フィガロ×晶の和風パロ短編集

夜千流

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三日夜の契り

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フィガロは、外つ国の血を引く平安貴族だ
数多くの浮き名を流す色男である
そんなフィガロも結婚適齢期になり、両親から孫の顔が見たいと催促されていた
しかし、結婚したいと思える女性には、まだ出会えていない

そんな矢先、フィガロはとある屋敷を垣間見た
その屋敷の庭で独楽遊びに興じる一人の少女が居た
吊り目がちな大きな瞳は猫のように愛らしく、独楽遊びに夢中になるあまり、頬は桜色に染まっている

本来、身分の高い女性は人前で素顔を晒さないが、随分とお転婆な姫君である
フィガロは無邪気な少女に一目で恋をした
そうだ、あの姫君を俺の妻にしよう
そう考えたフィガロは、彼女に文をしたためた

フィガロから送られてきた恋文に、少女は思わず頬を赤らめた
異性からの情熱的な言葉に只々困惑するばかり…
誰に相談していいのか分からず、文を返す事もできなかった

何度も送られてくる恋文や和歌には毎回、『きみに逢いたい』と綴られている
『逢う』という言葉には『貴女と性的な関係を持ちたい』という意味があるのだが、少女にはその知識がなかった

ある日、少女はフィガロからの和歌に意を決して返歌を送った
するとフィガロは、その返歌を承諾と受け取った

その日の夜、自室で眠っている少女にフィガロは夜這いをかけた

少女が違和感に目を覚ますと、自分に覆い被さる青年が居た
少女が悲鳴を上げようとすると、青年は少女の口元を掌で覆った

「しぃー…騒いじゃ駄目だよ。痛い思いはしたくないだろう?」

少女は涙目になって必死で頷いた
青年は少女の襦袢の帯を抜き取ると、少女の両手首を帯で拘束した
はだけた襦袢からは、膨らみかけの乳房が覗く
青年は少女の乳房にねっとりと、舌を這わせた

「あっ…」

少女の可憐な声が漏れる
少女の柔らかな肢体に、性的な意図を持って青年の手が這い回る
少女の控え目な喘ぎ声が青年の興奮を煽る

少女が無意識のうちに腿を擦り合わせたのを合図に、青年は少女の秘所に手を這わせた

「いやっ…!」

誰にも触れさせた事のない『ソコ』に触れられ、少女が拒絶の意思を示す
しかし、青年は強引に『ソコ』に指を挿れた

「やめて…!」

『ナカ』で蠢く指を抜いてほしくて少女は青年に懇願する
だが、青年は聞き入れてはくれない
しばらくすると、『ナカ』は湿り気を帯びてきた
くちゅくちゅ、と…いやらしい音がする
少女は夜這いの意味を知らぬが、とても恥ずかしい事をされていると理解した

「ねえ…きみの名前を教えて?」

青年は優しく少女に問う
少女は恥じらいながら

「あきら…」と、答えた

「晶…うん。いい名前だね。俺はフィガロだ」

「ふぃがろ…」

「もっと呼んで…」

「ふぃがろ…ふぃがろ…」

「ふふっ…可愛い…」

少女が初めての絶頂に達すると、フィガロは自身の着物を寛げて取り出した陰茎を少女の秘所に充てがった

「晶…力を抜いて…」

「はい…」

「うん、いい子だ…」

フィガロは、晶の膣にゆっくりと陰茎を挿入した
破瓜の痛みに晶は涙を流すが、フィガロはそれを舐め取った
晶の未成熟な膣を傷付けないように、フィガロはゆっくりと抽挿を繰り返す
最初は痛みに呻いていた晶も、次第に痛み以外の感覚を覚えた

晶の喘ぎ声が大胆になるに連れ、フィガロの腰の動きが激しくなる
やがて晶の膣が強く収縮すると、それに合わせてフィガロは、まだ拓かれていなかった最奥まで陰茎を突き挿れ、精を放った

「晶、気持ちよかったでしょ?」

繋がったまま、フィガロは晶の頬を撫でながら問う

「これが…きもちい…?」

「うん。明日も来るから、待っててね」

フィガロは晶の鼻先にちゅっ、と可愛いらしい音を立てて口づけを落とした

次の晩、晶は御帳台の中でうつぶせの状態で枕にしがみついていた
フィガロは明日も来る、と言っていたから晶は緊張と恐怖、ほんの少しの期待に身体が強張っている

静かな足音が聞こえてきた
その足音は、晶の居る御帳台へ近づいてくる
晶はぎゅっと、目を瞑って身を竦ませた
足音の主はうつぶせの晶に覆い被さると、晶の髪を除けて首筋に口づけを落とした

「緊張しているね…侍女達から昨日の事を聞いたんでしょ?」

フィガロの言う通り、晶は侍女に昨夜の事を相談して夜這いの意味について教えられた
男が三日、女の寝所に通って交わり、最後に三日夜みかよいの餅を食べる事で婚姻が成立する
晶の両親は身分の高いフィガロと娘の婚約を喜んだ
両親は晶に抵抗せず、フィガロを受け入れるようにと命じた
晶は素直に従い、寝所でフィガロが来るのを待っていた

フィガロはうつぶせの晶の腰を上げさせると、襦袢をたくし上げて露わになった秘所に舌を這わせた
晶は枕に強くしがみつき、快楽に堪える
生理的な涙が枕を濡らす
秘所が唾液と愛液で十分に濡れるとフィガロは晶の腰を掴み、膣に陰茎を挿入した
枕に顔を押し付けた晶の、くぐもった喘ぎ声がフィガロの嗜虐心を刺激する
昨夜より深い抽挿は、容易く晶の理性を崩した
『ナカ』に注ぎ込まれる熱に晶は、もっとほしい…と、はしたない事を思ってしまった

「明日、俺が此処に来る理由は分かるね?」

「はい…」

「うん、いい子。…必ず来るから、待っててね…」

フィガロは、うつぶせのまま繋がっている晶の頭を撫でて耳にちゅっ、と口づけを落とした
フィガロの陰茎が引き抜かれると、『ソコ』は名残惜しいというように白濁の混じる糸が引いた

ついに、三日目の夜…
晶は自分からフィガロを寝所に招き入れた
一度では足りないと、様々な体位で交わる

対面座位で互いを求め合う
この時代、はしたないとされている口吸いを交わして淫らに目合った
この体位は、最も深い所までフィガロの亀頭が届く
晶の子宮口が亀頭に吸い付き、精をねだった
何度も『ナカ』に出された精が、二人の結合部から溢れ出している
それでもまだ足りないと、フィガロと晶は朝になるまで行為を繰り返した

結局…正午になってやっと晶の親族の前に現れた晶とフィガロは、ようやく三日夜の餅を食べて正式な夫婦となった
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