがまま馬車に乗せられ会場に向かう
馬車内は1人なので一息付ける
さて、どっから突っ込んで良いのやら?
本来ならミシュリーさんと共に会場に向かう事になっていた
それは自分がまだ認知されていない事から無用のトラブルを避ける為、必ずミシュリーさんと行動をするように言われていた
それが今回こんな怪しさ満点の騎士について行ったのは訳がある
就寝直前にエルントス殿下から言付けを貰っていたからだ
『第2騎士団に不穏な動き有り、その武をもってあたられたし』
意訳すると
『第2騎士団が襲ってくるから、潰していいいよ(ハート)』
ちなみにこの意訳したのは、エルントス殿下から言付けを預かってきたミシュリーさんだったりする
しかも物凄い良い笑顔で…
何故か第2騎士団に目の敵にされていたので、これに乗っかる事にしたのである
馬車は演習場の前で止まり、騎士様は中に入るように促す
「第2演習場なんですね」
「はっはいっ、不備が見つかり変更になったと聞いています」
少し声をかけただけで、もうこれでもかって挙動不審になってかえって可哀想になってきた
入場口まで案内されるとここからは1人で入るように言われたので、素直に従って入っていく
先ほどから探索の魔法を使っているけど、中には500人位の完全武装の騎士様が鶴翼の陣形で待機中
そしてこの通路からは入れる控え室にも十数人の騎士様
挟み撃ちにして退路を断った上で、包囲殲滅ってところかな?
そして高い位置にある観覧席には等間隔に魔法士の反応も
魔力の収束を考えると、いつでも魔法が放てるようにしてるらしい
念の入りようで
けれども、黙ってやられてやるつもりは全くない
むしろ全力で叩きつぶす予定だ
魔力を練り上げ、不可視の複数のシールドと、いつでも打ち出せる魔法を待機させる
これは何時もの戦いのスタイル
だけど今日はもう一手用意する
この数日で自分なりにも自分の出来る事出来ない事を探ってきた
その一つを使うためにさらに練り上げる
演習場に入ると、居並ぶ第2騎士団の面々
そして、後ろからも盾を構えた騎士が現れる
予想通り、足を止めずに構わず歩く
平然と歩いてくる姿に緊張が走る第2騎士団
その時拡声魔法を使ったのか声が響き渡る
「第2騎士団の精鋭諸君!王家に取り入りし邪竜を滅ぼすまたとない機会!竜殺しの栄誉を我らに!!」
「「「栄誉を我らに!!」」」
その声に合わせ自らを鼓舞する第2騎士団の面々
その最奥、観覧席の最上段、そこに声の主第2騎士団長ポ-トリス=ズランベルクの姿があった
高見の見物ですか?そうですか…
高級耳栓の用意は良いか?
「前衛!突撃!!」
ポートリス騎士団長の声に合わせ、前衛が身体強化を使って突撃してくる
まずは挨拶代わり、竜の咆吼を見せてやる!
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