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3-1 俺のスイートちんこ
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ピピピ……ピピピ……
翌朝、俺はいつもと同じ時間に目覚ましを止めた。
ムクっと起き上がり、ベッドから降りた。
そして、そのままカーテンを開けに行く。
「良い天気!」
俺は気分良く、いつものようにトイレ行って便座に座る。
──ジョロロロ……
今日も快調だ。
…………ん?
………………んん??
俺は違和感を感じてガバッと股間を覗き込んだ。
「あああああああ???!!!」
──ダダダダダ……
今朝もまた、廊下に俺の足音が響き渡った。
「んで??土曜の朝からなに?」
目の前には、般若を通り越して閻魔になった優成が俺を見下ろしている。
ダルダルのジャージにボサボサ頭。
これ、昨日も見たな……。
「朝早くにすみません。
あ、コーヒーも頂いちゃって、申し訳ないです」
「早く要件を言え。内容によってはただじゃおかねーから」
寝起きが悪い優成を、2日連続で叩き起こしてしまったせいで、昨日よりもお怒りのようだ。
でも、俺もただ事じゃないからここに来ている。
「優成とりあえず……俺のちんこを見てくれ」
「デジャヴか?……ないんだろ?ちんこ」
「いいから!見てくれ!!」
俺は座っていたソファの上に立ち上がり、そのままガバッとズボンを脱いで、下半身を晒した。
「ちんこ!戻りました!!」
俺は、さほど立派でもない男の勲章を、長年の友人に見せつけた。
今だけは全く恥ずかしくない。
むしろ、誇らしい気持ちだ。
「ホントだ……ど、どうして?」
優成が口を大きく開けながら、俺の股間を凝視する。
「そもそも昨日がおかしかったんだよ。
宇宙人のイタズラだったのかな。俺のちんこが用済みになって、返しに来てくれたのかも」
俺は宇宙人たちが俺の股間にちんこをセットしている姿を想像した。
──うん、やっぱり普通に怖い
背筋とちんこがブルリと寒くなった。
「一日振りの俺のスイートちんこ。
ここに収まってくれてるお前を見ると、今まで以上に愛おしく感じるよ」
「スイート……?
良かったな。もうわかったからパンツ穿けよ」
優成が俺のパンツを拾い、赤ちゃんみたいに穿かせてくれる。
その時、チラッと見えた優成の表情が、少し暗かったように感じた。
寝不足かな?
「俺のちんこ喪失事件もこれで解決です。
昨日はありがとうございました。」
「まぁ、ホントになんだったのかわかんねーけど……。とりあえず良かったな」
そう言って、優成は俺の頭を撫でてきた。
こいつは昔から俺を甘やかしてくる。
ここに住んでる理由も、俺が心配だから一緒のアパートにしてくれたんだ。
優成、ホントに最高の友だちだな。
「へへ……ありがとな!さて、朝ごはんでも頂いて行くかな」
「勝手に決めんな。まぁ、いいけど」
俺たちが住んでいるアパートの間取りは1Kで、南西に大きめの窓とベランダがついている。
優成の部屋は黒やグレーで統一されていて、落ち着いた雰囲気だ。
本棚には少年漫画と筋トレグッズが置いてある。
それと、半開きになってる小さいクローゼットには、仕事用のスーツが何着か見える。
優成は広告代理店のマーケティング部。
俺は中規模出版社の営業部で働いている。
仕事内容が似ていることもあって、よく相談にも乗ってもらってる。
こう思うと、俺は優成に頼りっきりの人生かもしれないな。
そもそも、俺たちが出会ったのは中学の陸上部。
俺が中距離で、優成が走り幅跳びの選手だった。
あの頃は、優成にもかわいいところがあったのにな。今じゃこんな筋肉デカ男になっちまったな……。
──コトンん
「ほらよ」
優成がローテーブルにトースト、スクランブルエッグそしてサラダを置いてくれた。
「美味しそう。いただきまーす」
パクッ、と口いっぱいにトーストを食べた。
「こぼすなよ」
優成は、俺に優しい眼差しを向けてくる。
それは、まるで──
「俺を子どもだと思ってる?」
「違ったか?」
「27歳!男性!納税者だが?!」
ブハハ、と優成が笑った。
翌朝、俺はいつもと同じ時間に目覚ましを止めた。
ムクっと起き上がり、ベッドから降りた。
そして、そのままカーテンを開けに行く。
「良い天気!」
俺は気分良く、いつものようにトイレ行って便座に座る。
──ジョロロロ……
今日も快調だ。
…………ん?
………………んん??
俺は違和感を感じてガバッと股間を覗き込んだ。
「あああああああ???!!!」
──ダダダダダ……
今朝もまた、廊下に俺の足音が響き渡った。
「んで??土曜の朝からなに?」
目の前には、般若を通り越して閻魔になった優成が俺を見下ろしている。
ダルダルのジャージにボサボサ頭。
これ、昨日も見たな……。
「朝早くにすみません。
あ、コーヒーも頂いちゃって、申し訳ないです」
「早く要件を言え。内容によってはただじゃおかねーから」
寝起きが悪い優成を、2日連続で叩き起こしてしまったせいで、昨日よりもお怒りのようだ。
でも、俺もただ事じゃないからここに来ている。
「優成とりあえず……俺のちんこを見てくれ」
「デジャヴか?……ないんだろ?ちんこ」
「いいから!見てくれ!!」
俺は座っていたソファの上に立ち上がり、そのままガバッとズボンを脱いで、下半身を晒した。
「ちんこ!戻りました!!」
俺は、さほど立派でもない男の勲章を、長年の友人に見せつけた。
今だけは全く恥ずかしくない。
むしろ、誇らしい気持ちだ。
「ホントだ……ど、どうして?」
優成が口を大きく開けながら、俺の股間を凝視する。
「そもそも昨日がおかしかったんだよ。
宇宙人のイタズラだったのかな。俺のちんこが用済みになって、返しに来てくれたのかも」
俺は宇宙人たちが俺の股間にちんこをセットしている姿を想像した。
──うん、やっぱり普通に怖い
背筋とちんこがブルリと寒くなった。
「一日振りの俺のスイートちんこ。
ここに収まってくれてるお前を見ると、今まで以上に愛おしく感じるよ」
「スイート……?
良かったな。もうわかったからパンツ穿けよ」
優成が俺のパンツを拾い、赤ちゃんみたいに穿かせてくれる。
その時、チラッと見えた優成の表情が、少し暗かったように感じた。
寝不足かな?
「俺のちんこ喪失事件もこれで解決です。
昨日はありがとうございました。」
「まぁ、ホントになんだったのかわかんねーけど……。とりあえず良かったな」
そう言って、優成は俺の頭を撫でてきた。
こいつは昔から俺を甘やかしてくる。
ここに住んでる理由も、俺が心配だから一緒のアパートにしてくれたんだ。
優成、ホントに最高の友だちだな。
「へへ……ありがとな!さて、朝ごはんでも頂いて行くかな」
「勝手に決めんな。まぁ、いいけど」
俺たちが住んでいるアパートの間取りは1Kで、南西に大きめの窓とベランダがついている。
優成の部屋は黒やグレーで統一されていて、落ち着いた雰囲気だ。
本棚には少年漫画と筋トレグッズが置いてある。
それと、半開きになってる小さいクローゼットには、仕事用のスーツが何着か見える。
優成は広告代理店のマーケティング部。
俺は中規模出版社の営業部で働いている。
仕事内容が似ていることもあって、よく相談にも乗ってもらってる。
こう思うと、俺は優成に頼りっきりの人生かもしれないな。
そもそも、俺たちが出会ったのは中学の陸上部。
俺が中距離で、優成が走り幅跳びの選手だった。
あの頃は、優成にもかわいいところがあったのにな。今じゃこんな筋肉デカ男になっちまったな……。
──コトンん
「ほらよ」
優成がローテーブルにトースト、スクランブルエッグそしてサラダを置いてくれた。
「美味しそう。いただきまーす」
パクッ、と口いっぱいにトーストを食べた。
「こぼすなよ」
優成は、俺に優しい眼差しを向けてくる。
それは、まるで──
「俺を子どもだと思ってる?」
「違ったか?」
「27歳!男性!納税者だが?!」
ブハハ、と優成が笑った。
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