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7話 フレグリッドside
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「あれほど説明しただろう。アリスティア嬢の婚約が白紙になってしまったら、我が国はおしまいだ......」
そう言ってきた父上の表情は、怒っている、というよりは今後のことを想像しているのか絶望に近い顔をしていた。
ただ、そう言われてもやはり、アリスティアとの婚約がそれほど大事だったとは思えない。
だって、あいつは国の大事なパーティーに参加するだけで、それ以外は領地内に引きこもっている、という状況ではないか。
お茶会に参加して夫人たちの話を聞くわけでもないし、俺がお茶に誘ってやっても基本的に遠征だの稽古。
竜騎士が....という話についても、所詮は女だ。
アリスティアがいなくたって......いや、伯爵家がいなくても、国の防衛に関して何の痛手もないはずだ。
そう思った俺は、父上の言葉にキョトンとした顔をすることしか出来ず、何を言おうか、と悩んでいると
「お前は.....本当に話を聞いていないんだな」
父上はそう言って大きくため息をついた。
話を聞いていない、だと?
一体何のことを言っているんだ?
さっきから俺に対してハッキリと言ってこないせいで、父上が何を言いたいのか全く理解が出来ない俺は、ただただ首を傾げることしか出来なかった。
そんな俺を見た父上は、何度目かわからない深いため息をつくと、アリスティアの婚約がなぜこれほどまでに大事にしているのか、詳しく説明をしてくれたが.........まぁ、俺が婚約破棄してしまって後悔するように、と父上は大げさに言っているんだろうな。
辺境たちがパーティーに参加しないのは他国から攻め入ってくる他国の兵士たちの相手をしてくれている、とか、遠征でも敵兵が潜んでいないか調査しているんだ、とか。
それに加えて、遠征のついでに国の為に食料を確保しに行っている、だと?
まぁ、それくらい言わないと、と思ってのことだろうが、他国からの敵兵など今まで来たことがないのに、何を警戒しているのやら.......。
それに、もしこれが本当だとしても、アリスティアと婚約までする意味は全くないではないか。
そもそも、アリスティアが竜騎士になったのは竜に勝ったからだ、と父上は言っているが、そんな話あるわけがないし、竜の存在自体さっき見たから、という理由で信じているだけだ。
女のアリスティアがあの大きな竜と闘って勝てるわけがないだろう。
父上曰く
「アリスティア嬢が1人いるだけで、国の兵士半分以上もの価値と力がある」
と言っているが........それが嘘だということくらい、俺でも理解が出来るぞ。
だから、話を聞いた俺は父上に対して
「そんな話あるわけがないじゃないですか!俺を後悔させるためにそのような話をしているんでしょうけど、もっとマシな冗談を言ってくださいよ!」
と言って、わざとらしく笑ったが、父上は静かに
「嘘だと思うならそう思っておけばいい」
そう言うと、待機していた兵士に合図を送って俺は再び両脇を抱えられることになった。
そして
「お前は部屋で謹慎だ。国がもし潰れる様なことになったら.....いくら息子でも儂は容赦しないぞ」
という父上の言葉を最後に、部屋の中に閉じ込められた。
そう言ってきた父上の表情は、怒っている、というよりは今後のことを想像しているのか絶望に近い顔をしていた。
ただ、そう言われてもやはり、アリスティアとの婚約がそれほど大事だったとは思えない。
だって、あいつは国の大事なパーティーに参加するだけで、それ以外は領地内に引きこもっている、という状況ではないか。
お茶会に参加して夫人たちの話を聞くわけでもないし、俺がお茶に誘ってやっても基本的に遠征だの稽古。
竜騎士が....という話についても、所詮は女だ。
アリスティアがいなくたって......いや、伯爵家がいなくても、国の防衛に関して何の痛手もないはずだ。
そう思った俺は、父上の言葉にキョトンとした顔をすることしか出来ず、何を言おうか、と悩んでいると
「お前は.....本当に話を聞いていないんだな」
父上はそう言って大きくため息をついた。
話を聞いていない、だと?
一体何のことを言っているんだ?
さっきから俺に対してハッキリと言ってこないせいで、父上が何を言いたいのか全く理解が出来ない俺は、ただただ首を傾げることしか出来なかった。
そんな俺を見た父上は、何度目かわからない深いため息をつくと、アリスティアの婚約がなぜこれほどまでに大事にしているのか、詳しく説明をしてくれたが.........まぁ、俺が婚約破棄してしまって後悔するように、と父上は大げさに言っているんだろうな。
辺境たちがパーティーに参加しないのは他国から攻め入ってくる他国の兵士たちの相手をしてくれている、とか、遠征でも敵兵が潜んでいないか調査しているんだ、とか。
それに加えて、遠征のついでに国の為に食料を確保しに行っている、だと?
まぁ、それくらい言わないと、と思ってのことだろうが、他国からの敵兵など今まで来たことがないのに、何を警戒しているのやら.......。
それに、もしこれが本当だとしても、アリスティアと婚約までする意味は全くないではないか。
そもそも、アリスティアが竜騎士になったのは竜に勝ったからだ、と父上は言っているが、そんな話あるわけがないし、竜の存在自体さっき見たから、という理由で信じているだけだ。
女のアリスティアがあの大きな竜と闘って勝てるわけがないだろう。
父上曰く
「アリスティア嬢が1人いるだけで、国の兵士半分以上もの価値と力がある」
と言っているが........それが嘘だということくらい、俺でも理解が出来るぞ。
だから、話を聞いた俺は父上に対して
「そんな話あるわけがないじゃないですか!俺を後悔させるためにそのような話をしているんでしょうけど、もっとマシな冗談を言ってくださいよ!」
と言って、わざとらしく笑ったが、父上は静かに
「嘘だと思うならそう思っておけばいい」
そう言うと、待機していた兵士に合図を送って俺は再び両脇を抱えられることになった。
そして
「お前は部屋で謹慎だ。国がもし潰れる様なことになったら.....いくら息子でも儂は容赦しないぞ」
という父上の言葉を最後に、部屋の中に閉じ込められた。
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