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187話
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さて、色々と問題はありましたがやっとのことでペントミン伯爵の手紙を読むことが出来ますわ。
まずは、さっきと同じようにアルフレッド様が手紙を読んだんですが
「はぁ!?」
と驚いた声を上げている、ということはきっと衝撃的な内容でも書いてあったんでしょう。
なんだかワクワクしますわね。
なんて思っていると、お茶を新しく持ってきてくれたカーラが
「お嬢様、すみません......私の方で上手く対処できれば良かったんですが........」
アルフレッド様には聞こえないくらいの声の大きさで、そう言ってきましたわ。
あらまぁ.......カーラは何も悪い事なんてないと思っていましたが。
そもそもは、グレン様とサーラ様が勝手に王宮に来たことが一番悪いことですし、しっかりと連絡をしてから来ていたら私達もその予定で用事を済ませたんです。
なので、カーラは何も悪くない、悪いのはサーラ様とグレン様、ということなんですわ。
本当に申し訳なさそうに謝ってくるカーラに
「貴方は何も悪くないじゃない。急に来た人が悪いのよ」
と言って苦笑すると、カーラは深くお辞儀をして執務室を後にしました。
うーん.......カーラもああ見えて責任感が強い人ですからね。
自分がお嬢様を守らないと、という考えなので、今日のような出来事はカーラにとって自分で何とかする、となってしまう出来事でしたの。
正直、私からしてみると、カーラには他にも色んなことをしてもらっているし、年齢もあれ....まぁ........少し良い歳になっているので、無理はしないで欲しいんですのよね。
今度ユリに言って、カーラの責任感を少しでも持ってもらえるよう、色々と変えようかしら?
なんてことを考えているうちに、
「はぁ........読み終わったぞ」
というアルフレッド様の声が聞こえてきましたわ。
その顔は、気のせいかもしれませんが疲れているような顔をしています。
......ということは、相当衝撃的な内容だったんでしょうかね?
私も覚悟をして読みましょう。
そう思いながら、手紙を手に取るともう1行目から衝撃的でしたわ。
『この度は娘が迷惑をかけることをして本当に申し訳ございません』
ですって。
季節の挨拶や、伺いも無しの手紙なんて、常識がありませんわね。
......と言いたいところですが、手紙の内容は.......まぁまぁまぁ.......面白かったですわ。
だって、内容には
『娘は側室になりたくて嘘を付いています。皇帝がライアのことを好きなんだ、と毎日のように語っていて、子供だって皇帝に似ているところがないのに皇帝の子だ、と話をしているんです』
とのことですもの。
そして最後には
『もし、皇帝と皇妃がよろしければ、一回家に来て子供の顔だけでも見ていきませんか?そこで話もしたいと思っています』
と書かれていました。
自分の子供じゃないのに顔を見に来い、というのはおかしい話だと思いませんか?
それに、手紙の中には所々ですが私のことを侮辱するような内容まで書いてあります。
はぁ.....もう少しまともな人だと思っていたんですけどね。
凄く残念ですわ。
まずは、さっきと同じようにアルフレッド様が手紙を読んだんですが
「はぁ!?」
と驚いた声を上げている、ということはきっと衝撃的な内容でも書いてあったんでしょう。
なんだかワクワクしますわね。
なんて思っていると、お茶を新しく持ってきてくれたカーラが
「お嬢様、すみません......私の方で上手く対処できれば良かったんですが........」
アルフレッド様には聞こえないくらいの声の大きさで、そう言ってきましたわ。
あらまぁ.......カーラは何も悪い事なんてないと思っていましたが。
そもそもは、グレン様とサーラ様が勝手に王宮に来たことが一番悪いことですし、しっかりと連絡をしてから来ていたら私達もその予定で用事を済ませたんです。
なので、カーラは何も悪くない、悪いのはサーラ様とグレン様、ということなんですわ。
本当に申し訳なさそうに謝ってくるカーラに
「貴方は何も悪くないじゃない。急に来た人が悪いのよ」
と言って苦笑すると、カーラは深くお辞儀をして執務室を後にしました。
うーん.......カーラもああ見えて責任感が強い人ですからね。
自分がお嬢様を守らないと、という考えなので、今日のような出来事はカーラにとって自分で何とかする、となってしまう出来事でしたの。
正直、私からしてみると、カーラには他にも色んなことをしてもらっているし、年齢もあれ....まぁ........少し良い歳になっているので、無理はしないで欲しいんですのよね。
今度ユリに言って、カーラの責任感を少しでも持ってもらえるよう、色々と変えようかしら?
なんてことを考えているうちに、
「はぁ........読み終わったぞ」
というアルフレッド様の声が聞こえてきましたわ。
その顔は、気のせいかもしれませんが疲れているような顔をしています。
......ということは、相当衝撃的な内容だったんでしょうかね?
私も覚悟をして読みましょう。
そう思いながら、手紙を手に取るともう1行目から衝撃的でしたわ。
『この度は娘が迷惑をかけることをして本当に申し訳ございません』
ですって。
季節の挨拶や、伺いも無しの手紙なんて、常識がありませんわね。
......と言いたいところですが、手紙の内容は.......まぁまぁまぁ.......面白かったですわ。
だって、内容には
『娘は側室になりたくて嘘を付いています。皇帝がライアのことを好きなんだ、と毎日のように語っていて、子供だって皇帝に似ているところがないのに皇帝の子だ、と話をしているんです』
とのことですもの。
そして最後には
『もし、皇帝と皇妃がよろしければ、一回家に来て子供の顔だけでも見ていきませんか?そこで話もしたいと思っています』
と書かれていました。
自分の子供じゃないのに顔を見に来い、というのはおかしい話だと思いませんか?
それに、手紙の中には所々ですが私のことを侮辱するような内容まで書いてあります。
はぁ.....もう少しまともな人だと思っていたんですけどね。
凄く残念ですわ。
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