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第一章
ズルいズルい!
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街の見回りに行ってひったくり犯を捕まえた翌日、俺はベッドの上から降りれないでいた。
特に大ケガとかはしてなくて足首をねんざしたのと、運動不足で久しぶりに長い間歩き回って筋肉痛になってしまっただけなんだが、その理由は……
「母さん! 大丈夫だから、もうベッドから降りてよ!」
「イヤ! ハルちゃんがひったくり犯を捕まえるのにケガをしたって聞いてママ、心配で心配で夜も眠れなかったの!」
「だからって俺のベッド入ってきて一緒に寝なくたっていいだろ! しかも抱きつきながらぐっすり寝てたし!」
「だってハルちゃん怖い思いしてかわいそうだったから、安心させてあげようと思って……」
「そんな子供じゃないし大丈夫だから! それにこのくらいのケガして帰ってくるなんて今までいっぱいあったけど、いつも一緒に寝ようしたりしなかったじゃん!」
「昨日はソフィーと1日手を繋いでラブラブデートしてたんでしょ!? ママだってハルちゃんとラブラブしたかったんだもん!」
「ラブラブって……街の見回りしてただけだよ! 手を繋いでたのはソフィアがはぐれたら困るからって言うから……」
「ズルい! ママもハルちゃんと手を繋いで歩きたかった! だからハルちゃんのベッドに忍びこんで、ギュウってして寝たかったんだもん!」
「それが本音だろ……てか父さんに見つかったらヤキモチやくからもう離れてよ……」
「それは大丈夫♪ パパが入って来れないように入り口に結界張っといたから♪」
母さんがそう言うとドン! と音がして、入り口の方を向くと入り口のドアが少しだけ開いてて、その隙間から血の涙を流しこちらを睨みつける父さんと目が合った……
「母さん! 父さんめっちゃ睨んでるから離れて! 殺される!」
「うふふ♥️ ダーメ♪ 今日はママがハルちゃんとラブラブデーなんです~♥️」
「ーーーッ! ーーーー!」
「父さん何か言ってるっぽいけど全然聞こえないよ!?」
「パパー! パパの声は聞こえないようになってるから叫んでもムダよ♪ おとなしくお部屋に戻っててね♥️」
「ーーー!!!」
父さん……そんな絶望したような顔しないでくれよ……相手は息子だぞ?
後ろから抱きしめられ、身動きが取れない俺はもうどうする事もできない……スマン父さん、今日は母さんの気が済むまで抱き枕に徹する事にするわ……とりあえず二度寝するか……
すると入り口のドアが開いてトレイにご飯を乗せたソフィアが普通に入ってきた。
「あれ!? ソフィアは普通に入ってきたけど、どうなってるの!?」
「うふふ♥️ この結界魔法はパパ専用なの♪ 昔パパとケンカした時にママが作ったのよ、すごいでしょ♪」
「マリーそれくらいにしときなさい、ユートがうるさくて近所迷惑になるわ」
「ふーんだ! ソフィーは昨日ハルちゃんとラブラブしてたんだから今日は私の番だも~ん♪」
「はぁ……ほどほどにしときなさいよ、ハルがケガしてるの忘れないでよ?」
ソフィアも呆れてため息ついてる。
こうなった母さんはいくら言っても聞かないのをわかってるから諦めたな?
「とりあえずご飯持ってきたから食べなさい」
「じゃあハルちゃん! あーんして食べさせてあげる♥️」
「いや自分で食べるからいいよ」
「うぅ~ハルちゃん、ママの事キライになったのね~!」
「そういうわけじゃないけど……」
「ソフィーは良くてママはダメなんてヒドイ!え~ん!」
「わかった! わかったから!」
「うふ♥️ はい、あ~ん♪」
「……あーん」
「ーーーッ!」
「ユート! うるさいわよ!」
はぁ……昨日は疲れたから、今日はゆっくり休みたかったのに全然休まらない……
「そういえばさっき昨日助けた女の人がお礼に来て、お菓子貰ったから後で持ってくるわね」
「そっか、わざわざお礼なんていいのにな」
「それでね、その人街の外れの方にあるホテルの娘さんだったのよ、だから今度遊びに来てって言ってたわ!」
「えっ! あの高級そうなホテルの娘さん!? そうだったのかー、確かあそこってレストランとか色々店も入ってたよな、ゲーセンもあったはずだし、ソフィア今度行ってみるか?」
「そうね……それなら次の見回りの最後に行ってご飯でも食べて帰ってくることにしましょう!」
「マジで!? やったー! 俺ゲーセンも行きた……うげっ!」
さっきまでずっと抱きついて俺の事を撫でたり、ほっぺたにチュッチュしてた(俺は母さんの抱き枕だと心を殺してた)母さんがいきなり腕に力を入れて、俺を締め付けてくる。
「母さん……! 苦しい……!」
「またソフィーとデートする約束して! ズルいズルい! ママも行きた~い!」
「だから……見回りのついで……!痛い痛い!母さんギブ!」
「ヤダヤダ! ママも行きたい! ママも連れてってくれないと離さないも~ん!」
「はぁ……マリー! ハルから離れなさい!仕方ないからマリーも一緒に行きましょう、その代わりユートも連れてかないと大変な事になるからそれでもいいならね?」
「え~!? パパも~!? まあしょうがないわね、それなら今度は家族でお出かけね~♪ 最近ハルちゃん一緒に出かけてくれないから久しぶりね~♪」
「ーーーッ! ーーーーーー♪」
やっと離してくれたよ……母さんも力強いから死ぬかと思った……家族みんなで行くのかー、ドアの向こうで父さんも喜んでるっぽいし、まあいいか。
「ソフィア、それならコン太とアリサも呼んでいい? 卒業前に久しぶりにあいつらと遊びたいし」
「そうね、それならちょっと早いけど卒業祝いでみんなでレストランで食事しましょうか?」
「じゃあシズネちゃんとバネッサも呼びましょうよ! ママ友会もしたいわ♪」
「それなら父さんのためにアツシさんも呼んだら?」
「わかったわ、でも突然大人数で押しかけても迷惑だから来週あたりに予約入れとく事にするわよ」
「了解! 俺はとりあえずコン太とアリサに都合いい日聞いておくよ」
「ママも聞いておくわ~♪ うふふ♥️ 何着てこうかしら?」
見回りついでにホテルに寄って帰る予定が、3家族そろっての卒業祝いの食事会になっちゃったけど、来週楽しみだな~!
特に大ケガとかはしてなくて足首をねんざしたのと、運動不足で久しぶりに長い間歩き回って筋肉痛になってしまっただけなんだが、その理由は……
「母さん! 大丈夫だから、もうベッドから降りてよ!」
「イヤ! ハルちゃんがひったくり犯を捕まえるのにケガをしたって聞いてママ、心配で心配で夜も眠れなかったの!」
「だからって俺のベッド入ってきて一緒に寝なくたっていいだろ! しかも抱きつきながらぐっすり寝てたし!」
「だってハルちゃん怖い思いしてかわいそうだったから、安心させてあげようと思って……」
「そんな子供じゃないし大丈夫だから! それにこのくらいのケガして帰ってくるなんて今までいっぱいあったけど、いつも一緒に寝ようしたりしなかったじゃん!」
「昨日はソフィーと1日手を繋いでラブラブデートしてたんでしょ!? ママだってハルちゃんとラブラブしたかったんだもん!」
「ラブラブって……街の見回りしてただけだよ! 手を繋いでたのはソフィアがはぐれたら困るからって言うから……」
「ズルい! ママもハルちゃんと手を繋いで歩きたかった! だからハルちゃんのベッドに忍びこんで、ギュウってして寝たかったんだもん!」
「それが本音だろ……てか父さんに見つかったらヤキモチやくからもう離れてよ……」
「それは大丈夫♪ パパが入って来れないように入り口に結界張っといたから♪」
母さんがそう言うとドン! と音がして、入り口の方を向くと入り口のドアが少しだけ開いてて、その隙間から血の涙を流しこちらを睨みつける父さんと目が合った……
「母さん! 父さんめっちゃ睨んでるから離れて! 殺される!」
「うふふ♥️ ダーメ♪ 今日はママがハルちゃんとラブラブデーなんです~♥️」
「ーーーッ! ーーーー!」
「父さん何か言ってるっぽいけど全然聞こえないよ!?」
「パパー! パパの声は聞こえないようになってるから叫んでもムダよ♪ おとなしくお部屋に戻っててね♥️」
「ーーー!!!」
父さん……そんな絶望したような顔しないでくれよ……相手は息子だぞ?
後ろから抱きしめられ、身動きが取れない俺はもうどうする事もできない……スマン父さん、今日は母さんの気が済むまで抱き枕に徹する事にするわ……とりあえず二度寝するか……
すると入り口のドアが開いてトレイにご飯を乗せたソフィアが普通に入ってきた。
「あれ!? ソフィアは普通に入ってきたけど、どうなってるの!?」
「うふふ♥️ この結界魔法はパパ専用なの♪ 昔パパとケンカした時にママが作ったのよ、すごいでしょ♪」
「マリーそれくらいにしときなさい、ユートがうるさくて近所迷惑になるわ」
「ふーんだ! ソフィーは昨日ハルちゃんとラブラブしてたんだから今日は私の番だも~ん♪」
「はぁ……ほどほどにしときなさいよ、ハルがケガしてるの忘れないでよ?」
ソフィアも呆れてため息ついてる。
こうなった母さんはいくら言っても聞かないのをわかってるから諦めたな?
「とりあえずご飯持ってきたから食べなさい」
「じゃあハルちゃん! あーんして食べさせてあげる♥️」
「いや自分で食べるからいいよ」
「うぅ~ハルちゃん、ママの事キライになったのね~!」
「そういうわけじゃないけど……」
「ソフィーは良くてママはダメなんてヒドイ!え~ん!」
「わかった! わかったから!」
「うふ♥️ はい、あ~ん♪」
「……あーん」
「ーーーッ!」
「ユート! うるさいわよ!」
はぁ……昨日は疲れたから、今日はゆっくり休みたかったのに全然休まらない……
「そういえばさっき昨日助けた女の人がお礼に来て、お菓子貰ったから後で持ってくるわね」
「そっか、わざわざお礼なんていいのにな」
「それでね、その人街の外れの方にあるホテルの娘さんだったのよ、だから今度遊びに来てって言ってたわ!」
「えっ! あの高級そうなホテルの娘さん!? そうだったのかー、確かあそこってレストランとか色々店も入ってたよな、ゲーセンもあったはずだし、ソフィア今度行ってみるか?」
「そうね……それなら次の見回りの最後に行ってご飯でも食べて帰ってくることにしましょう!」
「マジで!? やったー! 俺ゲーセンも行きた……うげっ!」
さっきまでずっと抱きついて俺の事を撫でたり、ほっぺたにチュッチュしてた(俺は母さんの抱き枕だと心を殺してた)母さんがいきなり腕に力を入れて、俺を締め付けてくる。
「母さん……! 苦しい……!」
「またソフィーとデートする約束して! ズルいズルい! ママも行きた~い!」
「だから……見回りのついで……!痛い痛い!母さんギブ!」
「ヤダヤダ! ママも行きたい! ママも連れてってくれないと離さないも~ん!」
「はぁ……マリー! ハルから離れなさい!仕方ないからマリーも一緒に行きましょう、その代わりユートも連れてかないと大変な事になるからそれでもいいならね?」
「え~!? パパも~!? まあしょうがないわね、それなら今度は家族でお出かけね~♪ 最近ハルちゃん一緒に出かけてくれないから久しぶりね~♪」
「ーーーッ! ーーーーーー♪」
やっと離してくれたよ……母さんも力強いから死ぬかと思った……家族みんなで行くのかー、ドアの向こうで父さんも喜んでるっぽいし、まあいいか。
「ソフィア、それならコン太とアリサも呼んでいい? 卒業前に久しぶりにあいつらと遊びたいし」
「そうね、それならちょっと早いけど卒業祝いでみんなでレストランで食事しましょうか?」
「じゃあシズネちゃんとバネッサも呼びましょうよ! ママ友会もしたいわ♪」
「それなら父さんのためにアツシさんも呼んだら?」
「わかったわ、でも突然大人数で押しかけても迷惑だから来週あたりに予約入れとく事にするわよ」
「了解! 俺はとりあえずコン太とアリサに都合いい日聞いておくよ」
「ママも聞いておくわ~♪ うふふ♥️ 何着てこうかしら?」
見回りついでにホテルに寄って帰る予定が、3家族そろっての卒業祝いの食事会になっちゃったけど、来週楽しみだな~!
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